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Monochrome Setさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 160
性別 男性
自己紹介 ほぼ格闘アクション映画です。それ以外もそこそこ観ますが、なにかっつーと格闘アクションです。
ちょくちょく自分のレビューを読み返して、「なにズレたこと言ってんだ」と赤面したり、恥ずかしいレビューは消したりしてます。

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61.  墨攻 《ネタバレ》 
主人公・革離が城に到着してから最初の攻防戦が終わるまではぐんぐん引き込まれ、ほんとに見応えがあります。単純に趙国側と梁城側だけ追っていればいいので話も分かりやすく、相手の裏の裏をかく戦いに緊張感があったのですが、戦いが一段落した後半から主人公の苦悩、梁王の陰謀、恋愛といった要素が一気に押し寄せ、それぞれのエピソードに割く時間がぎゅうぎゅうに詰まり、特に水攻めや気球なんかは下準備も描かれず突然のように出現するので、前半の知略を極めた緻密な戦いとはうって変わって、どのシーンを削るかで手一杯になってしまっている印象。/そしてこの作品の話を平凡たらしめているのが逸悦との恋愛エピソードだと思います。墨家の教えである"非攻・兼愛"と、戦うことでむごたらしい死体の山を築いていってしまう現実の狭間で悩む主人公が、どう自分なりの答えを見つけ出すか──恋愛に時間を割くことによって、この作品のテーマ自体が中途半端なものになってしまいました。恋愛要素は完全に切り捨てて、ライバル的存在の趙の将軍・巷淹中との戦いの中で見つけだした方が骨太な作品に仕上がってたと思いますね。前半8点、後半6点、映像面は重厚で申し分なしの9点。
[映画館(字幕)] 7点(2007-02-12 16:23:59)
62.  皇家戦士 《ネタバレ》 
真田広之演じる元刑事がテロリストに妻と子供を殺され、ミシェル・ヨーと共に犯人に復讐するというお話ですが、とりあえず真田広之カッコよすぎ。高度なアクション性を要求される香港映画、名だたるアクション俳優のいる中でまったく遜色なく素晴らしいアクションを披露。船の上での密売人達との格闘、バーでのぼろぼろになりながらのしばき合いを見てると、倉田さんのように香港をメインに活動してた方が良かったんじゃないかと思いますね。邦画でこれだけの高い身体能力を見せる機会なんて無いに等しいし。ラスボスを前にリタイアしてしまうのが残念。/字幕だと日本人が日本語でしゃべる場面には、お馴染みの"中国人による爆笑もんの日本語吹き替え"が付いていて、真田さんがイントネーションのおかしい日本語で会話する姿に腹がよじれ気味に・・・。子供の役の2歳くらいの女の子が、マッシュルームカットで天使のように愛くるしい笑顔をふりまいてくるのがとてもかわいかったりします。
[DVD(字幕)] 7点(2007-02-10 02:58:24)
63.  ハイリスク
頑張ってはいますけどねぇ、けっこう躊躇せず人を殺すテロリスト集団なんですが、どっちかっつーと部下がおマヌケ集団て感じだし、ブルース・ウィリスのようにヒーヒー言いながらテロリストに立ち向かうふつーのおっさんではなく、マシンガンの嵐の中でも弾の当たらないスーパーマン化したリンチェイなので見ててあまりドキドキ感が沸いてこないし、ジャッキー・チュンによるコメディ要素(という非現実)を入れたために、さらに緊迫感が薄まってしまってます。詰めの甘い、香港映画らしい大雑把さ。やはり『ダイハード』と比べて観てしまいますよねぇ。/テロリストの計画が崩壊し、せめて最後の決着をつけようと待ち構えるところでベートーベンの『運命』は無いわ~。でも、私もこれ見てジャッキー・チュンの見かたが変わりました。
[DVD(字幕)] 6点(2007-02-10 01:51:43)
