Menu
 > レビュワー
 > Nujabest さんの口コミ一覧。5ページ目
Nujabestさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 112
性別 男性
自己紹介 10点---- 個人的ツボ。欠点なんて知ったこっちゃない映画。
9点---- 完成度高し。人にすすめたくなるような映画。
8点---- 良作。ちょっと気になる点も。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456
>> カレンダー表示
>> 通常表示
81.  モーリス 《ネタバレ》 
耽美的なイギリスのクィア映画。退屈にもなりそうですが、渡る世間は枷ばかりであり、面白くなる要素は満載です。社会的秘密、宗教、身分の差、親への良心、法律、結婚、自分との葛藤など、周りのほとんどが恋の障害となるものばかり。それを乗り超えて、対処していく過程をみせてくれるので、必然的に面白く見れました。ちょっと展開が足早な気も・・・。美しいイングランドの風景も良いですね。生理的嫌悪のある人向けに、どう主人公を魅力的に描くかもポイントなんだろうなあ。自分はすんなり入れましたが。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-24 17:36:05)(良:1票)
82.  ボルベール/帰郷 《ネタバレ》 
単純に面白かった。つっこむ所、ありえないだろって所が山ほどあるのですが(警察なんて鼻から存在してないに等しいとか、科学捜査なんてものが出てこない所とか)そんなことを忘れさせるだけの何ともパワフルで情熱的な脚本でした。伏線を大量に仕掛けており(まさに物量作戦)、どんどん繋がっていくので終始飽きさせない。スリル、嘘の配置で、他の余計なことをあまり考えさせないように、展開していく。休憩にペネロペの熟した美しさや、極彩色豊かな芸術的な映像を配置。脚本の巧みさを充分に感じさせられました。 大味で激情的な事件ばかりなので下手をすると火サスや韓ドラみたいになる筈なのに、そんなことありません。不思議と上品な仕上がりになってます。最後の母の独白シーンだけはかなり不満でしたが、佳作でしょう。終わってしばらくして考えてみると、この家族って揃いも揃って、犯罪者なんだよねえ。しかも重罪。テーマが錯乱している印象もありますが、女性の弱さや困難をしたたかさで乗り切ってゆく姿を、サスペンスフルな娯楽として描いた監督の手腕は素直に評価できると思います。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-24 15:06:35)
83.  キサラギ
ストーリーも、台詞も、俳優陣も良い。ただ、圧倒的に足りないものがある。三谷幸喜に感じるものと同じもの。まぁ、好みの問題ですね。傑作に成りうる脚本なだけに、それだけが残念だーー。
[DVD(邦画)] 7点(2009-06-16 14:22:40)
84.  ハッシュ! 《ネタバレ》 
この監督、繊細な感情を表現するのが上手だと思います。良いシーンが沢山あります。例えば、一夜明けた朝に寝呆けたまま「ぬくもり」を探すシーン。コーヒーの湯気を顔で感じるシーン。居酒屋前で打ち明けようか悩んでいた所を「気持ち悪い(本人は飲みすぎで)」と言われて断罪されてしまうシーン。ボウリング場での「母子家庭とかで苛められちゃうかも」「ちゃんと育ってんじゃん青年」。兄ちゃんが実はゲイだと知っていたシーン。河原の土手のシーン。書ききれませんが、良いシーンが沢山詰まっている良い映画だと思います。ただ一点、この家族の形は「ありorなし」で言えば個人的には無いなーと思いました。その辺りを考え出すと評価は下がってしまいますな。
[DVD(邦画)] 9点(2009-06-16 14:22:13)
85.  猟奇的な彼女 《ネタバレ》 
惜しい映画。最後の40分はすごく良くできてるのだが、それまでの一時間ちょっとが非常にもったいない。もっと面白い(陳腐じゃない)エピソードを積み重ねるべきだろう。遊園地と時代劇は本当にいらなかった。手を抜いてるようにしか見えません。意味を持たせることに執着して、そのエピソード自体が面白くなければこういうラブコメの場合、脚本の敗北だといえる。本末転倒で、眠いだけの脚本家の只のオナニー。そして致命的なのは、ラブコメという前提にたっておきながら、ヒロインのゲ口は!ヒロインのゲ口はありえません…。
