61. 呪怨 (2003)
気持ち悪いです。が、しかし、なにか哀しい感情も残る。不思議なシリーズですね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-02 17:14:51) |
62. リング(1998)
先に原作を読んでいたので、どうしもなくつまらなかったですね〜。ただただ怖がらせようとするだけの内容にしらけてしまいました。いや、恐かったけどね、実際。原作はもっと哲学的な内在的ホラーなんだけどな…。その辺を取り除いて、ひたすらエンターテイメントに徹した点だけは評価しましょう。 [ビデオ(吹替)] 4点(2005-12-02 17:12:12) |
63. 女優霊(1996)
●確かに今見るとショボイ。だけど当時のジャパニーズホラーの先駆けって事を考えると凄い作品だと思う。これがなかったら、リングも呪怨も生まれなかった訳だからね。●映画全体が心霊現象という新しい作り、あの女優が落ちてきて変な具合に体が折れ曲がってるのなんてホント気味が悪かった。●確かに最後のオチは無理矢理ですけどね。初めて見た時は死ぬほど恐かった(笑) [ビデオ(吹替)] 5点(2005-12-02 17:07:41) |
64. 仄暗い水の底から
《ネタバレ》 ●雰囲気作りは良かったんだけどね〜、何かいまいちパッとしない…。結局、あのお母さんは取り殺されちゃったって事でしょ?なんだかな〜。●映画で大切なのは、どういう客層にどういう形で、どういう風に見せたいか、って事だと思うンだけど、その点からすると、全てにおいて中途半端な気がする。そういう意味だとリングの方がまだましだったかな。 [地上波(吹替)] 4点(2005-12-02 17:01:40) |
65. スパイダー
モーガンフリーマン、フォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!でも、やはりこの人主役ぢゃないな〜。どうも見ていて、他に主役がいるのに、脇役の活躍を見せられてるような気になる。 [地上波(吹替)] 4点(2005-12-02 16:54:22) |
66. ハリー・ポッターと賢者の石
この手のファンタジー系ムービーはそんなに見る方じゃないのですが、あまりに有名な為テレビ放送ですが見てしまいました。CM多すぎ(笑)。●序盤から色々とワクワクするファクターがたくさんあって、このシリーズが人気のある理由が分かります。エマ可愛いね〜!ていうかみんなホントに子供だったんだなぁ。なんだかんだ言いつつ楽しんでしまいましたが、この1作目がやはり一番面白いんじゃないでしょうか? [DVD(字幕)] 7点(2005-12-02 16:47:17) |
67. スリーパー
●近未来、レトロフィーチャー、ビジュアル的にもかなり個人的に好きな映画でしたね。最後の手術室の助手のコンピューターの声は一瞬「HALか?」と思わせるくらいそっくりでした。もしかして同じ声優さん?時代的に2001を意識してても不思議はないですが…。●内容的にはチャップリンの独裁者に通じるモノがありました。国家権力に立ち向かっていく様子をひたすらコメディタッチで見せる手法ですね。ハーケンクロイツのシャツ着てる人もいたし。●あなたの信じるモノは何?「death & SEX」名言です。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-02 16:39:46) |
68. 21グラム
人と人の数奇な関わり合い。運命。出逢い。それらを時系列をバラバラにしてみせる事によって、よりリアルに感じさせる事に成功してると思う。エピソード的には特に特筆すべき事は無いのだが、「21グラム」という主題に沿った、それを映画を見た後にも考えさせられる点では非常に”残る”映画だったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-02 16:30:05) |
69. コーヒー&シガレッツ
ふ〜ん・・・私にはこういう映画の楽しみ方はちょっと分かりませんでしたね。どうせ意味不明にするならとことん理解不能な話をしてくれた方が、よほど訳の分からない映画人達に哲学的な深読みをされるモノになったんじゃないかな?と思いました(笑)。日常的な風景の断片を切り取るんなら、普通に街に出て喫茶店で人の話聞いてればいいんじゃないの?と。●だいたい、この手の映画を「したり顔」で評価するのって体がムズがゆくってダメですね。「この映画の良さが分かんないの?」とでも言いたげな感じで…というか…ね。退屈なモンは退屈なんだからしょうがないじゃん!っと。●最後のエピソードの右側のおじいさんが凄く良い表情だなぁっと思ったので、それに3点献上致します。 [DVD(字幕)] 3点(2005-11-17 04:32:46)(笑:1票) |