64.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地雷鳴
93年の作品でありながら、即興で作ったYMO「ライディーン」のようなオープニング曲と共に、必要な情報のみを急ぎ足で表示していくスタッフ紹介と、いきなり不安感いっぱい。正当な続編ではないものの、まとまりのないストーリーから演出まで、まんまワンチャイテイストなので見慣れた安定感はありますが、逆にお決まりの演出満載で驚きも少なめ。/黄飛鴻役の人はどこから連れてきたのか、この1作のみで他に出演作が見当たらないような方ですが、意外とハマってます。
[DVD(字幕)] 5点(2007-02-04 18:23:43)
65.  マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限
んー、イントロだけ『男兒當自強』をパクったようなメインテーマといい、ワンチャイテイスト作品の亜流という感じ。この辺の荒唐無稽格闘スタイルがあまり好きではないのもあり6点。
[地上波(字幕)] 6点(2007-01-09 00:15:14)
66.  バイオハザード(2001)
ゾンビよりミシェル・ロドリゲスの白目がコワい。
[地上波(吹替)] 4点(2006-12-28 20:01:11)
67.  バレット モンク
ハリウッドへ渡った香港スターがとりあえず出演した数々のくだらないCG・ワイヤー多用アクション物の悪い部分を、さらにギュッと濃縮したような作品。冒頭から始まる吊り橋の上での格闘シーンだけでも、鼻白むくらい"ワイヤーアクションのためのワイヤーアクション"を見せてくれて、お腹いっぱいになります。「ザ・ワン」や「メダリオン」がダメだったら間違いなくこれもダメ──と言い切れます。
[地上波(字幕)] 3点(2006-12-23 17:50:18)
68.  スタントウーマン~夢の破片(かけら)~ 《ネタバレ》 
映画界でスタントウーマンとして働く女カン(ミシェル・ヨー)にスポットをあてた作品。代わりのスタントを探していた時に居合わせたカンに「お前スタントできるか?」って感じで、チーフのサモ・ハンが率いるアクション班グループに所属することから話が始まります。/しかしこのテのお話しって、いかにリアルな人間像を描くかが大事だと思うのですが、カンが声かけられて「クンフーならできますよ!」といってバク転とか披露する場面で、そこだけリンチェイのワイヤーアクション映画風な速回しになったり、ヤクザと遊園地の船でバトル演じたり、サモ・ハンが部下の喧嘩を仲裁するのにクンフー使ったりと、スタントウーマンを真摯に捉えた人間ドラマを撮りたいのか、娯楽作品を撮りたいのかどっちつかずな印象。/それでも序盤は撮影所でのアクションシーン撮影の裏側的な話なのでけっこう面白いんですよ。このトーンで最後までスタントウーマンとしての泣き笑いなんかを撮ってくれれば、そこそこの作品になったと思うんですが、進むにつれてどんどん本筋とは駆け離れていき、男に騙され、ヤクザもんとの抗争に巻き込まれ、中国へ逃げようと密入国未遂・・・と、わけわからん話に発展していき、最後は密入国手前でヤクザに発見され、そこで1バトルあり、警察官のリチャード・ンがコミカルに助けに現れて「あぁよかったよかった」でエンド─というめちゃくちゃ中途半端な終わり方…。エンディングで「ミシェルはこの作品中のスタントで怪我を負った」などと、動けなくなったミシェルの映像が流れてくるのもなんだか白々しく思えてきます。/アクション班チーフのサモ・ハンが、部下の不始末でお偉方と話をつけたり、みんな連れ立って飲みに出かける面倒見の良さ、仕事では厳しく、それ以外では父親のように振舞う姿は、みんなに大哥(タイコー=兄貴)と呼ばれ慕われる人だけに、実際もこんな感じなのかなぁ――と微笑ましく思います。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-15 18:16:06)
69.  THE MYTH/神話 《ネタバレ》 
