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wagasiさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  ホステル 《ネタバレ》 
★スロバキアの首都ブラティスラバって、結構歴史のある古都な感じがするんだけど、あんな怖いとこだったんですか?同市から抗議こなかったんでしょうか(笑)★日本人の女の子が出てくるのは、タランティーノの趣味なのかもしれんが、結構重要な役どころを演じてるので驚いた。しかもおしまいにはその後の主人公の行動を決定付ける重要なシーケンスが。あれ結構日本ホラー的な演出ですよね。★トレーラー見てこれがクライマックス?と勝手に思い込んでた拷問部屋をあっさりクリアしてしまったのは肩透かしでしたが、それからはもう敵味方お構いナシの大スプラッタ怒涛の快進撃。もうどっちが殺人鬼なのかわかんない。★くそ憎らしいポン引きのおねえちゃんが、あっさりドッカン!なのは大爆笑。ラストは医者崩れもきっちりカタを付けてくれて大満足。特撮、メイクははっきり言ってチャチだが、そんなことに期待してないので全然OK。★しかしほんとに怖かったのは、あのちびっこギャング団かもね。あのかわいい(かどうかわからんが)顔して容赦のなさ!しかも菓子とかで買収可能?もってなかったら?街角ではやくざなんかより絶対こっちのほうが会いたくない・・・
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-18 21:33:24)
62.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006)
 予備知識なしで鑑賞(こんな映画を(^^ゞ)。けど、途中で「ああ、ゲーム原作なんだな」と気づく。 ★とにかくひたすらナイスバディのおねいちゃん達のアクションシーンがえんえんと続く(ストーリー・脚本は無しに等し)。だがこれだけ吹っ切れてれば、それはそれで悪くない。あははと笑って(感動シーンは皆無)スカッとして映画館を出れます。 ★舞台・キャラ・大道具小道具・演出、等は、最初から最後までツッコミ所満載。もう冒頭の胡散臭さから「ヲヒ!!!!!!」みたいな声発しそうになりましたし(つい年末に見た戦争映画の『正しさ』はなんだったんだ(泣き笑))、クライマックスもよく考えたらバチあたりものでんす。 ★なんとなく香港映画のノリでもありますね。役者さん、(CGや編集はあるものの)大方アクションきちんとこなしてましたし。デヴォン青木さんと、ケイン・コスギくんもがんばってました。原作ゲームファンがどういう評価を下すのかよくわかりませんが、「イカモノ映画ファン」にも十分楽しめる余地はあると思います。しかしまあ普通の映画が好きな人は見に行かないほうがいいでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2007-02-18 14:10:09)
63.  君たちはどう生きるか(2023)
★予備知識一切仕入れず観ました(もちろんタイトルを拝借したあの本も未読、そもそも啓発本嫌いなんで)。拍子抜けなくらい「普通に」面白かった。 ★て言うか普通のジブリ作品過ぎて、なんであんな堅苦しいタイトル付けたのか、前宣伝に緘口令敷いたりしたのかわからない。良くも悪くもブランドは確立してるし、普通に売れば普通に興行成績上げれたと思うけど。 ★まあ内容は・・・背景的にいろんなメタファーがあるのかもしれないが、全く深く考える気にならない。宮崎監督の御年とは思えないめくるめくイマジネーションの洪水をただ楽しんで来ました。 ★確かに過去作(特に近年の)の焼き直しという印象は否めない。従って宮崎駿のそういう作品はもういいや、というヒトは無理して観に行かなくてもいいと思う。 ★まじめに評価すれば、ストーリーはあってないようなもの、舞台もキャラの性格付けや言動などもイマイチピントがずれてる感じで、これが日本アニメ界御大の集大成と言ってしまうのはあまりにも寂しい。 ★例えるなら元プロの野球選手が引退後草野球チームに入って(結成して)「俺もまだまだやれるじゃん」ってな感じで、時々現役時を思わせるすごいプレーもありながら基本は和気あいあい好き勝手に楽しんでる?って感じ。それはプロとはまた別な楽しみ方があるんであって。 ★失礼ながら御大も今やそんな感じなんだと思って(これからまだ続けるのかどうかわからないけど)過剰な期待をせずにおいた方がいいのかもしれない。 ★まあ自分は適度に楽しめたしコスパ・タイパ(流行りの(笑))的に損したとまでは思わない。けどヒトに積極的に観なきゃ損とまでは言わない、よってこの点数です。
[映画館(邦画)] 6点(2023-08-03 23:10:29)
64.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
★サイクロン号が自立してのそのそ本郷とルリ子の後をついてくるの、犬か馬みたいで可愛い。あれ実際バイク提供のホンダが作ってる(もちろん市販はしてない)んですよね(撮影はCGなのかは知らんが)。あれ欲しいなあ(笑) ★あ、そうか最初の小屋の爆発で本郷はともかくバイクも無傷って都合よすぎじゃね?と思ったけど自分で逃げたのか?、健気じゃないか!ますます欲しい!(ないって)。 映画本編については ★ひたすら仮面ライダーがカッコいい(だけの!)映画。 ★黒いマント、仮面からのぞく後ろ髪(漫画版?)、変身ベルトと仮面のギミック、サイクロン号にスタンディングで風を浴びるライダー、血飛沫が上がる戦闘員とのバイオレンスなアクション、必殺のライダーキック、TV版まんまの怪人、シーンやカットを庵野監督風にアップデート、ほんとに上手い。BGMはそのまんまでまったく違和感なし。 ★さらには石ノ森作品のほかの要素も入れてきたり。Kはロボット刑事K、Kの前に開発されたJのデザインはキカイダー、ラスボスのイチローはキカイダー01の主人公、彼が変身する時のダブルタイフーンのベルトはライダーV3、そして蝶オーグのモチーフはイナズマン・・・と止めどない。 ★一方SF考証は(説明はくどいけど実際は)超適当、主人公もラスボスもありきたりな過去のトラウマで、ショッカーの目的はまたしてもエヴァンゲリオン(人類補完計画)、物語も行き当たりばったりで超適当、ライダーとショッカー両方とも戦略も戦術も(見え)ない、ほんとにただ決闘してるだけ。 ★ゴジラが大人も見れるディザスターパニックムービー、ウルトラマンがギリ学生なら見れる実写版エヴァとすれば、仮面ライダーは「大きなお友達」が喜ぶ懐かしの特撮ヒーローもの映画版だ。 ★が、絵だけはひたすらかっこいいのだ。ただしあくまで過去作や漫画が好きだった人が(無論そうでない人でもいいけど)ノスタルジックなノリで楽しむのが正解で、それが受け付けないという人には全く価値のない映画。 ★結論、突っ込んだら負けの庵野監督趣味映画。合う人限定。自分は2回観てしまった。ただし人には勧められないのでこの点数。
[映画館(邦画)] 6点(2023-04-02 09:45:38)
65.  天気の子 《ネタバレ》 
★最後、東京を水に沈めたまま放置の「ブン投げラスト」はなかなか面白かった。お寺のじいちゃんの「観測史上なんてせいぜい100年」ばあちゃんの「(東京の)自分の住んでたとこはもともと海だった」というセリフはリアリティがある。 ★その反面、じゃあ日本や世界のほかの場所はどうなってるの?とか、天気の巫女って結局何なの?とかいろんな謎も同様に投げたまんま。 ★そもそもの物語の要因となった主人公の少年の家出の原因も語られずじまいなので(当然思春期の反抗期、ってのはあるだろうけど、それが家出まで発展する理由、どれ程のことがあったのか?)、「都会へ出て現代っ子らしく上手くやってるんだな」とは思えど感情移入は全くできない。 ★映像は前作同様きれいだった。雨の風景の中、一筋の光がさして徐々に晴れていくさまに人々が明るい表情になっていくのは「お日様っていいな」と子供っぽい(笑)感想を抱いてしまった。まあ最も最近お日様めっちゃ暴力的なんで、どっちかっていうと「東京8月なのに気温10度!」とか「記録的豪雨!」とか果ては「雪!」とかのシーンのほうが・・・避暑にはもってこいの映画だ(^^; ★あとそこかしこで歌流しすぎ、やかましい。感動強要してるみたいだが、全然感動なんかしない。 ★というわけで、つまらないとまでは言わないが、雰囲気だけの映画、こんな延々2時間もの長さにする必要もなかった。せいぜい異形の雰囲気を漂わせてラストでちょっと驚かせてくらいの短編映画でいいかな、と。映像はきれいなんで、「ビデオでもいいかな」とは思わなかったんで、5点ではなく、6点。
[映画館(邦画)] 6点(2019-08-25 09:03:53)
66.  アリータ:バトル・エンジェル
★原作は未読、キャメロンとロドリゲス監督の名前に釣られて見たのだが、はっきり言ってその色は薄い。 ★そもそもこの漫画原作が選ばれたこと自体、またストーリーやキャラ付けが(他作品ほどでないが)暴力肯定的なとこなんかはロドリゲス監督の雰囲気と言えばそう言えないこともないか。 ★それにしても話がさくさく進みすぎて感情移入の暇がない。世界観もストーリーも(そもそもそんな新しい漫画じゃないし)擬視感たっぷりで(しょうがないが)新味はない。「強い(幼い)女の子」が主人公のハリウッド映画ってのはさすがにぱっと見当たらないんだけど。 ★原作ファンにはおおむね好評のようなので、漫画に思い入れのある人は見て損はないんだろうと思います。映像やアクションはとても見ごたえあって、それだけでも損はしてないとは思うけど、でも知らない人はまあ、どっちでもいいかなという感じ。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-16 20:46:02)(良:1票)
67.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
★今までのレビューを拝見して・・・みんな長いぞ!!レビュー数100も全然いってないのにもう4ページだよ。読むの大変じゃないか!みんなどんだけSWが好きなんだ! ★でもまあこれだけ長く続くコンテンツだと、実際以上に受け手の思い入れが増幅しすぎちゃって、たぶんもはや何をやっても収集は付かないと思うんですよね。 ★ただし、何をやってもいいから「もっと上手く作ってくれよ!」っていうのはあるわけで。どうもすっきりしない場面が多すぎる。レジスタンスの無策ぶりとか、意思疎通のなさ(反乱成功しちゃったらどうすんだ)、コード無効作戦のいきあたりばったりと結局は無駄足、師匠の過ちを繰り返してるだけのルーク、フォースとジェダイの関係性を切り離そうとする演出も上手く説明できてるとは思えない。 ★あとはキャラの魅力ですね。欧米人には準ヒロインともいうべきローズのルックスってどうなんだろう。私は最初少年兵かと思ったよ。バディムービー的なコメディリリーフで物語に絡んでいくのかと、そしたらなんと・・・はっきり言いたい。偽善はやめましょうや。スノークの悪の親玉あっさりやられて肩透かし、残ったカイロは感情に振り回されてフォース使ってるだけでトップの資格なし。レジスタンスも前述したとおりバラバラ。後ろ向きな戦い(撤退戦)であることを抜きにしても、誰も彼も物語を引っ張っていく魅力に欠けている。 ★ああ、なんか同じようなこと書いてしまった。でもしょうがないですよね^_^; ★レイアの宇宙遊泳、ルークの超遠距離分身の術は、フォースってなんでもあり、じゃなく彼らが特別なんだと思えば。それにルークは実際あれで命を使い果たしたわけだし。ルークのラストバトルはドキドキしたし、最後夕日の中消えるシーンはジンときましたよ。 ★まあ自分も旧作のファンの端くれですから、作られないはずだったEP7〜9が作られるってのはうれしかったわけです。ただそれは、新しい話が延々と続くっていうことじゃなくて、9で長大な物語が閉じる、っていう認識なんですよね。だから無駄に話を広げるんじゃなく、ちゃんと収束して欲しいわけです。旧作の主要キャラ全員いなくなって(レイアも多分次はほとんど出ないでしょうね・・あ、チューバッカが残ってるか)残ったキャラで9のお話がどうなるのか・・・不安ではありますが、まあ見に行きます。 ★結局自分も割と長く書いてしまった。
