81. グリース
体操服姿以外は文句なくカッコイイ―!粋がるトラヴォルタが青春してていい。日本だとコントにしか使えないノリだけど、実際この頃『ツッパリ』と呼ばれてた人達はこんなふうに身を繕ってたんだろうなと思うと、陰ながらの努力に賞賛を浴びさせてあげたくなる。字幕の死語連発に気恥ずかしさを感じながらも、懐かしさと「18 til i die」根性を改めて奮い起こさせてくれる、一種の気付け薬、起爆剤のような映画。 9点(2003-11-28 14:09:00) |
82. カラーパープル(1985)
《ネタバレ》 主人公はもちろんだけど、オプラの人生を思うとやり切れなさにつらくなった。救いようがない理不尽な仕打ちを見せ続けられたので、ラストはほんとに嬉しくて涙が止まらなかった。やっぱり生きてこそ、です。 9点(2003-11-11 19:07:56) |
83. メイド・イン・アメリカ(1993)
父親が白人でショックを受ける母娘・・・という設定からウーピーのはまり役は想像がつく。期待を裏切らない面白さだ。若いウィル・スミスも可愛いし。ラストのラストまで楽しめちゃいました。 9点(2003-11-11 15:26:49) |
84. ストーリー・オブ・ラブ
《ネタバレ》 「結婚なんてロマンスの抹殺装置よ」にも思わずうなづいて笑ってしまったが、ラストのファイファーの「あんなに素晴らしい子を二人で作ったのよ」の言葉に何故か涙が出た。妻として親としての愛情がめいっぱい詰め込まれた言葉だと思う。ケンカやすれ違いのシーンにうんざりしてたけど、最後まで見てよかった。 9点(2003-11-11 15:05:42) |
85. パンチライン
《ネタバレ》 トムやサリーのネタに、15年経った今でも十分笑えた。日本のお笑い界見てても思うけど、スタンダップ・コメディで成功するのって、ほんと大変・・・。あんな勝ち方でトムはこれから大成していけるんだろうか…?サリーには続けてほしかったけど、夫ジョン・グッドマンの「この家の人間は才能などに関係なく君を愛しているんだよ」の言葉と、ステージのサリーを見つめる誇らしげな優しい笑顔に、そりゃ~やっぱり夢より愛でしょ!と思わされてしまった。あの愛の深さにホロリ。 9点(2003-11-05 15:15:40) |
86. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 「いい人」なおばちゃんかと思ったら最初はそうじゃなかったのね。けど、結局根はいい人だったんだ。少年との出会いで、おばちゃんも人間としての情を取り戻していくのだけど、最後の選択には涙がでた。おばちゃんがお父さんを忘れてないように、少年もきっと握ったハンドルの感触は忘れないよー。他人の手紙は書いても、自分は書くことがなかったおばちゃんの手紙は、本当に正直で、哀しいけどあったかかった。 9点(2003-10-31 19:14:30)(良:1票) |
87. 3人の逃亡者
《ネタバレ》 カツラぶっとびのシーンでは笑い転げた。ツボにはまると思い切りニヤけた顔で観続けれます。こういう可笑しさ、大好きだ~。 9点(2003-10-31 18:39:03) |
88. 逢いたくてヴェニス
《ネタバレ》 拉致された男の人がコミカルで好演。こういうお騒がせな恋愛のスタートって映画ならではで面白ーい。暗くないのがドイツ映画のいいとこ。ただ、主人公2人に比べて、もう一組のカップル(夫と妻)の顛末にはちょっと同情…どうせならみんなハッピーで終わってほしかったな。ラストの無謀な飛び込みは期待を裏切らず二重マル! 9点(2003-10-31 15:40:39) |
89. セイブ・ザ・ラストダンス
あーバレエものかぁと、あんまり期待せず観始めたら、いつのまにかどっぷり釘付け。ジュリア上手いなー。ヒップホップなバレエ、練習シーンがカッコよかった。恋愛の部分もよかったし。ラストのテストのダンスはいつのまに練習したんだー?あれ、本人?吹き替え?見惚れちゃったよー。 9点(2003-10-30 19:15:21) |
90. 潮風のいたずら
頑張ってたなー、ゴールディ。映画の中の主人公同様、その存在だけでまわりを元気にハッピーにさせてくれそう。こんなお母さんいいよなー。こういう胸きゅんと笑いがいっぱい詰め込まれた映画、大好き。 9点(2003-10-30 18:47:21) |
