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61.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 
某有名菓子で「タイムスリップのおまけ」が話題にもなったが、そんな30歳世代にはたまらない懐かしい時代が舞台。まア、この時代に共感できるか・できないかは様々だが、この映画をただの“おバカギャグアニメ”と侮ることなかれ。今はもうどこにも無い、昔の情緒溢れる風景…野原ひろしが夢中になるのが良くわかる。もはや子供アニメを超えていると思える程の描写は評価したい。これこそ大人が見るべき映画でしょう。お得意のギャグもほどよく笑え、家族愛というテーマもさりげなく上手にからめている。ただ、敵キャラが善玉だった…というのが悪いわけではないが、若干感動の効果を下げていて勿体無い。ちなみに、本当にこういうテーマパークがあれば、絶対に流行ると思うのですがどうでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2005-08-01 19:48:20)
62.  おかしなおかしな訪問者 《ネタバレ》 
コメディの中では断然おもしろい。あえて言うなら“フランス版逆バック・トゥ・ザ・フューチャー”と言うところでしょうか。中世の騎士と下僕が現代へ来たらおそらくこうなるであろうと、ある意味忠実に描いているのかも(?)。ジャン・レノ扮するゴッドフロワ伯爵の誇り高き騎士と、本作品の脚本も担当しているクリスチャン・クラヴィエ扮するジャクイユの憎めない下僕っぷりが最高に良い味をかもし出す。鎧や衣装の装飾も良く見ればかなり凝っているし、フランスの喜劇がこんなにも面白いとは驚きです。ただ、続編の「ビジター」はあまりにも汚すぎてヒキました…(基本的には好きなのですが)。やはり合い言葉は「オッケ!」でしょうか(笑)。
[地上波(字幕)] 7点(2005-08-01 19:44:52)
63.  らせん
これは、前作「リング」を全否定しているストーリーなのですね。こういう方向転換は嫌いじゃないですが、演出が弱くて観ていてダレました…。ホラーとしての心構えで観れば期待ハズレとなり、続編として観れば物足りない。
[地上波(字幕)] 4点(2005-08-01 19:41:14)
64.  太陽の王子 ホルスの大冒険
真の宮崎ファンならコレを観ずして語れない。幼少の頃にTV放映時で観ましたが、絵柄や特徴でなんとなく宮崎駿が関わっているな…と分かりました。あの黄金トリオが手掛けたアニメと言う意味で、ある意味貴重な作品かもしれない。当時、本当にスゴイ衝撃を受けたアニメ作品で、少なからず影響を受けました。…ところで、当時もう一本観た外国アニメ映画で「雪の女王(旧ソ連/1957)」と言う作品が有りますが、宮崎駿監督が「私の原点といえる作品」と絶賛したアニメでも有り(…イヤ、高畑監督も影響されているに違いない!)、アンデルセンの童話原作としても有名だが、注目したいのは主人公・少女ゲルダ。本作の“悪魔の妹・ヒルダ”とも相似している上、ストーリーも非常に酷似している。要するに、本作は「雪の女王」のオマージュ作品なので有る(悪く言えばパクリ)。…とは言え、当時の日本アニメ界では最高作品なのでそこは評価したい。また、日本アニメ界(ゲーム「ゼルダの伝説」含)に影響をあたえた意味でも「雪の女王」の方は一見有り。古い作品だが、宮崎監督ご本人が言う通り作品の原点が垣間見れる筈だ。
[地上波(字幕)] 6点(2005-08-01 19:36:30)
65.  シュレック
