81. ナンバー23
キチガイの妄想に付き合っている程暇ではない。23×0=0点とでも勝手にこじつけてくれ。 [DVD(字幕)] 0点(2008-05-18 17:08:23) |
82. スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
《ネタバレ》 三池という監督はある一定のキャラに入れ込んで誰が主役か分からなくなる場合がある、「殺し屋1」と同じである。主役は伊藤英明という事もあり全く魅力を感じない、3番手か4番手の印象である。目立っていたのは、窪塚に似た役者。ストーリーにおいては桃井かおりの役どころが問題、期待の裏切りは必要だがそれによって”やるせなさ”ばかりが残る。要は息子夫婦が惨殺されていくのを唯見ていただけなのである、助ける力は十分にあったにも関わらず。あのセットは「座頭市」を思い出すが、娯楽アクションとしては足元にも及ばない。英語を使うのはいいが、アメリカ人から見たらハリウッドで良く見るエセ日本人みたいに感じるんだろうな。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-18 17:06:26) |
83. ラッシュアワー3
《ネタバレ》 真田広之と競演するなら20年前のバリバリの時にやればいいのに。「ポリス・ストーリー」か「プロジェクトA」の続編で観たかった。日本刀を使ったアクションを何時ものサーカスでやるな!本当に白ける。エディ・マーフィの出来損ないも相変わらず鬱陶しい。 [DVD(字幕)] 2点(2008-05-16 19:36:02) |
84. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 此れは映画というより動物のドキュメンタリー特集だな、人間描写を完全に無視しているのだから。ストーリーが余りに淡々と進みすぎて、全く興奮する場面が無い。幾ら増殖してもアメリカなのだから核兵器で町ごと消滅させれば済む話、と冷めて観ていたし。他にも全くホラーになっていない演出・暗くて何の事か分からない映像と此れ程下手な作品は近年無いぞ。 [DVD(字幕)] 1点(2008-05-16 19:31:44) |
85. キサラギ
《ネタバレ》 点数が高いだけあって中盤までは本当に面白かった。「十二人の怒れる男」の形式で、個々のキャラクターと掛け合いが楽しめる。役者も皆合っていた、特に小栗はどういう役でも率なくこなすという印象。個々の正体が序々にバレていくという驚きの連続なのだが、流石に関係者だらけというのはリアリティーが乏しくなる。ファンがいないのか?と余計な事に関心が行ってしまうのだ。死因についても、キャップが出てきた時点に分かるのは辛い、しかもサラダオイルを部屋に撒くなどという非常識な行動を「ああそうですか」と素直に認める程お人よしではない。ゴキブリ対策ならコンバットを置け! オヤジが実の父親だったという事も蛇足と感じる。終わり方もタイミングを失っているというか、期待を裏切ってアイドルの顔を見せてしまうのも微妙。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-11 17:33:06) |
86. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 TVスポットの予告では確実に「世界でたった1人」と言い切っていたよな、とすればコレは完全に詐欺である。誰がゾンビ映画を想像する?似たような映画は散々観たし、全く糞つまらないにも程がある。人がいないのにライフラインが通じているという馬鹿馬鹿しさ、この時点で観る価値は無い。「孤独」がテーマでは無かったのか、ゾンビとの戦いぐらい誰でも脚本書けるって。 [DVD(字幕)] 0点(2008-05-11 17:15:01) |
87. ファンタスティック・フォー:銀河の危機
《ネタバレ》 この程度の作品が普通にA級作品として配給されている事事態がおかしい。「X-MAN」と比べると兎に角格好悪いのばかりで、能力を含めてカリスマ性が感じられない。敵に下手な良心を入れるなど馬鹿の極地かと、それによって地球がえらい事になっているのだが全く緊張感が伝わって来ない。もう二度と創らなくて良い。 [DVD(字幕)] 1点(2008-05-05 15:52:35) |
88. バイオハザードIII
《ネタバレ》 とうとう人類絶滅の一歩手前まできてしまったが、コレだけ90分でさらっと終わられてはやはり不満が残る。相変わらず国家や軍は出てこないし、アメリカにしては出てくる兵器も貧弱すぎる。キツイモデル顔のジョヴォヴィッチは相変わらず女性の魅力を感じない。主人公は唯ですら無敵モードなのに、超能力まで出てはどうスリルを味わえというのだろうか。カラスの大群には閃光弾が有効だったのを思い出した、またゲームはやりたくなった。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-05 15:42:57) |
89. プラネット・テラー in グラインドハウス