91. ディープエンド・オブ・オーシャン
《ネタバレ》 素晴らしい家族がいるのに、本当の親兄弟が別にいて、自分の帰宅を何年も待ち望んでいることを知ったら?どちらもいい人達だけに複雑…。親や本人だけでなく、兄弟たちの戸惑いや心境もていねいにあぶりだせて、いいドラマに仕上がってると思いました。選ばなきゃいけない厳しさはあるものの、“愛”がいっぱいの映画はその余韻が心地いいです。 9点(2003-10-29 18:30:30) |
92. ディスクロージャー
映画を観た当時は、マイケルのファンじゃなく、むしろデミが出てたから観に行った。あー、もったいない。もっと堪能しとくんだった。図らずもこういう事態になったけど、奥さんや家族をすごーく愛してるマイケルは、かっこよく見えるんだけど・・・。 9点(2003-10-24 18:44:02) |
93. オールド・ルーキー
「男としての責任」って、家族を養うことだけじゃないもの。子供の期待を裏切らず、真っ向勝負で挑む姿は、家族にとっての『誇り』。結果、それ以上になったけど、たとえ成功しなくても責任は十分果たしてます。素敵だよ、お父さん。 9点(2003-10-24 18:28:28) |
94. 最高の恋人
《ネタバレ》 ずいぶん遠回りしちゃった。“本当”に最高の恋人だと気付くまでにこんなに時間や労力を費やさなきゃならないなんて…恋愛もしんどい…。二人はいいけど巻き込まれた人達は気の毒としか…。ま、そんなことを考えなかったら、ちょっと大人なラブストーリーで、実は結構好き。ラストなんてロマンティック!(マットの作業服姿は似合ってないけど…) 9点(2003-10-23 16:33:16) |
95. エーゲ海の天使
まるで『浦島太郎』だー。イタリア人の陽気さがここそこに表れててついつい微笑んでしまう。こういう映画、好き。 9点(2003-10-23 15:21:33) |
96. アナライズ・ミー
コメディ路線のデ・ニーロの方が好きなので、これは大好き。大仰な演技も映画自体がそういうノリだから、いいと思うんだけど…。主演二人はもちろん、忠実な部下のジョー・ビテレッリも愛すべきキャラ。こみ上げてくる可笑しさが何とも言えない、心地良い映画なのだ。 9点(2003-10-22 13:10:33) |
97. ヤングガン2
あの汚いじいさんがエミリオの行く末だとは思いたくないが、2も豪快でみんなカッコよかった。どうしても終始ふざけてるようにしか見えないエミリオが、私の中のビリー・ザ・キッドのそれまでのイメージを気持ちよく覆してくれた。エミリオ、最高~! 9点(2003-10-21 17:36:36) |
98. 容疑者(2002)
《ネタバレ》 原題の『海辺の街』のままでよかったんじゃないかと思うけど…。行きすぎず正直な人間臭さをデ・ニーロが上手く出してくれてて、分かりやすかった。子供の頃のトラウマと父親としての苦悩が痛切に伝わってくる。こういう微妙な感情をとらえた映画は初めてだった。今にも臭ってきそうなドラッグ中毒で容疑者の息子ジョーイを大熱演のジェームズにも(自分が招いた事とは言え)やりきれない同情を覚える。でもきっと因縁はここで断ち切られ、おじいちゃんとお父さんによってあの子は幸せに生きてくはず…。ただ、ミッシェルとはその後どうなったのか、誰か教えて~! 9点(2003-10-21 17:24:44) |
99. レザボア・ドッグス
《ネタバレ》 たとえ警察の犬だろうと、ほとんど血まみれで寝そべってるだけだろうと、ティムが最高!こういう役喜々としてやってそうだもんな~。振り返って考えたら何てことないストーリーなんだけど、なぜか面白い。タランティーノ・マジックだ。 9点(2003-10-15 19:04:26) |
100. ブレックファスト・クラブ
こんなところからも友情が芽生えたりするから、高校時代って楽しいんだよね。誰しもみんな、悩みを抱えてて、得意なことがあって…って。十分コミュニケーションとった後で、告白していくシーンが好き。実際にこういうの、結構あったような気がする。エミリオのダンスが観れるのもファンとしてはおいしい。 9点(2003-10-15 18:48:10)(良:1票) |