41. 転校生(1982)
《ネタバレ》 大林監督作品は基本苦手なのだが、本作は例外的に良かった。 昭和ムード満載で懐かしさも感じた。 尾道には行った事はないのに、どこか故郷のような感じもした。 ストーリーとは関係ないが、志穂美悦子がスタイル抜群で、とても綺麗だった! [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-04 10:39:12) |
42. ションベン・ライダー
《ネタバレ》 とにかくエネルギッシュで、とにかくつまらない映画。 内容はめちゃくちゃだが、80年代日本映画の特徴が凝縮されている。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-06-12 00:12:17) |
43. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 デニーロがとにかく魅力的。 見る前はアクションものかと思っていたが、ヒューマンな部分が一番良かった。 最後の別れのシーン、今の時代みたいに携帯もないから今生の別れになる訳だけど、何とも言えない寂寥感が漂い、とても味わい深かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-09 13:42:06) |
44. ウホッホ探険隊
《ネタバレ》 これ、何気に良作。 高度成長が成熟しきって、経済的に一般家庭も豊かになってきた時代、そんな日本を色濃く感じる作品。 令和のこの時代よりも、とても豊かに感じられる。 田中邦衛がモテる男で、しかもウホッホと咳をする(ウホッホなんて咳をする男はモテないだろうし、そもそもウホッホなんて咳、聞いたことないよ!)。 これがやたらにコミカルで楽しい。 離婚にいたる過程を描いてはいるが、どこか平和な空気が漂っている。 未来はどうにかなるだろうという明るい見通しと楽観的な感じが、この時代に見ると逆に新鮮だったりする。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-10-03 18:31:03) |
45. ブルース・ブラザース
《ネタバレ》 ミュージカル映画が苦手な私でも、抵抗なく楽しむことができた。 カーチェイスも盛り沢山で楽しめた。 アメ車の良さを認識できた作品。 キャリー・フィッシャーは美しい。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-19 00:54:32) |
46. 友だちのうちはどこ?
《ネタバレ》 ガキが友だちの家を探すだけの話なんだけど、出てくるおとな達がことごとく無視してくる。 一人だけ話を聞いてくれた爺さんは、もうろくし過ぎで役に立たないという難儀な話。 ラストは友だちの宿題をやってあげて、ハッピーエンドで、後味は悪くない。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-04 23:19:00) |
47. 背信の日々
《ネタバレ》 やりますな〜、コスタ=ガヴラス! 人種差別という問題を通して、どちらサイドに着くにせよ、殺しは避けて通れない。 いずれにせよ、人を傷つけ、人を殺す。 人種対立という問題の不毛さ、更にはそれを皮肉ったとも言える内容が凄い。 ラストはおそらく、愛した女を殺せたけど、敢えて殺されたんだろな。 愛した女を殺すくらいなら、殺された方がマシ、と。 愛した女に裏切られた男の絶望感が、ヒシヒシと伝わってくる。 切ないラブストーリーでもあり、人種差別を扱った作品でもあり。 さすがのコスタ=ガヴラスでした! [ビデオ(字幕)] 7点(2021-08-14 13:51:50) |
48. 恋文(1985)
《ネタバレ》 80年代映画ならではの独特の魅力を感じる作品。 音楽がいちいち大袈裟でチープなのも、今となっては魅力の一つ。 ストーリーは結婚式ネタが出てくる中盤までの方が、むしろ楽しめた。 結婚式のくだりは、狙い過ぎ感があったかな。 [ビデオ(邦画)] 6点(2021-08-11 23:06:32) |
49. マッドマックス2
《ネタバレ》 久しぶりに素直に面白い!と思えたアクション映画。 理屈抜きに楽しめた。 蝶野正洋みたいな服を着た野郎達に、ヘンテコな車、ジェイソンのようなラスボス。 皆、キャラが立っていて面白い。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-15 22:58:57) |
50. エレファント・マン
