81. 少女の髪どめ
映像がとってもきれいだった。最近の邦画は、役者さんのアップばかりがやたらと多い作品が目立つ。それが悪いとは言わないが、役の心情を表情や動きでしか表さないのは、監督のウデの乏しさとしか思えない。主人公が悲しいとき、悲しい表情の顔を見せるのではなく、それを象徴する何かを見せるのが映画だと思う。そういう意味でこの監督は、間違いなく映画監督だ。ここには映画を観たという充実感がある。 8点(2004-04-21 22:47:28)(良:1票) |
82. OUT(2002)
テンポが悪い。感情移入もできなかったです。原田美枝子さんは、きれいでした。が、最後に息子に別れの言葉をかけたのに、その返事はなく、家族ってそんなものなのか……と感じました。救いようがない。これが現代の問題ですか……? 4点(2004-04-20 00:26:09) |
83. 過去のない男
amさんの「ゆるい」って表現はぴったりです! ゆるいけど嫌なだらだら感はなく、眠くもならず見れました。アキ監督の雰囲気はこんなんなんですね。とっても悪くないです。 6点(2004-04-13 23:38:43) |
84. アメリカン・ハート
汚い世界だからこそ、キレイなものが輝いて見えました。 8点(2004-04-10 13:42:19) |
85. シカゴ(2002)
劇場で観るべき映画でした。私の14インチの画面じゃ、体感できませんでした。 4点(2004-04-06 20:24:20) |
86. 淑女超特急
いつの時代も、男と女は変わらない。ルビッチの作品で一番好き。タイトルだけ聞くとB級映画の雰囲気ですが、ストーリーはA級です。最後まで超特急で駆け抜けました。 9点(2004-04-02 21:17:22)(良:1票) |
87. エイミー(1997)
《ネタバレ》 はじめ淡々と進むので少し苦痛でしたが、45分を過ぎた辺りから展開が速くなり、のめり込むようにして見れました。警官達が「♪エイミー僕らは君を探してる、どこに居るんだい♪」と、歌うシーンは最高。ラストは予想がつきましたが、期待を裏切らない感動がありました。 8点(2004-04-02 20:31:40) |
88. 生きるべきか死ぬべきか
逸脱したシナリオでした。ラスト10分は最高でした。やっぱ役者さんは役者なんだな……なんて、当たり前のことを実感しました。 9点(2004-03-23 00:18:26) |
89. アバウト・ア・ボーイ
モノローグがあまり好きじゃないので、観ていて辛かった。ヒューグランドは好きだけど、この映画の彼は最後まで魅力的じゃなかった。逆に言えば、主人公の怠惰な性格を演じきっているということ。 5点(2004-03-23 00:12:56) |
90. いつも2人で
結局ラスト何も解決していない。そうです、過去へは戻れません。男と女の問題に解決も何もない。それでも二人が一緒にいる限り、そこには絆があるのだと思いました。 9点(2004-03-18 00:20:47) |
91. 千年女優
宇宙(近未来)から江戸時代までを描けるのはアニメならではの特権。アニメ以外だと莫大な予算がかかってしまう為、映画化不可能といってもよいと思う。この映画はそんなアニメだからできることのオンパレード。見ていて気持ちよかったが、構成がややこしい。ラストの台詞でそれまでの80分の感想が覆された。正直無かったほうがよいと思う。 5点(2004-03-15 23:45:18) |
92. ケーブル・ガイ
こういうブラックコメディ系の映画は苦手。怖かった。でも電磁波区域の皿の中で寝転がるシーンはキレイだった。 4点(2004-03-13 21:36:17) |
93. マイ・リトル・ガーデン
《ネタバレ》 最後の「これは実話だ」というナレーションで感動が倍増した。始めに「実話」と提示されるのではなくて、全てが終わった後にそれを示されると物語りに深みが出ると想う。アレックスが隠れているのに、それを見逃した兵隊さんにリアリティを感じた。戦争という名の地獄にいる人間たち。その犠牲者たちの戸惑いだとか、葛藤だとか、弱さが嘘なく描かれていたと想う。名作。 9点(2004-03-13 21:32:29) |
94. 奇跡の人(1962)
ヘレンケラーの話は誰でも知ってる有名な話。あえて映画で見ようとしないでしょう。ですが、本で読むのと全然違います! 凄い演技(あえてスゴイと表現させてください)。凄まじい演技でした。一見する価値があります。本を映画にして成功と言える作品です。 9点(2004-03-06 01:44:25) |
95. シベリア超特急
あまりのくだらなさに毎回寝てしまい、見終わるのに3日もかかってしまった。つかれた。 1点(2004-03-03 20:14:57)(笑:2票) |
96. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 ストーリーがコロコロ転がらないので、中5分くらい眠りに落ちてしまいました。ミスティック・リバーという題名と、ラストの曲がぴったり過ぎ。人生の儚さや矛盾、残酷さが伝わってきました。個人的に「シェルタリング・スカイ」とテーマが限りなく近いと思います。そして私はこういう映画が、苦手です。 6点(2004-03-03 20:07:15) |
97. 半落ち
個人的には原作の方が好きです。映画は「骨髄移植」という言葉が沢山出てきてしまったため、ネタバレしてました。でも、様々な年齢層に理解できるように、シナリオを変えるのは仕方のないことだと思います。キャストを見たとき、半分くらいミスキャストだなと思いましたが、もう半分はかなりの適役で、特に樹希樹林さん! 素晴らしい演技。彼女の演技で涙がこぼれました。國村さんもとってもよかった。その役にしか見えませんでした。 8点(2004-02-26 21:06:36) |
98. 夏休みのレモネード
《ネタバレ》 昨年の公開作品で、私がとても注目していた作品。一般公募で一千何百本かのシナリオの中から選ばれたと大きく宣伝していた。けれど、実際映画を観て、他のシナリオを蹴落として選ばれた作品が、宗教と白血病の話だったことにガックリ肩を落とした。白血病に関しては、殆ど描かれていなかったため、彼が「死」を迎えたときも現実味がなく、涙も出てこなかった。結局何をいいたかったんだろう。信仰心が薄い私には、特に何も感じられなかった。 5点(2004-02-21 21:14:19) |
99. ラブ・アクチュアリー
個人的にはショートフィルムにしたほうがよいような……。 でもそうしてしまうと、ドラマ性が強いものと、そうでないものの差が明らかに目立ってしまいますね。 6点(2004-02-18 20:21:11) |
100. PERFECT BLUE
《ネタバレ》 うーん。好きじゃないです。万人受けする作品ではないですね。夜中一人で見ていて、かなり怖かったです。 4点(2004-02-17 21:42:20) |