世間一般でジャッキー復活作となっている『NEW POLICE STORY』よりは、この作品の方が復活度は高いと個人的には思いました。荒唐無稽なファンタジー要素はありますが、ストーリーと適度な時間での場面転換が良いからか、最近のジャッキー作品のように「そんなアホな~」とダレることもなく、120分観られました。ハリウッド以降の作品の中では非常に穴のない、人によっては(といってもジャッキーファンの間だけの話ですが)傑作かもしれない作品だと思いますね。/アクションは現代編はコミカルに(街中追いかけっこや特殊な工場での格闘など過去作品で何度も使ってきた手法ではありますが)、古代編はお姫様を守るためシリアスに、"弁慶の立ち往生"のような壮絶な最後もキマってます。/いくさのシーンで急に4人くらい将軍っぽいのが出てくるところが、顔の区別がつきにくくわけ分からなかった。/確かにハッピーエンドじゃないですが、お姫様は自分の意志で、モンイーを待つためにあそこに残ったんですからあれでいいんだと思います。
[DVD(吹替)] 7点(2006-12-04 00:13:48)
70.  ドラゴン・プロジェクト
父親が拉致されて、仲の悪かった兄と妹が協力しながら父親を救出しに行く現代アクションコメディ。/格闘シーンも見所は多いのですが、やはりキレイに見せることが優先されていて、決められた動きでただ腕をパシパシ当ててるだけの"軽さ・迫力不足"を感じる部分も多々あり。連続蹴りの手下や棍棒使いの敵ボスの子供はなかなかの動きしてます。/ワイヤーアクションも随所に出てきますが、特にウー・マがビルの間を飛びながら逃げるシーン、ど下手なワイヤーワークにより吊られてる感満点の動きで、足だけシャカシャカ動かしてる姿に笑えてきます。『トム・ヤム・クン!』で剣士として出てきた人が出演してました。
[DVD(字幕)] 6点(2006-12-01 02:27:27)
71.  エンター・ザ・イーグル
面白いといえば面白い、いかにもユン・ケイらしい作品ですが、パッケージの煽り文句を読んで「あのブルース・リーの娘」に期待した人にとっちゃ物足りなさが残る──というところか。/銃の撃ち合い多めのハリウッドライクな近代アクションで、シャノンによるクンフーシーンはあるにはあるんですけど、アングルが悪かったりアップすぎて状況が分かりづらく、せっかくのベニー・ユキーデとの格闘も迫力不足。「お、スゲー」というシーンもあまり無し。しかし、あのユキーデの冷めた爬虫類系の目はマジコワですね。ラストバトルになって初めてサングラスを取るのはウマい演出だなと思いました。
[ビデオ(吹替)] 6点(2006-11-23 20:50:44)
72.  デイ・アフター・トゥモロー
火山、溶岩、隕石、ハリケーン、洪水、果ては地球のコアの回転停止と、たいていの自然災害はすでにやられてしまったところへ、エメリッヒ君にも話がきて、「さぁ自然災害をどうでっちあげようか」と考えた末「よっしゃ、寒さでいこ!」、あとは既発の映画からてけとーにエピソード見繕ってくっつけて・・・と、ハイ!一丁上がり──みたいな作品。
[地上波(吹替)] 5点(2006-11-20 00:41:40)
73.  燃えよデブゴン10 友情拳 《ネタバレ》 
サモ・ハンとカサノバ・ウォンのコンビで贈る正統派クンフーもの。町を牛耳ろうとするマオの罠にハメられたり、修行したり、師匠を殺されて復讐したり─というお決まりの流れで、サモ・ハンならではの、主要人物の無茶な惨殺っぷりとコメディが共存する作品。/修行シーンがけっこう見応えあり、レオン・カーヤン演じる梁賛先生が詠春拳のなんたるかを懇切丁寧に教えてくれます。/ラストバトルでは3対5人分のバトルがあるのでその点では満足ですが、初老のじじいだと思ってたマオがここで突然肉面を剥ぎだすと、出てきたお顔は真っ白の白塗り・・・しかしなぜ顔を隠す必要があったのかはまったくの謎。
[ビデオ(吹替)] 7点(2006-10-28 01:45:29)
