Menu
 > レビュワー
 > ちゃか さんの口コミ一覧。5ページ目
ちゃかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 551
性別 女性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
>> カレンダー表示
>> 通常表示
81.  続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 《ネタバレ》 
長い!うん、でも面白い!南北戦争の戦場シーンなどはド派手で、夕陽のガンマンよりスケールはかなり大きくなっています。登場人物三人の中では、卑劣漢というキャラクターがとにかく魅力的。イーストウッドは相変わらず冷静沈着カッコイイ、普通にしてるだけでスマートなんだけど、卑劣漢とのデコボコぶりがお互いを良く引き立てている。裏切ったり裏切られたり、打算で手を組んだり情をかけたりで、二人の関係がずっと面白く、長いのに印象深い見せ場も多かった。橋爆破、墓場で爆走、そして三つ巴はたっぷりと。ラストの再び自己紹介テロップには笑いました。うん、面白い!
[インターネット(字幕)] 8点(2021-06-07 17:40:49)
82.  夕陽のガンマン 《ネタバレ》 
賞金目当てや復讐劇で人がバタバタと死んでくのはこのジャンルならではの映画の世界観。音楽もかっこよくて、日本の時代劇にも通ずる爽快感。ピストルか日本刀かの違いだけで、エンターテイメントとしての殺しのシーンというのはどこの国でもどの時代にも必要なんだろう。単純にその所作をカッコイイと思うし、ヒーロー性を感じ(必ずしも善ではないが)そこに痺れる。ここ最近ではコンプライアンスとか何とかふざけた風潮が偉そうにはびこり、本作のような単純な殺し合いだけのものなんてのは見れない時代だなと改めて思った。これ見た結果「殺し」を真似しようと思う人間がいるのだろうか。もういい加減一部のくだらないPTAみたいな人種に気を遣うような事はやめたらいいのにと、本作の感想ではないような事を考えてしまったなぁ。ラスト金銭的に丸儲けのクリントイーストウッドと、カッコよさを独り占めしたリーバンクリーフのバランスが絶妙に良かった。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-28 11:14:24)(良:2票)
83.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
いや~、好きですねぇ。そう言えば劇場で二回と、地上波でも観たので、今回が4回目の鑑賞になりますかね、でも面白いんですよ。最初に見たときは難しいセリフをまあ良くもペラペラと話しますねと、聞き取れない=理解できない部分もたくさんありましたが、それでも日本国政府が巨大不明生物に果敢に立ち向かう事に感動しました。口からの火炎放射と背中からの光線によってビル群をぶった切っていく姿は言葉は悪いが神々しく、ヤシオリ作戦で攻められる姿は何だか可哀想で、やっぱり作り手の皆さんはゴジラが好きなんだなと感じました。何度も見る事により理解も深まり更に面白くなりますし、「有識者会議」なるものを少々揶揄した形などは見るタイミングによって当時は震災対策を皮肉っていたかと思えば、今回は正にコロナ対策を思わせる。この感じは法治国家のあるあるなんでしょうかね。いろいろ考えさせらる内容も気に入っていますが、やっぱり一番の見所はヤシオリ作戦です。在来線爆弾やビルの倒壊で攻め、数台のコンクリートポンプ車で寄ってたかってゴジラの口に血液凝固剤を投与する。可哀想だったけど超クールでした。米国プランの再開もあるという怖い余韻も残している所も秀逸です。
[インターネット(字幕)] 10点(2021-05-25 14:45:35)
84.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 
