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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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681.  シティ・オブ・エンジェル 《ネタバレ》 
切ない雰囲気満載のラブロマンスの秀作。天使というよりむしろ死神に近い(といっても、やってることは死神そのものですが)ニコラス天使のキャラクターが面白い。しかし、何といっても圧巻なのは、ジョン・シールのカメラワーク。高空からの俯瞰ショットの連打はもちろん、「落ちる」シーンのじっくりした撮り方、逆にメグがはじめに(それと気づかずに)ニコラスを見据えるときの表情のキャッチ、自転車で走るメグを流れるように追う視点など、ほとんどやりたい放題です。また、冒頭では車の間を縫って走っていたメグがラストでは何もないところで衝突したり、「落ちた」後のニコラスに血を流させたり(人間化の象徴)など、細かいところへの配慮も嬉しい。唯一の難点は、いまわの際のメグが、少しも死にそうな人に見えないこと。大事なところで彼女の大根ぶりが顕わになってしまった。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-01 00:25:23)
682.  秘密と嘘 《ネタバレ》 
ビデオパッケージの紹介文からは、「まず実の母に会いに行って、そこからいろいろな人との間でドラマが始まっていく」みたいな展開のように読めたので、なーんにも起こらない前半1時間に唖然。母以外の人に会うのはもっと経ってから。でも、実際のところ、「会った後・知った後」にそれぞれの立場でどうするのかが本当のドラマなんじゃない?これでは結局何も説明していませんよ。登場人物で、キャラクター的に魅力ある人が1人もいなかったのも難点。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-30 23:57:13)
683.  真実の行方
ラスト一発のための作品ですが、その割に尺が長すぎ。もっとコンパクトにまとめられたと思います。実はローラ・リニー目的で見たのですが、冷静非情な検察官という役が合っていなくて残念(何となく、顔つきもいつもと違ってますね)。
[DVD(字幕)] 5点(2006-12-26 01:10:13)
684.  スリング・ブレイド
ビリー・ボブの迫力が突出しすぎて、他の人たちが置いていかれ気味なのが気になるが(特に、一番大事な母子の存在感不足が痛い)、主人公のたどった軌跡を飾らずに盛り上げずに素朴に追い切った好作品。ただし、まわりの人の設定がみんな善悪問わずステレオタイプなのは不満が残るし、全体の尺ももっと短くできたと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2006-12-23 03:19:27)
685.  マン・オブ・ノー・インポータンス
戯曲、演劇、乗合バス、同性愛、宗教といったアイテムを使って、人生の哀感と諦念を巧く表現した佳作。例えば、楽しく演劇をやっているシーンでも、どことなく滑稽味とわびしさが漂っているんですよ。こういった感覚はアイルランドならでは。ダブリンの街の風景がたっぷり観賞できるのもポイントが高い。
[地上波(字幕)] 7点(2006-12-16 20:57:45)
686.  アトランティック・マネー
いきなり大金が手に入って、それで周りの人たちとの関係がおかしくなっていく、なんてのは、死ぬほどありがちな設定なわけだし、この作品のように何の工夫もなく流されてしまっては、見所はまったくありません。男優女優陣に格好良さも可愛さもないのも難点。
[地上波(字幕)] 3点(2006-12-05 00:20:47)
687.  ルディ/涙のウイニング・ラン 《ネタバレ》 
この映画は単なるスポーツ映画ではなく、1つの目標に向かってここまで多くの年月と努力を費やすことのできる人間の「意志」の強さを表現した作品です。目標達成に至るまで、勉強の場面や家族との関係の場面など周辺部分を丁寧に描出しているのが、感動を高めています。大抵のこの種の話には、「お前みたいなチビが何しに来たんだよ」みたいなイジメキャラが登場するのですが、そんなところがないのも良い。みんな一流のスポーツマンだけあって、真摯な熱意があればきちんと受け容れるんですね(チームに入るまでと比べて、そこからの進行がえらく早い気もするけど)。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-03 00:51:12)
