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Tolbieさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  魔女の宅急便(1989) 《ネタバレ》 
少女の成長物語には、あんまり興味ないんだけど、この黒猫君の可愛さにはまいりました。 ミルク皿を目の前に出されて、目を逸らすことができない様、荒れた飛行のキキのかばんに、手のひらいっぱいにひらいてしがみついてる様、人の横ギリギリのところに寝る様、猫をよく見ている、と感じます。 「明日になったら白猫になっていると思う」というギャグは原作由来だったことも思い出しました。  
[地上波(邦画)] 6点(2011-07-09 11:46:20)
62.  戦場のメリークリスマス 《ネタバレ》 
監督が亡くなった機に、もう一度見てみようと思ったが、あいにく手元に映像がなく、仕方なくサウンドトラック盤を聴いてみた。 やっぱり、このメインテーマ、凄い。考えさせられるわ。 次第に、やっと聞こえてくる導入部。 途中から入る感じを思わせる旋律。 我々が体験し、思っている事は、連綿と続く過去からの続きであり、これからも延々と続くのではないかと思わせる、やるせなさ。この無常感。 だからこそなのかも知れない、その中で自分を貫く者の思い、他者と分かり合おうとする者の思い、そういうものをすべて押し流すような時。 おそるべし、映画。おそるべし、映画音楽。おそるべし大島渚。 合掌。
[DVD(邦画)] 9点(2011-07-06 04:45:29)
63.  時をかける少女(1983) 《ネタバレ》 
TVドラマ「JIN」の最終回、失った記憶に抗う女性の手紙にいたく感動したが、「何かに似てる」と思って、これを思い出し、見直した。 確か、知世ちゃんは、記憶を失ってしまっても、再び出会った想い人に何か、惹かれるものを感じていたように記憶している。 さて、30年前に観た時にも思ったが、吾郎ちゃんがかわいそう。未来からやって来た薬学博士に、思い出を乗っ取られ、想い人まで盗まれる。大体、ラベンダー欲しさに未来から来るのなら、ピンポイントでやって来て、人とかかわらずに採ってすぐ帰れよ。 たぶん、こう思われてる時点で、この映画は失敗しているんじゃないかと思う。知世ちゃんが未来人に惹かれてゆく気持ちに、まったく感情移入できない。二人はひと月しか過ごしていないし、それも他人の思い出を掠め取った上に築いた関係で、二人独自の思い出は殆ど無い。指の傷を確かめた後には、この未来人は「騙した男」にしか見えない。だから、二人の(いや、一方的な知世ちゃんの)想いも、冒頭示されるような「真実の愛」には、とても見えない。 そこの所さえ、巧く作ってくれれば、知世ちゃんは可愛いし、音楽も素晴らしいし、かなり高得点だったと思う。 
[DVD(邦画)] 5点(2011-07-05 16:00:40)
64.  トットチャンネル 《ネタバレ》 
 トットは、特に強い希望や憧れがあって、TV出演者になりたかった訳ではない事が、冒頭示される。一緒に入った仲間たちは、それはそれは強い願望と努力の果てに、入社を勝ちとったというのに。そして数々の失敗を重ねながら、自分の進む道であるテレビジョンの世界で、少しずつ巧くやれるようになってくる。  幾つも語られる、生本番ゆえの、どうにも仕様のない失敗も面白いが、ある時トットが、寄りかかったセットの壁が倒れてくる、というトラブルに現場の知恵で対処する。これがおそらくトットの転換点。植木等先生がまた見事な慧眼で、いい事を言う。 「いいえ、重かったはずです。あなたの背負っていたのは、『テレビジョン』という、大きな壁だったのですから」  トットのこの時の笑顔が素晴らしい。自分のしている事、自分の存在、仕事の意味を理解した瞬間。評価された嬉しさ。  その後、新しいことに無理解な人たちとの闘いもありながら、自分の行く末の仕事が、かつての人々の「夢」の実現であることを知ったトットの、暗闇でもそこに向かって歩き始めた後ろ姿のラストシーンは、清々しい感動だった。  この映画は若者の青春映画だが、新人社会人への優れた啓蒙映画としても見ることが出来る。  また、後年、三谷幸喜がそこに見つけた、コメディエンヌとしての斉藤由貴の優れた資質を、すでに見ることが出来るのも嬉しい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2011-06-24 01:41:00)
65.  幻の湖 《ネタバレ》 