74.  トム・ヤム・クン! 《ネタバレ》 
マッハはまだアクションそのもののインパクトでなんとかなったが、期待された2作目もまたこれではやや厳しいかな。仏像や象がタイ人にとって生活に根ざした大切なものだってことは伝わってくるんだけど・・・もうちょっとストーリーに面白みを加えたって損はしないだろうに。セリフを排して「感じ取ってください」的にスロー→フェイドアウトの編集の多用もウザったくなってきます。/アクション面では長回しに挑戦していて、あの階段を上がっていくシーンはすべて計算なのか、即興も入ってるのか分からないがスゴイの一言。寺でのバトルはカポエイラ使いだけで良かったかなと思う。カポエイラ使いがカッコいいので、次に出てくる剣士にインパクトなし。その次に出てくるマッチョレスラーで「あちゃ~やっちまったかー」。このマッチョがラストバトルの相手ってだけで-1点したいくらいに、私はアクション映画におけるマッチョ登場がイヤなんです。それと腱を斬る時の『ロミオ・マスト・ダイ』なんかでやってたレントゲンCGも蛇足。/次回作が勝負でしょう。いい加減アプローチ変えないと、一部の格闘映画マニアだけが喜ぶ俳優になってしまうのでは? /追記 空港で人とぶつかってお互い固まるシーンの意味が分からなかったんですが、あれジャッキーのソックリさんだったのね。たしかに似てる。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-02 00:34:18)(良:1票)
75.  双旗鎮刀客 《ネタバレ》 
ヤクザが幅を利かせる寒村に許婚を探しに来た内気な少年が、父親から教わった剣術で長渕剛似の達人・一刀仙一味と対決するというお話で、『用心棒』や西部劇辺りが話のベースとなってますが、かなり評価の分かれる作品です。/これを登録する時に、ジャンルに[アクション]を入れるべきか迷いました。だって剣劇なのに肝心のアクションを見せないんですから。どこをどう斬ったというシーンは存在せず、剣をズバッと抜いた瞬間には、敵がふらふら~っと歩いてバタッ─と、殺陣いらずの決闘シーンとなっています。で、驚愕のラストバトル、ここでネタバレしたいけど、したくない~。まぁ軽くコケることは保障します。/村に生きる人々をリアルっぽい視点で撮った趣のある映像なので、この辺りで見るべき部分があるらしく、映像や雰囲気を楽しめる方には高評価なようですが、示唆に富んだエピソードがあるならともかく、ストーリーも終始平板で、最後に取ってつけたように小ズルい奴が出てきて得をするというオチが逆に安っぽい印象(こういうラストにするにはそれなりの伏線がなければ)。観たい方はアクション面は期待しないで観てください。
[DVD(字幕)] 4点(2006-10-01 00:07:28)
76.  黄河大侠
リー・リンチェイ『少林寺』で独特の剣術を駆使する将軍役を演じたユエ・チェンウェイ主演の武侠物。椿三十郎のように小汚くも腕っぷしの強そうな姿がハマっています。/冒頭から大迫力の戦(いくさ)シーンが展開する気合の入った出来。残虐な将軍の居る城の外壁にたくさんの死体がぶらさがってたりする細かいところへの気配り(笑)、この死体があると無いとでは受ける印象は大違い。黄河の大瀑布を横に差しの勝負のラストバトルなど、スケール感のある武侠映画の傑作です。/欠点を言えば、ユエ・チェンウェイのくねくね剣術が独特すぎて、たまに戦ってるんだか逃げ回ってるんだか分からなくなるとこか・・・。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-09-25 22:42:07)
77.  極道香港/復讐の狼
ブックオフ在庫処分品DVD新品300円、まっったくこれっっっぽっちも期待しないで観ましたが、この作品を一言で表すなら「意外に最後まで観れちゃう」ということでしょうか。/前髪の後退とともに映画出演も後退していったディック・ウェイさんが主人公ですが、とにかくしゃべらなすぎで、ほとんどアクション要員と化しており、アクション第一、演技力は二の次なこのような作品で無口な男を演じてもあまり得をしていない印象。/銃撃オンリーのノワールものだと思っていたらチラホラとクンフーシーンもあり。最後の方でお約束の白作業着+黄ヘルの手下どもまで出てきたので、これはもしやわしの好きな集団バトルか?と思ったら銃撃戦へ移行しちゃったのが残念でした。集団バトルなら+1点だったのに。
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-05 03:51:51)
78.  ラスト・ブラッド -修羅を追え-
日本人テロリストが賞金のかかったチベットの宗教的指導者を襲撃、危うく難を逃れ、一緒に巻き込まれたアンディの恋人と共に病院へ。輸血が必要となるが、なんという天文学的確率か、2人とも珍しい血液の持ち主で、国内に3人しかいない適合者を8時間以内に見つけないと!しかし先回りして適合者を殺していくテロリスト達!という、クンフー無しの刑事アクション。/で、日本人テロリストというのがもう最高でして、香港の人が演じているだけに日本語で会話するシーンになると腹よじれるほど面白いことになります。上のヤツが下のヤツに命令口調でしゃべっていたのに急に「~してください!」とか。しかも字幕(日本語に字幕が出るのもヘンだが)ではきちんとした会話に直されてます。/アラン・タムが「妻にアラン・タムに似てると言われるんだ」とか、小物を売ってるエリック・ツァンが「レスリー・チャンのブラジャーあるよ~」とか、たまに出てくるパラレルワールドなジョークが面白い。/アクション面はまぁまぁ。街中でのバイク集団とのカーバトルはけっこうすごかったです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-20 00:52:15)
79.  MOON44
おー、あったあった。高校生の頃に観た、戦闘シーンが真っ暗でクソおもしろくないSF映画、タイトルなんだったけな~とず~っと心にひっかかっていて、主人公の男優が安っぽいサイコ映画に出てたとこまでで手がかりゼロの状態だったんですが、とある通販サイトで香港女優の「Moon Lee」で検索していたところ、ふと出てきた『Moon44』の文字。これだーー!!十何年越しの再開でした。あ~スッキリした。
[ビデオ(字幕)] 1点(2006-07-14 15:47:01)
80.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
やはり最後にロビーが出てくるとこで「えーー!?」となる。親父に反発する年頃の少年が、自我を支えるものとしての愛国心への憧れみたいなのを、スピルバーグは肯定的に描きたかったのか否定的に描きたかったのか、ラストで何事もなく(いや家に戻るまでの苦難はあったのだろうけど)出てくることで「丘であんなにゴネたのは結局なんだったわけ?」と思ってしまう。何の教訓も示唆も汲み取れない。まさになし崩し的ハッピーエンド。/突然の偵察マシンとの遭遇で娘が錯乱して家から飛び出し(なぜ宇宙人(トライポッド)がうじゃうじゃしている外へ?!)、親父が辺りを捜索するも返事なく(そんなに広い場所じゃないだろ!)、親父がピンチに陥った頃に宇宙人の前にぽつねんと娘が登場して「キャーー!パパー」・・・もう伝統芸ですね。/「大阪で何機倒した」とかいうセリフも、昨今のハリウッドのアジアへの擦り寄りっぷりから考えて、日本人の自尊心をくすぐるリップサービスに過ぎず興ざめしてしまう。/褒められるところは、宇宙人にとっ捕まったら何されるんだろう─という為す術もない恐怖感がうまく表現されていたことでしょうか。同じリメイクでも、これより9年も前に発表された『インデペンデンス・デイ』の方が娯楽に徹していて面白いです。
[DVD(吹替)] 4点(2006-07-13 04:31:29)(良:1票)
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