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-16 14:21:10)
86.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 
好きなものを好きと言うのはとても勇気のいることだ。その信念を貫くことも。なぜなら、そう表現することで、大事な人が傷ついたり、時代や場所によっては、法律で罰せられたりもするからだ。好きなものを好きと胸を張って言う事は、個人的に素晴らしいことだと思う。誰にも「嫌いになれ」と強制はできない。だが、その行為は代償と犠牲が付き纏うことを理解しなければならない。ビリーはバレエに対する燻る情熱を時々垣間見せることで、周囲を変えていく。そこはすごく好感がもてる。途中までは、父の理解が得られなかったり、オカマと間違えられたりと、ちゃんと負の側面も描かれている。しかしビリーは、オーディションが上手くいかなかったことで、こともあろうか衝動的に暴力に走る。このシーンは盛り上げの為の枷として、安易に挿入されているのだと思うが、これは全く納得がいかない。そもそも、あんな場所で暴力沙汰を起こしても合格してしまうならば(謝罪や和解や反省のシーンすらない)、「好きなことへの情熱さえあれば、何をやっても許される」ということになってしまうのではないだろうか。それならば、最後まで成長のない只の自己中心的子供なだけである。それまで許せてきた、万引きも、バレエ教師に弾みで吐いた暴言も、全く許せなくなる。結末に向かっては、結果ありきで人物を動かしただけの代物。
[DVD(字幕)] 4点(2009-05-27 21:44:22)
87.  藍色夏恋 《ネタバレ》 
予想外に素晴らしかった。耳すま、時をかける少女(アニメ)みたいなノリですね。素直なキラキラとした描写が随所に溢れていた。特に素晴らしいシーンは、砂浜でペットボトルを飲み干す彼を見つめる所だ。彼女にとって初めて、自分とは違う異性を肌で感じたような瞬間だったのだと思う。熱い砂浜の海岸で、ペットボトルの水を一気に飲み干す彼。冷たそうな水が、どんどん喉仏を通って吸い込まれていく。そして、ゴミ拾いをするおばさんの元へ走っていき、気さくに声をかける。思わず笑みがこぼれる。人間に好意を抱く瞬間って、こういう一瞬だよなぁ(異性としてかどうかは分からないが)主人公の性格描写で、対抗して自転車をジリジリ前にやる所なども好き。個人的には、この映画は一過性の同性愛というよりも、クィア映画だと思いますが、着地点をあそこにしたことによって、どちらにも解釈できる、より深みのある作品になっていると思います。渚のシンドバットの方が完成度が高いと思うが、こちらは鑑賞後の後味のよさが堪らない。カルピスみたいな爽やかさがある。もっかい夏頃、見てみようと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-17 20:55:59)(良:1票)
88.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
物語の途中まで、このまま収斂してったら凄い作品になるなあと思っていましたが、一番やっちゃいけないことを平然とやってきたという印象……。通常、こういう作品の場合、伏線を巧みに処理していく過程と努力に賞賛を贈りたくなるものです。これには高得点はあげられません。
[DVD(字幕)] 3点(2009-02-17 03:36:00)(良:1票)
89.  エレファント
コロンバインの事件を題材にした映画は3つ見ましたが、頭ひとつ出ている。
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-17 02:31:33)
90.  BULLY ブリー 《ネタバレ》 
ヤクでぶっ飛んでる男がサクサク切っていくシーンが、何ともおぞましい。しかし何より怖いのは、被害者の男性を、殺されても仕方のない人間だと思ってしまったことだった。
[DVD(字幕)] 5点(2009-02-17 02:15:07)
91.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 
台詞は抜群に良いが、その他の面で失敗している。チャーリーの成長が物足りなく感じるのが一番の敗因。それにより、クライマックスの演説も白けるばかり。役者とダンスシーンは良い。
[DVD(字幕)] 5点(2009-02-17 01:59:57)
92.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