[映画館(字幕)] 6点(2018-01-08 12:35:18)(良:2票)
68.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 
★大方の皆様のレビューの通り、とにかくガル・ガドットのヴィジュアルを堪能する映画だと思った。彼女のかわいさと格好良さを見ているだけでも相当コスパは高い。★ただ原作は古いコミックだからかどうだか知らないが、やっぱそろそろ背景は考えたほうがいいんじゃないだろうか。★第1次大戦の微妙な近代性と非人間性、ワンダーウーマンの時代錯誤な衣装に無敵のスーパーパワーのそぐわなさがいまいち心地悪い。★ダイアナは敵神アレスさえ倒せば戦争は終わると無邪気に考えていたが、近代の戦争はそれでは終わらない。なんとかラストには都合よく正体を現したアレスを倒して一応の決着を見るが、もしも彼が正体を隠して姿を現さないままだったらどうだろう。彼女は(戦争を終わらせるため)そのパワーを無制限に開放して世界中の戦場を牛耳ることになるのだろうか。それはスーパーヒーローものとしては秋らかに破綻だ。★アイアンマン(第1作)でも感じたが、戦争を舞台にスーパーヒーローを活躍させるのは危うい。危うすぎる。特に第1次大戦は悲惨な戦争だったと聞く。何も考えずに楽しむのは無理だ。多分ジャスティス・リーグにつながるのなら、このストーリーの続きはないのだろう。でもそれでいい。続きはもっと能天気にお願いしたい。
[映画館(字幕)] 6点(2017-09-08 01:13:58)
69.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
★原作は読んでないです。★要するに、時空を超えて他人とシンクロする特殊能力を持った家系?おばあちゃんも同じような経験したって言ってたし、そういう能力を買われて巫女さんみたいな職業に代々就いてた?★で、村の未曾有の危機を何とか救いたくて、突然その能力が発現したと。おそらく予知能力的なのもあって?★ま、シンクロできたからってそれが何の役に立つのかは分からないけど、今回の場合はミツハが「東京暮らしのイケメンになりたい!」というわけの分からん願望を持っててタキ君にシンクロしちゃったこと、タキ君が、村の悲劇を知ってる(ミツハにとって)未来人だったことと、そして彼の行動力によって上手くいったというとこか。★あと最終的にミツハが町長である父親を説得できた(んだよね?)のは、たぶんお父さんも昔同じような体験をした(させられた)ことを思い出したんだろうかな。普通ならヨタ話で終わるトコが、能力と権力が結びつけば人々を動かすのは比較的容易か。★というわけでプロットに矛盾はないんだけど、出来のいい映画だなーと思っただけに気になるとこはやっぱりある。★他人(しかも異性)との入れ替わりにあんまり早く慣れすぎ・タキのプライベートがほとんど描かれず感情移入できず・さらっと歴史を改変してほぼ何の言及なし・そうなって良かったとは言え、ありきたりすぎるハッピーエンド・・・など。★面白かったし、絵も綺麗だった。ただ話題先行の映画っぽく、客層(かなり満席)があまりレベル低い(やかましい、座り行儀悪い・・ほか)回に当たってしまった。ちょっと印象悪くこの点数。私怨ですいません。
[映画館(邦画)] 6点(2016-09-19 15:22:46)(良:1票)