70. ニュースの天才
う〜ん、結局映画として何が言いたかったのか…考えさせる作品ではありますが。◆簡単に言っちゃうと「ジャーナリズムの恐ろしさ」と言う事でしょうか?それでは当たり前すぎる・・・じゃあ何か?◆映画の最後に、この記事捏造記者はその後、そのこと自体を自分の本にして、大金を手に入れたと説明があり、DVDのドキュメンタリーでは、捏造記者、彼自身が出演したテレビが放映されており、インタビューにも淡々と答えています。彼はそのテレビに出演する事でも、多額の出演料を手にしているでしょう。つまりこれはどういうことか?◆これはジャーナリズムというモノに対する我々の愚かさを嘲笑ってるような印象を受けました。つまり”こういう罪を犯した者”でも彼を題材にすれば、あなた達は飛びつくだろうし、そんな犯罪者をも結局は、英雄化し、彼自身の利益にもなる、というこの聴衆の浅はかさたるや・・・◆かく言う私も、このDVDを見る事で、その「愚かな聴衆」の一人であることは間違いない訳ですが(笑)。要はココ(頭)の使いよう、って事ですかね?どんな馬鹿げた事でも我々「愚かな聴衆」がいる限り、商売になるって事です。◆でもこの題材を映画として取り上げ、そのバカな我々を嘲笑うのであれば、それに対する具体的な解決策、じゃあこのイタチごっこなジャーナリズムをどうすればいいのか?制作者サイドとしては、この問題をどう捉えているのか?その部分を提示すべきなんじゃないかと思いました。問題提起するだけで、あとは投げっぱなし。もう一歩踏み込みが甘いな、という印象は否めません。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-17 00:48:05) |
71. アンブレイカブル
なるほどね〜。これは「新たな視点で描くヒーローもの」の映画なんですね(^_^)。巧いっ!シャマラン!◆淡々と、そして物静かに進んでいくストーリーと、時として息を呑むようなカット、何がどうなるの?と思わせながら興味をひっぱる演出は凄く巧いですね。実は、つい先日「ヴィレッジ」も見たのですが、私個人的には、こういうシャマランの演出は結構好きなんだな〜、っと改めて感じました。◆こっちじゃなくて、そっちがオチなの〜?って一瞬思ってしまいますが(笑)、すぐに”あっ、なるほどね〜”っと納得。いわゆる「アメコミ」を題材にしてますが、そういう無敵のアメコミヒーローではなく、あくまでリアルな現実の中のヒーローを、こういう新たな視点で描いた映画は他には見た事はありません。逆に、そういう「アメコミ」を題材にした他のヒーロー物ムービーを皮肉ってるような印象も受けましたね。◆見ている時は、これどうなるんだろう?と、ずっと観客に思わせ、見終わった後で、ジワジワとその不思議な世界観を堪能できるような、まさに奇妙な感覚の映画でした。 [地上波(吹替)] 7点(2005-11-11 15:03:54) |
72. スウィングガールズ
●単なる「女子高生モノのアダルトビデオ」それ以上の価値はない●自分の作品の2番煎じつくっちゃ駄目でしょ〜。しかも竹中直人の立ち位置まで同じって…大丈夫なの?そんなんで?青春音楽モノなら「青春デンデケデケデケ」の方が100万倍面白いし感動できますっ!知らない人は是非っ!●あの、最初からつまんなそうなんだけど、音楽に対してだけは誰よりも情熱を持っているように見えたバンドくずれのベースとギターの女の子2人に対して3点!真面目にキチンと、4ビートカッティングとウォーキングベース弾いてるのは笑える。 [地上波(字幕)] 0点(2005-11-09 19:48:49)(良:1票) |
73. ヴィレッジ(2004)