凄いものを見てしまった。まず最初のシーンから走る鶏の躍動感。絶対面白いやつだこれ。 この街の子供たちは将来の選択肢の少ない中で、教育も受けず道端でたむろしてマリファナ吸ってる。こんなガキどもがシマを巡って殺し合いの子供戦争。地獄だ。ただこの作品、救いようのない地獄を、ノンフィクション(現実)として悲壮感なくパワフルに伝えている。そこに伝える側の主観は無く、見る側にはストレートに伝わってくる。時系列の編集の仕方なんかはお洒落で飄々としている。こういう感じが映画らしくてドライでまたいい。 その銃をカメラやペンに持ち替えたなら、と無理やり啓蒙的に考えようともするが、この街は変わらない。ガキ軍団の世代交代は繰り返される。こういう街があるんだよって話。
[インターネット(字幕)] 9点(2021-03-18 13:21:41)
85.  サブウェイ・パニック
ウォルターマッソーにハズレなし。安定感、安心感があります。故にパニックもので安心感というのは少し邪魔になっているかもしれないが、皆さんおっしゃるとおり、ラストのあの顔が秀逸。あのシーンだけで一気に、記憶に残る作品になってしまう。粋だなぁ。と思う。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-02-12 18:18:55)(良:1票)
86.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 
ビートルズの楽曲、改めて名曲揃いだ。エドシーランも現代の素晴らしいアーティストなのは間違いないが、50年以上以前のイギリスの若者がどうしてこうも世の人々のハートに響いてしまう曲ばかりを発信できていたのかと考えると、彼ら当時のビートルズにこそ何かSF的な力の思し召しがあったのではないかと思ってしまう。そしてこの世界では存在しないはずのビートルズから多大なる影響を受けているエドシーランはトップアーティストとして実在しているわけだから、矛盾してる部分も多いんだけど、とにかくビートルズが偉大であるということと、ALL NEED IS LOVE. それが全てなのである。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-12-22 19:36:55)
87.  ファンダンゴ 《ネタバレ》 
ケビンコスナーがカッコイイ~。私が初めて彼に出会った時、彼は農場の気のいいオヤジでした。広大なトウモロコシ畑の風景と普通のご家庭に囲まれた、ザ・アメリカ人のお父さんという感じで、少年の心はまだ残っていましたが、既に生活臭の漂うおっさんでした。 そして次に会った時は、正義感あふれるお役人で、マフィアと戦っていました(あくまでも私が出会った順番ですよ)。その時の彼は若さゆえのやる気と無っ鉄砲な所を持ったエリートでしたが、周りの大人たちがカッコ良すぎて、存在感は普通の人間どまりでした。 その後も度々彼に出会う機会があったものの、時代の流れに上手く乗れないタイプなのか、加齢とともにとは言え、いつの間にかパッとしないオジサンになっていました(あくまで個人の見解です)。で、35年前の彼はというと、いちいちカッコイイ。絵になる。バカ騒ぎやっても、口から出まかせハッタリで何となくその場を切り抜けて突っ込み所ばかりだけど、カッコイイんだな~。で、ハメ外してバカな事も勢いでやっちゃって、何なんだろうと思っていたら、仲間と埋めたタイムカプセルを掘り起こして。全部大人になるための卒業式だったんだ。切ないけど誰もが通る、実はピリッとした人生のワンシーンのような、素敵な映画です。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-11-20 12:13:15)(良:1票)
88.  疑惑(1982) 《ネタバレ》 
あまり見ないジャンルの作品ですが、こちらの点数が高かったので。桃井かおりが炸裂してますねぇ。上手い下手ではなく、存在感が凄い。鬼塚球磨子という毒女を完全に自分のものにしています。他の出演者、柄本明、鹿賀丈史、小林稔侍、松村達雄、山田五十鈴、それぞれ皆さんちょい役ではありますが、味がある。とても自然で、まるでそこに実在している人物のように、演じるでもなく収まっている感じがいい。特に一番の見せ場、ワイン掛け合いのシーンはしびれました。事件が二人を呼び寄せ、それぞれ一人ずつ身内を失ったものの、特段何事も無かったかのように、二人はそれぞれの道を孤独にも強く生き進んでいく。そんな女たちのお話でした。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-09-07 19:23:43)
89.  ディア・ハンター 《ネタバレ》 