70.  アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 《ネタバレ》 
良くも悪くもお祭り映画。 ★実力にかなりの幅があるメンバーを、結構平均的に活躍させる演出・脚本はなかなかいいと思った。もちろん映像も文句なし。かなりめまぐるしいが。個人的に一番面白かったのはパワードアイアンマン(?)対ハルク。しかし本作では一般の人たちは大迷惑だったろうね。 ★そもそもの発端がスタークの独善なのに、その彼がろくに反省もせず主役面してるのはなんだなあと思うが、逆にこれが邦画だったら不必要にお前のせいだ!!と責められ、悩みまくり、ひきこもりあるいは知らない街へ逃亡とか延々やってるんだろうなあ、と。そんなんじゃない、あくまでも自分のしたことは自分で解決するんだ!って姿勢がムコウの人たちのいいとこなんだけどね。 ★悪役は最初は結構絶望的な不気味な強さを発揮してたけど、だんだんしょぼくなってしまったのが残念。特に、AIのくせに現代世界のインフラの主要を占めるネットを支配できなかったのはお前ほんとにAIかよとつっこみたくなるアタマの悪さ。 ★ま、肉体系映画にネット戦持ち出したら話が出来ないけど。あと人類抹殺が目的であって、支配が目的ではないから、もっと手っ取り早い物理的破壊策を取ったんだと思っとく。 ★つぎ観にいくかといったら微妙だけど、ストーリーしだいかな、という感じです。
[映画館(字幕)] 6点(2015-07-13 08:56:07)(笑:1票)
71.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 
★カーンの登場やクリンゴンとの確執は元のネタを知ってないといささか説明不足・描写不足だと思う。カークやスポックの性格は、この時点では未熟な彼らがあんな風に成長していくのか、と思えばそれを楽しむことも出来るし、単純に今風のSFアクションヒーローとしても楽しめるので(ややステレオタイプではあるが)、旧作を知らない一見さんでもいいかなと思う。 ★もちろん旧作のオマージュなんかふんだんにちりばめられてるので、どちらかと言えば旧作ファン向けに新しいスタトレ像を提示してみました、っていうスタンスなのだろう。ただそれにしちゃ旧作ファンにはいささか受けが悪いみたいだけど(笑)。 ★やっぱもう少しカークやスポックが知的でクールな(片鱗でもいいから)見せてくれるとよかったかな。カークはただの女好き熱血バカ、スポックは最初は論理バカ、あとは感情むき出しあろうことか格闘戦でカーンと戦っちゃうし(あ、途中で「バルカン掴み」が出てニヤッとしました)。これじゃ第1作から全然成長してないって? ★あとクライマックスでカークがエンタープライズのエンジンのユニットを「蹴って」直す描写は勘弁してほしい・・・テレビを蹴って直すコメディじゃないんだからさあ。超好意的に解釈して、船体の被弾のショックで人間が蹴って位置を直せるくらい取り付け強度が低下してしまった、無理やり蹴って直したけど、危機を脱したらすぐに抜本的処置が必要・・・とか?だったら台詞一言でいいからそういう「説明」を入れてほしいんですよね。 ★このごろの映画ってなんか説明しないことがツウだとかカッコいいとか勘違いしてる傾向があるんじゃないかなあ。でも特にSFって、必要なことは(多少テンポが落ちても)説明しないと、ただの「ご都合主義」に陥る危険性が特に高いジャンルなんだけどねえ。 ★自分は「トレッキー」ではないけどある程度(小説版から)知ってるファンですが、確かにあれがああつながるのかあ、とかいろいろ想像して楽しめました。しかし全体的なハナシのレベルとしてはちょと低いと言わざるを得ないように思います。のでこの点数です。
[映画館(字幕)] 6点(2013-09-07 23:30:38)(良:1票)
72.  ジャンゴ 繋がれざる者
