81. 北斗の拳(1995)
あはは【☆】さんと【マーチンリッグス】さんのReviewに思わず大爆笑です。ついでに映画のシーンが一つ一つ脳裏に蘇ってきて,またまた笑ってしまいました。「あたたたたた~」も「ひでぶあべし」もないのにどこが「北斗の拳」じゃいって突っ込みまくりだったことが懐かしい。今度は,「ゴンドラボール」じゃなくって「ドラゴンボール」ですって??どうなっちゃったんだい,ハリウッド・・・。 2点(2003-03-09 22:45:07) |
82. ポセイドン・アドベンチャー2
そうた,これがありましたよ。偉大なる一作目の後塵を拝して,価値を下げた典型。マイケル・ケインがすべて悪いとは思いませんが,もしレンタルDVDが新旧二作並んでいたら,「別もんだよ」と「戦場に架ける橋」とともに教えてあげたい作品。 3点(2003-03-09 22:37:02) |
83. 日本沈没(1973)
【イマジン】さんのReview,爆笑もんです・・・。懐かしいですね。第二次オイルショックの年の作品ですから,今考えると象徴的でもあります。私もこれ(原作)で小松左京のファンになりましたよ。このあと「復活の日」「エスパイ」「さよならジュピター」と次々に映像化されましたが,これにかなうのはないんじゃないでしょうか。まだ,邦画制作者の志が高かった時代だったのでしょうかね・・・。 6点(2003-03-09 22:31:17) |
84. REX 恐竜物語
もう10年たつんですね・・・。そういや安達祐実が最近週刊誌で露出していたっけ(笑)。あのイメージ払拭に必至なんでしょうね。相変わらず,「カドカワー」って感じ。確かにもう2度と作れないよな・・・。 3点(2003-03-09 22:23:57) |
85. 霊幻道士
今を去る10数年前,大流行でしたね。日本中の小学生が額に紙貼って両手突き出してぴょんぴょんやっていました。階段でやって,足踏み外して落っこちて顎の骨砕いたやつまでいて,その学校ではキョンシー禁止令まで出たそうですが・・。死後硬直なんて言葉,キョンシーで覚えたなんてやつもいましたっけ・・。社会現象にまでなったキョンシーブームの火付け役として,この作品の持つ影響力ってとてつもなく大きいですね。薄汚くて気色悪いところもいっぱいですが,香港映画の勢いをまざまざと見せつけられた気がしましたね。 5点(2003-03-09 22:18:01) |
86. メジャーリーグ2
やっぱりパワーダウンは否めないですよね。前作も評判の割に今ふたつだったけど,まだ笑いに勢いあったもんなぁ・・・。そんでもって3も見ちゃった私って・・・。 3点(2003-03-09 22:09:00) |
87. めぞん一刻
原作は言わずと知れた高橋留美子の大ヒット作ですが,今から10数年前までは,当時の私のような20代貧乏独身男性にとってはバイブルのようなもんだったですよ。単行本買い集めたり,毎回スピリッツ読んだ方も少なくないはずです。そんな我々の憧れであった響子さんが石原真理子(今は真理絵か?)ってことで,私も一気に引きましたね。思えば石黒賢がデビューしたのも,石原真理子と現実にもできちゃって,「ぷっつん」なる流行語を生んだんじゃなかったかな・・・。↓確かに,変質者をやらせたら天下一品の伊武雅刀はさすがですが,田中邦衛はなんかよくわかんなかったし,個人的に好きなキャラの三鷹さんは出てこないし,明らかに失敗作でしょう。ても,今見るときっと懐かしいだろうな・・・。 3点(2003-03-09 22:06:23) |
88. 蛇鶴八拳
今となっては極めて懐かしい作品ですね。特徴的なジャッキーのスタイルが印象にあります。というか,それしか残らない作品。因みに私の弟は「へびつるはちけん」と読んどりました・・・。 5点(2003-03-09 21:54:20) |
89. ゴジラVSビオランテ