《ネタバレ》 まずは映像的に神秘的で美しい映画。 素顔をすぐには観客に見せないのが巧い。 見世物小屋での非人間的な扱いから解放されて、ほんと良かった。 デヴィッド・リンチはヒューマンドラマを撮らせても、標準以上に仕上げてくる。 改めて凄い才能を持った監督だと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-30 22:41:26) |
51. 蒲田行進曲
《ネタバレ》 全体的にガチャガチャと騒々しく、疲れる映画。 決して好きにはなれない。 仕事の為に死ぬなんぞ馬鹿げている。 結果的には死ななかったかもしれないが、パトカーを待機させてまでやるべきではない。 馬鹿な行為だ。 死ぬのが怖かろうと、奥さんに暴力を振るってはいけない。 死ぬ覚悟なら、しのごの言ってないで、潔くさっさと撮影に入るべし。 もたもたするな! [インターネット(邦画)] 1点(2021-06-30 01:00:17) |
52. 薔薇の名前
《ネタバレ》 スター・ウォーズとインディ・ジョーンズを足して2で割った様な作品。 そこに宗教風味をまぶしている。 更にホラー要素とスプラッター要素も追加。 要はごった煮で、どうでもいいような内容。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-06-10 23:29:13) |
53. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 いい話なんだけど、ファンタジーすぎてついていけない。 体裁がアニメなら、大丈夫だっただろうけど… [インターネット(邦画)] 3点(2021-06-08 22:42:11) |
54. マルサの女
《ネタバレ》 この有名な作品、ようやく見られた。 音楽だけはよく知っていた。 テンポも良く、豪華俳優陣も素晴らしく、見応えがあった。 あの歳になって胸ぐらを掴まれる小沢栄太郎が気の毒だった。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-05-17 00:02:57) |
55. バウンティフルへの旅
《ネタバレ》 郷愁を扱ったヒューマンドラマ。 お婆ちゃんが主演。 非常に優等生的な内容で、見ていて安心感はある。 お婆ちゃんの人生の思い出を、ひたすら聞かされるので、まるで老人の話し相手をしているような錯覚にとらわれた。 でも不思議と退屈はしない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-10 00:18:32) |
56. キング・オブ・コメディ(1982)
《ネタバレ》 とても不思議な感じのするシュールなコメディ。 既得権で芸能界を牛耳っている者達への批判も込められている。 才能があるのにチャンスさえもらえない人間がいる。 どの世界でも同じだが、人は一旦手に入れたステータスは捨てたくないから、才能があると分かってはいても、有能なホープにチャンスは与えない。 でもそれは、その世界にとって本当に有益なのか? 才能を持った人間をもっとすくい上げるべきではないか。 そういった芸能界への抗議だと感じた。 この映画の独特のリズム感も面白い。 デニーロが飛ばしまくり、リズム良く展開が変わっていく。 デニーロの演技も素晴らしいし、テンポも良いから最後まで飽きずに見ることができた。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-06 08:38:51) |
57. ヒポクラテスたち
《ネタバレ》 医学生の日常が実にリアルに、そして時に面白おかしく描かれており、楽しめた。 音楽と効果音は、いかにもこの年代の日本映画という感じで、とてつもなくダサい! [インターネット(邦画)] 7点(2020-12-18 13:44:16) |
58. 鉄男 TETSUO
《ネタバレ》 こういう映画も勿論ありだけど、いかんせん疲れる。 最初の10分でお腹いっぱいだ。 でもロケ地は魅力的! 鋳造工場やその周辺のバラック街がモノクロの映像に映えまくる。 こういう殺伐とした、この世の果てみたいなロケーション大好きです。 [インターネット(邦画)] 2点(2020-10-29 21:03:03) |
59. 愛に関する短いフィルム
《ネタバレ》 覗かれているのに逆に同情するとは、女の方も性格が良いなぁ。 覗き男は変態なので、私なら同情はしない。 [DVD(字幕)] 5点(2020-10-15 12:21:26) |
60. 魚影の群れ
《ネタバレ》 緒形拳の熱演が凄し。 対する若き佐藤浩市の情けなさよ。 男女の織りなす漁り火。 だが十朱幸代のラブシーンは不要。 演歌が流れる屋台。 焼酎を一気飲み。 大間の風情を伝える演出が出色の出来。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-12 19:40:39) |