721. コントロール(2004)
《ネタバレ》 プラシーボかあ。そんな気はしたがなあ。リオッタの若作りがちょっと痛い。相手がミシェルなのも年齢差ありすぎだ。ウィレムデフォーはすでに「じじ俳優」の仲間入り。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-23 19:14:08) |
722. BODY/ボディ
《ネタバレ》 その筋では酷評されるだけのこの作品、けっこう好きです。なによりマドンナが画面にでているだけで緊張感あるし。ウィレムデフォーの骸骨ぶりは、すでに「ハンサム」とは程遠いものですが。全身にハリをしてもらっているマドンナの悩殺笑いが印象的。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 19:09:58) |
723. ユートピア(2003)
《ネタバレ》 ナイワニムリが老けているうえ太っていて、全然お嬢様に見えん。そのため話にリアリティが出ない。相手役の男が貧相なため、ニムリのボリューム感が強調されてなお悪し。スペインではアイドルで大スターとはいってもなあ、この太さでは。ショートカットなのもおざなり感あり。主役の女優さんには厳しくさせていただく。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-23 18:33:07) |
724. 靴に恋して
《ネタバレ》 長さに苦しむ。カットすべし。ナイワニムリはこのころは可愛かったんだな。靴あんまり関係ないしな。夫がゲイだったって、すごいな。気がつかないかな普通。追いかけるほど逃げるのが普通だから、あれこれ追求しないでさっさと次へ行ったほうがいいんだね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-23 18:27:59) |
725. 愛してる、愛してない...(2002)
《ネタバレ》 面白かった。「危険な情事」のフランス版?池田理代子の漫画でこういう短編があったな。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-23 18:22:13) |
726. mute ミュート(2001)
《ネタバレ》 そんなにメチャクチャな映画ではない。ひたすらじーさんの生活を観察するのもたまにはよい。 ラストが「呪怨」になっちゃったのがちょっとね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-23 18:06:58) |
727. マグノリア
《ネタバレ》 おまわりさんとヤク中の女の話はよかったです。それ以外はあんまりいらないな。カエルを出したのは「ドーダ」感?確かに最初で最後とは思われる。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-23 17:57:24) |
728. ハート
《ネタバレ》 欧米では「黒っぽいショートヘアの女」は「魔性の女」と思われているようだ。「ショートの黒髪」+「彫りの深い顔」=「魔性の女」だが、「ショートの黒髪」+「扁平顔」=「ママさんバレー」にしかならないのじゃ。「どうだ、魔性の女だろう」という妄執を見せられただけのような映画。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-23 17:52:57) |
729. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 皆さんが楽しんでいるのになぜか楽しめなかった。女2人が走って行ってひっぱたきたくなるほど下品。イライジャも助手も下品。ほとんど「辛抱」の二文字で終了。ネタはよいが他に料理法があろうに。ダメだこういう感じ。長い。 見たことを忘れさせて。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-23 17:46:54) |
730. オール・アバウト・マイ・マザー
《ネタバレ》 まんまコメディにもできる内容をあえてシリアスに撮った?このオカマは女と結婚してたり孕ませたりしていったいなんなんだ。盗み癖まであるのになんでみんなこいつに惚れる?しかも尼さんまで?ペネロペはいつものように不快指数全開。10人中10人の女が友達になってくれなさそう。女性の監督さんは使わないよね。極私的不快女優№1. [DVD(字幕)] 7点(2005-11-23 13:59:02) |
731. トーク・トゥ・ハー
《ネタバレ》 とある著名な評論家は「変態の芸術化に成功した」と言っていた。「成功」ねえ。 スペイン映画はアクが強くて疲れるが、アルモドバルは「舞台」とか「踊り」が入るからなあ。今回は「劇中劇」まで。やりたいほうだい。女闘牛士よし。とにかく「変態」は「変態以外の何物でもなし」と言わなければならぬ。しかし前から思ってたけど男性って「意識のない女性」とか「痴呆入った女性」に対して特別な思い入れあるよねえ。これについては理解不能。痴呆症の奥さんの世話をするために退職しました、とかさ。川端康成とかさ。元気な時は、粗雑に扱っているくせにねえ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-23 13:50:33) |
732. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 個人的には、全体を流れるテーマは「地獄の黙示録」と同じ「正気を保てるのか」であったように思う。ただ、めざすものが、「更なる狂気をもつに至った人物」ではなく、「ナンセンスな使命」であったのだよなあ。生還したウィラードと違ってミラーは死ぬ。出番の少ないマットがよし。話題の冒頭シーンについては、「狙いすぎ?」。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 13:37:25) |
733. ガタカ
《ネタバレ》 活動しまくるイーサンより、こもっているジュードロウに存在感あり。 立ち姿がないところも、「どうなってんの」と期待をもたせてよし。この作品てヒトラーに対するアンチの意味もあるのか?ヨーロッパ人でないのでわからないが。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 13:29:32) |
734. セブン
《ネタバレ》 ブラピが「汚な作り」にはげんでいたころ。顔がきれいな人の悩みは凡人には理解しにくいのである。「きれいならきれいに写っとけばー?」と思ってしまうところがこれ凡人。 ケヴィンのニヤニヤ演技には飽きたなあ。「妻を殺されて」をラストにもってきてしまったところがレベルを下げた。「実は生きていた」とかさ、これからはもうひとひねり要です。ずっと雨降っているのがイヤだなあ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 13:10:31) |
735. ソウ
《ネタバレ》 「セブン」?と思わせる冒頭。途中から閉じ込めものへ。「えっトイレとかどうやってがまんするの」の無理あるラスト。しかしけっこうイケる。医者役の俳優さんに難あり。切断場面がどうしても「やらせー」に見えてしまう。難しいですね。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-23 13:03:01) |
736. “アイデンティティー”
《ネタバレ》 うん面白かった。2回目はメモを取りながら詰めてみたが、解明できたとはいいきれない。 死体のそばにあるルームナンバーは人格のできた順番なのか?しかし、2~5が表示されていない。死ぬ順番には、人格の重要性が関係あるのか?あるようなないような。4人の女性人格のうち、ジニーはブロンドであるから、(彼の母はHAIR Br, EYES Br)母の投影された人格ではなくマルコム自身のおびえる女性人格であり、おそらくルーの暴力にさらされていながら離れられない。マルコムを殴っていたのは父であるから、ルーは父であるのだが、「妊娠はウソ」であったため、父親になることをマルコムから否定されている。他の3人の女性は母キャリーの人格が分かれたものであるが、ティミーは3人の母を殺していることになる。アリスは「慈愛あふれる母」人格だが、冒頭から昏睡状態のため「慈愛」をあらわすことができない状態にされたまま死ぬ。キャロライン(女優)は「売春」と「慈愛」をを排除した残りの母の人格というべきであり、「ヒステリーでわがままでみえっぱり」とされている。パリスは実在の母からキャロライン的な部分を除いた「売春婦」の象徴である。すると、「父」が登場していないのだ。ジョージは「継父」であるから、マルコムにとっての「父」足りえない。私は「エド」こそマルコムの思い描く「父」であったと考えるのだが。深読みしすぎ?ともあれ楽しめる作品です。ジョーンキューザックへの不満ははひとまず置いておこう。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-23 12:48:26)(良:3票) |
737. ファーゴ
《ネタバレ》 うーん、見る人が見ればきっと違うのであろう。なぜアカデミー賞。 ある評論家が「妊娠小説」という言葉を発明したが、これは「妊娠映画」。 見ている間とにかくずーっと腹が重いのよ。だから息切れしながら見てるような、おかしな感覚なんだって。「はやく産んじまってくれよ、気になるから」だ。狙いといえばあまりな狙い方じゃ。疲れるので再視聴はなし。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 23:31:05)(良:1票) |
738. スイミング・プール
《ネタバレ》 頭の中が「???」になったが、いろいろな方のレビューに助けられ、半分くらいは「なるほど」となった。しかし、なおさら「だからなんなんだ?」感が残った。オゾンの不可解さをなんとかしようと、「8人」を見てみたが、とんでもなく合わなかったので、もうオゾンとは手を切ろうと思った。ランプリングは孤独の似合う女優さんだな。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 23:23:09)(笑:1票) |
739. フレイルティー/妄執
《ネタバレ》 一部では絶賛されていた。とーちゃんが常に平常心なところが恐くて笑える。こうも淡々と冷静でいられると、「もしかしてこちらが間違っているのでは」って思ってしまうよね。パクストンはいろんなとこに顔出ししてる二流の俳優さんかと思ったら、「やったるでー」と思ってた人だったのね。アメリカの映画界は深い。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-21 23:15:55) |
740. ターミネーター2
《ネタバレ》 「1」と違ってもはや遊園地のようになってしまった作品だが、リンダのマッチョぶり、パトリックのクールさに見るべきところあり。いろいろいろいろいろいろみんなで考えたあげく、「しょうがないから味方でいってみよう、それしかないのじゃ」ってなったんだね。そんなに無理して「2」しなくてもいいのになあ。パトリックはよい俳優さんで、Xファイルとか悪役じゃないときは、しびれるほどいいやつー。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-21 23:05:05) |