★3時間弱はやっぱ長いかな。食べてる間はウマイナー、のラーメンなんだけど、食べ終わってみたらちと量が多すぎて・・・みたいな感じ。 ★たぶん、ジャンゴとシュルツがコンビを組むまでと、クライマックスの銃撃戦でカタを付けずに後までひっぱったの・・・つまりイントロとコーダが長すぎるかな。だいたいディカプリオが悪役やるってのが話題の一つなのに、初登場がまだなの?って。最期も少し肩透かしなような。 ★「イングロリアス~」に続き、ケレン味暴力描写たっぷりなものの、わかりやすさ見やすさでは初心者にも十分な作り。引用とかオマージュとかわからなくっても十分楽しめました。ただそろそろネタ的にはワンパターンな感じもする。 ★それならそれでもいいけど、別にあれほどの長さで大サービスしてくれなくってもいいよ、第一必要な尺とも思えないしね、ってことで。ええと、水戸黄門や必殺仕事人の年末ワイド版みたいな感じ?いやちょっと違うか・・・
[映画館(字幕)] 6点(2013-03-10 13:52:05)
73.  プロメテウス 《ネタバレ》 
★はじめのほう、プロメテウス号のクルーに、映像でまじめな「お言葉」を垂れる老社長の横で緊張感なくお腹出して転がってるお供のワン公が可愛かった(笑)。あとあの医療カプセル、はじめなんであんなものがわざわざ紹介されるのかと思ったけどちゃんと活躍シーンがありましたね。あれはすごい、医者いらね。 ★全体の内容は他の方が書いてる通り、「エイリアン・エピソード0」 ★説明不足は多いわ、危機管理のかけらもない行動するやつばっかだわでいらいらする。ま、所詮リドリー・スコット氏は映像作家ではあってもストーリー作家ではないから。オリジナルストーリーを求めても無駄か。映像だけを堪能するなら◎なのでこの点数。
[映画館(字幕)] 6点(2012-09-15 23:57:26)
74.  ダークナイト ライジング
ついでに話題の作品鑑賞。前作でも感じたけど、やっぱりアメコミヒーローってのは「特別な存在」であってほしいな。スーパーマンは完璧。スパイダーマンはぎりぎり。本作のように苦悩しすぎのバットマンは・・もともと「超人」ではないだけにNGかな。 ★法にしばられずに自分の思う正義を貫くダークヒーローっていうノーラン監督なりのバットマンのテーマを追求した3部作だが、前作はヒース・レジャーのぶっ飛びジョーカーとの対決はそれなりに面白かった。今回の悪役はちょっと深みや凄みに欠けるかな。バットマンの悪役って結構キッチュな魅力が重要だと思うんだけど、あのクチのマスク以外は結構普通っぽいし。第一悪役の悪役たる所以がよくわからんストーリーだったし(結局何したかったんだ?)。 ★それとあのラストはちょっと卑怯じゃないかなあ。盛り上がるけど力技で無理やり終わらせたって感じ。 ★あ、そうそうどなたか指摘してたけど、そのへんにちょこちょこっと持ち出せる核融合炉とか、海の沖で爆発させればとりあえず陸地は大丈夫とか、そいう描写はもう勘弁してよ。 ★で、え、これで完結ですか?せっかくキャットウーマンもロビンも出てきてるのに。なんだかんだいいながら、期待しちゃうんですよね。この監督の作品。
[映画館(字幕)] 6点(2012-08-14 23:36:42)
75.  モールス
★前情報は何もなしで観ました。クローバーフィールドの監督ってことで、なんか変わった趣向でもあるかと思ったけど、案外普通でした。 ★因果は巡る、じゃないけど、そういう繰り返しのシチュエーション、的な面白さはあるけど、それを成立させるための環境理由付けがいまいち説明不足で、「ええ?じゃあ・・・・はどうしたの?」って思う場面がしばしば。 ★それとCG特撮を使った描写は・・・いまいち好みじゃないですねえ。いままであんなワイルドじゃなくてスタイリッシュな描き方の映画になれちゃったからかな。 ★あと邦題の「モールス」、なるほど、描写としては目立つけど、映画の主題にはほぼ関係ないでしょ。原題のlet me inじゃだめだったんですか?(ああ、あとその原題を活かした描写もあまりなかったなあ。残念)
