1021. カイロの紫のバラ
基本的にウディ・アレンの作品は好きではないんだけど、これは別です。ミアって美人ではないんだけど、この映画ではとても可愛い女性に感じました。退屈な日常から抜け出して、夢のような世界へ行ってみたい人は楽しめると思うんですけどね。 7点(2002-06-21 11:00:49) |
1022. スコア
最近のデニーロの映画にしては、マシな方でした。最後のどんでん返しは誰もが予想することでしょう。でも、なんだろうなあ。自分が求めるデニーロらしさに合わないから評価できないのだろうか?それとも、デニーロ自身を過大評価していたのだろうか?「ミッション」の頃のようなエネルギッシュな感じを求めるのは酷ですか?ストーリーそのものはまあまあなんですが、過去のデニーロ作品に比べて"インパクト"という点で、どうしても評価が厳しくなってしまいます。 7点(2002-06-03 08:30:48) |
1023. U-571
予告編は期待していたんです。シチュエーションも面白そうな設定でした。エニグマの奪取といい、敵中脱出劇といい。でも正直ガッカリしてしまいました。水中の戦いは「レッドオクトーバー」に負けてたし、駆逐艦との戦いも「眼下の敵」に負けてました。Uボートの描写に関しては、完全に「Uボート」の勝利です。見終わって、「なんだかなあ・・・・」って感じでした。残念。 5点(2002-06-03 08:24:07) |
1024. ザ・ダイバー
なんなんだろう?最近のデニーロの映画を観ても、以前ほどの感動がないんです。彼の出演作品では「ディア・ハンター」が最高傑作だと思っているので、それを基準にすると、今回の「ザ・ダイバー」はどうしてもそれより2枚は劣ってしまいます。実話に基づいていると言っても、映画化されれば演出がなされるのは当然だし、他にも切り口はあるでしょう。ダイバーという仕事が大変なものであることはわかるのですが、後半の審問のシーンに至る過程で、あの上司が主人公の黒人を排斥することに、どうしてこだわりを持っているのかがよくわかりませんでした。だから、デニーロがいかに演説をぶっても、なんか空回りしてしまった感じです。デニーロだからと言って飛びついても、なかなかいい作品に出会えない・・・・う~ん、難しいですねえ。 7点(2002-05-24 12:11:08) |
1025. オデッサ・ファイル
フォーサイスの原作を映画化したものは、その緻密さを描ききれないものがたくさんあり、ほとんどが原作を越えられません。この作品もその一つになってしまいますね。私が評価できるのは「ジャッカルの日」くらいでしょうか。「オデッサ」の場合、冷戦のさなかに書かれたものであるから、その辺をどう描くかがポイントになっていると思うし、ナチスの残党の話でいえば、「ブラジルから来た少年」の方が面白かったですね。 6点(2002-05-24 11:56:10) |
1026. オーメン(1976)
これは、オカルト映画ではないですよ。いわゆるスプラッターを期待してはいけません。公開時期が近いので、「エクソシスト」とよく比較されると思うのですが、どちらも根底にあるのはキリスト教の世界観ですね。私はこちらの演出の方がずっと好きです。シリーズの4作まで見ましたが、やっぱりこの作品が一番できがいいと思います。グレゴリー・ペック扮するアメリカ大使がよかったですね。 8点(2002-05-24 11:49:05) |
1027. A.I.
私の場合、前半がちょっと消化不良でした。テディが出てくる辺りから、興味が出てきました。あのクマのぬいぐるみは、ホントに健気で、ジーンときました。いい味出しています。 6点(2002-05-12 22:57:13) |
1028. 王様と私(1956)
エンターテイメントとして楽しめば面白い作品です。ユル・ブリンナーの遺言ビデオ"Don't smoke!"を思い出します。 7点(2002-05-09 17:06:02) |
1029. F/X 引き裂かれたトリック
楽しかったですね。主役のブライアンはちょっとマイケル・ケインに似てません?それから、もうひとりのブライアンは、悪役をやったり、「コクーン」では一転していい人だったりね。ゴールデングラブを受賞したけど、亡くなったのでは?やっぱり酒がいけなかったのかな?それと体重。映画は、二重三重のどんでん返しがあって、面白かったですね。「特殊効果っておもしろっ!」って感じです(笑)。 8点(2002-05-08 02:28:04) |
1030. エクソシスト3(1990)
我がジョージ・C・スコットの出演作として、ある程度期待して見たんだけど、ちょっとがっかりしました。老刑事としての味は出てたんだけど、悪魔の力と対抗するにはああいう方法しかなかったのだろうか? 6点(2002-05-08 02:01:34) |
1031. 英雄の条件
