981. ガメラ対宇宙怪獣バイラス
《ネタバレ》 ガメラは子供の味方。では人類の味方なのか? 今回は宇宙から侵略者が来るということで、ガメラが地球の平和を守って戦うのかと思いきや、宇宙人の方が「地球侵略にはガメラが邪魔だ、抹殺せよ」とケンカを売ってくる。ガメラにとっては迷惑千万な話ですな。それはともかく、ガメラが正義のヒーローなのか単なる怪獣なのか、その辺が曖昧で中途半端です。宇宙人に操られて暴れ回るものの、最後は撃退するのも中途半端。このあたり、制作者側もガメラをはっきりヒーローとして描きたくないようなところがうかがわれて、もの足りない。また、序盤は子供がイタズラしているだけで、伏線のつもりなのでしょうが、面白くない。バイラスも結局どうなったのかはっきりせず、フラストレーションのたまるお話です。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-09-11 19:29:34) |
982. プライドと偏見
《ネタバレ》 BBCのドラマは見たし、当然原作も読んだ者としては、やはりあまりいい点はつけられません。主役2人の心情の変化が、うまく表現されていない。ダーシーがエリザベスのどこを気に入ったのか不明確ですし、エリザベスもあれでは「金を出してもらったから結婚する」ととられかねません。2人が愛し合うようになるのは、それぞれが人間的に成長した結果なのですが、それがちゃんと描けていないのです。一方、ミセス・ベネットやミスター・コリンズは、もっと滑稽でよかったかも。どうもこの映画では、人間の描き方が淡泊なようです。 その一方で、映像と音楽はたいへん美しい。イギリスの風景やお屋敷を鑑賞するのには、うってつけの映画なんじゃないでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-10 20:41:10) |
983. ノーマ・レイ
《ネタバレ》 これはどう評価したものか……。「女性としての自立」を描いたという解説もあります。たしかに、最初ノーマは男なしじゃダメ、みたいなところがありましたし、そこから脱却したと言えるでしょう。しかし、夫や子供を放っておいて労働運動にのめり込むのが、はたして「自立」と言えるのか。疑問が残ります。労働運動よりノーマの人間的成長が主題のようで、そこはキッチリ描かれていましたが、逆に団結の方は少々お留守になった結果、中途半端な映画という印象が残りました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-05 11:48:39) |
984. 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
《ネタバレ》 これまではバルゴンの方が面白いと思っていたのですが、今回見直したらこっちの方がいいですね。道路建設をからめたのが成功。作品にリアリティを与えていますし、ギャオス対策と用地売買を並行して描くことで、物語に幅ができました。村長役の上田吉二郎や熊八コンビなど、脇役がいい味を出しています。これに対し、本郷・笠原組は単なる美男美女のヒーロー・ヒロインで、個性に乏しく残念。 ただ、特撮になるとやはり東宝に負けています。ガメラとギャオスの戦いも迫力不足で、特に肝心の空中戦のできがよくないです。ただ、ギャオス自体は足を再生したり火を消したりとこちらを飽きさせない能力を持っていて、敵怪獣としてはかなり魅力的でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-02 21:27:29) |
985. 渚にて
《ネタバレ》 非常に真面目に作られた反核映画で、全編リアルな演出に徹したのが効いています。力作だとは思いますが、見終わると疑問が。 放射能の影響による“死”を扱っている割には、死体がひとつも出てこない。まったく無人のサンフランシスコという図は、これはこれなりに恐怖感を抱かせるわけですが、猫の子一匹死体がないとはどういうことか。放射能汚染で突然死ぬわけではあるまいし、パニックになって暴動や略奪が起こりそうなものですが、そういった形跡もなし。まあ、作品全体の雰囲気と合わないのかもしれませんが、あまりにも静かすぎます。 核戦争が「愚かな人間」によって引き起こされたのなら、愚かであることを感じさせてくれなければ、なるほどと納得できません。どうも、あまりにも綺麗事すぎるんじゃないかと思います。結局のところ、「アメリカ人が作った反核映画」はこんなものか、という気がします。いい映画だとは思いますが、傑作とは言えません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-01 20:44:50) |
986. エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~<TVM>
