1001. プロジェクト・イーグル
なんと云ってもジャッキーの体張ったアクションが今回も見モノ。彼独特の笑いの要素も含まれてるし畳み掛けるというか強引に展開に引きずり込む勢いは素晴らしいのではないでしょうか?後半の巨大ファンがグルングルン回る部屋での格闘も面白いというか何気にスーパーマンネタパクってますしね。それにしても僕が今回一番いいキャラしてると思ったのは敵のボスで元ドイツ兵のあのオッサン。最後の彼の選択は…まさしく勇者だった。 7点(2004-02-12 18:33:19) |
1002. ロジャー・ラビット
いかにもアメリカ人が喜びそうなドタバタコメディですね~。ある意味トゥーン(アニメ)の裏事情なんかも知れて面白い?みたいな感じです。子供向けとは思うんですが意外にストーリーはしっかりしてると思いますよ。しかしやはりこのノリについていける人とついていけない人がいるのもうなずけます。僕?それなりには面白かったですよ。 6点(2004-02-05 02:43:13) |
1003. ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
人間そっくりのアンドロイド(又はA.I.)が感情を持って人間に反旗を翻すという今となってはSFの古典のような作品だけど、公開当時は物凄い先を行ってるストーリーに観客が付いていけなかったらしいですね。最終版しか見てないのでどのような変更点があるかは良く分らないですが、リドリー・スコットの近未来の映像とハリソン・フォードの演技がとてもいいです。しかし、レプリカントも悲しい宿命を背負ってるなと少なからず同情しました。特に最後が… 6点(2004-02-05 02:39:27) |
1004. 地獄墓地 死霊のうめき
《ネタバレ》 見るからにソソられる題名、パッケージ、そして「耳にこびり付く怨みの声」「全米のホラーファンから熱狂的支持を受けながらも今まで決して見ることの出来なかった作品が遂に日本上陸!透明ゾンビが、女を襲う!」というスバラシイ宣伝文句!見る前から相当期待が高まります。そしていざ見てみたら、これが期待を裏切らない位スバラシク“駄目”な作品でしたぁ~(笑)なんてったって透明ゾンビ!劇中じゃ透明人間(!?)といってますが、どッからどー見たってただのゴリラ(マジ)!しかも最後の10分程度しか出てこないっていうなんともスバラシイ演出!勿論地獄墓地も怨みの声も出てきません(女の襲うシーンは出てきますが…)いや~なんか、久しぶりに面白い(ある意味)作品を見た気がしました~。いや~映画って、ホントに面白いモンですねぇ~。 2点(2004-02-05 02:31:14) |
1005. バグダッド・カフェ
《ネタバレ》 僕はこういうロードムービー、ヒューマンドラマが大好きです。砂漠のど真ん中にある寂れたカフェ。そこに一人の女性がやって来ることによって徐々にそこに温かみが戻ってくる。砂漠ののどかな風景と心地よいBGMが一層この映画に温かみを加えています。初めは、ラストに少し不満があったんですけど、良く考えたらあれこそ最高の終わり方です。もしあそこでイエスといってしまったらこれまでの作品と同じ殆どマンネリ化した作品に成り下がっていたでしょう。久しぶりに良い映画に出会えました。 8点(2004-02-03 00:36:08) |
1006. 恋はデジャ・ブ
て…点数高い…少し驚き…同じ日を繰り返し繰り返し送るため同じシーンが何度も何度も出てきて、最初は戸惑っていた主人公も段々その世界に順応していくという展開は面白いんだけど、恋愛面の方に少し深みが無い。そこが少し残念だった。最後に、明らかにこれはデジャ・ヴの域を越えてるよ… 6点(2004-02-03 00:29:00) |
1007. エヴィル・エド