直接的に多くを語ろうとしない作品。背景にはベトナム戦争という有事が起こっているが、普通の若者たちの日常から始まり、若者たちの友情で終わる。若い彼らに必要なものは、どこにでもある日常。酒を飲み歌を歌い、キャデラックで遊びに行ったり。友情に似た愛情と、少しの愛国心。そんな日常が永遠に続かないという現実もちゃんと受け止めている。彼らは誰も責めない。特に反戦感情もなければ、大切な仲間を最悪な形でしか連れ戻せなかった友を責めることもしない。彼らは時代の流れに逆らうことなく、現実を受け止める(否定しない)事で今を精一杯生きている。この精一杯な姿を私たちは傍観し、戦争の悲惨さや彼らが置かれた立場の皮肉を感じ取らなければならない。鹿狩りとロシアンルーレット、ロシア系移民のベトナム戦争出征、ラストに静かに歌われる屈託のない愛国歌、普通に描かれているそれらが何とも悲しい余韻としていつまでも胸をざわつかせる。そんな青春映画。
[インターネット(字幕)] 10点(2020-08-27 15:02:59)
90.  メメント
難解。何度か見ないと絶対に分からないし、一回だけ見て諦めるのはもったいない。一回見ただけで評価が出来ないし、レビューも書けない。頭悪い自分を再確認するのも悪くはないだろう、ヒュ~。メメントプリントのシャツあったら欲しいな。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-08-25 10:16:09)
91.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
長尺ながら、その長さを感じさせず、全くダレることなく最後まで緊張しっぱなしで鑑賞出来ました。ヒュージャックマンとジェイクギレンホール、二人の熱演が物凄いので感情移入は必至です。被害者お父さんも犯人も共に、敬虔なキリスト教信者であった訳ですが、お父さんは子供を救うために悪魔になり、犯人も我が子の悲劇を機に、神に挑戦すべく悪魔になりました。被害者も加害者も紙一重。間に入った形の刑事も、お父さんからは責任を問われたり、自分のミスで貴重な情報網である容疑者を死なせてしまったりで、既に第三者としての域を超えて巻き込まれていきます。見ている側も、最終的な犯人が誰なのかはもうどうでもいいってくらい、とにかく子供たちを無事に家族のもとに戻してあげて、お父さんや家族を楽にさせてあげてと悲願するばかりでした。全ての登場人物の気持ちが痛すぎて痛すぎて。ただ、ここまでタフで信念を持ったお父さんが、真犯人の前で完全に言いなりになってしまったところから失速してしまったのが残念。余韻を残してのエンドですが、ホイッスルの音を聞いて刑事がお父さんを救出している方に一票。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-07-31 14:45:36)
92.  パターソン 《ネタバレ》 
バスの運転手さんパターソン君の規則正しいルーチン生活と、その周りで生活する家族や仲間、通りすがりの見知らぬ誰かと交わる一瞬の日常。ただそれだけなんだけど、何とも心地よい作品。平凡な生活と、稀に起こるちょっとした出来事の間をちょろちょろと水のように流れるパターソン君のしたためる詩。秘密のノートに根気よく記したその詩たちは、一瞬にして滝の如く流れて行ってしまいました。また一滴ずつ集めて、激流の滝にしていってください、パターソン君。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-24 11:54:03)
93.  恋は雨上がりのように 《ネタバレ》 
女子高生が普通のおっさんに恋をした。怪我が原因で大好きだった走ることを辞めてしまった女子高生あきらが抱いた「恋心」のようなものは、思うに燃えるような、熱く焦げるような「恋」ではなく、出会った時のふとした瞬間自分の閉ざしていた心の隙間にするっと自然に入り込んできた、今までの日常とは全く無関係な人間の存在に対する目新しい感情、なんだと思う。でもたぶん、そのような感情もひっくるめて「恋」と呼ぶなら、女子高生が普通のおっさんに恋をした、ということになる。人を好きになるのに理由はいらないが、この年の差の場合理由は必要だとおっさんは言う。夢も希望も無い、空っぽの自分を好きになるなんて、とおっさんは言う。空っぽ?そんな事はない。二人ともちょっとだけ雨宿りをして、それぞれの夢と希望を思い出し、ゆっくりと歩きだす。恋愛映画というよりも、おじさんと少女のそれぞれの再生を爽やかに描いた群像劇のような作品でした。恋愛は成就しなくても、何とも後味の良い青春ドラマになってます。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-07-12 13:57:15)(良:1票)