688.  忘れられない人 《ネタバレ》 
ラブロマンスの主人公とは思えないほど無口で控えめなスレーターと、アメリカ映画のヒロインには珍しい慈母のような優しさに溢れたマリサ・トメイの人物造形が面白い。とりわけ、ラブシーンではさりげなくリードしまくり、ホームパーティーで中に入れず外で2時間もいたスレーターを馬鹿にもせずに笑顔で受け容れるトメイ様は最高です。主人公は2人とも表現下手で不器用、恋愛沙汰にも縁のなさそうな地味な存在なのですが、そういった人々にもきちんとスポットを当てた貴重なラブロマンスとして評価したい。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-02 13:24:30)(良:1票)
689.  デッドマン・ウォーキング 《ネタバレ》 
死刑囚と贖罪という難しいテーマに正面から切り込んでいった制作者の姿勢は評価したいが、前半は突っ込み不足が明らかで、見ていてイライラした。コミュニケートが困難な相手に対する精神的な救済の第一歩は、まず辛抱強く「聞く」こと、その状況に相手を持って行くこと(「話させる」こと)から始まるはずなのだが、主人公はほとんどそれをしていない。他方、冤罪云々を伺わせる描写が出てくるが、これはテーマでも何でもないミスリードなのだから、かりに入れるとしても、もっと無理筋主張なのがはじめから明らかになる描写をすべきだった。また、遺族宅を訪問して話を聞いてみせるシーンがあるが、死刑囚のために動くべき立場の人間が目的を明示せずにそんなことをすべきではない(結果、当然のように遺族の一方とはトラブルになっている)。などなど、不満点はいろいろあるのですが、ラスト10分の緊張感溢れるシークエンスは非常に優れていたので+1点。
[DVD(字幕)] 6点(2006-11-27 10:52:38)
690.  ボクサー(1997)
投獄前の部分の説明がほとんどないので、前半はどういう人間関係なのかが分かりにくかったが、話が動き出した後半は一気に引き込まれた。デイ=ルイスを相手に回して一歩も引かない演技を見せたエミリー・ワトソンの功績が大きい。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-18 11:41:40)
691.  暗い日曜日
よくある音楽絡みの群像劇かと思いながら見ていたので、中盤以降の大戦を絡めた展開、そして終盤の2回半ひねりと見事な着地にはびっくり。古いのか新しいのか分からない全体の雰囲気が妙に心地よい。主演の4人はいずれも役の意図するところを把握した優れた演技を行っているが、とりわけ、エリカ・マロジャーンは、単に美しいだけではなく、意志の強さと誇りの高さ、そして慈母の優しさを同時に表現しているのが素晴らしい。余談だが、DVDのディスク表面がアナログ・レコードの黒い溝のデザインになっているのは、実に格好良い。
[DVD(字幕)] 8点(2006-11-06 00:04:41)
692.  ことの終わり 《ネタバレ》 
全員が互いに未練持ちまくりのドロドロの不倫メロドラマなのだが、同じ場面を異なる視点から撮る各シーンにはどきっとさせられる(こういうのには弱いのです)。前半、時系列がやや不明確だったのが残念。ジュリアン・ムーアの、映画史上屈指の美しいバストに+1点。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-29 02:55:59)
693.  恋はデジャ・ブ
前半はやや単調だったが、主人公が本格的に悩んだり迷ったりし始めてからは、物語全体が有機的に動き出して、最後の着地まで見事な展開だった。終盤などはお約束以外の何物でもないのだが、それをマイナスと感じさせないほどのカタルシスがある。単純明快な表現がびしっと決まったときの効果は恐ろしい。
[DVD(字幕)] 8点(2006-10-01 18:10:33)
694.  ザ・チェイス
意外に悪くなかったのでびっくり。ほとんどがカーチェイスという危機感あふれる設定と、割とのんびりした会話や展開のギャップが面白い。単純明快なラストの切り上げ方も良い。
[地上波(吹替)] 5点(2006-09-28 03:29:50)
695.  山の郵便配達
静かな感動を呼ぶ作品。淡々としたストーリーの中にも、話の起伏や感情の変化がさりげなく盛り込まれている。また、適切に選択された広大な風景の数々が、主人公の親子2人の心情表現を支えているのも見逃せない。黙々と歩く父親の姿は、生きていくとはこういうことだということを無言で語っており、人生の大きな励みにすらなる。また、煙管、手紙、薪、縄、水瓶など、小道具も効果的に使われている。
[DVD(字幕)] 8点(2006-09-27 01:35:37)
696.  宋家の三姉妹
政治の動きの方は流れを分かりやすく整理しているが、逆に肝心の人間ドラマの方が未整理で、どこがポイントなのか今ひとつはっきりしていない。ミシェル・ヨーやマギー・チャンも、実力の発揮のしようがないという感じ。現在の部分の出し方も中途半端だと思う。本来は映画よりも連ドラ向きの作品。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-24 02:40:24)
697.  タイタニック(1997)
私がこの作品で一番好きなのは、主人公2人の愚直なまでの誠実さ、まっすぐさなのです。変に屈折した、もしくは中途半端に悟ったような登場人物ばかりを見ていると、本作の2人の一途さは、まるで大西洋を包む夕陽のように眩しいのです。売れすぎたせいでお子様ランチ扱いされる作品ですけど、この作品は本来中年向けですよ。それと、沈んでいくタイタニックは、それまで栄華を誇った貴族制度の崩壊を示しているのですね。そう思って見てみると、それを示すポイントがいくつも出てきます。映像については、単に金をかけただけでなく、前半の青空や夕陽と後半の漆黒の闇の対比、最初の船体の光景と最後の「何もなくなった」光景の対比、「徐々に」水位が上がってくる描写など、きちんとそれぞれに意味があるのがよい。あと、あまり注目されませんが、脚本もかなり注意が払われていますね。設定が「老ローズの回想」なのですから、ローズが知る余地のない描写はあってはならないのですが、この映画では、ローズが現実に体験したこと、またはそこから合理的に推測・想像できる範囲のことで、すべてのシーンをカバーしています。そして最後に、観衆の誘導役として絶妙なポイントで登場し、回想に重みを加えることに貢献しているビル・パクストンの功績は忘れてはならないと思う。すべての要素がきちんと機能して、壮大な内容を作品内に一杯に収めきった傑作。
[映画館(字幕)] 9点(2006-09-23 22:39:03)(良:4票)
698.  17歳のカルテ
じっくりとした進行で最後まで興味を失わず見ることができたが、結局この話で何が言いたいのかはよく分からなかった。精神障害全体を描写したいのであれば、院内患者の発症の背景に関する掘り下げが不足しているし、逆に主人公個人の内面の変化に着目するには、回復の過程が安易すぎる(そもそも、境界型人格障害と診断されていながら、その症状が映画中でほとんど出ていない)。結局、表面の当たり障りのない部分のみを無難にまとめただけなのではないかという疑念は禁じ得ない。
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-02 03:01:32)
699.  ぼくの美しい人だから
もっとほのぼのした無邪気なラブロマンスを勝手に想像していたので、予想外に暗い雰囲気と、いきなり無意味に激しいベッドシーンに突入する展開にびっくり。ただし、後半の、スペイダーが友人に紹介するかどうか逡巡する部分は、じっくりとした描写で良かった。サランドンの方の「迷い」の部分をもっと明確にしてくれたら、なお良かったのだが。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-31 03:11:37)
700.  フィッシャー・キング
すみません、心温まるわかりやすいヒューマン・ドラマを期待して見た私が悪かったのです。いつまでたっても単調に続くじめじめした半分妄想話に参ってしまいました。マーセデス・ルールのオスカー受賞も理解困難。
[DVD(字幕)] 4点(2006-07-28 03:16:10)
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