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61.  男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 《ネタバレ》 
何と今回、本編に入っていきなり谷よしのさんが!これは奇襲攻撃!●寅さんが恋愛指南役というのはこれまでにもいくつもありましたが、その場合も寅さんは、どこか悠然と構えた余裕というか、同時に自分自身もそれをどこかで楽しんでいる風情があって、そこが粋を感じさせていたわけです。この作品ではやたらきつい表情でストレートな台詞を吐く場面が目立っており、それが何か制作側の焦りみたいなものを感じさせます。そのせいかどうか、ラストの秋田シークエンスは完全にグダグダで、前の作品ならここは柴又の範疇内でさらっと切り上げていたはず。●それとこの作品のとき、渥美さんはもしかして体調悪かったんじゃないのかな・・・。声にも何となく張りがないし、序盤でポンシュウのアクションが目立っているのも、渥美さんを動かさないためのように見えてしまう。柴又案内には満男を行かせてしまうし、マドンナと平田満のデートシーンが延々と続くのも、もしかしてそのため?とか勘ぐったりして。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-12-08 00:16:08)
62.  タッカー 《ネタバレ》 
これって監督がコッポラだったんですね~。道理で、何か全体がもっさりしていますし、頭で考えた設定が先行しているようなシーンが妙に多いのです。登場人物は何とか突き抜けようとしているんですけど、全体に箱庭の中感があるというか・・・。本来、むしろもっと軽薄なノリで作るべき作品だったように思います。●というかこれ、最後のオリジナル車勢揃いが撮りたかっただけという気も・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2020-12-05 01:08:55)
63.  男はつらいよ 寅次郎真実一路 《ネタバレ》 
マドンナが大原麗子といえばもちろんあの名作「噂の寅次郎」が思いつくのであり、でもあれを超えるのはそう簡単ではないだろうと思いながら見てしまうのですが、やはり超えられませんでした。「噂の」ではシャープな演出で麗子さんの魅力を鋭く引き出したわけですが、こちらでは、制作側が逆に麗子さんに寄りかかっています。とはいえそれにも耐えうるほどの麗子さんの輝きと存在感は、さすがです。●コンセプトとしては、「都心の高層ビルや新興住宅に登場する寅」がやりたかったんだろうな。それはそれで貴重ですが、やっぱり寅はどうやっても生きてないというか、居心地悪そうです(笑)。そして終盤には、失踪夫の存在をどう捉えるかというドラマに直面するわけですが、「俺の心は汚い」のくだりは、無法松から継承して馬鹿シリーズから続く、監督生涯のモチーフですね。●再見して気づいた点。津島恵子のお見事薩摩弁。そういえば大河ドラマの「山河燃ゆ」と同じ年なんだけど、まさか監督、あれを見ていて津島さんを拝借したんじゃないだろうなあ・・・。●そして実は一番ぞくっとしたのは、鹿児島ツアーでメインの桜島に着いたと思ったら、「もう帰りましょう」とあっさり収束するあの切れ味。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-11-27 01:37:40)
64.  男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 《ネタバレ》 
これは一体どうしちゃったんだ?というくらいいきなり質が落ちてしまった作品。冒頭の恒例の夢でとらやファミリーが出ないところで不吉な予感が漂う。序盤で久々の(しかも堅気になった)登が登場して(第10作以来?)テンションが上がるも、寅さんが説教してそれで終わり。使われ方あれだけかい!中原理恵のキャスティングは・・・前々作の都はるみで「そういうのもありか?」と山田監督が思ってしまったのかもしれませんが、あっちほどのいろいろな周到な配慮がないので、逆に理恵さんが可哀想。渡瀬恒彦は完全に浮きまくり、あの白スーツでとらやに登場した日には、そのまま椅子や机を蹴り飛ばして仁義なき大暴れをするんじゃないかと思ってしまいますよ。佐藤B作はひたすら陰鬱なだけで、似たシチュエーションの第15作の船越英二とは雲泥の差(おまけに最後のあの処理は・・・)。しかもとらや登場場面は意味合いが渡瀬恒彦とまったくかぶっている。そうそう、とらやファミリーも、あけみの結婚という美味しいネタがありながら、今回はほとんど機能していません。と、ダメ出しばっかり目についてしまった一作でした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-11-24 00:10:24)
65.  男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 《ネタバレ》 
もうこれは、竹下景子様に尽きます。作品世界への適合度、寅さん好みの人物造形、渥美清との演技と掛け合いの相性、すべてがスーパーマドンナともいうべき魅力を発散しています。見る前からある程度想像はできていましたが、予想以上でした。そして、とらやで寅の袖を引いて囁く(というか口走る)あの一言のインパクト、さらに柴又駅の別れのシーンの、少ない台詞に込められた膨大な情報量。前半、とらやシーンを大幅にカットして投入された旅先での丁寧な積み重ねが、凝縮されて生きています。●備中高梁というところも、程良く観光地、程良く田舎で、またこの作品の舞台に合ってるんだなあ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-11-19 00:40:07)(良:2票)
66.  フラミンゴキッド 《ネタバレ》 
ロマコメの達人ゲイリー・マーシャルに、初期にはこんなストレートな青春作品があったんですね~。導入部分では、スモール・タウンものの定番どおり、何となく鬱屈して退屈した日々が描かれる。頑固親父として出てくるのが、後のマーシャル作品でいつも美味しいところを持っていくヘクター・エリゾンドというのがちょっと笑える。が、その後が妙に発展しません。何がいけないのかと考えたのですが、やはり、中盤の舞台となる肝心の高級クラブとやらが、場末のリゾートバーにしか見えないという点でしょうか。ここは頑張ってきちんと華麗な都会派クラブを作ってほしいところでした。よって、最後にやっぱり家族の元へ、とかになっても、結末として機能しません。●ところでこの作品、マリサ・トメイのデビュー作でもあるんですね!全然気づかなかったよ!
[DVD(字幕)] 5点(2020-11-16 00:15:56)
67.  男はつらいよ 旅と女と寅次郎 《ネタバレ》 
マドンナが都はるみなんで、演技力は望むべくもなく、実際見ていてハラハラしてしまう。しかしやはり、その辺は最小限にしておいて、開き直ったかのように随所で歌をぶち込んでくる。まるでミュージカルを見ているようです(!)。そのため脚本にも強引な箇所が見られますが、こういうのはそれでいいのです。ただ、佐渡の別れのシーンは、「ファンが待ってるから」ではなくて、「ここまで心配して汗かいてアンタを迎えに来た人たちがいるだろ」と言ってほしかったし、「行かせたくない」ではなく「行くんだよ!」と言ってほしかった。●とらやのリサイタルシーンはやっぱり名シーンなんだけど、そこに深みを与えているのは、影から思い詰めた表情でひっそり見つめる寅、そしてそれを見上げて何かに気づくさくら。●指輪はもう少し活用してほしかったな~、ちょっと使い損ねた印象。●しかしやっぱり、この作品で一番凄いのは、あの「日生のおばちゃん」こと中北千枝子さんを、堂々と「保険外交員役で」出してくださったことではないでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-11-07 00:54:57)
68.  男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 《ネタバレ》 
「田中裕子とジュリーへの恋愛指南」の一言で片付けられそうな気もするのだが、よく考えるとそれにとどまらない奥の深さがある。マドンナはジュリーを、当初は二枚目だから気が進まないと言い、デートしても何も喋らないのが嫌だと言う。もちろんその逆が寅さんであって、スナックでいきなり「今夜は飲んじゃおう!」とノーガード全開になってしまう描写にもそのベクトルは示されている。しかし、いざいい雰囲気になると引いてしまうのは寅の宿命でもあるし、まして結婚の心理がどうのこうのという相談には、寅は一切対応できない。もはや自分の中で処理しきれずにグシャグシャになる。あの、せっかくの相談の場から席を立ってしまう一幕に、そのあたりの心理の綾が凝縮されている。●それにしても、後にはいろいろ癖のある役や影のある役も多かった裕子さん、この「どこにでもいるような地味目のデパートガール」役の、何とも初々しく、そして神々しいこと!「おしん」で国民的女優に躍進するのはこの翌年なので、よくその前の貴重な時期を収めておいてくれたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-11-02 00:57:36)
69.  ソフィー・マルソーの刑事物語
タイトルと設定から刑事系サスペンスを想像していたら、導入部だけはそんな感じだけど、あとはひたすら各登場人物が流れのままに会話劇を繰り広げているだけです。そもそもこの設定なのに、モラルに反する背徳性も、それを乗り越える情熱や執念も感じさせない時点でいかんでしょ。
[DVD(字幕)] 3点(2020-10-30 00:54:06)
70.  男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 《ネタバレ》 
何と今回、恒例の「冒頭、旅先から寅が帰ってきてとらやのメンバーと一騒動」がない。その分、マドンナとの関係がじっくりこってりじわじわと描写されて、まるで一般のラブロマンス映画のようです(!)。挿入音楽も、ほかの作品では聴かないような「ザ・メロドラマ」な曲の連発です。またそういう演出に、いしだあゆみがぴったりなんだな。この人の場合、あまり表情を動かさなくても、目力とさりげない動きだけで芝居ができるんですよね。そしてそして、これまでありえなかったマドンナからのこっそり手渡しメモ(おばちゃん曰く「付け文」)、この予想しないたった1枚の紙がもたらすインパクト!この作品はもうここで十分です。鎌倉のシーンはおまけです(とらやでの対面状況で、デートがどうなるかはもう予想できますからね)。●再見して気づいた点。前半の仁左衛門のマドンナへの説教が、後半に効いている。これを生真面目に受け止めたかがりは、寅に対する思い詰めた純度高いアタックを、一点集中で全力で行う。もちろん寅がそれに耐えられるわけはないのだが、その凝縮された情念の強さは、寅を通り越してとらやメンバーすら動揺させるほどであった。それは、結果としてではあれ座敷ではなく店先のテーブルで済まされる応対や、おばちゃんの「恨むわよ、あの人」の台詞に象徴されている。そうして本作のかがりは、とらやを訪れたマドンナとしては唯一の「歓迎されざるマドンナ」となった。そのあたりの冷徹なほどの厳しさが、シリーズの中でも作品のオリジナリティを際立たせている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-18 02:49:11)