94.  インターステラー 《ネタバレ》 
理論物理学者を制作に携えて、相対性理論とか高度な物理学を皆知ってる前提でさらりとまぶして、ゴリゴリの理系SFかと思いきやジャンルで言うと、SF<ヒューマン、である。「愛」を科学すると、それは発明品ではない観察可能な力、時間時空を超える未知の力なのである。で、我々人間が生きる三次元の世界に「時間」を加えた四次元、その更に上の五次元の世界には、「意識」なるものが加わるそうで、そうなってくるとロジカルなSFがガラッとエモーショナルなものになるのは必然。難しく考えて100%理解しようとすればするほど置いてけぼりなのだが、未知の力とされる「愛」によって全ては導かれるという、宗教哲学だったりする。かなり壮大なヒューマンドラマなのでした。あと、ふと頭に浮かんでしまった妄想ですが、重力が大きくなるとそこは時間が遅く流れるという相対性理論と、圧力鍋で加圧してお肉がものの10分で柔らかくなっちゃう現象、関係ある?てな訳ないですね、はい。そんなレベルのおばちゃんにも楽しめました。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-17 19:13:59)(笑:2票)
95.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 
それ程怖くもなければ、面白くもない。最初にマネージャーが言ったホテルの過去の話が前振りで、自分は大丈夫と言った時点ではもう既に大丈夫じゃないジャックニコルソン。このキャスティングが良いのか悪いのかは好みになってしまうが、主人公が無理なく壊れていく感じがある意味物足りない。イカれて壊れて常軌を逸して正気を失って、、これ全部ジャックニコルソンの枕詞ですからね。想像以上でも以下でもない。ラストの集合写真の意味も推理するにはヒントが少なく、思考を停止せざるを得ないから後味は悪い。一番の拾い物は、幼子ダニーの演技でしょうか。原作者が納得しなかったということに納得。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-05 11:05:34)
96.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
公開当時主人公姫と同年代の私は、御多分に漏れずにわかアニメファンとなり、優しくチャーミングで勇敢な主人公のヒロイックな部分に持っていかれ、その姫が実は伝説の救世主(想像されていたのは男性)だった!なんて、何とファンタジーなレジェンドなんでしょうと興奮したものでした。その頃から現在に至るまで、なんどめだナウシカと言っては何度となく我が家のテレビ画面にもそのお姿を伺う事となりました。が、私の心が薄汚れてしまったのでしょう、CMの度に席を立ち、トイレに行ったり台所に行ったりと、姫様の勇敢なお姿を真剣に拝見したのは、超お久しぶり。当時の自分が抱いた感想とはちょっと違った目で見れたように思えます。腐海や虫たちがとても美しく、大蟲が愛おしく感じられ、改めて素晴らしい作品だっだんだなあと再確認出来ました。そして今となっては、原作本、大人買いしちゃおうかな、と思います。
[地上波(邦画)] 9点(2020-03-19 18:14:30)
97.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