84年作品の前作よりはまし,といった感じだけど,21人で平均8.4点の高評価とは恐れ入りました。ま,前作で私にとっての大森一樹の印象はどん底になってしまったのですが,これでだいぶ挽回したかな・・・。でも,ゴジラ対自衛隊の対決という構図は良いと思うけど,少なくとも後のガメラシリーズ(特に2)程のリアリティは全く感じられませんでした。高嶋弟,この頃はきりっとしていたんですね。WWⅡの米航空兵のような茶の皮ジャン,全く似合っていなかったですが・・・。それに彼が指揮権を委ねられていたことには目をつぶるとしても,あのスーパーX2(だったか?)のメカデザインは何なんでしょう。もとましなもん作れよ,て言うか,別にあれで攻撃しなくてもF15の方が余程現実味があったことでしょう。大阪でゴジラに撃墜されたのでは,高嶋の首を幾つ飛ばしても割が合わんでしょうが。余りうまくない特撮に模型の90式が出ていたのはご愛敬。それにしても,三原山から,ビオランテのいる芦ノ湖まで,ゴジラは箱根の山を登ったんでしょうか。だったら上陸地点の小田原~真鶴~湯河原~熱海は大変なことだったろうし,駿河湾に降りたときだって,沼津や三島,富士市辺りは壊滅したかも知れない。関西圏に上陸して若狭湾に向かう時だって,大阪市内は派手に壊しまくっていたけど,京都市内や琵琶湖西岸はやられた筈。こうした設定の甘さも前述のリアリティの欠如に繋がっている,と勝手に思ってしまいました。少なくても,「ガメラ」はこのあたり無理なく作られていたようです(ガメラもギャオスもレギオンも飛ぶから当たり前か・・)。役者たちは,沢口靖子を除くと皆達者だと思います。小高恵美さん,懐かしいですね・・(遠い目・・)。可愛いんだけど,今見ると時代がかっているかな・・・(失礼)。あとAK47持った中東の悪党がスタリオン転がしているのを見て,えらく懐かしく思いました。 5点(2003-03-09 21:47:49)(良:1票) |
90. サラリーマン金太郎
あはは,↓確かに仰る通り滅茶苦茶ですね。私も原作の漫画が好きで(と言うか本宮ひろ志の作品は,30年来愛読していますので・・),本作のエピソードは,原作でも最も熱い内容ですので,映像化したらどうなるか,と興味津々でしたが・・・。高橋克典は,多分矢島金太郎のイメージに一番近い俳優ではないでしょうか。野際陽子と津川雅彦の役は,お笑いかと思っちゃいました。羽田美智子は「美味しんぼ」でもそうだったけど,一番いい思いをした役どころと思うし,榎本加奈子は要らない。山城新悟はこうした「悪代官」役が板に付いていたし,山崎努もさすがと思う。個人的には一番好み(笑)の水野美紀の扱いが低すぎるの減点対象か・・・(爆)。ということで(何が?),ハチャメチャな作品に対してぐちゃぐちゃなReviewで恐縮ですが,コミック作品の映像化としては,まぁましな方かと・・・。少なくとも,「美味しんぼ」や「GTO」に比べたら数段出来がよいと思います。何よりも,原作自体の持つあの"熱さ"が感じられたので・・・。 6点(2003-03-02 19:10:08) |
91. シザーハンズ
ジョニー・デップがえらく若いと思ったら,何と90年の作品だったのですね・・・。個人的にはよろしいんじゃないかと思います。最初は中世風のお伽話みたいな雰囲気で,えらくシュールな街とお城のミニチュアがあったのも演出なんでしょうね。そんでもって,本編自体がすっかり現代のアメリカになっていたので,その辺のギャップに突っ込みを入れたいところですが,まぁたいした問題ではないと思いました。何よりも,デップの役作りのうまさと,彼の演じるエドワードの純粋さに心を打たれました。そして,何よりも大衆の愚かさ。人気が出ると持ち上げるだけ持ち上げておいて,一度何かあるとすぐ批判する側に廻って後は忘れてしまう,という現代日本のマスコミと,それに踊らされて正しい価値判断の見極めすらできなくなっている一般大衆の姿がついついオーバーラップしてしまいました。そういう意味でも私を唸らせてくれましたので,目出度く合格点!! 8点(2003-03-02 18:52:14) |
92. シン・レッド・ライン
