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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1698
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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81.  刑事コロンボ/美食の報酬<TVM> 《ネタバレ》 
フグ毒を使っているだけに日本料理や日本人も登場するが、外国ドラマや映画に出てくる日本のイメージにはしばしばゲンナリさせられる。 食事の席に付く芸者の仕草は観ているこちらがいたたまれなくなってくる。 慇懃無礼で冷酷な犯人とコロンボが、ラストで互いに付き合いたいと思わないと反感を露に。 こうした強い反目があるときは盛り上がる回が多いのだが、今回はラストに至るまでに緊迫感のある推理バトルがなかった。
[DVD(吹替)] 5点(2013-11-26 20:41:35)
82.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 《ネタバレ》 
『別れのワイン』と同じようにコロンボが共感できるような人間的魅力のある犯人。 娘のように育てた姪を殺された復讐という動機もうなずける。 残念なのは、コロンボと犯人の攻防が少ないこと。 ミステリーの女王という設定なのだから、秘書の脅迫など余計なエピソードは排して、レベルの高い推理合戦が見たかった。 コロンボが姪の事故の捜査をやっていればこんなことはせずに済んだのにとの老女の嘆きは心からのものとして胸に響く。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-26 20:40:51)
83.  刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM> 《ネタバレ》 
天才たちのどこかいびつなキャラがストーリーにうまく生かされている。 メンバーが殺されたのに推理ごっこを楽しむかのような天才たち。 ラストの自白も天才ゆえのプライドの高さをコロンボに利用されたから。 天才には悪妻が付きもの。 ソクラテス、モーツァルト、トルストイ――天才は悪妻が作るという言葉もあるように、犯人の妻も浪費家で、そのせいで横領に手を染め、挙句にバレそうになって殺人を犯すはめに。 それなのに、夫に横領の告白をされても「私、ビジネスのことは何もわからないわ」と平然と言ってのける、まさに悪妻の本領発揮。 金貨の論理パズルが面白く、類似のクイズを探して解いてみたくなる。
[DVD(吹替)] 8点(2013-11-25 19:53:14)
84.  刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 《ネタバレ》 
犯人に魅力がなく、話も散漫で印象に残らない作品。 二人も殺した動機があまり伝わってこない。 美術館を失いたくないにしては弱いし、婚約者を姉に奪われた復讐としてはあまりにも回りくどい。 ラストの犯人とコロンボの二人だけにしかわからない取り引きは、過去の殺人を封印するかわりに今回の殺人を認めるものだろう。 シンプルで明快な描写が多い本シリーズの中で、こういうオブラートに包んだ曖昧な描写は珍しい。 屈折して陰気なストーリーと家族間の複雑な確執は、2時間のサスペンス映画ならともかく、コロンボには向いていないし旧シリーズの中では最も浮いている。
[DVD(吹替)] 4点(2013-11-25 19:52:17)
85.  刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM> 《ネタバレ》 
ホールドアップしている時の体と衣服の穴のズレは面白い着眼点。 でも、ルーサン警部とコロンボでは役者が違う印象で、対決が今ひとつ盛り上がらない。 もっとルーサン警部のキャラを強くしないと釣り合わない。 証拠になった空弾の指紋も唐突かつ拍子抜けでスッキリしない。
[DVD(吹替)] 5点(2013-11-25 19:51:04)
86.  刑事コロンボ/さらば提督<TVM> 《ネタバレ》 
犯人が最初にわかるいつもの倒叙形式ではなく、殺害場面は見せずに最後に犯人当てをする通常のミステリーの展開。 そのせいか、このシリーズらしくない駄作に。 コロンボが途中で犯人を間違えるのも珍しく、らしくないことばかりで戸惑う。 動く時計への反応での犯人探しも、そんなにうまくいくものか疑問。 ラストのボートで去るコロンボには最終回の趣があったが、最初はそのつもりだったと知って納得。 もしこの出来栄えで本当に最終回になっていたら、興醒めもいいところだった。
[DVD(吹替)] 3点(2013-11-24 01:19:02)
87.  刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM> 《ネタバレ》 
『悪の温室』以来となる久々のウィルソン刑事登場がうれしい。 新しいコートに馴染めないコロンボにもニヤニヤ。 二人がコンビを組むとお互いのキャラが引き立つので、作品がプラス1~2点増しに感じる。  ジャック・キャシディが犯人役を演じるのは『構想の死角』『第三の終章』についで三本目。 犯人の存在感が弱いとコロンボとの対決が盛り上がらないので、ジャック・キャシディのアクの強さは犯人としては打ってつけで重用されるのもわかる。 ステージ中に捜査を意図して手錠で挑戦するコロンボの厚かましさとプロ根性には頭が下がる。 飄々と追及を煙に巻くサンティーニも負けてないので見応えがある。 マジックという興味ある素材で、アリバイ作りにもヘッドアクトで利用。  決め手となった当時最新式ワープロの使い捨てリボンは、インクを使ったプリンターが普及した今では見かけることのない代物。 トリックや推理の決め手になるアイテムは、時代とともに使えなくなるものが多い。 DNAや着信記録など科学捜査でわかってしまうことも多いから、昔のほうがミステリーは作りやすかったのかも。
[DVD(吹替)] 8点(2013-11-24 01:18:09)
88.  刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> 《ネタバレ》 
今回は犯行動機を伏せてのストーリー展開で、動機の解明が最大のポイント。 ミステリーとしては凡作の部類か。 昔鳴らした名闘牛士という設定であれば、若い頃のつもりでやって動きが鈍くて失敗するというならわかる。 いくらブランクがあっても闘牛士の本能とプライドで少なくともアクションはするはずで、すくんで動けなくなるとは思えない。 仮にそうなったとしても、名誉回復の手段なら長年の相棒を殺すのではなく、命を懸けても牛とのリベンジマッチを選ぶはず。 ストーリーに無理があるので、すんなりと入ってこない。  ただ『ロンドンの傘』と同じく外国での事件なので、メキシコならでは異国情緒が味わえる。 ロンドンのダーク部長とのコンビもおもしろかったが、サンチェス警部とのコンビも楽しい。 闘牛といえばスペインのイメージが強かったけど、メキシコでも人気なんだな。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-22 20:20:44)
89.  刑事コロンボ/仮面の男<TVM> 《ネタバレ》 
二重スパイのCIAオペレーターが犯人となると面白くなりそうなのだが、それほどでもなかった。 犯人のアリバイ工作も稚拙で、口述テープに時計の針を操作したチャイムを入れるというもの。 時計の時報なんていくらでも操作できるものがアリバイ証明になるとは思えないし、案の定、ブラインドを閉める音や知るはずのない中国五輪不参加への言及から墓穴を掘ってしまった。 犯人が有能なCIAオペレーターという設定にしてはお粗末。 ラストの笑い話とやらもさっぱり。 CIAに尾行され盗聴されるコロンボは面白かったが。
[DVD(吹替)] 5点(2013-11-20 00:53:26)
90.  刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボの傍若無人であつかましいふるまいにはハラハラ。 総領事代理の裾を踏んづけたり、高価な置き物を壊しかけたり、王様の料理をつまみ食いしようとしたり。 それでも、若く進歩的な王様には気に入られたことがラストの外交官特権の壁を突破しての逮捕劇につながった。 白旗を揚げて犯人を安心させながら本音を聞きだす手で、『殺人処方箋』では共犯者に盗み聞きさせたが、本作では絶対的な権力者に聞かせての解決。 言い逃れのできない立証をするミステリーの王道からは外れるが、たまにはこういうのもアリか。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-20 00:49:10)
91.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM> 《ネタバレ》 
シリーズの中ではドラマ的要素が最も強い。 犯行手口や推理そのものよりも、しっかりと構成されたヒューマンドラマとして見るべきものがある。 スポットライトと昔の喝采を渇望する女優と、妻の体を気にかけて出資を拒む医学博士の老人、そして昔から女優を見守り続け密かに愛していた男。 人間模様が描かれる中で、コロンボの推理がドライに真相に迫るが、最後は情にほだされたかのように真犯人の逮捕には至らない。 女を庇う男の気持ちに報いた形でもあるが、コロンボファンとしてはあくまでも仕事に徹してほしい気持ちもあった。 犯人が病気とはいえ、虚栄心が強くてヒステリックで自己中の嫌な女にしか見えず、同情心は沸かなかったので。 それだったら『死者のメッセージ』のお婆さん作家を見逃してやれよと。 脇道エピソードがこのドラマの楽しみの一つだが、今回は射撃テストをサボっていたエピソードがいかにもコロンボらしくてツボだった。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-20 00:48:23)
92.  刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM> 《ネタバレ》 
催眠術というと何やら見せ物的で胡散臭いイメージがあるが、医療の現場にも催眠療法として使われている。 それを悪用した事件なのだが、精神科医とコロンボの駆け引きが興味深い。 ヘッドライト、タイヤ痕、ライター石、ストッキングにくるめた貴金属、催眠導入剤…疑問を次々と犯人に投げかける相変わらずのねちっこさ。 医師仲間のパーティの席で、事件の推理を皆に披露するコロンボと、コロンボの注視の中で殺害暗示の電話をかける犯人は緊迫感があって見応えあり。 目撃者が盲人ということを逆手に取って、本当の目撃者は犯人自身とするオチはオシャレ。 作中、コロンボがおんぼろの愛車プジョーをフランス製の外車とやたら自慢していたのがおかしかった。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-20 00:47:28)
93.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM> 《ネタバレ》 
「私、悪い癖があってね。人が普段と違うことやると何かあるじゃないかと疑っちゃう」 このセリフに捜査の基本的なスタンスがうかがえる。 細かい観察と推理もなるほどと思わせる。 犯人の足跡が行きと帰りで歩幅や深さが同じなのは、殺人後は飛び降りたり走ったりするはずなのにおかしい。 そうした疑念の積み重ねが、犯人を心理的に追い詰める。 アリバイ工作に使ったビデオテープに、アリバイ崩しの証拠が映っていたのが皮肉。 画廊での聞き込みで、芸術にはチンプンカンプンのコロンボが見ものだ。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-16 18:57:53)
94.  刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM> 《ネタバレ》 
メキシコ行きの豪華客船でカミさんと旅行だったが、カミさんは出さないコンセプトは変わらず。 罪をなすりつけるために銃の領収書を手提げ金庫に入れるというのは下手な小細工。 他の領収書はすべて経費で落とせるものだったからコロンボに不審に思われてしまった。 船上での限られた捜査手法で、鉛筆を削って指紋採取するコロンボが楽しそうでいい。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-16 00:59:22)
95.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 《ネタバレ》 
陸軍幼年学校という特殊な空間で起きた事件で、校長のキャラが魅力的。 犯人に存在感がある回はコロンボとの対決の構図が締まる。 白いと言えば黒いと答えるような天邪鬼な性格を利用した犯行も戦略的な知性を感じさせる。 リンゴ酒密造の目撃場所と時間の決め手は少しオチとしては弱いように感じたが、それ以外の魅力で補っている。 自白した後も、後悔はしていない、私は何度でもやるだろうと言い切る校長の揺るぎない信念がすごい。 ただ、自分の価値観にそぐわない人間を抹殺したり、生徒でさえも犯人に仕立てようとするあたりには狂気ものぞく。 それも含めて必要悪と肯定していることが、戦時や紛争下での論理につながるものがあるのかも。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-16 00:57:57)
96.  刑事コロンボ/逆転の構図<TVM> 《ネタバレ》 
犯人の特性をつかんだコロンボの推理が冴える。 ダシュラーが暖炉で捨てたとされる被害者の写真を、実際に写真を捨てたカメラマンの犯人に見せて反応をうかがう。 写真としては失敗作だと批評するガレスコに、「ダシュラーは先生並み」に写真がわかるから捨てたのだろうと感心してみせる。 ダシュラーを犯人に仕立てたことを見抜きながら、真犯人にこうしたジャブを打っていくコロンボがいい。 最後の決定打ももちろん大事だが、それまでのジャブの質が作品の成否を占う重要なファクターになる。  犯人との攻防以外でお気に入りなのは、コロンボのキャラを生かしたユーモラスなシーン。 教会で恵まれない人だと思われて施しを受けそうになる場面が笑える。 教習所教官とのやりとりもそうだが、こうしたシーンはメインディッシュに欠かせない付け合わせになっていて、これがないとコロンボじゃないような。 ラストのネガ裏焼きのトラップも決まってニンマリ。
[DVD(吹替)] 8点(2013-11-13 21:01:39)
97.  刑事コロンボ/自縛の紐<TVM> 《ネタバレ》 
スポーツジム経営者が悪どい経営を暴かれそうになっての犯行。 コロンボが犯人に怒りを露にぶつけるのは珍しく『溶ける糸』以来か。 それほど嫌味で憎らしい奴として描かれているので、対決もそれだけ盛り上がる。 スタンフォードの電話は録音テープを利用して作ったものだったが、ジェシカに対して事務的なリアクションだったことから疑問を抱いたコロンボに見破られる。 その他にも革靴の跡、中華料理の出前、バーベルの重さ、スタッフォードの電話の内容など、細かい疑問や推理も見どころ。 このまとわりつくようなしつこさは、犯人が嫌な奴ほどおもしろい。 ユーモラスなシーンも散りばめられ、ビキニ美女にドギマギしたり、ランニングに付き合わされてヘロヘロになるコロンボが笑える。 ラストの決め手も論理的で、シリーズの特長がバランスよく味わえる佳作。
[DVD(吹替)] 8点(2013-11-11 21:28:49)(良:1票)
98.  おもいでの夏 《ネタバレ》 
ストーリーもキャラクターもなんてことない。 それだけに自身と重ねやすい部分はあるかも。 ホットドッグプレスでの予習や避妊具購入のドキドキなど、この年頃の男子の頭の中は世代も国境も関係ないのだろう。 憧れのキレイなお姉さんとひと夏の初体験なんて、男目線の理想を具現化したかのよう。 夫を失った時の妻としてはありえる行動なのかがちょっと気になる。
[DVD(字幕)] 5点(2013-11-10 23:54:00)
99.  刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボと警察の上司との対決が見どころ。 交換殺人はサスペンスとして珍しい手口でもないが、コロンボのキャラがあるので楽しめる。 衣装戸棚に夫人の指紋がなく枕の下にガウンを入れる普段の習慣も見られない、電話に夫人の指紋がなく通話したという証言と食い違うなど疑問を次々とぶつけるコロンボ。 それに対して上司の権限を振りかざしてミスリードしようとする犯人。その攻防が魅せてくれる。 窃盗犯の協力を得て高圧的な上司をワナにはめるラストは実に痛快。
[DVD(吹替)] 8点(2013-11-08 19:56:52)
100.  刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM> 《ネタバレ》 
トミーに非があるとはいえあんな刺々しい妻なら殺意が沸くのもわかるような…。 大事なギターを別便で運んだこと、事故の一週間前にメリー・アン抜きの編曲を依頼していたことなど細かい質問責めで食い下がるコロンボ。 そこでの犯人との探り合いが作品の出来を左右するが、本作ではちゃんとシリーズの妙味が味わえる。 パラシュートのローブを作るおしゃべりなお婆さんがいいキャラで、コロンボとのやりとりが楽しい。 広い山の中から証拠品を発見するのに隠した本人から導き出すラストもスッキリ決まっている。 ストーリーの中で一番疑問に思ったのは、墜落した飛行機とその飛行機からパラシュートで降りた地点の距離。 犯人は足を骨折しながら歩いて墜落した飛行機のそばまで行っているが、着地地点をコントロールできるパラグライダーならともかく、それほどの近距離にあの規格外のパラシュートで落ちるのは不可能だと思うが。
[DVD(吹替)] 6点(2013-11-06 00:04:09)
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