81. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 漫画の方は7年前に2巻までしか入手できてなかったので、いきなり映画で完結を知ってしまうのは抵抗がありましたが、かなり脚色されているそうなので、安心して見れました。 僕のこれまでの韓国映画のイメージを払拭してくれるような出来。これが韓国完全オリジナルだったらもっと喜べるのに、、。漫画では、監禁中かなりストイックに体を鍛え、説得力がありましたが、映画では単に壁を殴り続ける演出があるだけで他にこれといった鍛錬は描かれていません。これで、一度に1~20人の敵を倒す、というのはちょっと説得力に欠けますね。しかも「モンスター」呼ばわりされてるし。他にも突っ込みどころはありますが、かなりいい映画です。また見たいですね。 7点(2004-11-11 02:03:07) |
82. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 バイオシリーズを全てやった側としてみれば、まあいい感じ。友人の意見では、ゲーム中のムービーを延々見せられた感じだと言っていました。ストーリーはあんまり無いに等しいし、延々アクション。そういう点では前作のほうが完成度は高い。今回の好きなところはゾンビが結構登場して、ほんの少し死霊のえじきを彷彿させてくれたくれたことですね。もうひとつはジルのゲームのままの格好での登場。あれはよかった。現実のハリウッド映画であんな格好はめったに見ないので結構違和感はありましたが、、; 後半のネメシスとのドラマは1のエンディングから想像できたのですが、そのままやるとは、、; 後半アリスがスキャナーズばりになってしなったので3では何か超能力戦闘になりそうであんまり期待はできないですね。まあ、ハンターとか、タイラントとか全然でてきてないのでその辺出してくれれば期待できますね。 7点(2004-10-08 22:50:00)(良:1票) |
83. シークレット・ルーム<TVM>(2003)
《ネタバレ》 確かに、45人精神患者を診て4人しかミスがない、という程の凄腕精神科医には見えない。疲れきったパートのおばさんのようだった; しかも何に重点を置いて描かれているのかはっきりしない。感情移入できない離婚夫婦、理不尽サイコ、ありえない迷路描写、、、TVドラマ並。 3点(2004-10-05 10:06:57) |
84. ゴーストアビス
《ネタバレ》 石原裕次郎の「太平洋ひとりぼっち」(1963年)の感じだったので期待して見たら、リアリティの表現がかなりあいまい。41年前のヨットとは便利さも雲泥の差なのだろうが、あまりに航海が簡単すぎる。しかもゴーストは幻覚ではなく、大半はウミグモのしわざ(母&父の幽霊も出る)だし。しかし起承転結ははっきりしているし、最後もどこかすがすがしい。そういう意味で4点。この映画の後は、是非「太平洋ひとりぼっち」を見てほしい。感動するので。 4点(2004-09-29 16:03:47) |
85. U-571
《ネタバレ》 アメリカ人が全てドイツ語で表記されていて勝手のわからないドイツ艦を苦労して操る。最初頼りない艦長が、勇気ある決断をして信頼を得ていく過程が、なかなか面白い。 6点(2004-09-19 22:58:55) |
86. 千と千尋の神隠し
あいも変わらず宮崎流タッチ。 どこかで見たようなキャラと風景たち。しかしだからこそ伝わる思い。人々の生きる力とその活気。 自分で歩き始めた幼い少女の切なる思い。 素晴らしいの一言でした。そこには重いメッセージは皆無ですが、ちょっと勇気をだせば必ず出来ることの大切さが伝わってきます。 9点(2004-09-16 13:19:56)(良:1票) |
87. 白い風船
幾多の困難をのりこえて、大きな金魚を買う為に奔走する少女のけなげさに心打たれる。 6点(2004-09-16 13:17:17) |
88. ザ・ロック
この時はほとんど無名といってもいいニコラス・ケイジが、ショーンコネリーと競演した作品。アルカトラズ島刑務所(通称『ロック』)細部のつくりが凝っていて、マニア受けしそう。主人公(ニコラス)のひ弱そうだが一本筋が通ったたのもしさを感じて、とても好感が持てる。ただし、脚本が普通なのと、悪役が悪に徹しきらないところがちょっと辛かった。このときのジェットコースター的ムービーでは光るものがありしっかり作ってある。 7点(2004-09-16 13:15:13)(良:1票) |
89. イル・ポスティーノ
牧歌的な背景に身をゆだねながらもしっかりと生きていく人の美しさが忘れられない。 2人の男の、決して分かつことのない絆に。 主演のM・トロイージは、撮影終了12時間後に心臓病にて他界した。 10点(2004-09-16 13:08:04) |
90. ザ・ターゲット(1996)
息もつかせぬ展開で、最後まで楽しませてくれる。 6点(2004-09-16 13:06:45) |
91. セイント
、、ノリが悪い、演出がありがち、ネタのみ先走ったB級。 3点(2004-09-16 13:03:21) |
92. レリック