雰囲気、映像、音楽は素晴らしい。
[DVD(邦画)] 5点(2009-02-17 00:27:43)
93.  雨に唄えば 《ネタバレ》 
映画として見ると微妙な所。この場面でどうしても歌いたいという動機が伝わってこない箇所が結構あり、あまり乗れない箇所がある。しかし、歌と踊りはすごい。All I Do Is Dream Of Youは今見てもとにかく可愛いし、Singin' in the rainは不思議なくらいに心が躍る。ラスト急にエグイことになるが、オチも良い。
[DVD(字幕)] 4点(2009-02-12 08:59:55)
94.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
この映画は恋愛に対して、受動的である方が感情移入しやすいのかもしれない。自分はジョエルの受動的な態度に多少なりとも感情移入できる所があり、似たような別れ方を経験したことがあるので、激しく心を揺さぶられた。好きな映画であり語り尽くせないので、その辺りを中心に。クレムは最初は変人としか思えなかったが、段々と魅力的な女性に変わっていった。出会うまでを逆算する脚本の構成が巧い。ジョエルは性格の優しさゆえに、自分の感情を抑えて、相手の嫌な部分を咎めない。それは愛しているが故だけど、自分が傷つきたくないからでもある。それが抑圧されて不満が蓄積し、妄想が暴走して、いつしか別れに繋がる言葉を言ってしまう。この映画では最初に喧嘩を見せ、二人の思い出のシーンを交えつつ、ジョエルの子供の頃の記憶の根源的な所まで遡っていく。その過程でクレムは輝きを増していく。そして、虐められている幼少のジョエルを少女が救うシーンにまで辿り着く。少女はいつしかクレムに変わる。結局恋愛の根源とは、こういう所にあるのだろう。どんなに記憶をいじっても無駄なのはそのせいだ。幼少時の辛い体験が人間の性格を形作り、無意識の裡に恋愛相手にその満たされない物を求める。ジョエルが内向的なのは過去のせいであり、ずっと誰かに救われるのを待っていたのだと思う。だが、それだけではいけないことに記憶の消去を終える直前で気づく。彼女は完璧じゃないし女神じゃない。性格により愛情表現は違えど、彼女も恋人に救って欲しいのは一緒なのだから…。それを言葉で表現して乗り越えていかないと関係が深まることは永遠にないし、内面を見ないと関係は破綻に向かう。この映画は、人間が恋人と付き合う際に体験する心の内の葛藤を、斬新なアイデアで切り取って、SF的に表現して見せた。本当に、よくここまで映像化に成功したなと感心するくらいだ。離婚大国のアメリカだからこそ産み出されたものなのかもしれない。傑作だと思う。好きなシーンは、記憶が消去される寸前のSTAR GUITARのPVを彷彿とさせるシーンと、チャールズ川のシーン。いつか、誰かとモントークに行きたい。
[映画館(字幕)] 10点(2009-02-09 15:00:42)(良:1票)
95.  裁かるゝジャンヌ
個人的にトラウマ映画の最高峰に君臨する映画。鬱的状態で暗い部屋で一人で見ると、破壊力が凄まじいことになる……。この感覚を表現するのは難しいが、観た後に自分の心の位置がずれてしまい分からなくなる感覚だ。最近は、他の作業をしながら横目でチラチラしか見ることができない。サイレント且つ面白くもない為、あまり人には薦められないが、ダンサーインザダークなどに心を揺さぶられた人は見て損はないかもしれない。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-02-06 03:30:45)
96.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
1960年の作品なので話としては退屈な箇所もあるかもしれないが、それでも楽しめる映画。白黒だが古さはあまり感じず、逆に粋だと感じさせる映画。自分の中ではMatt Dennisを聞いたときの感覚と似ている。落ち込んだときに手が伸びる映画のうちのひとつなので、点数は甘めで。
[DVD(字幕)] 9点(2009-02-06 01:48:49)
97.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 
