821. トゥルーライズ
《ネタバレ》 本物のハリアー戦闘機が登場するという重量級のアクション大作。まさにキャメロン監督とシュワちゃんのための映画。ただ、キノコ雲をバックにキスするシーンは、いささか「配慮」に欠けるのではないか? [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 11:39:25) |
822. アビス/完全版
《ネタバレ》 アクション派のジェームズ・キャメロン監督がファンタジー路線を狙ったということで、公開当時はあまりいい評判を聞かなかったような気がする。それもそのはず、劇場公開版は、後半30分くらいがごっそり抜け落ちて、何を言いたいのかよく分からない中途半端な映画になっていたからだ。しかし、この完全版では、核戦争勃発の危機を前に、深海のエイリアンが人類へ警鐘を与えるというメッセージがしっかり描かれている。そのため、バッドとリンジーの自己犠牲の精神にも深い意味が生まれてくる。今観るとCGが陳腐というのは仕方がないが、当時は最先端の技術を駆使していた。また、海底基地や潜水艇などの造形がいちいち格好良く、キャメロン監督のメカへのこだわりを感じさせる。エド・ハリスの存在も大きかった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 11:30:11) |
823. エイリアンVS. プレデター
プレデターに惚れました。 [映画館(字幕)] 7点(2008-02-21 23:41:24) |
824. ターミネーター
今観るとさすがに特撮は古いが、それを補って余りあるストーリーの面白さと、ぐいぐい引き込むパワフルな演出。くわえてシュワちゃんの無敵っぷりがとにかく素晴らしい。カイルとサラのラブシーンは(結末を知っているが故)、とても切なく美しかった。娯楽映画の見本のような作品。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-21 23:27:39) |
825. ホステル2
《ネタバレ》 前作よりは面白い。が、もともとストーリーはあってないようなものなのに、相変わらず前フリが異様に長い。これでは拷問開始までに飽きてしまう。今回は加害者側にも焦点が当てられており、「これまでとは違う人間になるために」殺人を犯そうとするその動機が怖い。被害者と加害者の立場が完全に入れ替わる皮肉なラストも面白く、単なる復讐劇に終わらないのがミソ。拷問シーンでは、エリザベート・バートリ風の鮮血浴びが良かった(どーゆう感性じゃ?)。ガキ軍団の再登場も嬉しいところ。 [DVD(字幕)] 5点(2008-02-21 18:43:55) |
826. エイリアン4
『エイリアン』シリーズは『3』で事実上完結しているので、今回は番外篇というか、外伝といった感じ。そもそも前作から200年も経っているのに、未だにエイリアンを生物兵器に利用しようとしていること自体おかしい。いい加減他のこと考えろよ、と言いたい。ただ、『デリカテッセン』や『ロスト・チルドレン』のジュネ監督のカラーは健在で、彼のファンとしては納得の出来(ただの雇われ監督に終わっていない)。シガーニー・ウィーバーと並ぶと身長差が歴然のウィノナ・ライダーが可愛かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-20 13:23:12) |
827. エイリアン3/完全版
《ネタバレ》 単に未公開シーンを加えた全長版ではなく、細かい箇所にもかなりの改変・再編集が加えられ、よりドラマ部分が強調されることとなった。劇場版も好きだったが、今回この完全版を観て、その完成度の高さに驚いた。「自己犠牲」という宗教臭いテーマを持ち込むことで、人間の強さと弱さを同時に描いている(中盤のエイリアン捕獲とその後の解放シーンが印象的)。これぞ『セブン』へと続くデヴィッド・フィンチャー監督の真骨頂。シリーズ中最も評価の低い『3』だが、完全版を観れば、これぞ完結篇に相応しい作品だと納得するはず。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-20 12:55:49) |
828. エイリアン2/完全版
本物の興奮を味わえる。これぞシリーズ最高傑作! [DVD(字幕)] 10点(2008-02-19 10:09:42) |
829. エイリアン/ディレクターズ・カット
《ネタバレ》 映像がとにかく美しい。新たにリマスターされたことで、後続のシリーズよりも画質が鮮明になっている。どのショットもひとつの画として完璧な仕上がり。ケインの腹をチェストバスターが食い破るシーンはいつ観てもおぞましい。楽しい団欒のひと時から、恐怖が形をなして襲ってくる。リアルタイムで観たら、どれほどショッキングだったことか。また、これまでは単なる被害者か添え物的な扱いをされていた女性が、率先して外敵と戦い、恐怖に打ち勝つという展開も、当時は非常に画期的なことだった。この映画が後の作品に与えた影響は計り知れない。今観ても全く古さを感じさせない、SFホラーの金字塔。 [DVD(字幕)] 10点(2008-02-19 07:35:19) |
830. パラサイト
《ネタバレ》 序盤の人物紹介がかっこよい。こーゆうの好きです。これって、『ブレックファストクラブ』ミーツ『遊星からの物体X』ですよね?これだけ大騒ぎしておいて、すっきり爽やかなラストも好印象。ジョーダナ・ブリュースターが可愛い。 [DVD(吹替)] 6点(2008-02-17 20:28:15) |
