61. 暗くなるまでこの恋を
プロットもストーリーも良いが、何かが良くない。何かが良くないせいで、どうもストーリーに入り込めない。全体的には好きな映画なのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2012-01-15 17:29:31) |
62. ナポリ湾
《ネタバレ》 ハッピーエンドは良いのだけど、このあと、この3人はどうするんだろ?「ナポリ湾」というタイトルも知恵を絞ったとは思うが、『それはナポリから始まった』という直訳タイトルが嫌なら、「カプリ島」にすべきだな。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-23 13:08:43) |
63. 昨日・今日・明日
ナポリ、ミラノ、ローマそれぞれの都市らしいアネクドート。マルチェロ・マストロヤンニが、それぞれに「らしい」芝居をしている。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-15 15:03:25) |
64. 赤い砂漠
カラーのせいか、モニカ・ベッティにいつもの神秘性が感じられず、説得力が失われていたように思う。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-17 12:47:59) |
65. 欲望(1966)
こういう映画は、基本的に、大好きなんだが、どうもミケランジェロ・アントニオーニの映画はロンドンの穢い街との相性が悪いと思う。白黒だったらまだ良かったのかも。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-25 12:25:23) |
66. 太平洋ひとりぼっち
脚本も絵も明暗も緩急も申し分ない。音楽も良い。田中絹代と森雅之の芝居と、浅丘るり子のはにかみも、うならせる。しかし、それらをすべて台無しにできる石原裕次郎の大根ぶりが一番の見どころである。独立時に自分でやりたいと選んだ原作、監督にもかかわらず、このこけぶり。その後、二度と組まなかった鬼籍に入られたお二人の心情を聞いてみたかったものである。それにしても、堀江謙一の1974年単独・無寄港の世界一周を、絶対に不可能と非難した石原慎太郎は、むかしからそんなやつでした。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-21 12:23:09) |
67. 小間使の日記(1963)
ジャンヌ・モローのくたびれ加減、よくいえばアンニュイさが、時代背景あるいは中産階級の怠惰な反復を、よく表現している。楽しい映画、ではない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 18:56:00) |
68. 地獄に堕ちた勇者ども
シャーロット・ランプリングの美しさで、ヴィスコンティの美学を感じる。前評判が頭の中で肥大化していたからなのか、思ったより、全然普通の映画でした。長いナイフの夜事件とか、もうちょっと短くできるような気もいたします。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-12 17:20:58) |
69. 鬼火(1963)
主人公の鼻もちならなさと苦悩みたいなものは伝わってくるが、それが絶望としては、感じさせられない。時代の雰囲気のフィルターを通さないと、伝わってこないものがあるのか。 エリック・サティも、著作権が切れて、角川映画で使われるような音楽になってしまい、手あかにまみれた感が強い。 ジャンヌ・モローは、うまい、と思わせるのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-08 22:54:13) |
70. 破戒(1962)
宮川一夫の撮影と市川崑の構図が素晴らしいが、内容的にはやや劣るか。情感を前面に出し過ぎる演技が悪いのか、原作が悪いのか。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-23 17:54:03) |
71. 007/ゴールドフィンガー
今見ると、陳腐さ稚拙さは目を覆いがたいが、35年前の映画だけに割引が必要か。はらはらどきどきはないにせよ、あっというまに終結まで目を離させないパワーがある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-19 15:44:59) |
72. 穴(1960)
単調で退屈になるような映画なんだが、なぜか、最後まで息つくことなく見た。きっと、細かいリアリティの説得力に圧倒されたのだろう。あんな音でも、きっと聞こえないのだよ、と妙に納得してしまったし。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-08 02:13:09) |
73. サテリコン
シュールで狂気と現実が混在している極彩色の画像は魅力的だが、断片的すぎて、眠気を誘う。最後まで見ても、あまり感心できなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-07 19:12:20) |
74. 飢餓海峡
それぞれの人物像がよく描けていて、説得力がある映画でした。構図も見ごたえがありました。ただ、貧困にリアリティのない世代には、なかなか分かりにくいんだろうと思います。 [DVD(邦画)] 6点(2008-08-31 14:50:44) |
75. 椿三十郎(1962)
意外さがなくて先が読めてしまうので、「まあまあ」程度。ただし、これは、後世の人が、このプロットを使いまわしたからであろう。 [DVD(邦画)] 6点(2008-07-29 10:48:29) |
76. 女は女である
アンナカリーナがセンスが良くてキュート。今的にも十分通用する。けれど、今となってはややわざとらしい演出と、平板な筋書きで、やや興ざめ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-06 19:08:31) |
77. 私は二歳
世相史の記録としても優れているのが、市川崑映画の魅力の本質のような気がする。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-20 13:03:02) |
78. ニッポン無責任時代
この作品を、まじめに論評するのも、ちょっとまぬけな気がする。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-09-17 15:04:42)(良:1票) |
79. サウンド・オブ・ミュージック
いつ見たのが最初か思い出せないが、とにかく、テレビで吹き替え版を見たのだと思う。その後、何度も、テレビで吹き替え版を見たが、いつ見ても普通に面白い。ただ、段々に白々しくもなっていく。 これは、自分が薄汚れていくからだろうか。 [映画館(字幕)] 6点(2004-10-31 19:06:08) |
80. 猿の惑星
この後のシリーズを見てみようかという気になる。「落ち」があるとはねえ。この映画の背景を知らずとも、フェミニズム的な問題や人種的な問題は強く感じました。 [DVD(字幕)] 6点(2004-10-25 14:09:33) |