「プライベート・ライアン」もそうだったけれども,反戦の主張や戦争の虚しさ,悲惨さをリアルな映像で再現した作品に対しては,どうしても評価が難しいと思ってしまいます。戦争映画は好きなのですが,50~60年代と90年代以降の作品とでは,当然のことながらテーゼが大きく違っており,撮影技術の飛躍的な向上もあって,一概に比較はできないかも知れませんが,きっとこれや「プライベート・~」とか「スターリングラード」を見た若い人は戦争映画を嫌いになり,2度と見たくないと思ったことでしょうし,日本軍の情けなさを感じたことでしょう。確かに,血なまぐさい戦争と対極にある豊かな自然の描写は退屈極まりない映像でしたが,戦闘を一兵卒の目線で追ったような描写は,紛れもなく戦争の持つ狂気を捉えていたと思います。残酷極まりない戦闘シーンと視聴後の厭な気分と・・・。戦争映画を見るのは何のため?と私に問いかけた作品でした。ま,日本軍の描写がへんちくりんなのはいつものことだし,「パール・ハーバー」以降最近は腹も立ちませんので笑いとばして終わりにしています。いろいろ書いているうちに方向性が見えてくるかと思いましたが,依然として五里霧中故に評価が難しいので,可も不可もなくこの点数をつけさせていただきます・・・。 5点(2003-02-23 21:40:24) |
93. シークエスト
スピルバーグ監修による,とかいう一文が解説にあったからかどうか,数年前にレンタル屋さんに行くといつもレンタル中で,随分待ちぼうけをくわされた記憶があります。きっとスリリングでダイナミックな海洋冒険活劇を予想していたら見事に肩すかしを喰いました。ごく普通の海洋ものといった感じで,あまり設定がSFっぽくない点とロイ・シャイダーが出ていたことぐらいしか印象に残りませんでした。決してつまらない内容ではなかったのですが,わくわくするような高揚感と手に汗握るようなスリリングな妙味は感じられなかったことが残念。 5点(2003-02-23 21:09:34) |
94. 伊賀忍法帖
前年の「魔界転生」に続く東映+角川の山田風太郎第二弾ですが,前作の荒唐無稽がすっかりなりをひそめ,すっかり並の忍者活劇になってしまったような気がしましたね。このころデビューしたばかりの真田広之を,しきりとプッシュしていたのがありありとわかります(他に「燃える勇者」なんてのもあった)。また,角川三人娘の一人としてデビューした渡辺典子ですが,この後「いつか誰かが殺される」だかに出たっきり,ブレイクしませんでした。一番まっとうな容貌だっただけに,個人的には残念です。今は,結婚されて幸せなご家庭を築かれたようで,全く慶賀に堪えません。私の周りのひろ子ファン,知世ファンには誹られていましたが,最終的に笑った者の勝ちです・・・って関係ないか(笑)。伝奇小説の大家として数々の作品を世に送った山田風太郎の映像化作品が,これで打ち切りになったのは残念でなりません。もっとも,角川としてはこの後は片岡義男,そして赤川次郎の作品を映像化していくわけですけど・・・。 4点(2003-02-16 20:59:14) |
95. 続・エマニエル夫人
へへへ,これも週末の夜中にやっていた「ナイト・シネマ」だか「ミッドナイト・シアター」だかで,こっそり見ました(^o^)。ま,やってることは一緒なのが妙な安心感を与えてくれます。「あー,やっぱりな」と思っているうちにラストシーン。エンドクレジットが被って・・。そこがいちばんやらしかったかな・・・。おっと,イマジンさんじゅ10点・・・!!! 5点(2003-02-16 18:54:01) |
96. 続・ある愛の詩
78年作品ですから,ライアン・オニールもキャンディス・バーゲンも,「過ぎたるは及ばざるが如し」って感じですね。(「花の色は移りにけりな・・」か?)確かに↓,私も(個人的にはあまり芳しくなかったものの)第一作の良さを改めて感じてしまいました。個人的にキャンディス・バーゲンって知的な感じで嫌いじゃないんだけど,強い母親役を演じた「風とライオン」の3年後の作品じゃ,やっぱり苦しいわな・・・。 4点(2003-02-16 18:47:18) |