映画の予告編を観たとき、観たいなと思った映画です。サミュエルの敬礼の意味が何なのか知りたかったからなんですが。同じ軍事法廷ものとして、なぜかメグちゃんの「戦火の勇気」を思い出してしまいます。そこで、トミーとデンゼルを比べてしまう。法定シーンに関しては後者の勝ち。問題を作るきっかけの戦闘シーンに関しては前者の勝ち。で、敬礼の意味は理解できなかったです。私がベトナム人だったら、返礼しないと思う。 7点(2002-05-04 17:39:34) |
1032. 栄光のル・マン
この作品と「グランプリ」は、この時代を代表するレース映画ですね。マックイーンが格好いいんですが、やっぱりマシンのかっこよさと森の静けさが好対照をなしていて、時代の最先端を行っていたメカと、大自然という素材とが、なぜか融合していたように感じます。スパ・フランコルシャンにしても、ル・マン・サルテサーキットにしても、はたまたニュルンブルクにしてもホッケンハイムにしても、ヨーロッパのサーキットは森がよく似合いますね。 7点(2002-05-04 17:30:16) |
1033. エアフォース・ワン
ストーリーは基本的に巻き込まれ型ハラハラドキドキパターンだと思います。ハリソン・フォードは操縦桿を握るシーンが似合います(笑)。最後の、エアフォースワンのコールサインがチェンジするシーンはけっこうお気に入りなんですけどね。 8点(2002-05-04 17:23:13) |
1034. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
それぞれのキャラクターの個性が出ていて、映画化されたシリーズの中では一番好きな作品です。ハリアーが飛び立つシーンは圧巻だったと思いませんか?(笑)諸星あたる、とても他人とは思えません(笑)。 8点(2002-05-04 00:54:02) |
1035. 海の上のピアニスト
実際に弾いていないのに、なめらかに鍵盤を操っているように見える抜群の演技でしたね。これでティム・ロスのファンになりました。相棒のトランペッターの目が小刻みに震えていたのは演技ですか?あれは船上生活が長い人間が陸に上がったことを意識させるためのもの?もしそうだとしたら凄い目の演技です。ラストシーンは「サイレント・ランニング」のエンディングとダブるんですが、両方御覧になった方いかがですか?個人的に好きなシーンは、移民の少女の父親と語りながらティム・ロスがピアノを弾くシーンです。何か心が和みました。それと未来への希望を与えてくれました。いい映画です。 <2003年12月23日点数変更> 9点(2002-04-30 20:26:59) |
1036. 宇宙からの脱出
毎年台風シーズンが来て、気象衛星からの写真を見る度に、この映画を思い出します(笑)。自分の経験でも何度か台風の目の中に入ったことはありますが、実際にそんなところで打ち上げってできたんでしょうかね?でも、そんな疑問を挟む余地もないくらい、緊迫した打ち上げシーンで、「なんとか間に合ってくれ!」という思いいっぱいで観た記憶があります。グレゴリー・ペックが格好良かった(笑)。 8点(2002-04-30 20:20:12) |
1037. ウォー・ゲーム(1983)
核戦争の危機を回避できるかどうかのハラハラドキドキが結構楽しかった気がします。この映画のコンピュータにしても、「イルカの日」の動物にしても、無邪気に危ないことをするから、見ている側にとってはなんともいえない圧迫感を持つんでしょうね。 8点(2002-04-30 20:16:04)(良:1票) |
1038. ウエストワールド
皆さんと同感です。ユル・ブリナーが怖かったぁ~(笑)。でもあの格好はどうしても「荒野の七人」のクリスに見えてしまうんですが(笑)。アンチ未来ものとして結構おもしろい作品でしたね。でも、セットが今の目で見るとどうしてもちゃちに見えてしまうのがちょっと残念です。 7点(2002-04-30 20:11:20) |
1039. ウィロー
最初はあの赤ん坊が主人公だと思ってました(笑)。でも実際はあの小人だったんですね。ちょっと出来の悪いオオカミみたいな動物が村を襲うシーンとか、城の中で怪獣に飛び乗ったヴァル・キルマーが人形だったりとか、特撮の面でいろいろといちゃモンはあるけれど、割と楽しめましたよ。どなたかが書いていたけど、ホーナーの音楽はいいですねえ。「フィールド・オブ・ドリームス」といい、ああいう管楽器の音色はいいです。ひとつだけ好きなシーンを挙げると、敗退する軍の中の金髪の騎士がヴァル・キルマーと会話するところなんか、これから始まる戦闘を予感させて、不安感を演出する効果があったと思うのですが、どうですか? 8点(2002-04-30 20:06:31) |
1040. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
シリーズの中で評判悪いですが、わたし的にはこれがベストです。ショーン・コネリーが場面を引き締めていると思います。後半山場の遺跡の中で、息子に語りかける父親のシーンは感動してしまいました。「夢を持って生きましょう」と思いませんか。この作品を見た後は、希望がわいてきます。もう20回くらいは観たなあ。 9点(2002-04-28 20:46:57) |