《ネタバレ》 どうしてもケイト・ブランシェットの映画と比べてしまうのですが、内容的に遜色はないと思います。テレビ映画なので時間の制限があり、エピソードを絞っているのですが、それがかえって功を奏したのか、集中して見られました。ただ、政治家ではなく「女性のエリザベス」であることを強調するためか、恋愛のエピソードが強調されすぎていて、ちょっと引いてしまいました。逆に、スコットランド女王メアリーとの関係は、よかったと思います。また、スペインとの戦いのさなか、兵士たちに檄を飛ばすあたりは、政治家としてのカリスマ性を感じさせ、これまたインパクトが強かったです。ロマンスの要素が薄ければ、もっと高得点になりましたが……。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2009-08-31 20:40:46) |
987. 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
《ネタバレ》 ガメラシリーズ第2作ですが、主役は実はバルゴン。ガメラは最後にバルゴンを倒して、物語を終わらせるためだけに出てくる感じです。 そのせいかどうか、前半のできがあまりよくなかったです。ニューギニア探検はそれなりですが、バルゴンが登場してから、あまりテンポがよろしくない。これはバルゴンが四足獣のためかもしれませんが、なんかモタモタしている感じです。いつのまにか防衛隊が出動していたりして、話の展開がいまいちよくつかめません。ガメラとの最初の対決も、お互いの位置関係が今ひとつわかりにくかったです。 カレンが日本に来てから、やっとこさ話が進み出した感じです。ここからはバルゴンの弱点を突いてあれこれ作戦を立てるわけですが、その辺がとにかく撃ちまくれ!というような、通常の怪獣映画とは一線を画していて、よいと思います。 出演者では、船医の藤岡琢也がさすがの存在感。この人だけ別世界の住人のようです。江波杏子は、ヒロインなのに無表情で無愛想なのが気になりますが、役の上からは問題ないのかな? あと、ドでかいダイヤに思わず見とれてしまう女性隊員は笑えました。 記憶にあったほどは面白くなかったんだけど、まあ前作よりはよかったので、この点数で。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-18 20:04:01) |
988. 逢びき
《ネタバレ》 これは評価が難しいですねぇ。ここでの点数が高いのでどうかと思ったのですが、ちょっと期待はずれ。なぜ2人が恋に落ちたのか、そこのところが今ひとつ納得いかない。もともと恋愛ものはあまり性に合わないので、その後の展開にも引き込まれませんでした。あと、ヒロインのモノローグがうっとうしくてしょうがなかった。スタンリー・ホロウェイと店のおばちゃんカップルは、主人公たちとうまく対比させていてよかったですが。 ということで気乗りせずに見ていたのですが、最期になって印象がガラッと変わりました。冒頭のシーンに戻り、その時にはわからなかった、ヒロインが姿を消したときの行動が描かれる。斜めにしたカメラワークが特によかったのですが、ここに来て、なぜこの場面を冒頭に持ってきて回想の形式にしたのか、なぜヒロインにモノローグで語らせる必要があったのか、腑に落ちたというわけです。この構成の妙に、ほとほと感心しました。そのあとの本当のラストシーンでは、「本当は旦那は気づいていて黙ってたんじゃないか?」と思わせるところもあり、なかなか深いです。 こうしたいいところもあるのですが、やはりそこに行くまでがかなりもの足りないので、残念。メロドラマの好きな人なら、もっと高く評価するんでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-16 16:29:37) |
989. 大怪獣ガメラ
《ネタバレ》 ガメラ映画を見るのは数10年ぶり。しかもこの第1作は1回くらいしか見た記憶がないので、ほとんど初見と同じ。 序盤は外国人が英語をしゃべって字幕が入るなど、意外なほどリアルな設定なのですが、それが途中で崩壊してしまいます。とにかくガメラの行動がよくわからない。東京を襲うのも謎。劇中では「エネルギー不足のため」とか言っていますが、要するに腹が減って気が立っていたということでしょうか。それよりも、人間に攻撃されて頭に来たという方が、まだ説得力があると思います。 また、博士の発言力が強すぎるのも気になるところ。それに加え、ガメラが熱に強いとなると冷凍爆弾が開発中だったり、火事を起こしたのに台風の雨で火が消えたら火山が爆発したりと、ご都合主義が過ぎるように感じました。また、ガメラは子供好きという設定のようですが、今作では子供を助けるだけでその点に触れていないので、完全に生かされておらず中途半端です。ただ、あれだけ亀に夢中だった子供が、Zプランの設備を見ただけで宗旨変えをするあたり、子供の移り気なところが現れています。こういう風に、ところどころが妙にリアルなんですな。その辺のアンバランスさが気になりました。 ところで、当時すでにカラー映画が普及していたと思いますが、なんでわざわざモノクロで撮ったんでしょう? やはり制作費の都合でしょうか。どうもその辺に、製作側の意気のなさを感じたりします。まあ、こんなにシリーズが続くとは思わなかったんでしょうね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-15 19:53:14) |
990. 荒野の決闘
《ネタバレ》 これはやはり、途中で飽きてきました。つまらないわけではないのですが、テンポというか、エピソードのつなぎが悪いのかも? ちょっと淡泊すぎやしませんかねぇ。よかったのは、ドクが荷馬車を駆って疾走する場面。画面のフレーム内では止まっているのに、ものすごいスピード感が出ていておみごと。あと、ワイアットが酔漢を捕まえるところもよかった。結局、アクション・シーンの方が見どころだった、ということになりますか。最後の決闘場面は、人物の位置関係がサッパリなので緊張感がなく、拍子抜け。クレメンタインを演じたキャシー・ダウンズが、異様なまでに美しいのが印象的でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-13 19:25:46) |
991. フィラデルフィア物語
とりあえず、登場人物の性格や価値観がよくわかりません。当然、なぜその行動をとったのかもわからず、特に終盤の展開は意味不明でした。どうもこれは、字幕で見たのが悪かったのかもしれません。やはりこのような台詞劇は、吹き替えで見るのが正解でしょう。コメディとしてはけっこう笑えるのですが、ドラマ部分が理解できないのでは仕方がありません。が、妹役の Virginia Weidler がむちゃくちゃ可愛かったので、おまけで+1点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-08-12 16:17:50) |
992. 刑事(1959)
事件を扱っているのはあくまで手段であって、事件に関わった人たちの生き様を描いた映画。特に目新しいところはないのですが、正統派の展開で手堅く作ってあります。その展開自体はシリアスな一方、刑事同士の会話がコミカルでバランスをうまくとってあります。なんとなく昔の日本の刑事ドラマ風なところがあり、影響を与えたのかも? と勝手に推測しました。しかし『鉄道員』もそうでしたが、監督が主演を兼ねると、やはり自分をむちゃくちゃ格好良く撮ってしまうものなんですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-02 19:12:21) |
993. 予期せぬ出来事
《ネタバレ》 さまざまな人が織りなすドラマを同時進行で描く、いわゆる「グランドホテル形式」の映画。冒頭から主要人物を仰々しく紹介し(本編には登場しないオープニングのみの映像を使っている)、大作扱いのようです。物語のメインはリズの駆け落ち騒動で、どうなるのかと思ったら、そう来ましたか。もうガックリ。まあ、バートンとルイ・ジュールダンでは、最初から勝負になりませんが……。それ以外では、社長秘書のマギー・スミスがいい味を出しています。ギャグ担当のオーソン・ウェルズはちょっとすべり気味。マーガレット・ラザフォードは面白い。豪華キャストで一応見せますが、駆け落ち事件の脱力ぶりは補えません。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-30 19:36:15) |
994. アラバマ物語
人と人が理解し合うのは困難だが、理解し合えたときにはそれ相応の素晴らしいものがある、などと感じてしまいました。いい映画ですが、グレゴリー・ペックのお父さんは格好よすぎるかも。 それにしても、昨今では一見すると罪がないような人間が、とんでもない犯罪事件を起こしたりするわけで、この映画のような理想は実現しがたい。見るからに「狂犬」みたいな人間って、そんなにいるわけないよね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-29 19:48:37) |
995. 宇宙水爆戦
《ネタバレ》 2度ほど民放の吹き替えで見たことがありますが、ノーカット・字幕で見るのは初めて。けっこうよかったという記憶があったのですが、今回の感想は「こんな面白くなかったっけ?」 いや、序盤はいいのですよ。リアルな演出は後半の飛躍した物語をリアルに感じさせるために必要だし、インターロシターを組み立てるくだりもダルイとは感じませんでした。が、中盤以降「?」なところが出てきます。はるかに科学が発達しているはずのメタルーナ人が、地球人に助けを求めるというのもヘンだし(一応説明はあるけど)、主人公2人以外の科学者を殺すというのも後味が悪い。が、一番ダメだと思ったのは、最後まで見ても結局何がやりたかったのかサッパリわからないこと。星間戦争に巻き込まれたからといって、戦争の悲惨さを訴えるでもなし、科学の行き過ぎを警告するわけでもなし。「それで終わっちゃうの?」という感じ。 だから見どころとなると、地球とメタルーナの気圧が違いすぎるために体質を変化させるところとか、メタルーナ・ミュータントとか、その辺しかないわけです。 おそらくは、「人間が太陽系外の惑星へ飛び出した」というだけで映画が作れた、そういう時代の遺物ということなのでしょう。この映画と同時期に日本では『ゴジラ』が製作されていますが、こちらが現代にも通じる普遍的なテーマを扱うことで今日でも鑑賞に耐えるのとは対照的です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-28 20:05:49) |