97. 続・青い体験
↓そうなんです。叔母さんがお相手なので,個人的にはちょっと引いちゃいました。第一作の終盤のあの見えそで見えない,えも言えぬ熾烈な攻防(笑)に比べると,どうしても見劣りしちゃいます。もう一工夫あったらみんな喜んだと思います・・・? 5点(2003-02-16 18:39:21) |
98. 青い体験(1973)
若い頃,土曜深夜の「ミッドナイト・シアター」とかいうので見ました。当然,親の目を盗んで隠れて・・・。いやー過激でしたね。イタリアのエロガキ極まれりって感じですね。確かにヒロインは老け顔だったですけど,フェロモンむんむん(笑)って感じで,私はえれー喜びました。特にラストの前。暗がりで見えそうで見えなくて,でもやっぱりちらりと見えたりして・・・。見事に男の助平心をくすぐるツボを押さえた演出でしたね。翌週,続編やるってので,土曜深夜を楽しみにしていた私ですが(爆),ヒロインの魅力が半減し,上記のような演出もなかったので,駄目でした・・・。おおっとこれ以上書くと,削除対象に・・・(遁走・・) 6点(2003-02-09 16:37:26) |
99. スパイダーマン(2002)
実は,今までスパイダーマンとせっする機会は結構あったんですよ。原作のアメコミとTVアニメは勿論のこと,今から30年少し前,学園紛争(死語)なんてのが華やかなりし頃,確か少年マガジンに和製スパイダーマンが連載していました。確か,作画は池上遼一だったような気がします。荒廃する高校を背景に,学園紛争と暴力に立ち向かったのがスパイダーマンでした。妙に弱くて時々窮地に立っていたことと,結構Hな場面があったりして,小学生だった私に少しばかりの罪悪感を覚えさせてくれました。80年代初頭には,お子さま向けの特撮活劇もありましたね。妙に動きが動物的で笑わせてくれました。同じ頃に,劇場版元祖「スパイダーマン」もアメリカで公開され,ほとんど話題にもならずに終わりました。これも後年TVで見ました。やはり妙に弱っちくて,結構悪党にやられて怪我したりしていました。VTR有るんでしょうかね。・・と余計なことをだらだらと述べましたが,要するにスパイダーマンの魅力は,等身大の人間に近いところにあり,勿論もの凄い身体能力は発揮するにしても,一般人同様に悩み,傷つき,そしてそれでもなお戦う・・・ってものだと感じていました。従って,本作のラストシーンのような活劇に相応しくないような妙な陰影が浮き彫りにされたりもするものなのでしょう。ただ,それにしては,脳天気な内容だったような気がします。ある知人は「最高に面白い」と言っとりましたが,確かに見事なCG処理を初めとする特撮の見事さは筆舌に尽くしがたいと思いましたが,あのゴブリンはふざけています。お笑いに徹するならともかく,スパイダーマンの設定を「愛と苦悩の蜘蛛男」とするならば,もっとシリアスに制作して欲しかったです。あ,皆さんご指摘のキルスティン・ダンストですが,確かに高校生というには老け顔かも知れません。私もついついあの巨乳に目が行ってしまい,そこだけを追いかけてしまいました・・・(爆)。ま,スパイダーマンの本質そのまま矛盾を孕んだ作品でしたね。 6点(2003-02-09 16:20:22) |
100. ガメラ対大悪獣ギロン
私も子どもの頃,大映の「ガメラ」,東宝の「ゴジラ」の夏休みや冬休みの公開を楽しみにしていて見たクチですが,今思うに,本作の60年代後半あたりになってしまうと,ガメラもゴジラもただの正義の(否人類の)味方になってしまったような気がして,今となってはそれが不満です。おそらく「ウルトラマン」シリーズの影響もあったのでしょうが,それ以上に子ども向けを意識しすぎたような気がしてなりません。その点,新しい「平成ガメラ」シリーズは,ガメラ自体がそこまで成り下がっていないので,個人的にお薦めです(但し3は今ふたつ)。それから,↓確かに「大悪獣」というネーミングと,どう見ても頭部が出刃包丁のギロンのデザイン,確かに陳腐を通り越しています。 5点(2003-02-09 15:36:28) |