801. スノーマン<TVM>
最近のCGアニメに慣れてしまってると、こういった味わい深いアニメーションが逆に新鮮だね。 まあ、雪だるまが突然動き出したら、ちょっとしたホラーなわけで、猫の反応は正解だったと思う。 ファンタジーな夢物語で終わらせずに切ない感じのラストで締め括るのが心に残る。 [DVD(字幕)] 7点(2015-01-05 17:52:21) |
802. Shall we ダンス?(1995)
公開当時に見たときは前衛的で斬新な作品という印象だったけど、久し振りに見直してみると意外と古臭かった。 恐らくこの作品のヒットが切っ掛けで、その後この手のシュールコメディ作品が乱造されたことで、オリジナルですら古臭く感じるようになってしまったんだろうと思う。 それでも基本的な作品の構成や細かい演出は確りしてるので、トータルの面白さ自体は色褪せてないように感じた。 僕も社交ダンスなんてやったことはないけど、ちょっと踊ってみたくなるようなワクワク感があります。 それにラストはやっぱりちょっと感動しちゃいました。 いい作品ですね。 [地上波(邦画)] 8点(2015-01-02 10:01:28) |
803. Hello, My Love
《ネタバレ》 同性愛ものというジャンルが既に共感できない壁になってるのに登場人物たちの性格も理解に苦しむ。 同性愛とか関係なしに相手に気持ちが無いならもう諦めたらいいのにって思ってしまう。 まあ、それだと物語として成立しないので無理矢理に話が展開されていくわけだけど、頭のおかしい人たちの恋愛事情を延々と眺めてるだけの作品でした。 あと、コメディとして見てもいまいち笑えない。 同性愛の描き方が深刻なので、他の部分で呑気に笑ってられない印象が残った。 唯一の救いはホジョン役の女優さんが可愛かったことくらいだろうか。 [DVD(吹替)] 3点(2015-01-02 09:53:05) |
804. カールじいさんの空飛ぶ家
《ネタバレ》 開始10分で泣けた。 セリフのない演出はつみきのいえのようで斬新だった。 それだけで終わる短編にしておいた方が良かったのかも知れないけど、その後に登場したキャラもそれぞれに魅力的で面白かったとは思います。 家が飛び立つシーンはちょっと感動的だったけど、車やアンテナにぶつかって迷惑を掛けていく演出は如何なものかと。 [地上波(吹替)] 7点(2014-12-20 00:32:21) |
805. ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船
《ネタバレ》 これで5作目になる超大作シリーズ。 今までは名作の域に達するにはちょっと足りない惜しい作品ばかりだったけど、5作目にして一気にブレイク! これを待ってたんです。 なんで最初からこれをやらなかったのか摩訶不思議。 ピーター・パンの物語が好きなら絶対に見るべき作品に仕上がってます。 ここから先はほぼ100%ネタバレになるので、見てない人はこんなレビュー読むより先に本編を見ることをオススメします。 まず序盤は友情物語なのかなぁって感じで始まって、スター・ウォーズ並のダークサイドに堕ちるという衝撃の展開。 しかも、ちょっと小保方さんも入ってて、ピンクの妖精の粉はありまぁす♪とか言い出しそうな時事ネタも織り交ぜてくる周到さ。 そして、登場する人間の若者。 ちょっとイケメンで、紳士的で、第一印象は悪くない。 実はいい人なの?とか、妖精と人間のラブストーリーなの?とか思ってたら、大どんでん返し来ました。 この若者がフック船長だったんですね。 まだ義手じゃないけど、ちゃんとフックも持ってます。 あと、チクタクワニも愛らしい赤ちゃんで登場して、時計を飲み込んだ経緯も明かされちゃう。 ワクワクドキドキして海賊船が飛んだ瞬間には思わず感動しちゃいましたよ。 まあ、ストーリー的には感動シーンではなかったけど、これはもうディズニーランドの新アトラクション決定ですね。 ほんとこういう前日譚をずっと待ち望んでたんです。 あと、スミーもちょっと登場するけど、フック船長とスミーの出会いの物語もあるのかなぁって想像すると、次回作が楽しみ過ぎる。 それから、シリーズ1作目からティンカー・ベルの性格に違和感があったけど、今作で考えが変わった。 妖精は歳を取らず見た目はそのままなんだろうけど、ピーター・パンの物語はまだ何十年も先の話なんですよね。 フック船長との因縁もずっと続くだろうし、性格も少しずつ変化して行くのかも。 それに仲間たちのキャラが立ってたので、それを取り纏めるティンカー・ベルは素直な良い子キャラがぴったり嵌ってた。 因みに原題のThe Pirate Fairyは直訳しちゃうと海賊妖精となっちゃって味気ない。 邦題の方が100倍ワクワクしますね。 [DVD(吹替)] 9点(2014-12-17 15:20:40) |
806. 山猫は眠らない