酷評の多い作品ですが、とても良かったと思っています。この章ではレジスタンスが窮地に追いやられ、立場的には弱小犯罪者グループに成り下がります。どん底まで落としておいて、まだ一縷の望みはある、と次回作にバトンを渡す役割を果たします。 ライアン監督と多くのスタッフたちは実写にこだわり、多くの金と時間と労力をそこにつぎ込み、自信をもって本作を世に放ちました。メイキング映像を見れば、そこも実写だったんかいと、あきれる程に頑張って作ってます。そんなの見たら面白くないとか、無かった事にしようとか、どうして言えましょう。スタイリッシュな赤にこだわったエリートプレリアンガードの間と惑星クレイトの戦い、かっこいいじゃないですか。ホルド提督の特攻によって切り裂かれたメガデストロイヤースプレマシー、衝撃的映像だったじゃないですか。歳取ったルークと昔のままのヨーダの再会、感動的だったじゃないですか。ライアン監督はこの作品の酷評を受け止めて、「無かった事にしてくれていい」とか言ってるみたいですが、そんな事言わないでください。あなたは情熱をもってあなたなりのスターウォーズを作ったんだし、それがたまたまスピンオフみたいな作品になっちゃったかなといっても、とっても興奮したし楽しめましたよ。
[映画館(字幕)] 8点(2020-01-20 12:47:22)
98.  ライオン・キング(2019)
想像通りの映像技術に、終始満足するばかり。素晴らしかった。つまりは想像以上ではなかった、という意味も含めてではありますが、間違いなく現時点でのCGの技術の水準の高さを確認することは出来ます。「CG」という何かスゴい技術(漠然としたイメージ)が映画界を席巻してかれこれ20年余りでしょうか、あくまでも個人的な定規ですが「ジュラシックパーク」「T2」「アバター」等が、当時のその水準点に位置していました。それを見た時の感動と言ったらもう、この世に生まれてきて良かったと心から思える程の高揚感を覚えました。しかし本作はアニメ映画のリメイクなので、前出の作品たちのようなストーリーから受ける衝撃は皆無ですが、この映像を見せつけられたら、やはり製作者の方々の、不可能を可能にしてしまう熱意には感動するしかありません。
[映画館(吹替)] 7点(2019-08-14 18:27:55)
99.  凶悪 《ネタバレ》 
原作未読。読みたくなります。誰も知らない三つの殺人。上申書殺人事件を基にしたフィクション。冒頭のケンちゃんや日野、五十嵐の理不尽な死は主に映画版オリジナルの創作のようだ。時系列が行ったり来たりしていて、二回目三回目の視聴で全体像が繋がりました。この創作の殺人三件を冒頭に置くことによって、より告発者須藤の残虐性を念押ししたかったのだろう。実在の「先生」はこの作品のリリーよりもっとサイコパスで、クソらしい。リリーもかなりヤバいですが。つまり実在の事件と比較して須藤はより凶悪に、「先生」はマイルドに(あれで)アレンジされているらしいです。だとすると、私は原作の方に興味が湧きます。この映画版においての拾い物は、須藤の内縁の妻役、松岡依都美。この人の演技がとてもいい。
[インターネット(邦画)] 6点(2018-06-22 10:06:05)(良:1票)
100.  本能寺ホテル 《ネタバレ》 
主人公が本能寺の変の前日にタイムリープしてしまう。さあどうする。そういう話で、ただそれだけなんだけど、いかにもフジテレビの、例の奇妙な、お話なんだけど。ここは一丁無理やりいろいろ考えてみようと試みる。京都の美しい家屋は、現代も戦乱の世も美しいまま、ちょっとしたタイムリープなど諸ともしない佇まい。普通の女子である主人公はひょんな事から、選択肢がたくさんあり過ぎて迷ってしまう現代から、生活する=生きることという至極シンプルな時代へ投げ出される。そこで、魅力的なパワハラ上司とそれに怯えつつも畏怖の念を忘れない部下という、過去の日本人の人間関係に触れ、自分がいかに平和ボケした現代人であったかと思い知るも、この平和ボケだって先人が積み重ねてきた思いや行動によってようやく築かれた産物であるんだなと。信長は「写真」から未来が太平の世である事を読み取り、歴史を変えることなく散って行ったのだなぁと。うん、無理やり考えてみると、なかなか面白かったとも言える。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-02-22 19:37:12)
020.36%
100.00%
220.36%
3122.18%
4223.99%
5397.08%
610519.06%
711520.87%
814927.04%
9407.26%
106511.80%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS