981. ゴースト・ドッグ
微妙に評価の難しい作品。一体どこからどこまでがギャグなのか?「葉隠れ」の引用はマジなのか?そこらへんがよく分からない。欧米の観客はこの映画をどう評価しているのだろうか?『デッドマン』のようなスピリチュアルなものとして捉えているのか?ジャームッシュの本音が気になる。それにしても、フォレスト・ウィテカーはあんなに太っていてよく動けるものだ。とにかく観ていて退屈はしなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-17 07:56:51) |
982. デッドマン(1995)
美しく、残酷で、詩的。二ール・ヤングのむせび泣くギターとモノクロの映像。ジャームッシュのひとつの到達点。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-17 07:35:41) |
983. ラブソングができるまで
最近のヒュー・グラントはいい仕事をしている。気楽に観られるラブコメというのも久し振りだったので、結構楽しめました。ドリューちゃん可愛いし。80年代ってやっぱりダサかったのね。 [DVD(吹替)] 6点(2008-01-12 20:47:33) |
984. ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け
好きで好きでたまらない映画だが、残念ながら、周りでこの作品を知っている人はいない。昔TV放映されていたのをたまたまビデオ録画し、「変な映画…」と思いつつも、いつしか癖になってしまった。とにかく台詞が素晴らしい。原作があると知り、本屋に走ったのを覚えている。高橋源一郎の小説を映画化するには、こういう手法しかなかったということか。好みは極端に分かれると思うが、個人的には大傑作です。 [DVD(邦画)] 10点(2008-01-12 09:58:46) |
985. バトル・ロワイアル
原作未読。映画のみの感想だが、これは凄い。中学生同士が殺し合うという内容に、公開当時は国会をも巻き込む騒動になった。だが、蓋を開けてみればいつもの深作節全開のバイオレンス作で、言われるほどの不道徳な作品ではなかった。安藤政信と柴咲コウの有無を言わせぬ暴力性、疑心暗鬼から生じる灯台での死闘。タランティーノが熱狂するのも頷ける。ただひとつ、七原ばっかり何でそんなにモテるんだ!? [映画館(邦画)] 8点(2008-01-12 09:50:46) |
986. ラヂオの時間
《ネタバレ》 ラジオドラマというのは深夜にまったりと聴くものだが、その舞台裏ではこんな大変なことに…という、『ダイ・ハード』も真っ青の作品。なぜ『ダイ・ハード』を引き合いに出すかというと、伏線の張り方が半端じゃなく、そのスリリングさはコメディを越えてアクション映画の粋。有名女優のワガママに始まり、音声さんの妙なこだわり(「マシンガンならシカゴ!」)を経て、脚本はすっかり崩壊、事態を打開するのは警備員のおヒョイさん、というのが何とも可笑しい。ところどころで挿入される渡辺謙のトラック運転手も笑える。邦画コメディの最高傑作。 [DVD(邦画)] 9点(2008-01-12 09:43:18)(良:1票) |
987. トカレフ(1994)
ラストの銃撃シーンだけでも観る価値ありの傑作。説明不足、というか、あえて説明的なシーンを省いているため、なぜそうなるのか?という疑問点がいくつか見られるが、燃える風車と佐藤浩市の独白にそんなことはどうでもよくなる。 [DVD(邦画)] 8点(2008-01-12 09:18:17) |
988. ホワイトアウト(2000)
《ネタバレ》 まんべんなく『ダイ・ハード』シリーズと『クリフハンガー』をパクっている。ファンをなめとるのか。ド素人の松嶋が、何の反動もなくマシンガンをぶっ放せるのもあり得ない。邦画の典型的なダメな部分が出た駄作。 [DVD(邦画)] 3点(2008-01-12 09:13:16) |
989. 海猫
《ネタバレ》 見えそうで見えない!必死こいて大事なところを隠すくらいなら、こんな濡れ場だらけの映画に最初から出なけりゃいいのに。最後の大ジャーンプ!には、もう笑うしかない。 [映画館(邦画)] 4点(2008-01-12 08:45:32) |
990. 愛の流刑地
いちいちクサすぎる台詞に爆笑。これってコメディですよね?トヨエツも佐藤浩市も大真面目に演技しているところがまたナイス。寺島さんの裸はもうあんまり有り難くないな~。ハセキョーに脱いでもらいたかったです。 [DVD(邦画)] 4点(2008-01-12 08:42:04) |
991. 亡国のイージス
2時間では勿体無い作品。3時間完全版とかないんですか?役者が皆素晴らしいので、のめりこんで観れた。ただ、説明不足な点が多く、「誰それ?」「何でこうなるの?」という疑問点が鑑賞中に何度も出てきた。また、『ザ・ロック』的な展開はもうやめにしようよ。 [DVD(邦画)] 5点(2008-01-12 08:35:00) |
992. パルコフィクション
どこにも着地しない不条理劇の矢口監督より、まだストーリー性がある鈴木監督のエピソードの方が面白かった。「はるこ」はジュブナイルものとしてはかなりいい出来。こういうセンスの映画は久し振りに観た。 [DVD(邦画)] 5点(2008-01-12 08:22:44) |
993. スウィングガールズ
《ネタバレ》 松茸取りでのマトリックス映像で、静止している演者が微妙にプルプル震えているのに大爆笑。『ウォーターボーイズ』の二番煎じと言われようが、面白いものは面白い。この監督にはまだまだ期待できる。上野樹里のイモっぽいところも良い! [映画館(邦画)] 7点(2008-01-12 08:17:34) |
994. サマータイムマシン・ブルース
いや~~、面白いわ、これ。監督、『踊る』シリーズから降りて良かったね。ただでさえ暑苦しいのに、いっそう暑苦しい男どもに苦笑。タイムマシーンを馬鹿馬鹿しいことにしか使わない(使えない?)大学生の可笑しさがよく出ている。上野樹里ってこんなに可愛かったっけ?? [DVD(邦画)] 8点(2008-01-12 08:09:25) |
995. 間宮兄弟
このマッタリ感は嫌いではない。こういう生活もありかな?兄弟二人で働いているから、お金は持っていそうだし。意外と優雅だな~。塚地が意外にもハマっていた。うちの嫁さんは、塚地となら結婚してもいいそうです。 [映画館(邦画)] 5点(2008-01-12 08:04:46) |
996. デッド・フライト
『デモンズ3』は当初、飛行機が舞台になる予定だった。なので、映画化されていたらこんな感じになっていたのだろう。飛行機パニックにゾンビものをうまくミックスさせた掘り出し物。作りが安っぽいので、もうちょっとお金かけてリメイクしたら意外な傑作になるかも。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-12 07:49:45) |
997. ゴースト・ハンターズ
《ネタバレ》 ここでの評価の高さにビックリ!皆さん理解あるな~。中国の大魔王を「じっちゃん」呼ばわり(日本語吹替)し、瞬殺するカート・ラッセル。「俺たちやったんだよな?」の台詞に、これまでの馬鹿馬鹿しさを全て許せてしまう。 [DVD(吹替)] 7点(2008-01-12 02:19:05) |
998. コーヒー&シガレッツ
この絶妙なズレがたまらん。いきなりブシェーミが現れるだけで笑える。さすが、ジャームッシュ。ストーリー的に面白いのは、アルフレッド・モリーナ篇か。私も禁煙して久しいが、「禁煙してるから堂々と吸える」とは! [DVD(字幕)] 7点(2008-01-12 02:02:27) |
999. スーパーマン リターンズ
《ネタバレ》 「なぜスーパーマンは必要ないのか」という記事を書き、ピューリッツァー賞を受賞したロイス・レーン。だが、心の中のヒーローを探した時、そこにいるのはいつもスーパーマンだった。ハイクオリティな映像と変わらぬテーマ曲で我々の前に戻ってきたスーパーマン。序盤の飛行機救出シーンは圧巻。キャストを一新し、ロイスも可愛くなった。ただ、惜しむらくは、ケビン・スペイシーのレックス・ルーサー。これではただの異常犯罪者であって、憎めない小悪党だったジーン・ハックマンのイメージとはかけ離れている。最後も派手な対決があるのかと思えば、勝手に無人島に不時着して終わり、とは拍子抜け。深手を負ったスーパーマンが病院に担ぎ込まれるという展開にはびっくりした。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-09 07:46:52)(良:1票) |
1000. スーパーマンII/冒険篇
《ネタバレ》 あれ~、これ観たことあるよ~、と思ったら、「ドラゴンボール」にそっくりな展開。鳥山先生はこの映画の影響を受けていたのか。レックス・ルーサーのヘタレっぷりは、「クレヨンしんしゃん」のぶりぶりざえもんと双璧をなす。日本の漫画との共通点に思わずにやりとした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-09 07:32:07) |