61. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 これまでに多々挙げられているように、ワンカットの長さが印象的で、まるで映画の世界を体験しているかのようだった。映画のストーリー自体も、主人公が映画の時間内で知り得た情報のみが観客に与えられるという形式だったので、余計にその感が強かったように思う。その分消化不良になるのは致し方ないところだけど、テーマが面白いだけにちょっと残念だったりも。何気にかなり特殊な映画。 [DVD(字幕)] 8点(2007-07-24 23:49:19) |
62. ゆれる
《ネタバレ》 確かに弟の性格には難ありかもしれないし、兄は兄でまた難があるかもしれないけど、それもまた現実的で良かった。そこを表現しきった役者にまず拍手。話としては結論をぼやかした裁判物。こうゆう見る人によっての解釈がいろいろできる映画好きなせいだからかも知れないけど、終わり方とかも鳥肌モノだった。まさに名前どおり、橋がゆれる、二人の心がゆれる、真相がゆれる。そして観客の心もゆれる。そんな映画だった。 [DVD(字幕)] 9点(2007-07-24 23:40:24) |
63. ハンニバル・ライジング
《ネタバレ》 ギャスパー・ウリエルのちょっと不気味な笑みが印象的だったが、映画としては非常に散々な出来かと。ハンニバルシリーズとして作られてしまったのが、そもそもの失敗。あんな悪(?)のカリスマの生い立ちを描こうなんて、到底無理だったのではないだろうか。と言うか、本当に将来のハンニバルをイメージして作ったのかが謎。きっかけからして突っ込みどころ満載だが、それを置いておいても、殺し方とかもう全然頭がいい人じゃない、って言うかむしろ結構行き当たりばったりで馬鹿っぽい。最後とかは生きてたのはラッキーじゃだめ。多分あのまま育ったら一年以内に殺されちゃうんじゃないか、若きハンニバルは。理由のない絶対的な悪であった方が良かったと思います。 [映画館(字幕)] 3点(2007-07-24 23:26:23)(良:1票) |
64. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 自分としては映画はこうあるべき、と言うのは持っていないのでこの評価です。映画は、それが美しかろうが、目を覆うものであろうが、幸福であろうが、悲劇であろうが、印象的だろうが、何も後に残るものがなかろうが、一瞬だけ光るものがあれば良いと思っています。そこで、この映画、確かに主人公に対する仕打ちは酷すぎて、まさにある意味ではご都合主義的ではありますが、それとミュージカルシーンのコントラストが素晴らしい。ビョークの歌が良い、と言うのももちろんですが、それを更に輝かせているのは紛れもなくこの映画全体の救いようのない悲壮感だと思います。理解できるかできないかはもちろん人次第なんですが、自分的にはただそれを感じるだけでも鳥肌ものかとも。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-07-24 23:14:23) |
65. D.N.A.II
1が原題と全く違うせいなんだけど、この後全く関係のないDNAと言う映画たちがナンバリングされることを予感させる一作。ちなみに映画としては、超B級アクションなりに面白かったです。 [地上波(吹替)] 5点(2007-07-24 22:51:52) |
66. D.N.A.
スーパーびっくり仮装大会。まじめにやってるのかしら。しかも2とは何の関連もないのも爽快。 [地上波(吹替)] 1点(2007-07-24 22:47:04) |
67. ローレライ
すいません、いくらなんでもこの映画は無理でした。しょぼいCGと訳のわからん設定で苦笑の2時間でした。アニメ向きですね、やっぱり。 [地上波(吹替)] 2点(2007-07-24 22:45:05) |
68. コマンドー
ただただシュワちゃんの圧倒的な破壊力に見とれるのみ。 [地上波(吹替)] 7点(2007-07-24 22:42:06) |
69. ターミネーター2
3ができたことは内緒にしておいて欲しかった。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-07-24 22:37:58) |
70. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
《ネタバレ》 長い長い映画。果たしてジャンルをどうしたかったのかが不明。カリプソとか消化し切れてない要素をいきなり3で出すのもどうかと思うし、何よりも主人公勢は誰もあまりかっこよくない。今作ではバルボッサ以外誰もかっこよくないのはかなり致命的。ジャック・スパロウというキャラは良かったが、ここまで裏切りに次ぐ裏切りを演出したのは正直失敗だと思う。もう少し爽快なジャックたちの冒険活劇が見たかった。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-24 22:35:32)(良:1票) |
71. 恋に落ちる確率
静かに、そして淡々と進みながら、斬新な語り口で一気に見るものを引き込むのは見事。無機質ながらもどこか冷たすぎない映像も非常にセンスを感じさせる。ストーリーは見る人次第でどのようにでも解釈できるが、ここもまた自分的にはツボ。何回も見てさまざま解釈をしてみたいと感じさせられる90分程度の尺も良かったと言えそう。かなり人を選ぶ映画ではあるが、せっかくTSUTAYAとかにも置いてあるので、もっといろいろな人に見てみてほしいと思う。あまり見た人がいないから余計愛着が湧く部分はあるけども。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-07-24 20:44:31) |