41. アメリ
ここに出てくる人達はきらびやかな美男美女ではなく、普通の人よりもちょっとだけ不幸な人たちばかり。そんな人たちが助け合って少しでも幸せを作ろうって、そんな映画。だからこそ普通の人である私たちが観て、ほんの少し優越感のようなものを感じてしまうというところに、この映画の癒し効果の原因の一つが隠されている…と考えるのは少しひねくれすぎだろうか? 6点(2004-07-20 22:22:52) |
42. CUBE
緊迫感があってなかなか楽しめた。1時間半という時間も緊張感が保ててよい。DVD特典の短編もなかなかよい。 6点(2004-06-30 18:43:36) |
43. 影武者
黒澤監督といえば、静と動のメリハリがはっきりしていて、「ここが見せ場」という場面では実に息をのむ緊迫感のあるシーンであったのですが、この作品は全体的に特に見せ場という見せ場もなく、ダラダラとした感じを受けてしまいました。みなさんがおっしゃるように、黒澤作品としてはパンチに欠けていると思います。黒澤監督らしくない作品だと思いました。決してつまらなくはないんですが。 6点(2004-06-27 11:45:18) |
44. 俺たちに明日はない
夢も希望もない社会で、ありあまった若者のエネルギーが引き起こした悲劇ですね。何も知らずに観た時、有名なラストシーンにはすごくショックを受けました。ただ、やはりあくまでラストシーンのインパクトが一番の売りなんでしょうか、2回目に観たら面白さも半減してしまいました。そういう点でも似たような映画である「明日に向って撃て!」の方が、僕は好きです。 6点(2004-06-27 03:59:35) |
45. 座頭市(2003)
この映画は賛否両論あるかと思いますが、僕はなかなか楽しめました。時代劇をベースに、殺陣あり、タップダンスあり、コントあり、女形の人の舞がありと、要するに詰め込み型総合エンターテイメントの映画なのでしょう。一つ一つをみるとミスマッチな感じがするのに、それを違和感なくまとめるのはさすが「ビートたけし」ということでしょうか? 6点(2004-06-02 17:38:36) |
46. 12人の優しい日本人
二転三転するストーリーは見事だが、展開が変わるきっかけがどうも弱い。これではまるでどっちとでもとれる話をネタにした議論遊びだ。それに、豊川悦司はいったいどういう人間なのか?作品全体を通して、ただのお遊びのように感じられてならない。オリジナルに比べてメリハリもないし、緊迫感もない。それに無駄が多いような気がする。 5点(2004-07-18 17:29:19) |
47. トロイ(2004)
ブラピの戦闘シーン、大軍の激戦、政治のかけひき、そしてパリスとヘレンの恋愛。例えばこうしたいろいろな要素をどれもつめこもうとしてるが故に、どれも中途半端に終わってしまっていると思った。ただ、ブラピを筆頭に、男たちの筋肉が充分に堪能できるので、筋肉好きには満足できるのではないだろうか? 5点(2004-06-30 19:32:51) |
48. アレックス
この監督は観る人にとことん嫌な気分にさせようとしたんでしょうか?画面はクルクルして見づらい、それなのにレイプシーンになると、まるでその場面だけはじっくり見せようとでもしてるように急にカメラが固定される、そして、その後はレイプの余韻をじっくり味わわせるかのようにアレックスの幸せなシーンを映す。この映画は話としては最低ですが、「見る者にとことん嫌な気分を与える」という映画の新しい1ジャンルとして考えると、まあこれはこれでアリかな?と。決して人には勧められないけれども、彼女や奥さんをお持ちの男性が見れば、確実に以前よりも愛しく感じられるはずだと思います。 0点(2004-06-27 02:33:12) |