1061. 恋は邪魔者
60年代のニューヨークを舞台にした、ロマンチック・コメディー。 レニーがかわいい。ユアンもハンサム。演出もポップ調で凝っている。 でもストーリーがからっしきダメ。何でこんなに面白くないの?というくらい面白くなかった。 二人のファン以外の人にはお薦めできない。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 10:35:35) |
1062. 告訴せず
青島幸男主演、松本清張原作の映画化。 起承転結はしっかりしているし、オチもいい。本来は面白いはずなんだけど、 なぜかしっかりとこない。内容がやや地味で、テレビ向きというせいもあるのだろうが、 どうにも見せ方という点での演出が悪いように感じる。特に終盤からラスト。 ということで、今ひとつ楽しむことができなかった。 たぶん原作を読んだほうが面白いのではないかと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-14 10:22:53) |
1063. 心の旅
設定の面白いヒューマンドラマ。 事故に合う前と後との主人公のギャップが、この作品の妙味になっているわけだけど、 "家族第一"といったアメリカらしい内容で、中盤以降はオーソドックスな展開ながらも、 安心してほんわか鑑賞できる。終盤のヒネリはちょっとやり過ぎ、作り過ぎの感あり。 奥さん役の女優さんはきれいだったな。総体的には万人向けの作品。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-14 10:16:37) |
1064. カティンの森
史実を題材にしたドラマ。 ドキュメントというより、ドラマ色のほうが強く、構成もしっかりしている。 キャスティングもよかったし、演出も悪くない。 わかっていても、やっぱりショッキングな事実だよね。 観ておいて損はない作品。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-14 10:08:32) |
1065. コンボイ
公開当時は配給会社も力を入れていたのか、頻繁にCMで目にした作品。 その年の興行成績(外国映画)でも5位、とかなりヒットした。 一応バイオレンスアクションのはずなのに、テーマ曲が軽快で雰囲気が爽やか。 登場人物たちも皆ストレートな性格なので、感覚的には西部劇に近いものがある。 アクがなく、演出も今イチのせいか、どうしても印象に残らないきらいはあるが、 全体的にはまとまっており、中々面白い作品ではある。 [映画館(字幕)] 4点(2011-08-14 09:47:36) |
1066. GODZILLA ゴジラ(1998)
普通の怪獣映画として観ればいいんだろうけど、 「ゴジラ」と銘打ってあると、どうしても日本のゴジラのイメージが邪魔してしまう。 姿形も全然違うし、戸惑う人はかなり多いんじゃないかと。 ゴジラの初期設定のポイントは押さえており、ストーリー自体はそれほど悪くない。 動きはかなり俊敏で、日本のゴジラとは違う新しい設定もなされている。 ラストは続編を意識しての終わり方だったようだが、 あまり評判が良くなかったのか、どうやら「2」はなさそうだ。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-14 09:43:45) |
1067. ゴジラ(1984)
復活と言っても懐かしさを覚える以外は、 新ゴジラの売りになるもの、ストーリーなど目新しいものは特別ないし、ラストも今イチ。 極端な言い方をすれば、左からゴジラが現れて右に消えていったという感じ。 この作品がゴジラ初見の人ならまだいいが、古いシリーズを観ていた人には ちょっと物足りないのではないかと思う。 前シリーズの後期は完全子供向けで、ゴジラもやたらおちゃらけていたが、 今回は大人でも鑑賞できるよう、真面目に作られていたのだけは良かった。 [地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 09:38:54) |
1068. 五福星
ジャッキー、サモ、ユンピョウと、 お馴染み三人組が活躍するコメディー・アクション。他作品との違いはあくまでサモが主演で、 ジャッキーとユンピョウはゲスト出演ということくらいだが、 出番は結構多いのであまり違和感は感じない。 ストーリーや雰囲気は昔の香港映画に近い作りでかなりチープだが、 ホラー映画と同様、気楽に楽しめる作品ではないかと思う。 [地上波(吹替)] 4点(2011-08-14 09:36:06) |
1069. 無敵のゴッドファーザー/ドラゴン世界を征く
ゴッドファーザーと言っても、マフィア映画ではなく、カンフー映画。 「燃えよドラゴン」の大ヒットにより、こういったB級作品が次々と公開された時期だったが、 これもその内の一本。倉田保昭が、殺し屋グループのトップメンバーという役柄で出演している。 いかにも昔のカンフー映画といった作りで、可もなく不可もなく、B級ホラーと同様、 それなりに楽しめる作品には仕上がっている。 [地上波(吹替)] 3点(2011-08-14 09:13:23) |
1070. ゴッドファーザー PART Ⅱ
「1」を未見の人にはわかりづらいという欠点はあるものの、内容は前作より面白い。 父親との時代の違いを描くことによって、マイケルの苦悩がより伝わってくるという仕掛けで、 若かりし頃の父親役を演ずるのがロバート・デ・ニーロ。 前作でマーロン・ブランド演じたドン役のイメージを壊さないよう、しっかり役作りをしている。 映像演出面に関しては、まるで絵画を見ているような素晴らしい出来映えで、文句なし。 まさに芸術的。今まで面白いと思える続編はいくつかあったけど、 「1」を越えるほど完成度が高いかもと思ったのはこの作品だけ。 [DVD(字幕)] 8点(2011-08-14 09:08:22) |
1071. 殺人ゲームへの招待
このゲーム持ってたな。ほとんど遊ばなかったけど。 内容は純粋なサスペンスものだが、段々とコメディー色が濃くなって、 終盤からはかなりドタバタになってしまった。本当はコロンボみたいなものを期待してたんだが。 見所はエンディングが3パターンあるということかな。 取り立ててそれが面白いというわけではないんだけど、まああまり見かけない手法なんで。 これは映画より舞台劇で見せたほうが面白いと思う。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 09:03:57) |
1072. サマーウォーズ
制作者のやりたいことを全部詰め込んだような作品だね。 アニメなので、シナリオや演出が粗っぽいのは仕方がないけど、 いくら何でも、テーマはもう少し絞ったほうがいいんじゃないか? 終盤からラストにかけては、「もう好きなようにやってよ」と、笑いながら鑑賞していたけど、 内容は基本的に、「ウォーゲーム」を参考にしているのかな? 長所を挙げれば、絵にアクがなくてさっぱりしていたこと。声優はあまりピンとこなかったな。 オリジナルをしっかり一本作っているという点では、もう少し高い点数をつけたいんだけど、 アニメ限定ランキングではないので、この評価ということで。 [地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 08:56:34) |
1073. さらば、わが愛/覇王別姫
中国の激動の時代を背景に、京劇に生きる二人の男の愛憎劇を描いた、 大河ドラマの要素が強い作品。50年という長いスパンで展開されるストーリーは、 上映時間が3時間近くもあり、かなり気合いを入れての鑑賞と相成ったが、 お話が横道に逸れることもなく、終始主役二人に視点が当てられているため、 途中で緊張が途切れるということはなかった。 その二人の役者さんは演技も良かったのだが、なんといっても京劇のシーンが美しい。 彼らの間の心情などは、ちょっとわからない世界でもあるんだけど、確かに見応えはあった。 映像演出等、映画としての完成度が高い作品だね。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-14 08:44:53) |
1074. 三大怪獣地球最大の決戦
ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラ。 魅力ある怪獣たちが総登場し、もう子供の時は生唾物の映画だった。 四体も怪獣が出演しているので、ストーリーは当然ながら後半からもの凄くバタバタしている。 ゴジラやラドンの動きも雄大さが失せ、特にゴジラに関しては、 この頃からコミカルな動きを見せていたようだ。キングギドラの登場シーンは今見ても格好いい。 終盤の小美人のシーンは、あまりにもくだらなくてお腹を抱えて笑い転げてしまった。 最後は何とか収拾をつけたといった感じで、今までのシリーズと比べると出来は今イチなのだが、 懐かしい思い出を甦らせてくれただけでも十分楽しめた作品だった。 [地上波(邦画)] 4点(2011-08-14 08:39:23)(良:1票) |