831. ブロブ/宇宙からの不明物体
《ネタバレ》 序盤の人物描写がわりとしっかりしているので、その後の展開が活きてくる。こいつは死なんだろーと思っていたヤツがいきなりやられたり、生き残りの予測がたてづらい。当時としては最先端であったろう映像技術も、逆に生々しくて良い(CGだとこのヌメヌメした感触はなかなか出せない)。脚本にフランク・ダラボンの名があるので、納得のクオリティ。この手の映画では、アタマひとつリードの秀作。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-17 20:22:45) |
832. 檸檬のころ
申し訳ないけど、観るのが苦痛でした。何がって、もうこの甘酸っぱい青春そのものがですよ。特に榮倉のパートのうじうじした感じがダメでした。これは自分にも責任があるんですが、学生時代に所謂「青春」を謳歌できなかったのもその一因かと。谷村美月は良かったな~。彼女が作詞した(?)曲にも感動しました。 [DVD(邦画)] 5点(2008-02-15 11:03:34) |
833. アルゼンチンババア
堀北可愛いな~と思って観ていたら、2時間終わっちゃった。逆に言えば、それくらいしか見所はない。キャラは薄っぺらく、出演者が無駄に豪華なだけで、この内容ならTVドラマで充分かと。 [DVD(邦画)] 4点(2008-02-14 10:02:55) |
834. リトル・チルドレン
《ネタバレ》 そりゃ夫がパンティーかぶってナニしてるのを見たら、他の男に走りたくもなるって! [DVD(字幕)] 7点(2008-02-14 10:00:51) |
835. サン・ジャックへの道
《ネタバレ》 ちょうどロードムービーを観たい気分だったので、美しい景色と個性的な登場人物に彩られた本作は、まさにうってつけの作品。それぞれ事情を抱えた人たちが、「聖地」を目指して巡礼の旅に出る。3兄弟の長男が、人種差別をする教会に啖呵を切るところが良かった。ただ、夢のシーンが必要以上に長かったのと、ラストの展開にちょっと白けたので(せっかく楽しい気分で観ていたのに台無しにされた感じ)、評価も少し厳しめに。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-12 22:29:59) |
836. 転校生-さよならあなた-
《ネタバレ》 オリジナル未見。そもそも大林監督の作品は苦手で、最後まで見通せたことがあまりない。本作も、当初は独特のカメラワークや前時代的な台詞回しにゲンナリしたが、ストーリーが進むにつれ、何故だかひきこまれていった。後半の展開も(予告編を観てうすうす気づいていたが)、「えー!」という感じで、でも、よくある難病ものとは違い、ひねりの効いた展開(安易に泣かせに走らないだけでもエライ)が良かった。ヒロインの蓮佛美沙子は将来が楽しみだ。 [DVD(邦画)] 7点(2008-02-12 21:59:49) |
837. ゴースト・ハウス(2007)
《ネタバレ》 原題が既にネタバレになっているので、全く楽しめず。オープニングのモノクロ映像から展開が予測できてしまう。サム・ライミ製作ということで、『呪怨』の影響受けまくりだし、効果音で驚かすだけなので、びっくりはするけど怖くない(ストップモーションアニメみたいにカクカク動く幽霊は良かった)。主演の女の子が可愛かったのが救い(『パニックルーム』でジョディ・フォスターの娘役をしていたコ)。 [DVD(吹替)] 4点(2008-02-12 21:47:45) |
838. スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
この企画には正直期待したが、結論から言うと、つまらなかった。まず、上映時間が長すぎる。この程度の内容なら、90分前後に収めるべきで、2時間もだらだら続けるべきではない。また、主演の伊藤英明は存在感が薄く(そもそも共演者が濃すぎ)、タランティーノのパートなど全く必要性を感じない。佐藤浩市の腰抜け振りと桃井かおりの銃さばきは良かった。あと、スタントさんが随分頑張っていたようだし、美術や衣装やアクション演出が良かった分、作品の出来が惜しまれる(特に脚本と編集)。いっそのこと、『続・荒野の用心棒』をまんまリメイクした方が面白かったろうに。 [DVD(邦画)] 5点(2008-02-12 21:38:00) |
839. 50回目のファースト・キス(2004)
《ネタバレ》 アダム・サンドラーがモテ男なのがそもそも疑問なのだが、何気なく観たら得した気分になれるラブコメの佳作。記憶障害という一種の難病ものなのに、暗くなりすぎずに(というか徹底して)明るく描いている。ハワイの風景にも癒されること請け合い。ただ、脇役たちの下品なギャグの数々にはお寒くなります。ドリュー・バリモアの作品は拾い物が多いな~。 [DVD(吹替)] 7点(2008-02-12 07:52:07) |
840. フォレスト・ガンプ/一期一会
マウイ島に行ったら、「ババ・ガンプの店」があった。店内には、お母さんやジェニーやダン中尉の写真が飾ってあった。シュリンプ天国という海老料理を注文した(美味しかった)。お店の外にはバス停のベンチが再現されており(チョコレートの箱とスニーカーまである)、そこで記念撮影。久し振りにこの映画を観たくなった。 [DVD(吹替)] 8点(2008-02-08 22:43:52)(良:1票) |