《ネタバレ》 パンチの効いていないエスニック料理といったところ。自分の趣味で映画を創るのは良いが、最低限視聴者の気分を害するのだけはやめて欲しい。テープの傷はどう考えても度を越している、タラちゃんの方は普通に楽しめたぞ。そもそもゾンビを扱った映画に面白い作品は無い、銃で虐殺されていくだけで一方的過ぎるのだ。女性のああいう姿は幾らストーリー上分かっていてもキツイ。大体引き金はどうなっているのか?映画のタブーを破った子供の暴発死も、その後の母親のはじけっぷりをみるとどうしても釈然としない。 [DVD(字幕)] 4点(2008-05-04 00:47:18) |
90. デス・プルーフ in グラインドハウス
《ネタバレ》 流石タランティーノ、こういう人をくったような映画を創らせると右に出る者はいない。とにかく下品なヤンキー女の会話が多くイライラしっぱなしなのだが、締める所はしっかりと締めている。アクションに一瞬の美を感じるのだ、ロドリゲスの方にはそれが無い。カート・ラッセルが何者かに重点に置いた1、2話の繋げ方も絶妙。2話目はSとMが入れ替わるという爽快感がある。女スタントマンは何気に凄い、誰かに似ているとずっと思っていたら「ターミネーター2」のT2000を演じた役者だ。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-04 00:44:25) |
91. 女帝〔エンペラー〕
《ネタバレ》 チャン・ツィイーにはまだこういうドロドロした役は早い。というか、彼女の一番の魅力は笑顔なのに、どうしてどいつもこいつも陰気な役ばかり演じさせようとするのだろうか。演技自体も舞台劇が元なのだからもう少し感情を表に出さないと、引き込まれないというもの。ストーリーは至って単純でチャン・ツィイーの復讐と若いイケメン王子をひたすら暗殺しようとするもの。恋愛については脇役の方が光っていた。久々に浮きまくるワイヤーアクションを観たが、まだやっていたのかという感じ。無名の兵士同士が争い、どちらが勝つのか予想出来ないのは良かった。面を付けた連中の”余裕をかました”惨殺のされ方は疑問。風景・衣装は相変わらず素晴らしい。中国の処刑の残虐さも序でに描かれていたが、昔から見せしめと恐怖によって統治してきたのが分かる。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-03 06:03:25) |
92. ローグ アサシン
《ネタバレ》 今思えばジェット・リーの引退をほのめかした発言は何だったのだろうか。スター競演の路線に走ってしまっているが、所詮アメリカンプロレスと一緒でどちらの名誉も傷付かない”曖昧な”決着になるのは目に見えている。今回、それをも遥かに超えた全く盛り上がらない決闘だったが。他の方も指摘しているように、まさかジェット・リーの映画でドンデンを見るとは思わなかった。思い返せば殺し屋の顔が伏せてある時点で当然なのだが、注目がジェイソン・ステイサムとの決闘とエセ日本人に行ったのが幸いしたと感じる。いい加減他国の文化を勝手に弄くるのは辞めようや。演じている連中も民族の誇りとか無いのだろうか。 [DVD(字幕)] 4点(2008-05-03 05:40:31) |
93. ソウ4
《ネタバレ》 この若い監督は「2」から引き継いで高いハードルの中、毎回一定のレベルで楽しませてくれるのだから凄いとしか言いようが無い。どうしても欠点の方が書きやすいので最初に褒めておく。問題は2回は観ないと分からないような内容である事、そもそも外国人は顔が同じに見えて区別がつきにくいのよ。特に白人刑事とFBI、此方は警察が一番犯人の可能性が高いとマークして、しかも人質が犯人の可能性も疑って観てたというのに、結局最初は良く分からなかった。弁護士が最初の犠牲者だった事に一番「ハッ」とした程。次に度を越した時間軸の設定であるが、解釈は幾つか出来るが絶対に矛盾が生じる。ジグソウが死体懸案所にいるという事はその時点で倉庫は家宅捜査を受けていると考えるのでその後の出来事とは考えられない。検視前だとすると、扉を閉めた時にジグソウがいるのがおかしい。結局、捜査官が閉じ込められて窒息死した後に場所を発見という流れか知らないが、応援呼んでいたな・・助かった可能性もあるのか。それにしても不親切である。ジグソウの後を継ぐ理由も作者の都合としか思えないし。あと黒人刑事は馬鹿過ぎるだろ、髪が巻きついたのぐらい拳銃で髪を撃って切るか歯車に何か挿め。ジグソウが動き回って、人間的な面が見えたのは良かった。大体共犯と言えば、あの規模の拷問器具をジグソウ一人で作れるか?という所から疑問を持たないか。ジグソウは設計は出来ても実際に作るとなるとなるとどれだけ大変か。鉄の加工を嘗めるなよ、絶対に「ゴルゴ」が頼むようなプロの職人がいる筈。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-20 20:28:31) |
94. ジャケット
《ネタバレ》 近年のタイムトラベルモノは洋画も邦画も矛盾だらけで満足のいくものが全く無かったが、やっと満足のいく作品に出会えた。惨いとしか言いようが無いタイムスリップの方法であるが、それが説得力に繋がる。未来に飛んでからも決して無理せず、淡々としているのが良い。普通見ず知らずの男が声を掛けて来ても、無視されるだけだろうが、其処は主役の見た目の人の良さであろう。結構すんなり終わってしまったが、銃撃した犯人を絡めるなりして話をもう少し膨らませればもっと良作と評価されたと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-16 10:30:57) |
95. UDON
《ネタバレ》 実際香川で食べ歩いた事がある程のうどん好き、現在は関西限定いかりスーパーの冷凍うどんで満足している。出てくるうどんは全て美味しそうだったし、実際に美味しい筈。「踊る~」の監督なので絶対に合わないと思っていたが、至って真面目に創っており好印象。出演者も実に豪華である、特に女優陣が。残念なのは他の方も指摘しているように、2つのストーリーのどちらかに絞ればいいものを、どちらも欲張ってダラダラ推し進めるからストーリーにコシが無いとか言われるのだ。特に後半の親父が倒れてからなどベタベタだし、親父の後を継ぐのではなかったのか? 都会の者からすると下水道は当たり前だと思うが、田舎では未だにそのまま川に流す所も多く、茹で水の処理について問題になっているらしい。 [地上波(吹替)] 6点(2008-03-16 10:17:13) |
96. ラッキーナンバー7
《ネタバレ》 全く個人的な意見だが「パール・ハーバー」の3人は映画界から消えて欲しい。よってストーリー所では無く、オチも恐れていた主役が実は○○というものであった。全体的に見ると酷い出来ではないのだが、一言で言うと全てがまどろっこしい。マフィアが向かい合ったビルで敵同士という所で既にマンガだが、息子を殺られて何故ズブの素人に殺しを命ずるのかさっぱり分からない。反対に復讐する側から見ても、策を講じるならマフィア同士を自滅させればいいのに、結局手を汚しているのは自分達という有様。そもそも何が「ラッキー」で「7」なのか? [DVD(字幕)] 4点(2008-03-15 05:51:30) |
97. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 私はキャラ色が強いオーバーなアクション映画より、こういう地味なシリアス路線の方が好きだ。舞台がヨーロッパで、歴史を背景にした張り詰めた空気が心地よい。それでも8点に留まったのは、観ている最中はあれだけ緊張感があったのに、鑑賞後は不思議と余韻が残らなかった点。やはり最後が拍子抜けだったのと、CIAの馬鹿さ加減である。あの部局はセキュリティーが無いに等しい。アクションの瞬殺も板に付いた。ただそうなると気になるのは、何時ものボーンの”間合い”についてである。あとどう考えてもボーン君がゾンビ化してしまっている。せめて脱臼ぐらいして痛がれと。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-15 05:47:36) |
98. それでもボクはやってない
そもそも論であるが、公平な裁判制度が実施されている社会であればこの様な映画は創られずに済んだのである。何故我々が当事者の身になって考え、電車に乗る度に思い出し、冤罪になった場合を恐れながら生きていかなくてはならないのであろうか。大体裁判官に一般常識が無いのが多すぎるから、裁判員制度が創られる訳だし、いい加減にしろと言いたい。役人は正義に反しても罰にも問われない、という仕組みが問題である。映画自体は出来が良く、世間に知らしめた功績は大きい。しかし、結局どうしたらいいのか全く出口が見えてこない。我々がもしそういう立場に陥った場合、一番気に掛かるのは裁判費用など金銭についてではないだろうか。勝った場合・負けた場合を含めもう少し分かりやすく示して欲しかった。役所以下出演者の言葉は実に重く心に響いた。今回の場合、元凶は鉄道会社であるが、告訴を取下げなかった被害者の女性にも問題がある。絶対の確証が無ければ彼女自身も一生悩む事になる訳だし、反対に訴えられる事もあり得る。主役の疑われた時の対応が悪すぎるとしか言いようがないが。そして、絵に描いたような悪者役人の登場であるが、私なら先ず「おい、言葉使いどうにかならんか」から始まり、後は理攻めで捲し立てるだろう。実際、もっと酷い警察のでっち上げによる冤罪のニュースを最近良く聞く。とりあえずトップの「冤罪」という言葉の意味も知らない”友達の友達はアルカイダ”だけは即刻どうにかして欲しいものである。 [地上波(吹替)] 8点(2008-03-08 17:36:45) |
99. キャットウーマン
ハリウッドとは不思議な所だ。どう考えてもB級アメコミヒーローに大女優が2人も出演するのだから。CG全盛の今観ると、普通の肉弾戦で懐かしく思える。ハリー・ベリーは「007」のショートカットより断然良い。シャロン・ストーンの壊れ方がスタローンと被って見えて仕方がない。 [地上波(吹替)] 3点(2008-03-08 17:32:28) |
100. シュガー&スパイス 風味絶佳
《ネタバレ》 何とも胸糞悪い終わり方である。主役2人の行動に全く共感が出来ないのだからどうしようもない。勝手にやってろという感じ。そもそも映画にするような話かコレ? 夏木マリの存在で何となく映画として誤魔化しているだけだろ。まあ沢尻エリカ目当てに観ただけだから、ストーリーは二の次であったが。白のBMWをボンボンの象徴に描いているのが何より最悪。 [地上波(字幕)] 2点(2008-02-24 15:12:39) |