 学生の時に観たが、当時も意味(特に隆大介が笛を琵琶湖の真上に置く意味なんか)が解らず、自分にはこういうモノの解釈力がないんだと、自分の能力を嘆いた記憶がある。 最近、長谷川初範氏のラジオでのお話によって、「これが撮影してみたら4時間以上の大長編になっちゃって、切りに切った結果こうなった」と知った。道理で意味分かんないはずだ。というか、そのくらい計算できなかったんだろうか? この物語は、琵琶湖にまつわる戦国の世と現代の女の怨念を描いていると思われる。しかし道子は、「幻の人を幻の犬と共に追いかけていた」のかも知れず、「私に本当にあったのは琵琶湖という湖だけ」と言いながら、なぜ「幻の湖」なんでしょ? 道子が、運命を受け入れたお市の方と違い、自分の思いを貫いて死んだみつの生まれ変わりなら、なぜ現代の笛男と一緒にならなかったのか?犬の敵を討つ方が、彼女の生き方だというのだろうか? やっぱり、自分にはこの映画を理解するのは、難しい。 
[DVD(邦画)] 3点(2011-06-14 16:41:44)(良:1票)
66.  トロン 《ネタバレ》 
昔、観たけど、かなり忘れていたので、レガシーの為の復習として再び観てみた。 今回はじめて気が付いたが、あの時代の「ユーザー」って、使用者でもあるが、製作者(創造主)でもあったんだな。だから今の「ユーザー」のつもりで観ると、ちょっと感覚が違う。そう見ると、MPC(マルチメディアPCじゃないんだな。マスターコントロールプログラム?OSって呼んじゃえばよかったのに)が、アンチ「ユーザー」を唱え、それに抗うものを問い詰める場面は、文字通り「異端審問」なのだと気付いた。とすると、フリンはさながら、創造主で「父でもあり、子でもある」キリストな訳か。でもこちらのキリストは、苦労して異教徒を悔い改めさせ、昇天する。宗教映画だな、こりゃ。 
[DVD(字幕)] 6点(2011-06-04 04:27:38)(良:1票)
67.  台風クラブ 《ネタバレ》 
25年前に観た時には、若者の「何かが始まる予感」、台風の来るそのざわめき感とも言うものを感じさせて、感心したものだが、今見るともうダメ。 物語の中で起こる理不尽に、自分が耐えられない体になってしまっている。 あの「おかえり、ただいま」の奴なんて、単なる精神疾患にしか見えないし、あれを放置しておく周りに憤ってしまう。 パンフレットには、まあ立派なことが書いてあって、「この物語は(中略)日常の台風を探す物語」だと。しかし、台風で閉じ込められた(実際には外に出れたじゃん)一夜の、その先に探し当てたものが、「死を見せてやる」って若者の物語としては、ちょっと面白くないし、だいたい彼がそこに行き着くほどのものを、見せてくれていないと思う。 彼がどう悩んで、どう感じて、周りの事件がどう影響したのか、かなりわからない。 工藤夕貴の可愛さと下着姿に、3点。(当時若者だった自分も、まあエロじじいになったものだ)  ところで、佐藤浩市、どこに出てた? 
[DVD(邦画)] 3点(2011-05-17 15:54:00)
68.  木村家の人びと 《ネタバレ》 
桃井かおりの言う「お金に執着することがもっとも人間らしい」という論旨は面白い。小銭の人は妙に明るく、健康的なのでイヤミがない。そして何より面白い。この人たちにとって小銭稼ぎはすでにスポーツなのか!
[映画館(邦画)] 6点(2011-05-10 21:55:20)(良:1票)
69.  ゴジラ(1984) 《ネタバレ》 
劇場公開前に、「サイボットゴジラ」を観に、マリオンまで行きました。結局長いこと待たされた挙句に、どうやらポンプで動く上半身だけのロボットをがっかりしながら観た記憶が蘇りました。 さて、三十年ぶりにDVDで観ました。ゴジラはもともと核の恐怖を具現化したものですが、2011年現在、現実に核の恐怖に怯えている身からすると、随分とみんなのんびりしているよなあ、という印象が拭えません。放射能(放射線?)を吐きながら、新宿の街をうろつき回る化け物の前に、平気で大勢の人がいるし、アレだけの緊急時に普通に新幹線走ってるし。 それはそうと、結果的にこのゴジラは当時の我々の期待には答えてくれませんでした。本田猪四郎路線のゴジラの反省度合いが足りないというか、SFに出てくるような架空の兵器なんかを観たかった訳ではないのに。怪獣映画に対する、「リアリティ」への欲求は後の平成ガメラまで待たねばなりません。 まあ、結局スーパーXなる戦闘機は役に立たずに、かませ犬になったわけですが、本当に面白いはずの部分は、人間(特に政府を含む日本の社会)のドラマではないかと思っていたので、極論を言うと、ゴジラは人間の手でやっつけられなくてもいいとさえ思っている。上手くゴジラと付き合っていくというのは、ある意味「ガンとうまく付き合う」「自然の驚異とうまく付き合う」といった現実世界の問題とも合致するような気もする。もちろん、ちょくちょく東京に上陸する核の脅威なんかいたら大変だけど。 あと、これは言っておかないといけないと思うけど、ミニチュア(殊に有楽町マリオンを含む周りのビル郡)はよく出来ていた。それだけに、照明が惜しい。一体いつになったら、トップライトの不自然さに気づくのか!実際の街の様子、リアリティ、良く見えないことによる恐怖、などもう一回初代を見てみるといい。 んー、なんか感想が取り留めないようだけど、約30年ぶりに観た新生ゴジラの感想です。