旅先で自分が感じる距離感や接し方とすごく似ていて好感が持てた。観光地や名所など色んな所をまわって触れてみるのとは、一線を画している他文化への接し方だ。「ここは素敵なとこ」だと自己暗示をかけて巡るのが、この映画で出てきた軽薄な感じで描かれている白人女優のような接し方だと思う。体当たりで接してみるのも楽しいが、この映画のように、ちょっと距離感を保って段々と近づいて行くのもまた楽しいと思う。で、映画に関して印象に残ったのは、孤独の描写が上手だったということだ。深夜二人で寝ているのだけど、眠れなくて、ひとり取り残される。堪らずちょっかいを出して起こそうとするのだけど、すぐに鼾をかかれて、またひとりになる。こういう描写はアメリカ映画らしからぬ表現だと思う。また、他のシーンでは、寂しさを紛らわす為に、明るい紅を引いたり、部屋を飾る。つま先をぶつけ、誰にも痛みを訴えることができず痛みに耐える。終盤にかけて、つま先の傷を話せる相手と心を通わせていくのだが、こういう孤独の表現がすごく良かった。そして、それを演じるのがスカーレット・ヨハンソンだから尚更良い。透明感があり美しい彼女に良く似合う役だったと思う。ビル・マーレーも良かった。風呂で奥さんに電話するシーンがすごく切ない。ラストもいいね。しかし、全体的に脚本としての構成の上手さや台詞の良さを感じることもあまりなく退屈だった。無駄なシーンが多かったように思う。嫌いではないが、心を揺さぶれるようなものもない中途半端な映画。幸せな時に見ちゃうと、色んなとこ見落としてしまうような映画だと思う。ネイティブで見ないと、Lost in translationしてしまうんだろう。この点ではすごく考えさせられた。最後に一言、しゃぶしゃぶを美味しく楽しめる日本人で良かったなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-04 21:38:03)
98.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
脚本の構成が良く練られていて、ラストに向かって突っ走る感じが良い。繰りかえしの回想のSFは何個か見てきたが、どれも段々と退屈になっていくものが多かったと思う。しかし、この作品は飽きることなく段々と速さを持って、切なさをましていく。そしてラストシーンがすごく良い。実生活において、恋人や好きな人と別れる時にも、後ろ髪を引かれるように振り返ることはある。しかし、その体験よりも切なさが重く圧し掛かってくるのは、主人公の必死な思いを丹念に描いているからだろう。不満を述べるならば、名台詞と良いエピソードが少なかったのが、個人的には物足りなかった。複雑な話なので余計な部分を削ぎ落とし、わざとスッキリさせたのかもしれないが、幼少時代のエピソードとして良いものが欲しかった。キスシーンの所を、もっと捻っても良かったと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-03 15:01:54)
99.  恋愛小説家 《ネタバレ》 
思春期の頃、「中年の恋愛」が存在するということを知らなかった。身近にいる大人は、両親や先生など、恋というものをしていない人間ばかりだった。(正確にはそう勘違いしていたのだけれど) 大人のことを、「結婚した瞬間に恋愛を止め、仕事だけに生きているかわいそうな人達」と漠然と思っていた。何故そう思っていたのかは不思議だけど、自分も大人になったら、そうなってしまうんだろうなと不安だった。この映画は、そういうものを良い意味で打ち破ってくれた作品。この作品の大人達は、すごく生き生きと輝いて見える。大人も捨てたもんじゃないなと思わせてくれる。やはり、恋をしていると人間は輝いて見えるなあ。内容としては、キャラクター、台詞、構成、小道具(犬)など、すごく脚本が良い。特にユドール氏の台詞は小説家らしく、粋だ。二人の演技もすばらしい。名作だと思う。
[DVD(字幕)] 10点(2009-02-03 10:24:42)(良:2票)
100.  メゾン・ド・ヒミコ 《ネタバレ》 
雰囲気も、アイデアも、台詞も、音楽も、役者も、キャラクターも良い。だけど、感動しない不思議。もうすこし描くものを絞っても良かったのでは?そして、アニメも、ダンスも、スローの尻も、映画から浮いていた。これがなかったら、しみじみと浸らせることもできたとも思うので残念。
[DVD(邦画)] 5点(2009-02-03 09:43:05)
000.00%
110.89%
210.89%
332.68%
443.57%
51210.71%
6119.82%
72219.64%
83026.79%
91614.29%
101210.71%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS