81. 海猿 ウミザル
《ネタバレ》 この作品はあまりに有名になりすぎていたため、ずっと見る気が失せていた。でも、ある俳優さんをきっかけに鑑賞した。熱い。とにかく彼らの海上保安官に対する熱意が凄い。始めは「モテたいから」という理由だったけれど、次第に本気で訓練に取り組む彼らの姿勢に心打たれ、少し涙ぐむ場面もあった。確かに、ありえねぇだろっていうシーンもあったけど、ラストでみんなが仙崎達を助け出すとこは素直に感動したし。加藤あいと伊藤英明の恋愛はいらんかったね。恋愛がなくても全然成り立つ作品だから。みつぅいい味出してたなあ。 [DVD(邦画)] 7点(2006-12-23 00:48:16) |
82. ロスト・イン・トランスレーション
東京が舞台なんだけど、良くも悪くも東京が異国に感じる。ソフィア・コッポラ独自の表現で東京を描いている。エレベーターの中でのぎこちないフレンチキスや、ラストで人ごみの中2人が抱き合うシーンはドキドキした。彼はなんてつぶやいたのだろう。スカーレットのエロい唇がスキ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-09 12:29:39) |
83. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 「あたし今8歳で、あなた18歳ね。あたしが18になったら、あなた28ね。あたしが28になったら、あなた38ね。だんだん近くなっていくね。」10歳の年の差は変わらないのに、そう言われると妙に安心してしまうのはなぜだろう。バスタブのシーン。とっても素敵。ひっそりと死ぬのもいいけど、お葬式はたくさんの人に来てもらいたいな。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-12 22:58:58) |
84. ジャケット
《ネタバレ》 エイドリアン・ブロディは何だか顔色が悪い独特の顔立ちだが、こういう役はある意味ではまっている。ブロディとは15年経ったジャッキーとして接するキーラ・ナイトレイのこの役は、当初は監督やスタッフが彼女には合わない役としていたが本人のたっての希望で実現したそう。脇役のクリス・クリストファーソン演じるベッカー医師のクールさや、変な患者ルディを演じたダニエル・クレイグの個性が良い。でも、エイドリアンの死に方、氷で滑ってってのはどうなんでしょう。気づけなかったけど、とても悲しいラストだった。切ない。2人を太陽の光で包む終り方、良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-12 15:15:38) |
85. アンジェラ(2005)
《ネタバレ》 やっぱりリュック・ベッソン作品ってだけあってラストが一番気になる所。あのラストは評価がかなり分かれると思うけど、私はあの終わり方で良かったと思う。欲を言えば、まさかずきゅーぶりっくさんもおっしゃってるように、アンジェラが人間になるシーンだけカラーにして欲しかったな。途中、アンジェラの背中に天使の銅像の羽が重なるシーンがあるけど、あのカット、とても素敵。好き嫌い分かれる作品ではあるけれど、一言で言うなら素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-04 12:24:13) |
86. ある子供
《ネタバレ》 ブリュノはきっとまた同じことを繰り返していくと思う。もしあれで厚生できたのなら、自分の子供を売り、ソニアが倒れ、子供を取り戻した時点で罪の意識を感じるはずだし、その後のひったくりの犯罪もしなかったと思う。「ある子供」って観る前は赤ちゃんのことだと思っていたけど、ブリュノのことだったんだね。赤ちゃんと言えば、エンドロールに子役の名前が20人くらい書いてあったんだけど、赤ちゃん役でこの人数を使うというのは珍しいな。決して派手な映画ではないけれど、人間として持つべき大切なことを教えてくれる、そんな映画だった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-04 12:09:25) |
87. バイバイ、ママ
《ネタバレ》 子を持つ親ならきっと彼女に共感できるんじゃないかな、と思った。両親に愛されなかったエイミーが、自分を全て受け入れてくれる人間=自分の子供を作る。その子供も異常なまで愛す母。なぜ彼女が愛情をコントロールできなくなってしまったのか。見ていくうちに理解できる。育った環境から愛情が過剰になってしまったんだ。ラスト、ポールは助かって良かったと思う。子役の男の子がとってもCUTE。「LOVER BOY~あなたを生むためだけに生きてきた」なんて邦題はどうかしら? [DVD(字幕)] 7点(2006-10-17 21:10:02)(良:2票) |
88. 蝋人形の館
《ネタバレ》 イタイ!とにかく見ててイタイ。でも、最近のホラー映画の中では結構面白いと思う。「ああすればいいのにぃ」と、確かにツッコミ所は満載だが、登場人物の殺され方それぞれ違って良かった。(イタイけど)ラスト、蝋の館が崩れるシーンは「おぉ!!」ってなった。生きたまま蝋人形になる演出は今まで見たことない。パリス、やっぱり脱いだか。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-16 23:02:12) |
89. スパン
《ネタバレ》 ようするに、スタイリッシュなよくあるドラッグ青春もの。ミュージックビデオ監督の演出はかなりクールだった。1人1人、登場人物の個性もあって、コレ結構好きかも。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-16 16:12:10) |
90. ブロークバック・マウンテン
もし最初からこの世が同性愛が常識だとしてたら、わたしたちが迫害されているだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-16 16:01:00) |
91. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 これは何回映画だと思います。2回観ないと理解できない。結局はVも作られた人間で、その復讐のためにテロリストになったんだね。Vも被害者だった。ナタリーが坊主にされるシーンは鳥肌が立った。もちろん実際に剃っててワンテイクでOKにするんだから、ナタリーの相当な演技力が見てとれる。ヒューゴも声だけであれだけの存在感を残すのは凄い。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-16 15:46:39) |
92. ウーマン・ラブ・ウーマン
《ネタバレ》 テーマは過激なんだけど、どの作品もポジティブで後味がイイ。現代に近づくにつれ、同性愛に対する社会の反応が変わってきてる気がした。第3話のラストに二人が喜んで踊るシーンは、今まで同性愛の人たちが世間と戦って頑張ってきた行為が報われたんだな、と思った。エレンは実際でも同性愛者で、撮影当時アンヘッシュと交際していたらしい。シャロンは他のどの作品より、この役が一番CUTEだった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-26 23:33:16)(良:1票) |
93. ベルリン、僕らの革命
《ネタバレ》 主人公の3人がとても良い。それぞれのキャラクターを見事に演じ切っていたし、カメラワークや画面もリアリティがある。ラスト、「もしかしたら警察に捕まるの?」と思わせ、3人との約束を守ったおじさん、良かった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-26 14:19:42) |
94. 砂と霧の家
《ネタバレ》 これは評価に難しいな。父であるマスード大佐の子ども達(特に息子)に対する愛情の深さがとても印象的に演出されていると思った。両者が互いに歩み寄り、解決の糸口が見えてきた処から、あっという間に悲劇へと突き進んでいくラストは悲劇としか言い様がない。ベン・キングズレーの熱演良かった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-10 13:02:52) |
95. パニック・フライト
《ネタバレ》 テンポも良くストーリー展開が速かったからすごく見やすかった。飛行機の中での2人の会話が主なのに、観客を飽きさせないカメラワークはすごいと思う。キリアンの任務の理由が謎のまんまだったのがちょっと気になるなぁ。悪役のキリアンもイイですわ! [DVD(字幕)] 7点(2006-07-06 16:22:21) |
96. デッド・ヒート・コネクション
個人的にキルスティンとヴィンセントの共演だけで満足なので点数は甘いですが、単純なストーリーなのでファンでない人にお勧めは出来ないかも。パッケージに「本格犯罪アクション」って書いてあったけど、そこまでバイオレンスではないよなぁ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-07 17:03:07) |
97. ヴィレッジ(2004)
《ネタバレ》 お恥ずかしい事に1回目の鑑賞では完璧には理解できず、他の方のレビューを観てなるほど~と思いました。そして2回目の鑑賞。こういう村って今実際に存在するんだろうか。アイヴィーが手を差し伸ばしてルシアスを信じて待ってるシーン、ちょっと鳥肌立ちそうだった。ブライス・ダラス・ハワードは想像していた以上の熱演で好印象。が、どう見ても盲目少女には見えない。盲目なのに全速力で森を駆け抜けるのなんか絶対不可能だってー汗。と思うものの、彼女は役作りのために撮影に入る5ヶ月前にニューヨークにある目の見えない人たちの施設に行き、毎日そこで時間を過ごして彼らの世界がどういうものかを学んだという。アイヴィーは人とは違う方法で世界を見ているのだが、それはブライス・ダラス・ハワードが施設の人々から学んだことであるらしい。個人的に一番目立っていたのはノア役のエイドリアン・ブロディ。アイヴィーの手の上に蛙を乗せて笑う彼の無邪気な表情。家のポーチで椅子に座ってよだれを垂らし、手にべっとりとついた血を見せ、「不吉な色…」と呟いて「ママ」と涙をこぼす彼の姿。「戦場のピアニスト」はまだ未見だが、アカデミー俳優になったのも納得。下の方で言ってる方も多いのですがストーリー展開が「ジェヴォーダンの獣」に似てますの。ガラスに映ってたのやっぱりシャラマンだったのね~。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-25 22:06:48) |
98. バッド・エデュケーション(2004)
《ネタバレ》 予告編から推測できるように、男同士の愛の話だからそのシーンはゲッ・・・なんだけど、 この監督の撮り方は、グロではない。扇情的でもないし。そんな事より、人間の哀しさや愚かさを感じてしまった。フェレのドアップに耐えうる目の演技が最高。ハビエルの演じるパキートがなんとも可愛らしい。アルモドバル監督の半自伝的作品といわれるこの作品は、衝撃的でありながら、鮮やかなシーンを魅せてくれている。好き嫌いが分かれる作品だろうけど私は好きだな。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-18 20:59:51) |
99. 恋の門
松尾スズキの監督として映し出す世界観、すごく良かった。主演の二人がかなりのハマり役で、それに負けないくらい脇役のキャラの濃さ。こういう日本映画を観るのは初めてかもしれない。どことなく、雰囲気がクドカンに似てるんだよね。松田龍平は不思議な魅力をお持ちの方だす。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-22 11:34:08) |
100. ドーン・オブ・ザ・デッド
「バイオハザード」と「28日後...」を足して2で割ったような作品だった。でも、決してつまらなくはない。エンディングの撮り方は個人的にあまり好きではありません。あれじゃ中途半端だ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-05 23:42:04) |