《ネタバレ》 人を殺したことのないスナイパーという設定は面白かった。 最後まで殺せないのか、何かの切っ掛けで吹っ切れるのか、その辺りのハラハラドキドキが良かったです。 どうせ最終的には作戦成功して生きて帰れるんでしょ?みたいな安心感はなく、どっちかが死にそうな予感がずっと漂ってて、最後まで緊張感がありました。 ミラーがベケットの認識票を形見として持って帰るようなオチを期待してたんだけど、意外と丸く収まっちゃったのがちょっと残念でした。 [地上波(吹替)] 7点(2014-12-12 16:50:15) |
807. 怪盗グルーのミニオン危機一発
前作は親子愛を描いたハートフルコメディといった感じだったけど、今作はラブコメの方向性で、最終的には親子愛→家族愛に発展して綺麗に着地しましたね。 もちろん三姉妹は可愛いんだけど、それ以上にミニオンたちが愛らしくて好きです。 前作と比べるとミニオンたちの活躍が増量されていて楽しかったし、何を喋ってるのかなんとなく理解できてしまうミニオン語も大好き。 2作目ということで吹き替えにも多少は慣れてきて、違和感も緩和されてきました。 この勢いで3作目にも期待したい。 [DVD(吹替)] 8点(2014-12-10 21:23:46)(良:1票) |
808. Sad movie/サッド・ムービー
《ネタバレ》 作品の雰囲気もいいし、音楽もいいし、女優さんもそれぞれ可愛いのになんだかもやもやしたものが残る作品でした。 タイトルがタイトルだけに最後は死ぬんだろうなぁって予想はしてたけど、ラストのアホみたいな演出の為に撮影係の同僚が一緒に殉職させられたのが気の毒過ぎる。 別れさせ屋の話は結構面白くて、ラストのオチも切なくて良かったんだけど、最後の依頼が余計で台無し。 その依頼した息子の話も直接言わず伝言を頼む意味がわからない。 代わってあげたいと健気なこと言う息子を殴る母親にも唖然とした。 あと、死に際に笛吹く演出も迷走してると言わざるを得ない。 妹の話は心の声が面白くて良かったけど、これ1つくらいはハッピーエンドでも良かったんじゃないだろうか。 4つの中でいちばんいい話だったと思うけど、早々にフェードアウトさせられて勿体なかった。 妹だけで1本の映画にしてくれても良かったくらいです。 [DVD(字幕)] 6点(2014-12-10 14:51:24) |
809. 超高速!参勤交代
《ネタバレ》 タイトルからもっとふざけた作品を想像してたけど、思ってたほどには突き抜けてなかった。 基本的にはコメディなんだろうけど、時代劇としての体裁も整ってるし、シリアスな話もぶっ込んでくるので、何を目指してるのかよくわからない中途半端な印象を受けた。 特に深キョンの身の上話はちょっと引く。 子役まで用意してリアルに描写されてしまうと、深キョンは可愛いなぁって呑気に見てられなくなる。 それでも、ちょっといい話を絡めてきたり、ラストもすっきり纏まったので、どちらかと言えば好きな感じの作品でしたけどね。 あと、どうでもいいことだけど、やっぱり側室なんだね。 [DVD(邦画)] 6点(2014-12-08 16:37:47)(良:1票) |
810. 選ばれる女にナル3つの方法
これは意外と好きな作品かも。 何の説明もなく突然始まる感じとか、徐々に見えてくる人間関係の柵とか、壮絶なラストバトルとか、ついつい見入ってしまいました。 思い悩んでる時間帯が長かっただけに子供の喧嘩みたいになっちゃうところが馬鹿馬鹿しくて好き。 あと、妹の逃げ足の早さにも感動した。 でも、ラストのオチで全部台無しだね。 笑って水に流しましょうってこと? もうちょっとマシな纏め方もあっただろうに。 更に残念だったのが、3つの方法の残り1つがどうしてもわからなかったこと。 [DVD(字幕)] 5点(2014-12-03 19:13:00) |
811. 魔法の恋におちたら
序盤は主人公と同じくつまんない祭りだなぁって思って見てたけど、不思議なことにだんだん楽しくなってくる。 バカみたいだった参加者たちにも愛着が湧いてきて、自分も一緒に祭りに参加してるような気分にさせてくれる素敵な作品でした。 邦題にはちょっと違和感があって、正確には恋の魔法なんだな、きっと。 翌年の貴族編も見てみたいよ。 [DVD(字幕)] 7点(2014-12-03 15:30:33) |
812. 俺俺
世の中が俺だらけになったら面白いんじゃない?という軽い発想で見切り発車しちゃったんでしょうかね。 完全に企画倒れになってしまってる。 こんなことになってしまうなら、監督お得意のナンセンスコメディにしちゃった方が良かったと思うよ。 内容もつまんないし、オチもつまんないし、褒めるとしたら内田有紀がいい女だったということくらいだろうか。 しかも、その内田有紀のおっぱいをあんな風にしちゃうなんて、もうどうしようもないです。 [DVD(邦画)] 3点(2014-12-01 17:23:57) |
813. 図書館戦争
本当にこんな世の中になってしまうんじゃないかと思わせるリアリティが図書館戦争の良さのひとつだと思うけど、皮肉にも実写化によってリアリティの部分が掻き消されてしまった印象。 もうひとつの良さはラブコメ要素だと思うけど、そっちの方もちょっと中途半端だったかな。 世界観と登場人物の紹介としては無難に纏まってたので、本当に面白くなるのはこれからという感じでしょうか。 [DVD(邦画)] 4点(2014-11-30 21:52:02) |
814. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
前作がただの総集編だったのに比べると完全リニューアルという感じで気合が入ってた。 とは言うものの、搭乗拒否とかやってることはTVシリーズと同じなので安心感もあった。 破壊して全く別物の作品に仕上げるというよりは、素材の良さを活かしつつグレードアップさせてみた感じだろうか。 テンポも良く飽きさせない構成で、次回作も見たくなるというシリーズ2作目としては合格点のクオリティに仕上がってると思います。 あと、碇親子の為にパーティーを企画するレイとか、新キャラの眼鏡とおっぱいは最近のアニメらしくて良かった。 逆にアスカは魅力が半減してしまった印象で、ちょっと残念だった。 [DVD(邦画)] 7点(2014-11-27 13:00:52) |
815. 図書館戦争 革命のつばさ
想像していたのとはちょっと違って、ラブコメが始まったので驚いたけど、意外と面白かったです。 正直どうでもいい感じのつまんないストーリー展開だったけど、ラブコメの結末が微笑ましくて良かった。 銃刀法の規制が厳しい日本を舞台にして、特別に武器の所持を認められた組織の活躍を描くという構成は、人狼の特機隊や攻殻機動隊の公安9課やパトレイバーの特車二課に似た雰囲気があり面白い。 但し、それらの組織が既存の警察や自衛隊と差別化を図る為に装甲服や思考戦車やパトロール用レイバーを装備していたのに対して、図書隊は既存の組織の装備とそんなに変わらないというのが特徴的。 治安ではなく、表現の自由を守るという活動目的によって、既存の組織との差別化を図っているのが斬新だと思う。 でも、その斬新な設定を活かし切れていないのがちょっと残念で、表現の自由を守るという本筋よりラブコメの方が印象に残る作品でした。 [DVD(邦画)] 6点(2014-11-20 13:24:26) |
816. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
新劇場版と銘打ってるけど、単なる総集編。 まあ、でも、久し振りに見たから懐かしくて良かったよ。 新劇場版の主題歌も悪くないけど、残酷な天使のテーゼや魂のルフランと比べるとインパクトが弱いかなぁ。 [DVD(邦画)] 5点(2014-11-19 11:22:41) |
817. 映画 けいおん!
雰囲気がTVシリーズそのままで安心しました。 卒業旅行の行き先はロンドン以外には考えられないでしょう。 音楽的にもHTT的にも。 機内食とか、悪夢に魘されるあずにゃんとか、小ネタも楽しかったし、ラストはちょっと感動的で泣いちゃいましたよ。 TVシリーズからずっとあずにゃんには孤独感とか疎外感が漂っていたけど、そういったものがすべて払拭される素敵な曲でした。 [DVD(邦画)] 7点(2014-11-07 20:12:44) |
818. グレイテスト・ゲーム
序盤、主人公の性格がいまいち好きになれず微妙な印象だったけど、優秀なキャディーが付いた途端、急に面白くなった。 紳士のスポーツと言われるゴルフへの皮肉とか、当時の階級社会に対する風刺とか、家族愛や恋愛に友情物語まで盛り込んでたけど、それぞれに上手く描かれていてバランスが良かった。 大会が始まってからはテンポが良くて面白かったし、終盤は緊張感のある痺れる展開に興奮させられましたよ。 あまり好きになれなかった主人公のこともいつの間にか好きになってたし、とても感動的でいい作品だと思います。 あと、ゴルフのルールが今とはちょっと違っていて斬新でした。 [DVD(吹替)] 8点(2014-11-03 18:30:12)(良:1票) |
819. 風俗行ったら人生変わったwww
とっきーの乳に10点付けてしまいそうな勢いの出だしに期待値は上がったけど、メインの佐々木希は脱がない。 風俗嬢なのに脱がない。 とっきー主演で撮り直せと言いたいところだけど、脱がなくても佐々木希は可愛い。 変顔も可愛い。 作品の内容自体は恐ろしく低レベルで、演出が悉くすべってる。 とっきーの乳と佐々木希の変顔が無かったら0点でもよかったくらい酷い。 [DVD(邦画)] 3点(2014-11-01 15:54:52) |
820. アウトレイジ(2010)
ヤクザが殺し合ってるだけで、何が面白いのかさっぱりわからない。 例えば、ヤクザだけどいい人みたいな捻りがあれば斬新さを感じられたのかも知れないけど、ヤクザが悪人なのは当たり前過ぎて面白味がなかった。 最近は子供が人を殺すような衝撃的な作品も多くて、この作品のようなヤクザの行動は普通に見える。 刑事だけどヤクザより悪人だった小日向文世がちょっと面白かったくらいです。 [地上波(邦画)] 4点(2014-10-16 18:06:32) |