題名(Evil Ed)にAとDをプラスするとEvil Dead=死霊のはらわたになるってところが面白いですね。これだけだったら偶然の一致のようにも思えるんですけど、劇中にサム・キャンベルなる人物(サム・ライミ+ブルース・キャンベル)が出て来たりステディカムのような移動シーンが出てくるところから考えると明らかにパロったとしか思えませんね。しかし残念な事にこの映画イマイチノリが悪いんですよ。なんかの映画の予告編で見たときは結構派手だな~と思ったんですが、実際はあまりそうでもないんですよ。もう少し壊れてくれればスプラッタの中でもかなりカルトな作品になったと思います。 3点(2004-02-02 00:19:45) |
1008. ウェディング・プランナー
所詮僕はただのボンクラなので充分楽しませてもらいましたよ~。特に石像のシーン(笑)それにしても、マッシモは良い奴だ!! 8点(2004-02-02 00:10:34)(笑:1票) |
1009. エクソシストの謎
リンダ・ブレアは自分を貶める為にこの作品に出演したんだろうか?と思いたくなってしまう。相変わらずのインチキ邦題も、【エクソシスト】のリンダ・ブレア主演ってことで付けられたんだろうけど、実際にエクソシストなんてどこにも出てこないばかりか関連性ゼロ。ほぼ定番の設定で斬新な映画を作るなんてことはよっぽど才能が無ければ無理。本当に退屈であります。そしてそんな映画のラストで、リンダ・ブレアはジェイソン・ミラーの代わりに自ら窓を突き破るのであった… 3点(2004-02-02 00:06:56) |
1010. 15ミニッツ
後半あたりからどんどんストーリーが崩れていくのは苦笑するしかありませんでした。デ・ニーロはいい演技してたと思うんですが他が…結局この題名は15分だけ有名になるって、それだけの為につけられたんでしょうか? 5点(2004-02-01 23:56:27) |
1011. レジョネア 戦場の狼たち
ええと、宣伝で散々云ってた“スーパー・ヴァンダミング・アクション”とは、いったいどれの事でしょうか?早く見せてください…え?これが!?またまたご冗談を!全然スーパーじゃ無いじゃないですか!もうこれだから宣伝は信じられないのさ。 4点(2004-02-01 23:53:44) |
1012. 荒野のストレンジャー
私の中での西部劇の最高傑作は【駅馬車】なんですが、この作品もそれと比較してもなかなかいい出来だと思います。なんたってイーストウッド。あまり彼の作品は見てないので偉そうな事は言えませんが、彼の扮する流れ者があまりにも傍若無人な振る舞いをしますがなかなか憎めない存在ですし、ガン・ファイトも格好良いです。関係ないですが、この題名、荒野のストレンジャーよりも荒野の流れ者の方がしっくり来るような気がするんですが、それは私だけでしょうか?? 7点(2004-02-01 23:50:03) |
1013. エル・トポ
西部劇にして西部劇にあらず…というのがこの映画を表現する上であってるのかもしれない。前半、神懸り的な腕を持つ4人のガンマンを相手にし、最後は自ら凶弾に倒れるエル・トポ、そして後半は自分が神と同化したかの様にこの世に再び復活し、あなぐらに住むフリークスたちを解放しようとする。確かに難しい、難しいけど、それ以上に奥が深い映画。 7点(2004-02-01 23:42:15) |
1014. マッドマックス サンダードーム
いや、“サンダードーム”てあまり関係ないじゃん!はめられた…前作、前々作は好きだけどこれは今までと趣が違って云うかマッドマックスじゃなくてマッチョマックスになってる~!でも、それでもサンダードームでの死闘や最後のチェイス・シーンなんかも見ごたえあるからそんなに損もしてない…かな。ティナ・ターナーは強い姉御を好演してましたな。 6点(2004-02-01 23:36:06) |
1015. マッドマックス
メル・ギブソンを一躍トップスターにした作品。前半はちょっと退屈な部分もあるけど、上下ブラック・レザーのライダースーツを身に纏うマックスは格好良いし、後半の展開も見ごたえ充分でギブソンが“怒れるマックス”を好演している。カズゥー兄貴も仰ってますが、これが無ければ【北斗の拳】も生まれなかったでしょう。 7点(2004-02-01 23:31:21) |