[DVD(邦画)] 5点(2011-04-07 02:58:59)
70.  マタギ 《ネタバレ》 
25年ぶりにTV放送録画を観た。今となっては、農村の生活の様子などが、貴重な資料的価値があるように思う。農業だけでは暮らしていけず、出稼ぎに出る状況。ましてやマタギだけでは成り立たない。地方独特の学校の授業内容(熊の胆の解説など)。マタギの獲物の処理の仕方。などなど。 もちろん、劇映画としても素晴らしい。主人公・平蔵は職業的ハンターというよりは、生き方としての猟師。山神様の授かり物だから、スコープ付きライフルなんかで、熊と対峙しない。「猟」ではなく「勝負」である。前時代的な村田銃に、自分でハンドロードした3発だけの弾を持って出かける平蔵を、孫の太郎が気遣うシーンが胸を打つ。亡くなった奥さんが作ってくれた、「マタギ装束」のような猟着が、カッコイイ。最後に巨大な渡り熊に、打ち勝った平蔵が、熊を人目に曝すのを嫌い、雪に埋めるのもイイ。 
[ビデオ(邦画)] 9点(2011-03-31 00:07:37)(良:1票)
71.  太陽の子 てだのふあ 《ネタバレ》 
高校生の頃、日本史の先生に連れられて観たのを思い出した。 今から30年も前の話。今回、最後の最後まで新鮮に見れて、内容をすっかり忘れていたことに驚く。 主人公「ふうちゃん」のお父さん、35年間心に傷を負って、自責の念に苦しんだなんて、30年前の志をかなり忘れつつある自分には、随分と純粋に、眩しく見える。沖縄の体験した戦争の悲劇は、壮絶だし、戦後35年たった映画の当時でさえ、謂れなき偏見や差別にも苦しんだことだろう。でも、この主人公の女の子は、単なる沖縄悲劇の狂言回しとして最後に泣いて終るのではなく、悲劇を乗り越えて歩み始める少女であって欲しかった。彼女は「太陽の子」なのだから。 
[DVD(邦画)] 4点(2011-03-27 05:50:50)
72.  ウォー・ゲーム(1983) 《ネタバレ》 
  この映画は大好きでした。 初めて観た時から、もう約30年が過ぎているとは。今見ると、アルテア8800とか、音響カプラとか、8インチフロッピーディスクとか、歴史上の機器にあふれています。同じような知能的コンピュータの双璧HAL9000と比べても、大好きなコンピュータです。というか、映画で観たコンピュータの中でも断トツに「素敵な」コンピュータです。○×ゲームで「勝者なき戦い」を学習するアイデアが凄い。 人間でさえも、ジョシュアの域にまで達するのは、なかなか出来ることではありません。 米ソ冷戦は終わりましたが、今世界は、局地的な軍事的危機を迎えています。それら双方を含んだ人類が、せめて30年前に映画で描かれた、機械ほどの学習力があればと、切に望みます。 悲劇的なエンディングも作られたといわれた本作ですが、最終的に採用された素敵なハッピーエンドに9点です! [改訂・追記]  最近、「地球爆破作戦」なる作品を見て、これと似た展開に驚きました。あっちは、コンピュータが人間を脅迫するのですが、やはりミサイルを握られています。そして、エンディングがバッドエンドというか、支配された状態で終るのですが、あの後味の悪さを見ると、やはり今作のハッピーエンドは、大正解と言わざるを得ません。タイトルやクレジットの字体といい、これの元ネタなのかも知れないですね。あるいは、オマージュ?  戒めから愛すること。この映画は、新約聖書なのかも知れない。 
[DVD(字幕)] 9点(2011-03-08 02:07:33)(良:1票)
73.  パソコンウォーズ ISAMI
このタイトルになる前の「ISAMI」だけのときに見ましたが、低予算でもうまく撮影すれば、ちゃんと近未来っぽい画面が作れるんだと感心しました。ストーリーは単純なヒーローものですが、最後の決戦を終えた後の爽快感がいいです!
7点(2004-08-12 09:53:00)
74.  あしたのジョー(1980) 《ネタバレ》 
TVシリーズの再編集ものですが、TVシリーズにあった「汗臭さ」がすっかり消えうせ、まったく違うあしたのジョーになってしまった。これは、おそらくこの映画の直後に放映された、新TVシリーズ「あしたのジョー2」への違和感無くつなげるための映画だったんでしょう。
4点(2004-08-11 09:43:48)
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