581. ヨーク軍曹
《ネタバレ》 時代は第一次世界大戦、いまいち純朴で不良っぽい貧しい農民には見えないゲイリー・クーパーですが、この主人公が牧師と女と雷で神に目覚めて真面目に働き出します。何でも神に絡める登場人物たちの宗教観に少々鬱陶しくなりますが、アメリカ参戦後の徴兵で渡ったヨーロッパの戦場で、主人公がウソのような大活躍をして英雄として戻ってくるちょっとコミカルな物語です。新たな大戦の初期という時代背景での戦意高揚作品かもしれませんが、射撃シーンや少人数で10倍以上の敵を捕虜にしてしまうシーンは痛快で、これが実話なのが一番衝撃でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-08 23:54:06) |
582. パシフィック・リム
初めの頃は飛べなかったにしても、怪獣に壁で対抗は無いでしょ。カイジュウVSロボットの戦闘シーンの連続で、映像はすごいですがメリハリの無さにテンション下がってきます。 [地上波(吹替)] 5点(2016-03-07 22:46:09) |
583. ベイマックス
無垢な心が失われてしまっているからか、どうしてもストーリーに深みを求めてしまいます。綺麗な映像だけで最後まで鑑賞するにはあまりにも退屈でした。 [DVD(吹替)] 5点(2016-03-05 23:15:51) |
584. 卒業(1967)
久々の鑑賞です。教会での花嫁強奪シーンは相変わらずインパクトあります。ただ、そこに至るまでの当時の時代を感じさせる気負ったストーリーが残念です。自分の母親とできてしまった男とでも一緒に逃げたくなるような深みが殆ど伝わってきません。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-04 23:02:29) |
585. 娚の一生
見所は田舎の日常と官能的なシーンくらいで、中身は人間臭さの乏しい嘘っぽいドラマでした。 [地上波(邦画)] 4点(2016-03-04 01:02:14) |
586. 第9地区
《ネタバレ》 二度目の鑑賞ですが、映画館の最前列で見た時のグロテスクさがよみがえってきて、エイリアンの外見と知能のギャップにどうしても違和感を抱いてしまいます。南アフリカが舞台で人種差別問題や人間の残虐さを皮肉っているようにもみえますが、人類が宇宙で淘汰されずに生き残っていくためには随分とリスキーでやさしいエイリアン対応のようにも映ります。ゲームや短編映画がベースになっているようですが、私の中では今迄にない斬新な映画でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-03-04 01:00:27) |
587. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 相性がいいのかトニー・スコットの作品はハズレがないです。この作品も出だしから中盤までの緊張感あふれるサスペンスとアクションにグイグイ引き込まれます。「エネミー・オブ・アメリカ」を上回る監視システムのハイテク度がちょっと無理っぽいですが、後半にかけてのタイムマシンのSFドラマもかなり強引です。それでももう一度見たくなるワクワク感があります。突っ込み所の多さが気にならない面白さをいつも与えてくれたT・スコット作品が見られなくなってしまったのがとても残念です。 [地上波(吹替)] 8点(2016-03-04 00:57:36) |
588. 命ある限り(2012)
エキゾチックな歌とエネルギッシュなダンスに彩られた「たかがメロドラマ」のような作品に感じられますが、嘘くさい物語りもここまで計算しつくされると「されどメロドラマ」にみえてきます。突っ込み所の多さと長めの上映時間に鬱陶しくなりますが、絵にかいたような究極の愛に心を動かされます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-02 22:12:14) |
589. 父/パードレ・パドローネ
地中海サルデーニャ島の羊飼い一家の物語で、小学校にもろくに行かせてもらえず文盲になってしまった息子が、暴力で支配しようとする父親に抵抗しながら言語学者にまでなっていくお話です。敗戦間もないイタリアの片田舎の価値観や羊との生活はなかなかインパクトがあります。当時の厳しい家長制度の中で自分の世界を築いていった原作者の精神力と知力に感服させられます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-29 00:59:12) |
590. 悪名(1961)
自称堅気の主人公が強気をくじき弱気を助ける任侠映画です。皆さん若々しく、玉緒さんのカマトト演技が印象的でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-28 01:04:11) |
591. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
カルチャーショックにもめげずに頑張るチャラチャラした主人公、やっぱりさかりのついたオスのエネルギーは強い。僻地や村人の雰囲気がコミカルに描かれているのであまり現実感がないですが、共感ラインぎりぎりの脚本と演出が、笑いと涙の絶妙なバランスを作り出しています。 [地上波(邦画)] 8点(2016-02-28 01:02:38) |
592. ピノキオ(1940)
絵も色も動きもきれいで、古い作品なのに見事な出来栄えです。睡魔と闘いながらの鑑賞ですが。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-02-27 00:06:34) |
593. 魔女の宅急便(1989)
また見てしまいましたが、ジブリ作品の中では相変わらず普通でした。 [地上波(邦画)] 6点(2016-02-27 00:05:30) |
594. ねこタクシー
竹山氏の好演が、気弱で冴えない中年男のリアルさをうまく引き出しています。主人公は単なるお人好しではなく、熱い気持ちと行動力を秘めた人なのでしょうが、そのギャップがうまく伝わってこないので後半のリアル感がイマイチです。確かにこんな乗り物があったら癒される人も多いだろうし、実際に乗ってみたくもなりますが、不特定多数の人が対象のタクシーにネコはちょっときついでしょうね。監督官庁も保健所ではなく国土交通省だと思いますが、保健所の役人が自分の母親を連れてくるに至ってはもはやコメディのノリでした。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-02-21 01:08:00) |
595. オールド・ルーキー
35歳時の投球スピードが若い時より早いのがよく分かりませんが、実話らしくオチもヒネリもないウソのようなホントの話でした。メジャーに挑戦しないで一生後悔するようなことにならなくてよかったし、なによりも家族や仲間のあったかい感じがよかったです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-02-21 01:06:20) |
596. 喜びも悲しみも幾歳月
僻地を転々とする仕事は灯台守だけではありませんが、生活の単調さと船舶の安全運航を守る重さは伝わってきます。戦中、戦後の混乱期のドラマですが、もっと劇的な人生を送っている人からすれば、随分穏やかな物語に思えるのではないでしょうか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-02-20 17:32:12) |
597. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
久々の観直しで忘れている所の多さにインパクトの弱さを感じます。スポーツ年鑑の争奪や歴史が変ってしまうのを食い止めようとする初作のシーンにさらに新たな食い止めシーンを絡ませるシナリオはなかなか面白いですが、衝撃的だった一作目にはとても及びません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-20 17:30:08) |
598. 銀の匙 Silver Spoon
父親から見放された主人公が、全寮制の農業高校で自分の居場所を得ながら成長していく物語で、カルチャーショックの過程がコミカルに描かれていてとてもいい感じでした。しかしながら、原作もTVも見ていませんが、中盤から結末に至る感動物語は、登場人物のキャラクター描写が表面的なのかイマイチ入り込めません。一見ダメ男にしか見えない主人公に潜んでいるはずの人を引き付けるような魅力は伝わってこないし、後半の取ってつけたようないい話にも違和感しか残りません。後半がちょっと残念でした。 [地上波(邦画)] 6点(2016-02-18 23:01:25) |
599. ハンター(1980)
かっこ悪いマックィーンもいいと思いますが、この出来映えはちょっと・・・。遺作ということですが、ファンの方にはクールな評価でスミマセン。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-02-17 22:57:07) |
600. 日本侠客伝
張りのある健さんに錦さん、華がある紫さんに洋子さん、可憐な佳子さんに純子さん、そして渋めの悪玉徹さん、皆さん良かったです。中身の方はそうでもないですが。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-02-17 22:55:05) |