うむむ、脚本家はいったい、、。強引かつ粗末な展開、怪物が潜んでるっていうのに博物館内でセレモニーを始めるあたり、矛盾ありありのお話。しかし、SFXは結構まとも。、、というか、これしかとりえがない。だらけて何も考えず見るには何の問題もない作品。(フォローになってない。) 3点(2004-09-16 13:01:44) |
93. スクリーム(1996)
《ネタバレ》 最後まで犯人を想像させない手法はいい感じ。(ちょっと強引なとこはあるが、、。)はまった人勝ち、ってとこ。僕ははまりすぎて、すごい怖かった~。 7点(2004-09-16 03:45:12) |
94. ライアー ライアー
ノリがよく、キャリーのパパさかげんも好感がもてる。なにより、息子のかわいさで、より作品が面白くなってるとこが妙。 7点(2004-09-16 03:43:38) |
95. ランダム・ハーツ
《ネタバレ》 オープニング、どこかの部屋の誰かの留守電が、女性からのメッセージを 静かに収録していく、、。 そして重重しくそしてどこか熱情的にJAZZバラードが流れる。 すべての物語の交差点である空港が薄暗く挿入され、 すべての交わりが始まっていく、、。 映画全体のイメージはこの様にドラマチックにまとめられていて、統一感がある。 しかし、中に秘められた熱情は相反するもので、 最後まで引き込まれてしまう魅力を持っている。 主人公&ヒロイン以外の、登場人物の感情表現はかなりおざなりに描写されてるが、 そのため、よけいな思惑に惑わされず二人の物語にのめりこめる。 ケビンコスナーのメッセージ・イン・ア・ボトルが大好きな人には、 これもまたいい映画に思うこと請け合い! (物語も似てるし、熱情的なラブストーリーであるところも同じ) 7点(2004-09-16 03:39:45) |
96. ファイト・クラブ
全ての男共は野生に餓えていた。そして、何かを壊したがっていた。 存在する総てを。築いてきたものを。 そして己自身をも。 只一人、それさえも利用し、己を破壊するための目的として蔑む奴がいる。 それは、俺なのか、奴なのか、 答えは己を破壊したときに解るだろう。 そして、俺は目を、見開いた。 その答えを、俺のものとするために。 全編に渡り、二人の男の壮絶な生き様が展開されていく、 これは男のドキュメント・ムービーといっても過言はないだろう。 絶えず主人公の視点から指示される演出と構図。 逃げ惑う自身の影をあざ笑い、そして奮い立たせる男。 自身からの脱出。一歩先を行く男。 これは男を破壊するに足る、十分な映画だ。 9点(2004-09-16 03:35:40) |
97. REC【レック】(2000)
《ネタバレ》 まさに下記の方々のように、ある意味貴重。 この映画の表紙の「目がない女」が怖そうだったので見たら何の関連も無かった。だまされた。ニュースで見たのだが、韓国人はよほどの大作(ロードオブリングとか)以外他国の映画はほとんど見ないそうだ。それじゃあ新しい発想は望むべくも無い。7割がそのまんまパクリ映画だしねえ。(国策だから、金と土地は無限に使えるので、無駄弾を撃ちまくっているらしい)早く自己満足映画から脱却してほしい。 2点(2004-09-07 01:47:01)(良:1票) |
98. 火山高
《ネタバレ》 わかりにくい物語。かたくなに協力を拒否する主人公の過去を描ききれていない。暴走しようとして家族?か師匠?の「耐えろ!」というフラッシュバックが何回も入るが、この描写の仕方だと混乱を招きやすい。その上に、後半部分で「主人公が何回も学校を追い出され、家族が迷惑している描写とその暴走の原因」がやっと入るが、これも主人公の感情があまり表現されていないので説得不足。結果ばかり強調されている。これでは、主人公が恋焦がれているヒロインの頼みを何回も断ってまで耐える意味が伝えきれていない。皆がわかりにくい、というのも納得。 しかし、その点を除けばアクションとしてなかなか楽しめる作品だったので、6点。 ああ、こんなワイヤーアクションの使い方もあったのか、と参考になる部分もあるしね。 6点(2004-09-05 15:15:17)(良:1票) |
99. アンブレイカブル
皆さん大多数が酷評ですが、私は楽しめました。 私は何の予備知識も持ち合わせず見ましたが、逆にそれが良かったのかもしれません。 自分を見失い、自分の存在意義すらわからなくなっている主人公。逆に自分の存在意義を見つけようともがき苦しむイライジャ。まさに相反するがひとつ。 ~しかし、ほとんど267さんの意見と同じなので省略。 何かが起こる期待、ではなく、人間の深遠を期待する映画だと思います。 7点(2004-09-03 10:53:32)(良:1票) |
100. 富江 re-birth
やはり1作目のあの衝撃にはかなわない。しかし呪怨の監督だからこそなんとか形にできたものの、普通の監督に作らせてたら話題にものぼらなかった内容でしょう。1コメントの方と同じ意見ですが、富江に惑わされ、狂っていく演出が、描ききれてなかったような気がします。そして愛すくせに殺す、という訳のわからない思想を、この作品では説明しきっていません。富江1で出し切っているのでこれでもわかるだろう、と思ったのか?呪怨の作り方とは異なるこの作品は、監督のこの作品に対する思い入れがあまりないように感じます。まあでもDVDのおまけにある幻エンディングコンテのほうが映像で見たかったなあ。 5点(2004-08-16 17:46:21) |