キャラクターはお世辞にも見た目が良いとは言えず…、ディズニーのコンポジションを真っ向から崩すような毒のある構成は一見弱いとも見えますが、私にはこれでもディズニーへの最大のアイロニーのように見えて、個人的には結構面白く感じてしまいました。…ただ、序盤は良くとも中盤から意外にも話は伸び悩み、単調で荒く非常にザツなエンディングは勿体無い印象。ディズニーとしての善的なイメージも、決してそれがキレイ事ではない事が若干でも垣間見られた事に対しては、ある一定の評価はしたい。
6点(2004-11-15 14:25:58)
66.  ポカホンタス
「見てまわりを! こうなったのは憎しみのせいでしょ…!?」  現在の社会情勢と本作は全く関係の無いが、某国の情勢を照らし合わせると、なんともアイロニーに聞こえてしまうセリフが…いやにもの悲しく感じるのはどうしてでしょう。この映画の内容も設定も勿論違いますが、伝えたい事なりそのメッセージ性は、所詮米国映画のキレイ事でしかないのです。要は、作品のメッセージ性に全く説得力が無い…と言う事。大人の恋愛ストーリーも表面に見えれば良いかもしれないが、個人的にはイヤになってしまう作品でした。唯一、ポカホンタスの神の靡靡く描写は良かったですね。完全に大人向きでしょうか。“女版ターザン”だと思えれば、評価が下がるのも否めません。
3点(2004-11-14 21:06:31)
67.  2999年異性への旅 《ネタバレ》 
あまりにもくだらい内容も、途中まで真剣にシリアスだと思い込み鑑賞すれば意外に面白い。「ウィィィィィィィ―ン」と言う装着している下半身からの激しい機械音。お相手の女性の「何…? この蜂鳥が羽ばたくような音は…!?」と言うセリフには微妙にウケました。一見ベタベタなギャグも、セックス・コメディだとなんとなく許せてしまうのは、意外に設定が良かったからでしょうか。地球への飛来は飛行機を利用して…と言う所もヘンに説得力が有ります。後半から、子供が出来ないどこにでもある家庭事情のように脱線した後半のダルさを除けば、まずまずな作品。
5点(2004-11-14 20:28:05)
68.  未来少年コナン
コレは映画版ではなくダイジェスト版。TV版の放映をリアルタイムで観た者としては、このダイジェスト版はあまり認めたくない。TV版の26話に及ぶ長編アニメを、このような形で無理矢理映画にするのはいかがなものか…(苦)。未見の方には、やはりTV版を通して観るのをオススメします。シーンの一部に、宮崎駿作品の演出の原点が見られるハズ。評価はTV版ならば9点付けたいが、映画としての存在性が薄いのでこの点数が妥当な所。
5点(2004-11-13 18:27:07)
69.  スター・ウォーズ
リアルタイムな年代でもあるし、子供の頃に何度も観た本作だから…と思いがあるにも関わらず、悲しいかなこの映画に対する執着が、今となっては無いに等しい。オマージュだと知って感じた、これだけのものを創らせた日本映画はスゴイな…と言う思いが先に立ってしまい、本作品の真の部分が意外にも見えなかった事に気付かされる。ただ、圧倒的に強いインパクト大の登場人物が、今でも通用してしまう貢献度は高いかもしれない。
6点(2004-10-10 22:21:50)
70.  たそがれ清兵衛
何故、過去形にしてしまったのだろう…という印象で、終始、娘・以登(岸恵子)による“良き父の思い出”として語らせる演出は余計。現在進行形で進む映画のストーリーも、“語り”という手法で過去形によって話を進めれば進ませる程違和感を覚える。大体、娘の知らない所で父が何をしているか…だなんて、実際に見もしないで語っている時点でリアリティに欠け、虚構のストーリーだと浮き彫りにしているだけで興味が薄れる。ただ、日本の良き情景を背景にたった1人の侍の様を淡々と描く演出なり、独特な味わいがこの映画の特徴で良いと思う。
6点(2004-10-10 15:25:12)(良:1票)
71.  丹下左膳(2004)<TVM> 《ネタバレ》 
恥かしながら「丹下左膳シリーズ」を全く観た事が無い為、半ば強引にTVM版の方を鑑賞。シリーズの中で最高作品だと謳われる“百万両の壺”の話だと聞いて鑑賞したものの…、噂される程そう面白く感じなかったのは、TVM版だからなのか分からず…。さすが歌舞伎役者だけあって、序盤からの丹下左膳役の中村獅童の殺陣はTVMでは見応えがあって良かったとは思う。…ただ、相手役にともさかりえと言うのは、演技力があったとてそう魅力を感じないのが実の所。更に子役がクソ生意気でちっともかわいくない。それもこれも、オリジナルと比較すれば明確な違いが分かるかもしれませんね。ちなみに、エンディングロールで何故か浅草・花やしきの娯楽施設で楽しむシーンが極端に浮いており、折角の時代劇も締めが悪い観有り。
6点(2004-10-10 01:28:25)
72.  ジャッカー 《ネタバレ》 
終始緊張感の漂うシナリオが実に絶妙で、誘拐された少年を子供らしく扱う事の無いシビアな演出やセリフは、子供の目を通して観る者に圧迫を与え最後まで引き付ける。子供に対して決して情の一線を超える事の無かったコーエン(ロイ・シャイダー)が、最後に少年を誉めるシーンは印象深い。類似作品「パーフェクト・ワールド」との関係は定かでは無いが、あちらのように愛情一本で描くよりも、シビアに描かれているこちらの作品の方がリアリティがあり映画として上等な観有り。唯一、マフィアに少年を無傷で連れて行く…と言う設定は、理由が明白にされておらずストーリー上の都合が目立って浮く所。
8点(2004-10-10 01:21:26)
73.  野蛮人のように
この時代の作品に加え主演が薬師丸ひろ子…と言う事で、今までずっと角川映画だと勘違いしていました。ハードボイルドタッチな内容と、薬師丸ひろ子&柴田恭兵による共演と言う事で普通に観れた作品。有楢川珠子(薬師丸ひろ子)が若くして女流人気作家…、次いで中井英二(柴田恭兵)のチンピラと二人で…と言うストーリーは当時としては結構面白かった。ただ、珠子の別邸・湘南のコテージの往復で切り替えが多く、何か有ればすぐコテージへ…と言う画面(ストーリー)構成が非常に甘い。二人の出会いのキッカケが“水玉のシャツに白いパンツ”…って言うのはまァ面白かったが、可も無く不可も無く…と言う事で。
4点(2004-09-28 22:29:37)
74.  ジャンヌ・ダルク(1999) 《ネタバレ》 
ただの伝記映画だと思って観たのですが、どちらかと言えばジャンヌの精神性に焦点を当てた作品だったので、思い描いていたジャンヌ像とは異なる印象。神の啓示を受けたと云われるジャンヌも、それは神の言葉ではなく自身の心の声であった…と新説したかったのか、はたまた彼女の考えなり行動の矛盾を突きたかったのか…、ちょっとイマイチ不明瞭。これを観ると、なんかジャンヌ・ダルクがただイッちゃてるアブナイ人の様も見えなくはないのですが…、実際ジャンヌ(ジャネット)の少女期特有の精神不安でヒステリックに陥っていた…と言う説もあるので、後半の回想シーンからジャンヌの行動・思考を探究するかの様に、真っ向から否定していくラストの火刑までの流れは実に興味深い所。…ただ、本当に自我の葛藤があったのかは定かではない為、ジャンヌ自身が自分の世界に入り込み過ぎる後半の演出に、どうも着いて行けませんでした。あまりにも有名な“ジャンヌの悲劇”なだけに、これからどうなるのか…と言う興味が無いに等しい為、彼女についてまだ知らない部分を中心に描いて欲しかった気はする。
6点(2004-09-25 00:32:17)
75.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 
良くこの題材を選んだな…と言う感じですね。製作国や時代設定が置き換えている事で若干の脚色が施されていますが、実話が元なだけにリアルで恐怖を誘う映画でした。実験の過程が淡々と描かれ、人間の持つ心理状況が刻々と変化する様子は思わず息を呑みます。…ただ、恋人を登場させるのは架空人物だと浮き彫りになってしまい、リアリティに欠けるので不要。それに、囚人役の暴動と反乱で終わるラストは完全に設定が独立して、それまでのリアルな状況とかけ離れて醒める。実験を行う場所に拳銃はあり得ません。これを見ると、実際はどうだったのか…と言う方に興味を持ってしまう。実際では被験者(学生)には実験だと言う事を隠し単なるシュミレートと模して行ったそうで、映画のように実験だと分かった上で行われるものと、そうでないのとでは被験者の意識の違いが微妙に異なるでしょうから、映画は映画でそれなりに良かったとは思う。もしも同じような実験を日本で行ったとしても同じような結果になったのかは分からず…、これを引っ括めて全てに当てはまるかは疑問。(そういう意味で→)イラク人捕虜に対する虐待問題などを見る限り、“人間”と言うよりもアメリカ人がバカなんだ…とヘンに納得。あれだけ知られているこの監獄実験を映画化したと言うだけでレーゾンデートルを評価したい作品。
7点(2004-09-24 19:37:01)
76.  パーフェクト・ワールド
「ジャッカー(88)」に非常に良く酷似していますね。あまりにそっくり過ぎて最初はリメイクかと思ってしまいました。印象は「ジャッカー」にクリント・イーストウッドを加えた…と言う感じ。あとは主人公の子供に対する感情を強く描いている所でしょうか。いかにもパクリっぽい内容ではありますが、子供への愛情を描いている部分ではこちらの方が上手にまとまっているかもしれません。ラストはああなると分かっていても思わず泣けてしまう。…ただ、「ジャッカー」を先に観ると評価が下がるのは否めませんね…。
6点(2004-09-22 18:57:44)
77.  チアーズ! 《ネタバレ》 
アメリカ人ならば一度は憧れるであろう魅力的な“チアリーディング”。肉体的表現にも“創作性”と言うものがある事に初めて気付きました。自分の努力で築いた独自の創作を、他人に盗(と)られる事の悔しさと、自分達の努力で創る事の大切さをキチンと描いている点がとても良かった。敢えて自己批判して描くストーリーは、人種的な表現を合わせると自ずと本作メッセージ性は読み取れる。ありがちな学園青春モノも、チアリーディングの選曲とBGMの兼ね合いが非常に上手でカット割り・セリフともリズムとそのバランスが良く、気が付けば観ているこちらも思わず身体が動いてしまう演出は見事。…ただ、やや上品さに欠けるセリフは、チア・スピリットの良さが消されてしまい勿体無い。盗作問題でトロスが全国大会に出らない?…と一転、全国大会に出場。そしてクローヴァーズの資金不足で出場見送り?…の辺りがやや曖昧に描かれているので、ちょっと分かりにくい観有り。あれで優勝してしまったら白人の至上主義で終わってしまってしまうから(笑)。盗作で優勝するよりも自分の努力で得た2位の大切さ。見終わった後の心地良さが残る…個人的には好みな映画でした。
8点(2004-09-22 16:18:11)
78.  彼女のアリバイ 《ネタバレ》 
劇場未公開作品なのが非常に勿体無い映画。世間のこの映画に対する位置付けは悪くも、なかなか面白い作品でした。ストーリーも分かりやすく、ちょっとしたサスペンス風味のコメディ…と言う感じで無難に楽しめます。しかしながら、ポーリーナ・ポリスコワのこの美しさは思わずため息が出てしまう。いくらなんでも、ラジー賞のワースト主演女優賞にノミネートは失礼きわまりないと思うのだが。彼女との生活をなんとか小説に活かそうとイメージを膨らませつつ、得体の知れない彼女に不審感を抱くまで段々と自分の書く作品と現実とのギャップが生じ、最後まで引き付けるサスペンス的な展開は良い。ちなみに、弓矢の練習で誤ってお尻に矢を当てちゃって…、と言うシーンが可笑しくて笑えました。この取って付けたような笑いもやや微妙なものがあるのだが、個人的にはこういう笑いは結構好きでした。全体的にも上手にまとまっている作品。
6点(2004-09-06 13:53:21)
79.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 
ビルの非常階段を見れば上がりたくなり…、設置されている消化器を見れば取りたくなる。そこら辺に生えている雑草もハーブに見えてしまう程、バイオシリーズにのめり込んだ…ゲーム経験者の自分には、まずまず観れた作品。ゲーム開始と同時に、この主人公のようにポ―ンとバイオハザードの世界に投げ出される感覚を、やや分かりにくい観もありますが一時的な記憶喪失という設定で上手く表現しています。慣れてくればスイスイと進めるゲーム攻略のような記憶回復とともに進行する独自のストーリーは悪くない。ゲームと言う複雑したストーリーも、ゲーム未プレイ者にも楽しめるように作ってあるのは感心。何よりバイオハザードの世界観に溶け込んでしまうミラ・ジョヴォヴィッチが、実に適役に加え好演でした。…ただ、雰囲気は悪く無くとも、ゲームの世界観があまり活きていませんね。ゲームではゾンビで溢れたラクーンシティと、(のちのちに分かる→)アンブレラの悪行を隠すために街ごと爆破するという設定で、生き残った主人公らが逃れるために、封鎖された街から脱出する…と言うようなストーリーも、劇中では全く逆で序盤からネタバレ。プレイするとともに、アンブレラの全貌が除々に明らかになるワクワク感とは程遠い。更に、ゲームとは無関係なレーザー攻撃は残虐過ぎて引く。これは“恐さ”であって“怖さ”ではないんですよ。こうした“怖さ”と“恐さ”を取り違えた演出が多いのは、ホラーアクションと謳われる作品にしてはいただけません。独自のキャラクターと、ゲームとは逆に進行するオリジナルストーリーが確立出来るのは、あくまでもゲームの設定とシナリオが優れているからの話。個人的な感想としては、あれだけ素晴らしいゲームシナリオと設定をもってしても、こんなヤワな話になってしまうのか…と外国人のアレンジの下手さにはガッカリしました。大体、あれだけしつこいゾンビを女性のパンチ(しかも素手)とキックでブッ倒すのは、あり得ないの一言(ゾンビ犬なんて蹴り飛ばして済めば楽で良いなァ)。ゾンビの怖さがあまり伝わりませんね…。あの“リッカー”のショボイ映像処理もなんとかしていただきたいもの。ちなみに、ドラえもんもビックリな四次元・アイテムボックスは、さすがに映像化はされませんね(笑)。
5点(2004-09-05 00:27:13)(良:1票)
80.  切腹 《ネタバレ》 
外国で日本を連想させる言葉として、一時期“ハラキリ”と答える人が多かったのは、まさしくこの映画の影響から。当時、カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した本作は、特にギリシャなどでは通じる所があったのか…その評判は高い。意図する不条理な現実と悲壮的な描写を以って表現する。同時に父子関係と家族の絆を巧みに描写する…、日本映画独特の“静”をもって“動”を表す手法がこれまた素晴らしい。また、千々岩求女(石浜朗)が竹光で切腹する描写はなんとも痛々しく、モノクロで有りながら鮮血に見えてしまうのも、映像表現の奥深さを感じます。映像だけでも充分に伝わるので、丁寧なセリフ回しは逆に不要にも思える程。今更ながらモノクロ表現に工夫が分かるのは、バックライトから人物に白フチ。背景と人物に白フチ効果を付けるとは…古い作品程身に染みる表現力。作品性は勿論の事、映画のレーゾンデートルをより高く評価したい。
10点(2004-09-03 01:49:00)(良:2票)
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