[映画館(字幕)] 6点(2011-08-07 13:13:55)
76.  ヒア アフター 《ネタバレ》 
★シーンの撮り方とか演出とか相変わらずウマくて感心するんだけど、今回はちょと題材が地味だったせいか、シビれるような感心はしなかった。 ★個々ではなるほどと思えるシーンはたくさんあるんですけどね。マリーが来世の本を出版しようとして、偏見にさらされたってブックフェアで告白するのは、そのまま今回のイーストウッド監督と我々観客の関係にスライドするし。 ★死んだジェイソンが来世でもなんだか楽しそうなのはクスリとさせられるし。 ★ラスト、ジョージがマリーとキスする「未来」?をみて、手を握っても「過去(死者)」をみないってオチはとても素敵だ。 ★でもなあ・・・ってこと。良かれ悪しかれ、肯定するにせよ否定するにせよ、中立(客観)の立場でいるにせよ、ぼくはイーストウッド監督が暴力を題材にしてきたことに毒されすぎているのかもしれないです。マンデラ大統領はさすがに映像化に向く題材だったからよかったものの。 ★さてこれから監督どうなるのか・・・こんな方向ばっかに進まれるのもちょっと・・・と心配する。
[映画館(字幕)] 6点(2011-03-06 00:43:14)
77.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE
★監督はタイムリーと判断したのかもしれないけど、こういう半分コメディなアクション映画でイラク戦争をネタにするのはいかがなものか。かの国はあの戦争はもう完全解決したものとみなしてるのかもしれないけど(まあ、そうなんでしょうね表向きは) ★そこがひっかかったくらいであとはおおよそ楽しめました。立ちまくったキャラ、ど派手なアクション、ほんとかよというくらいうまく行き過ぎる大佐の「作戦」も気持ちよし。 ★ただエピソード0的なストーリーは、往年のテレビファン向け?それにしてはその「ファン」の受けがあまりよくないような? ★べつにストーリー自体はわかりやすいので、一見さんでも問題なく楽しめますが、ただエピソード0では終わり方があんまりスカッとしないのが難ですよね。続編に期待です。
[映画館(字幕)] 6点(2010-09-12 11:47:12)
78.  シャーロック・ホームズ(2009)
★ぼくも「シャーロキアン」ではありませんが、ホームズ・ワトソンのコンビはおそらく詳しい人から見てもなかなか上手く原作のキャラをアレンジしてるんじゃないかと思います。 ★だらしないホームズが、かっこいいワトソン博士に精神的に頼ってる図ってのもなかなか日本のアニメっぽい設定です。そういやホームズはどうしても最近作の「戦うCEO」氏がアタマに浮かんじゃうのが難ですが。あの社長も執事に怒られてたっけ(笑)? ★昔のロンドンの薄汚さ、異国趣味雑多な感じは面白かったです。あと作りかけのロンドンブリッジ?なんてのはCGの発達した今じゃなきゃ見れない光景なんで、こういう使い方はいいですね。 ★イギリス民謡・舞曲を思わせる音楽もいい。ただあれはイングランド?なんとなくアイルランド系の音楽に聞こえるんだけど(すいませんよくわかってないです。頓珍漢な指摘だったらごめん) ★ストーリーはそこそこ。どうして映画になると起こる事件って、みんなあんな大げさになっちゃうんでしょうね。普通に、貴重な宝石強奪!とか政府の高官暗殺!とかそれくらいでいいじゃないですか(普通じゃないか)。しかもいろんな人物の視点からどたばたどたばた、おかげでこの映画、推理モノじゃなくてただのアクション映画に少々の推理をくっつけた、それこそよくある映画になっちゃった。 ★せっかくホームズなんですから、次回作、作っていただいてけっこうですので、そのへんの正統的面白さも加えてください。あの尺ならもう少し無駄な部分削って出来ると思う。
[映画館(字幕)] 6点(2010-03-22 23:14:04)(良:1票)