996. レッド・サン
《ネタバレ》 西部劇にサムライ登場となると色物かと思いますが、きわめてまともな扱いで安心。ブロンソンと三船が対立しつつの珍道中からお色気路線、さらにはコマンチ族との乱戦と、見どころも詰まっていて飽きさせない。最後は国(文化)が異なる者同士の友情に収斂させるところも、なかなか感動的でありました。前半での伏線が効いています。「三大スター競演!」の割にはちょっと小粒ですが、製作にアメリカが噛んでない(=金がない)から仕方がないのかな? 全編アメリカが舞台なのにね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-27 19:55:38)(良:1票) |
997. 鉄道員(1956)
《ネタバレ》 イタリアのホームドラマ。いろいろあって家族離散するが、最後は丸く収まるという、ありがちなお話。逆に言うと正統派のストーリーであり、それなりに見せる要素は持っている。親父が単なるいい人ではなく、酒飲みで暴力を奮うというのはあまりいい気持ちがしなかったが、家族思いのいい面も描かれていて、そのあたりにリアルさを感じさせる。なかなかよかったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-26 21:03:45)(良:1票) |
998. オリエント急行殺人事件(1974)
《ネタバレ》 クリスティの小説をオールスター・キャストで映画化する場合、これほど適したものはないでしょう。理由は、原作を読むか映画を見ればわかるので省略。ということで、トリックがどうとか犯人がこうとか言うより、名優たちの競演を楽しむべし。私のお気に入りは車掌のジャン=ピエール・カッセルと、いかにもイギリス人執事のジョン・ギールグッド。あと、アンソニー・パーキンスがマザコン気味の役なのが笑える。ミステリーの要素では、複雑な事件経過をうまく映像化していると思いますが、それでもやや駆け足気味になったことが残念。もう少し時間を長くしてもよかったのにね。 [2015年1月27日追記] 近頃NHKで放送されて、劇場にもかかっていたので両方見ました。字幕翻訳が異なっていて、興味深かったです。 この作品、いろいろな国籍の人が列車に乗り合わせていたわけですが、これがミス・ディレクションにも解決の手がかりにもなっていることに気がつきました。そういう意味では、日本語吹き替えで見たら、この映画の魅力半減(以下?)でしょう。字幕にしても、今回劇場で見たように、英語以外のセリフをカッコでくくってわかりやすくしてくれたほうがありがたいです。それによって、この作の真価が発揮されるように思います。そう考えると、日本人にとっては原作の翻訳を読むより、本作を字幕つき(なくてもいいがとにかく原語)で見るのがもっともいいのかもしれません。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-26 20:51:21)(良:1票) |
999. 道(1954)
名作として聞いてた映画を初鑑賞。が、あまりいいとは思わなかった。 ジェルソミーナ役のジュリエッタ・マシーナはかなり魅力的。時折見せる笑顔がかわいらしいし、パントマイムのようにおどける仕草も決まっている。が、もう1人のザンパノに引きつけられない。ここでダメ。お話の方も、わかったようなよくわからない物語。最後までそれなりに見られたけど、結局「だから何?」ということで終わってしまった。私の理解の範疇外にある映画のようです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-24 20:01:43) |
1000. ミニヴァー夫人
《ネタバレ》 第二次大戦中のイギリスの片田舎を舞台にした映画。その点からすると、よくできていると思います。主人公一家の家庭の様子や、ご近所づきあいが巧みに描かれている。女中との会話など楽しいですが、戦時下だけに緊迫感もあり、メリハリのつけ方がうまい。脚本にジェイムズ・ヒルトンが参加しているのも、ポイント高し。ワイラーの演出は光と影をうまく使っていて、これもさすがのでき。 ただ、戦争中の映画なので、戦意高揚目的になっていて、最後も戦争の悲惨さを訴えるのではなく、徹底抗戦を主張している。これをどう評価するかですが、私としては大きなマイナスにはなりません。むしろ、こうした映画が作られ、それが高く評価されたということを記憶する意味からも、この映画には今も存在意義があるのではないかと思います。 これがテレビで放送されたり、ビデオソフトが簡単に手に入ったりするというのは、改めて平和というか、自由な時代なのだと思います。しかし、初公開当時の日本人は、どういう気持ちでこの映画を見たんでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-23 20:34:09) |