1075. 3人のゴースト
ゴーストを小道具代わりにしたハートフルコメディー。 ゴーストの登場はちょっと奇抜だけど、アイデア自体は面白い。 ただ登場人物達のキャラに今イチ魅力が足りないのか、シナリオに粗さがあるのか、 テンポが悪く、コメディーとして笑える部分も少なかった。ラストはかなりベタだけど、 ちゃんとメッセージは伝わってきて、総体的にはそれほど悪い映画という印象は受けない。 ファンタジー感動ものが好きな人なら、満足できる作品ではないかと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-14 08:18:02) |
1076. 座頭市(2003)
女性の身体をマッサージしながらニヤッと笑う、 ダークヒーロー的な勝新の座頭市とは違い、こちらは何と金髪で清潔感一杯。 「座頭市」は海外でもよく知られているため、最初から向こうの目を意識していたのかも。 一応ストーリーもまとまっていて、皮肉混じりのオチも中々いい。 映像や演出にかなりのこだわりを見せており、万人向けのエンタメ作品に仕上がっているのだが、 その分、座頭市のキャラの魅力は薄れてしまった。個人的には人間臭い、"汚い"座頭市の方が好き。 [地上波(邦画)] 6点(2011-08-14 08:12:30) |
1077. ザ・ディープ(1977)
ジャクリーン・ビセットの身体にぴったり貼り付いた、 Tシャツ姿をあちこちの雑誌でやけに目にした、冒険海洋もの。 1977年度外国映画興行成績6位の作品で、4位の「ロッキー」、5位の「サスペリア」と ほぼ同程度の興行収入だったようだが、ちょっと印象は薄い。 主役二人やロバート・ショウは悪くないし、ストーリーもそれほどつまらなくはないんだけど、 お宝探しというと必ず敵役が出てきて、もうかなりオーソドックスな流れ。 そうしなければ間がもたないんだろうけど、この内容で2時間越えはだるい。 90分から100分あたりで十分と思える作品だった。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 08:08:37) |
1078. ザ・マジックアワー
ちょっと洒落た架空の港町を舞台にしたストーリーコメディー。 暗黒街のボスと役者稼業の男の勘違いがこの作品の妙味だと思うんだけど、 序盤の強引さはまだしも、その後のストーリー展開において、 ずっと目を瞑らなければならない、無茶な状況設定が延々とおまけでついてくるので、 いつまで経っても笑うことができなかった。 終盤は個人的に苦手な人情劇が絡んできて、洒落た舞台設定が台無し。 ピシッと決めてくれるかと思ったラストも、おちゃらけで終わっちゃって、 これはドタバタコメディーとして鑑賞するべきだったのかな? 主役の佐藤浩市ががんばっていただけに残念。 [地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 07:44:32) |
1079. 幸福の黄色いハンカチ
ロードムービー形式のラブストーリーもの。 武田鉄矢のキャスティングが良かった。彼がコミカルでいい味を出しているので、 "黄色いハンカチ"という、およそ健さんとは似つかない臭い演出を随分と和らげている。 映像が古臭く、全体的にセンスの良さも感じない。 脚本も演出も完成度は高くないのに何度も観てしまうのは、単純に面白いから。 山田監督らしく、ラブストーリーに人情劇をうまく絡めたお薦めの逸品。 [地上波(邦画)] 6点(2011-08-14 07:40:31) |
1080. 七人のおたく cult seven
「七人の侍」のパロディで、コメディータッチの映画。 全体的には肩の力を抜いて鑑賞できる気軽さがあるが、 おたくたちの半分ほどは、ストーリーの内容に生かされていない。 いくらパロディとはいえ、もっと脚本をしっかりと練って欲しいところ。 一番活躍してて印象に残っているのは、ウッちゃんのアクション。 素で格闘技おたくだなと笑ってしまった。疲れている時に気分転換したい人などにはお薦め。 [地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 07:17:11) |