《ネタバレ》 これは個人的には同監督のシックスセンスよりも好きでしたね〜っ!オチは特別これといって無いんだけど、それでも見た後に残る「森に対する神秘性、恐怖感」などを上手く表現できてると思います。◆そもそも「ブレアウィッチ」しかり…”森”というモノに対する「神秘性、ミステリアスさ、妖精がいる(笑)、恐怖感」などは、文化の違う私たち日本人には理解しがたいモノがありますが、それを差し引いても、導入部から興味を引く展開、隠された秘密、盲目の女性の献身的な愛、などなど…優秀な脚本によるストーリー展開だと思いました。●一番良かったのは、賛否両論あると思いますが、なるほどね〜っという特別に「オチ」と言われる部分を作らなかった事。この映画の良さは、それに尽きると思いますっ!!!オチが無かったからこそ、この映画全編に流れる「森をテーマとした神秘的な要素」を失わずにエンディングまで見る事が出来る。●もし「オチ」を作ったとしたら、スティーブンキングの訳の分からないクリーチャー物になってた可能性大(爆)。”変なオチがなかったらいいなぁ”という思いで見てた私の気持ちのままに終わってくれたので、非常にその部分は良かったですね。●見終わった後に、予告編を見たのですが、あれでは確かに「何かを期待」してしまいますよね〜。その妙な期待をかき立てる予告編も含め、そういう風な宣伝をしないと儲けられない、と考えた配給会社の思惑に対してマイナス3点(笑)。 ◆<<追記2005/11/16>>この映画では、一人の障害者が出てきますね。で、その彼は、人を刺し、最後には死んでしまいますね。●その時、皆さんはどういう感情を持ったでしょうか?私はハッキリ言って、スカッとしました。何故あの化け物になりすますのが、障害者の彼じゃなくてはいけなかったんでしょうか?監督自身が観客に「そう思わせるように」作ってるとしか思えません。●じゃあ、そういう我々の「知的障害者に対する侮蔑的な気持ち」を諭すような意味合いを持たせたかったのか?もしそうだとしたら逆にそこには「監督(制作者サイド)自身の知的障害者に対する侮蔑」が見え隠れしているように思える。「あの彼が死んで、あなたはどう思いましたか?いい気分ではないですか?」と。精神薄弱者に対して我々が抱く気持ちをもう一度考えさせるような。●2回目の鑑賞で、その部分がどうもひっかりました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-09 19:32:40) |
74. ソウ
予算無し、日数無し(18日のみ)アイデアと俳優の演技1発モノのシチュエーションサスペンス。良くできてると思います。最初見ている時は、「捕らわれた部屋からの脱出」ってことを中心に置いているのなら、もっとそこでガンガン話進めて欲しいなぁ・・・という感じで思ってましたが、話が進むに連れ、決してその密室だけが中心の話ではないんだ、というのが理解できて楽しむ事が出来ました。医師役の俳優の徐々に壊れていく演技は見事でしたね〜。驚愕の(笑)ラストシーンも良かったと思います。2では、もっとソリッドな密室劇を見せてくれる事を期待して7点! [DVD(字幕)] 7点(2005-11-03 13:27:45)(良:2票) |
75. コンスタンティン
・・・これは・・・禁煙キャンペーンムービー?(爆)。何が印象に残るかっていったら、それしかないでしょ?◆ふぅー・・・まったく金掛けなくていいとこばっかに金掛けて、誰にも理解できない、こだわらなくてもいいとこばっかにこだわって・・・エンターテイメントとしての駄作もいいとこだよ。監督のコメンタリー見てたら”はぁ!?”っていう事ばっかだよ。あの草原で牛がバッタバッタと倒れていくシーンなんて、ホントの牛使ってンでしょ?あの5秒足らずの薄暗いカットに。バカじゃないの?そういうとここそお得意のCGでイイじゃん!◆なんだかんだ言ってますが、元々この手のテーマっつーのが日本人は理解しにくいのよ。天使だの悪魔だのエクソシズムだの・・・じゃあ、今までその手の映画でヒットしているモノがあるのは何故かというと、その理解しにくい世界観を補うエンターテイメントとして楽しめる部分があったからでしょ。◆この映画は、”金掛けて凄いマニアックな映画撮りました!”っていう、ある意味テリー・ギリアム的なモノと”誰にも楽しめるエンターテイメントムービー撮りました!”っていう2つの、どちらにも寄らない、凄く中途半端なモノになっちまってんのよ。そして随所に見られる嫌煙運動(笑)。◆そりゃあね、マトリックスのイメージは引きずってますよ、キアヌが黒服で登場するんだから。期待しますよ、上がりますよ、それは正直なところでしょ?それなら、もうちょっと…こう…どうにか出来なかったモンなんですかねー。。。。暗い、暗いよ、話が、テーマが。。。どうせ暗いなら、観客ドン引きなくらいドス暗く・・・派手にするなら、悪魔一掃キャンペーンっ!てなくらいド派手に・・・してもらいたかったモンですねぇ。◆まあ、ようは、「ある一人の男が禁煙に成功するまでを追ったドキュメンタリームービー」って感じですかねぇ…(哀 [DVD(字幕)] 1点(2005-11-03 13:04:21) |
76. 踊る大捜査線 THE MOVIE
いわゆる”ハリウッド的エンターテイメントムービー”としての完成度はかなり高いと思います。そこに”いかにも”な日本社会的な要素も巧く取り入れ(これはTVシリーズの頃からそうでしたが)階級社会に苦しむサラリーマンなお父様方にも楽しめるように(笑)作られていて、非常に”巧い”作りになってますね。ギャグもあり、パロディもあり、誰が見ても楽しめる。非常にポップな映画だと思います。これは売れて当然でしょうね♪。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-22 19:21:42) |
77. 世界の中心で、愛をさけぶ
ああ・・・駄目です。駄目でした。なんなんでしょう、この退屈さは。またどうしてこれがこんなにも日本中を巻き込んだ大ブームになったのか・・・私には全然理解できません。■そりゃね、ウォークマン(by sony)とか深夜のラジオとかテープ交換とか、私の世代的にも ジャストヒット(変な言い回しだな)する部分は多々ありますよ。が、しかしっ!どう頑張ってみても、出演者の誰にも感情移入できない・・・泣けない・・・。しかし、もう一度言いますがこの映画があれだけ売れたのも事実。と、言う事は、それを理解できない私は”メジャーを理解できない”って事になるんでしょうな・・・OTL。あーあ、冬ソナ見ても駄目なのかしら(爆)。 [地上波(字幕)] 1点(2005-10-22 19:09:55) |
78. タイムクラッシュ・超時空カタストロフ<TVM>
《ネタバレ》 えぇ〜〜〜!!意外に評価高い・・・マジっスか?これはもう映画としてはデビルマン級に酷いモノだと思いましたよ。先が読めるバレバレのストーリー展開、というか、こういう時間軸を扱ったモノは、よほどプロットに注意して作らないと(まあ結局矛盾は出るんですが・・・)すぐに突っ込みが入るモノになってしまうんですが、もう完全にプロットが破綻してますよ!!!しかしその破綻した展開のまま強引に突き進むストーリーに、ある意味爆笑しながら見てましたが、何度テレビを消そうと思ったか。そして、そこに絡む各々のキャラクターの中途半端な心理描写・・・もう笑うしかなかったですわ。だって”リセット”するなら最初の発電所事故まで戻ればいいじゃ〜ん!それで全て解決でしょ? [地上波(吹替)] 0点(2005-08-30 16:50:14) |
79. 笑の大学
おしいな〜。僕自身、三谷幸喜の面白さは、”舞台演劇を映画に転化し、その役者のポテンシャリティを最大限に生かしたドタバタコメディ”というイメージがあるので、その点から言うと、一番肝心要の2人の演技の絡みがイマイチ、テンションの低いモノに見えて仕方なかった。役所はもちろん素晴らしかったが、問題は稲垣である。三谷演劇で一番必要な、”役者自身の魅力”という意味で、彼を作家役にする必然性が全然感じられない。存在が薄すぎるのだ。まあ、ここで”役者 稲垣吾郎”について延々語る事は避けるが、彼が出演するなんの番組(バラエティでもドラマでも)を見ても、人間としての魅力が私には感じられない。上っ面で全てこなしているように見えるのだ。その彼の演技(とはいえないが・・・)の為に、この映画の魅力が半減している事は言うまでもないと思う。こういうシチュエーションコメディ、密室劇は(他の映画に比べて)圧倒的にその演者の力量に全てが掛かっている。最高の人間ドラマになるか、最低のクソ映画になるか、どちらかしかない。三谷作品のファンなだけに、この稲垣をキャスティングした事は残念でならない。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-29 13:25:46) |
80. カンフーハッスル
なんというか・・・これはゲーム的ですな。ただ単に次から次に強い敵が出てくるだけ、と、言ってしまえばそれだけど映画です。ストーリーも何もあったもんじゃない。◆まだ、少林サッカーの方が、古典的お約束なストーリーが楽しめて面白かったかな。 [DVD(字幕)] 4点(2005-08-25 17:34:55) |