79.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
★XpandとIMAXで計2回観ました。正直言うとこの二つでめちゃくちゃレベルが違う、ってほどではないです。映像のクオリティはさすがです。架空の生物も植物も地相もマシンもまるでほんとにこんな星があるかのごとく自然に描かれています。映画の中で何度でもまるで自分がそこに居るかのように感じました。 ★しかし同時に3Dの限界も見えました。一つは画面全体にピントがあってる場面ではあまり3Dの恩恵がないこと。ジェームズ・ホーナーの重厚な音楽をバックにパンドラの雄大な自然がバーンと映し出される・・・そんな場面では皮肉にもあまり立体感は必要でない。 ★もう一つは臨場感に大切なインタラクティブ性の欠如。ジェイクと大佐の会話シーン、手前のジェイクがぼやけ、奥の大佐にピントが合ってる。ぼくの脳は無意識に目にこう言う「あれ、手前のジェイクがぼけてる、ちょっとピント合わせろよ」もちろんそんなことは出来はしない。そういう映像じゃないんだから。でも、3Dの最大の恩恵って、臨場感ですよね。ほんとに「そこに居る」んだったら、そこにあるもの自由に見たいものすべて見せて欲しいなと。 ★究極には「マトリックス」の世界だけど、あそこまで自在にいろんな場所に行き来やモノ触ったりできなくてもいい(そんなことできちゃったら、ストーリーがなおざりになっちゃうし(笑))。とにかく窓(スクリーン)の外に本物の景色が広がってるように見せてくれるようにならないかなあ。そしたら3Dは究極の映像になると思う。 ★批判の多いストーリーについては、確かに今時純粋な未開人と強欲差別主義の文明人の対立みたいな構図、ナイーブ過ぎる演出やラスト(せっかくSFなんだからも少しひねれよ・・・)見てて恥ずかしいみないな想いはあるが反面、現実途上国に対する事実上の搾取の構造が変わってないとこで、ぼくらは遠い東洋の島国に閉じこもってるからなのか、まるで関係ないことのようにこの映画を批判してられるんだろうか、と考えさせられもしました。 ★点数は一番の売りである3D(絵自体ではない)に対してちょと騒がれすぎな気がして。ただしやっぱ家でDVDじゃ絶対だめなんで。
[映画館(字幕)] 6点(2010-01-16 22:00:39)
80.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 
★一言で言うと、ヒュー・ジャックマン様のヌードを観にいく映画。とにかく脱ぐわ脱ぐわ(笑)、でも確かに観れる体なのはすごい。このからだ作るのにトレーニングしたんですか? ★ストーリーは正直言ってすごいサプライズがあるわけではないが、一応ウルヴァリンの過去もきっちり説明してくれるし、アクションシーンは迫力満点だし(やっぱなんでもかんでもビームだのサイコキネシスだのじゃなくって、力技でえいやってのは見ててスカッとする)、やや駆け足だが人間ドラマもありで、番外編としては充分合格点なんじゃないか。 ★個人的にしびれたのはアタマとラストだ。南北戦争なんていう我々から見れば「歴史上の」時代から戦争に明け暮れてきた長命(不死身)種ミュータントの嫌世感。 ★そして、頭部を撃たれたことによる文字通りの「記憶喪失」(細胞は復活しても記憶は物質ではないので復活しない、のではないか)。二度と過去を思い出すことはできないのだろうかという哀しさと、反対に苦悩に満ちた過去を思い出すこともないのだという「救い」。狙った設定かどうかは分からないが、なるほどと思った。 ★アメコミ映画の苦悩する主人公なんてのはもう手垢がついてるが、それでもやっぱり謎に満ちた(もう明かされちゃったけど)ウルヴァリンというキャラクターは特別かなあ、と思える。
[映画館(字幕)] 6点(2009-10-10 23:49:11)
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