1016. 風と共に去りぬ
この映画から受けた初めての印象はやはり【不朽の名作】そして【やたら長い】というものでした。まあ、小さい頃見た時と違って今では4時間超の映画も普通に見ているので見返してみても特に長すぎとは思いませんでしたけど、映画史に燦然と輝く傑作という印象は今でも変わっておりません。恋愛叙事詩というのはその主人公にどれだけ感情移入できるかが主な評価対象だと思いますし、その点に関してははっきり言っていつまでも昔の男に揺れ動いている優柔不断なスカーレットにはとてもじゃないが感情移入できなかった。が、南北戦争前夜から戦争終結後までの人間の内面の移り変わりを丁寧に描いている作品であるし、3時間52分という時間すら忘れてしまうほどの濃厚で見事なストーリー展開は充分評価に値する作品だと思う。 8点(2004-01-26 01:37:16) |
1017. 砲艦サンパブロ
マックイーンは本当に存在感のある俳優だ。たとえ台詞が少なくても持ち前の演技力で自分をアピールするし、台詞1つ1つにも深みがある。中国が荒れに荒れていた1920年代に、人情を貫き通そうとした主人公がとにかく印象的。 7点(2004-01-25 00:14:08) |
1018. JFK
《ネタバレ》 20世紀最大の謎であるケネディ大統領暗殺事件。最年少で合衆国大統領に当選、しかも彼は今までのWASP層ではなく、アメリカ始まって以来のアイルランド系のカトリック、公民権運動を推進したり、キューバ危機を平和的に解決、そして(直接の原因を作ったのも彼なんだが)ベトナム戦争も、「この戦争を戦うのはベトナム人であるべき」として米軍を撤退させるなどしたので、戦争が主な商売だったアメリカでは殆どが彼の敵であった。この映画も、全てが事実というわけではないけれど、事実に基づいた情報を元にケネディ裁判を忠実に再現。役者も全員が全員とも“彼ら”になりきっているので恐ろしいほどにリアル。結局、最後まで真実はわからず終いだけど、一つの説として充分な説得力をもっている。あとは、全ての情報が公開される時を待つのみである。 [DVD(字幕)] 9点(2004-01-25 00:07:30) |
1019. オズの魔法使
この時代でカラーとは相当お金かけてるんでしょうか?まあそんな事はどうでも良いですけど、素直に楽しかったです。脳みその無い案山子君、心の無いブリキ男君、勇気の無いライオンと、個性的なキャラクターたちや魔法が息づいてるオズの国など、見ていて本当に楽しいです。 7点(2004-01-24 23:57:32) |
1020. ヘルハザード/禁断の黙示録
《ネタバレ》 邦題でかなり(というか物凄く)損をしている映画です。 原作はラヴクラフト「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」。ラヴクラフトの作品の中でも最高峰と目される作品の一つです。 ラヴクラフト原作の映画化は駄作というのが常ですが(代表選手がダンウィッチの怪など)、これは舞台こそ現代に移し、多少の脚色はなされていますが、割と原作に忠実に描かれています。 しかし、最も注目すべきは一つのホラーとしてしっかりと作られているということです。 ある謎が浮上して、その謎を解明するにあたって身の毛もよだつ真実に行き当たる、とう定番のストーリーですが、序盤から落ち着いた描写で丁寧に話が進んで行きますので、安心して見ることが出来ます。 また、血や肉が散乱した場面や実験の失敗作等醜悪な怪物は出てきますが、直接的な描写はないので、この作品のもつゴシックホラーの雰囲気と上手く溶け合っています。 とくに、終盤近くの地下洞窟の描写は雰囲気が出ていて良いと思います。 映画化されたラヴクラフトの作品の中では(原作の良さを伝えていると云う点で)大変よく出来た作品だと思いますし、一つのゴシックホラーとしてもかなり上位に位置する作品だと思います。 [ビデオ(字幕)] 8点(2004-01-23 14:29:29) |