71.  男はつらいよ 寅次郎紙風船 《ネタバレ》 
「実は意外と珍しい寅さんの『泥酔』(単なる酒酔いではなく)」「マドンナとサブマドンナが同一シーンの同一ショット内に遠近で登場」など、今回もちょこちょこ新しい試みには挑戦しています。●マドンナは何と音無美紀子!割と地味目な真面目な役が多い人なので、この待遇は嬉しい!と思っていたのですが、設定が「テキ屋の女房」!残念ながらこれは合ってない!いや、こういう同業界的なマドンナって貴重ではないかと思うのですが、よりにもよって庶民派一般人女優の代表格(?)の音無さんを当てんでも。●「亡くなった友人から妻の後添えを頼まれる」という強烈なネタも、その後の心理の綾をあまり使いこなせてないような・・・。あの夕暮れの駅のシーンだけというのはもったいないです。定式ホームコメディの枠にはやや重いネタだったのかもしれません。ただこれで、「やっぱり寅にはきちんと恋愛の修羅場に立たせないといけない」と監督が考えたのが、問題作レベルの次作「あじさいの花」につながったのかもしれん、とか想像するのも楽しい。●というわけで、音無さんの映画ヒロインというのは貴重だし、何だかんだいってこの後添え設定も味わい深いので、点数は甘め。味付けはいまいちながら、素材の良さだけで楽しめる料理、といった感じ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-16 00:16:12)
72.  男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 《ネタバレ》 
蘭ちゃんはキャンディーズでもしっかり者のお姉様リーダーだったわけなので、こういう純朴娘役にはやっぱり合わんよなあ。加えて、人と喋るのも苦手っぽい感じながら、初対面の警官にもいきなり食ってかかるなど、制作側の人格設定もどうしたかったのか分からない。さらに、元恋人との関係も脚本上上手く処理されておらず(朝帰りしてしまうってのも唐突だな~)、寅の旅立ちのあたりはグシャグシャな展開になっています。と、内容的には良いところが見当たらないのですが、これは蘭ちゃんの女優スタート時期の作品であり、その後の女優・伊藤蘭の誕生の礎となった功績は大きい。●再見して気づいたのですが、この作品って、いつもの「女性に惚れてフラれる寅さん」ではなく、「娘が彼氏とくっついたときにフラれたような気分になる父親」がやりたかったんですね。ただ、監督が手応えを感じなかったのか、以後の作品ではこの路線は影を潜めることになります。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-05 03:03:19)(良:1票)
73.  ぼくらの七日間戦争(1988)
設定も進行もほとんど滅茶苦茶だし、登場人物は絵に描いたようなステレオタイプなんだけど、最後まで迷いなく一直線に突っ走るシンプルさが作品を成り立たせている。●りえちゃんはそんなに中心的な出番があるわけでもないのに(そしてこの頃は演技が上手かったわけでもないのに)、やはりこの湧いて出るようなスターオーラは突出している。この作品のMVPは、手足の長さを強調するために、タンクトップシャツとジーンズ(しかも終盤はショートパンツ!)をりえちゃんに配点した衣装担当者だろう。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-09-11 00:03:48)(良:1票)
74.  ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー
MCもなければ解説もない、バックステージシーンもない、ひたすらステージと客席を撮っているだけなのですが・・・一方でそのカメラは、ほとんどミックだけしか追っていない。ビル・ワイマンなんて、居るのか居ないのか分からないような扱いです。いくら動いているのがミックだけとはいえ、もうちょっとやりようはあったのではないかと。そういえば、このツアーでの前座がプリンスだったんですよね。
[DVD(字幕)] 5点(2020-08-24 02:43:01)
75.  ゴールド・パピヨン 《ネタバレ》 
冒頭のインチキアジア感まる出しの一幕からして、そのとめどないB級ぶりに期待が高まります。筋としては、どこかのお嬢様とそのお付きの女性が、偶然出会った男と一緒に父親を探す、というだけのものなのですが、「仮に思いついたとしても、本当にそれを撮るか?」というくだりが随所にちりばめられていて、飽きさせません。中盤以降の展開などは、ほとんど説明不能です。しかし、主人公たちがきちんと「体を張っている」ので(船のシーンで、無意味に何回も海に投げ込まれたりとか)、いくらB級道を突き進んでいても、その根底にある制作者のブレのなさを感じさせるのです。なお、エロ度に関しては客観的な分量はそれほどでもないですが(アマゾネス軍団のコスチュームはエロ系なんだろうけど、「死霊の盆踊り」のダンサーズ並に色気を感じない)、主人公たちに関しては予想しないタイミングで繰り出されてくるので、お得感はあります。
[DVD(字幕)] 6点(2020-08-17 00:37:13)
76.  アラビアのロレンス 完全版
しかし長かった・・・。独特の映像感覚が乱舞する前半はまだ惹かれる要素がありましたが、後半は、何をどうつなぎたかったのかも不明な内容です。この辺で、ロレンスが前半の飄々とした人格からだんだん歪んできて・・・とかなっていたら、前半の広大映像もさらに別な方に生きてくるわけですが、その辺も何か中途半端でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-07 23:34:27)
77.  バチ当たり修道院の最期
あのペドロ・アルモドバル監督に、こんな変てこな作品があったとは・・・。邦題からはアホコメディの香りが漂ってきますが、中身は意外に暗くて地味です。しかし、やっていることは特に真面目だったりシリアスだったりするわけではありません。最初、いかにもアホっぽいクラブシンガーが修道院を頼って入っていくのですが、シスターたちが揃って何かずれているので、このシンガーがいつの間にか一番まともに見えてきてしまうのです。ただ、そういう設定でやるのであれば、各シスターの個性はもっと作り込むべきだったし、行動ももっと突き抜けたものを用意すべきだったかな。発想の切れ味に、製作がついていけていませんでした。
[DVD(字幕)] 4点(2020-07-15 00:56:19)
78.  さびしんぼう 《ネタバレ》 
導入部での悪ガキ3人組をはじめ、すべての芝居と台詞が段取り感満載なのです。リハーサル風景を見ているのかと思ってしまいます。画面の中でまともに存在しているのは、優等生役の彼女くらいではない?それと、この設定なら、母親は最後まで「さびしんぼう」を認識しない方がよかったのではないでしょうか。あとそもそも、タイトルを作中で連呼しすぎです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-07-01 01:07:43)
79.  格闘技オリンピック 四角いジャングル 《ネタバレ》 
著名な格闘家をいろいろ取り扱った前2作から一転、今度は「腕っぷし日本一」大会にエントリーした素人にスポットが当たる(小芝居風の一幕もあり)。ただ・・・だから何だ、という気もちょっとしてしまいますが。空手家・中村誠の「百人組手」への挑戦などを経て、後半は猪木・ウィリアムス戦に照準が絞られている。しかしこの試合、さんざん事前に煽っておいて、(しかも一度やり直しているにもかかわらず)このような中途半端な結論だったんですね。とはいえ、本当に真剣になった勝負はそんなもの(そうそうドラマチックにはならない)、という逆説的な真理ともいえなくもない。
[DVD(邦画)] 4点(2020-05-11 19:19:27)
80.  ワイルド・ヒーローズ/暗黒街の狼たち
とりあえず、マフィアの親分の跡目争いのような感じなのですが・・・いろいろ登場人物が錯綜している割にほとんど整理されておらず、ごちゃごちゃしているだけ。一方で銃撃戦には気合を入れた痕跡が窺えますが、1発で済むところを3発も5発も10発も撃つペースで進んでいくため、逆に下手に見えてしまうというか、それこそ「数撃ちゃ当たる」状態になっているのです。本当に銃撃戦に迫力を醸し出したいのなら、「それに至るまで」をきちんとしないと駄目でしょ。
[DVD(字幕)] 4点(2020-04-06 01:02:01)
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