101. イキガミ
《ネタバレ》 この作品の良いところは、オムニバスなのに纏まっているし、説明もなく突拍子な設定なのに、違和感なく入り込めるところです。山田孝之と成海璃子の話が一番、しんみりきました。成海璃子の存在感が大いにでています。ただ、オムニバス形式のストーリーはどれもベタな展開であり、映画住人からは厳しい評価を受けそうですね。私は逆にそのシンプルさが見やすくて、いかにも漫画の原作ものらしさが強くて楽しめた。淡々と進んでいくストーリーですが、飽きる事無く、終焉を迎えました。気になるのは成海璃子演じる手紙を読む部分。あの手紙って読めるのだろうか・・・その上に漢字まで使用してますし。それがなければ9点。 [地上波(邦画)] 7点(2012-04-01 01:07:18) |
102. アドレナリン(2006)
《ネタバレ》 気軽に見れるいい作品ですけど、深みがないので感想を求められると微妙・・・。公開SEXなど、弾けた感をもっと前面にだせば良かったのにな。この作品では楽しいコメディよりの弾けっぷりではなく、ワッフル手焼き・指吹き飛ばし・腕切り落としなどグロさの方が目立つブラックコメディ。その辺が痛々しくてあまり受け付けなかったです。エイミー・スマートも弾けてくれた方が、盛り上がったかもね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-07 02:52:48) |
103. ワイルドシングス3<TVM>
《ネタバレ》 今回は主人公のサラ・ディレインとレイプ被害者役のサンドラ・マッコイのコンビです。原点回帰なのか、女性陣のビジュアルは向上しています。2作品目は、ほんとパッとしなかったです。ただ、ストーリーは相も変わらず同じ。パターンが読めてしまうので、その辺は非常に残念。それに前作に引き続き母親ネタとはね・・・。さらなる続編もあるようですが、同じパターンなんだろうね・・・きっと。 [地上波(吹替)] 5点(2011-11-26 15:13:55) |
104. ワイルドシングス2<OV>
《ネタバレ》 キャストに魅力がなくなりました。低予算なのは承知していますが、売れていない女優さんでも、もっとベストな方を選べたはず・・・。それにストーリーの質が下がっています。これも低予算だからこそ力を入れて欲しかったです。1作目と連続して見たのが裏目に出てしまい、内容がほとんど変わらないのには唖然。続編というよりはリメイクです。犯行も雑でしたね・・・どろどろの車を放置するあたりが特にね。文句言いながらも続編は鑑賞します。 [地上波(吹替)] 5点(2011-11-25 00:49:41) |
105. ワイルドシングス
《ネタバレ》 こういうどんでん返しものは大好物。その上に学園ものという好きなジャンルも絡んでいますので文句なしですね。マット・ディロンもすごく若い。好きな俳優のケヴィン・ベーコンもでているのも嬉しい。デニース・リチャーズのサービスシーンもなかなか。人間不信になりそうな作品で、人の醜さを見事に表現されています。こういった作品は、好き嫌いが分かれるかと思いますが、個人的にはオススメです。「スクリーム」とか好きな方は、楽しめるハズ!!私みたいに予備知識なしで見ることができるかが評価の分かれ道。 [地上波(吹替)] 9点(2011-11-24 00:46:01) |
106. メリー・ポピンズ
《ネタバレ》 「サウンド・オブ・ミュージック」の印象が強いジュリー・アンドリュースの初期作品。子供の頃からディズニー映画を数多く鑑賞してきましたが、この作品は未見でした。あ~聞いたことがあるっていうメロディに懐かしさを感じましたね。ただ、ストーリーは特に捻りもなく、入り込めません。ジョージは心を入れ替えたというより、精神が壊れたようにしか見えなかった。いかんせん、後半の流れが強引すぎる。その辺がマイナスかな。バートのペンギンダンスは愛嬌があって好き。ジェーン役のカレン・ドートリスが可愛かったです。その後の活躍が見たかったですね・・・ほんとに。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-07-19 04:29:29) |
107. コマンドー
《ネタバレ》 シュワちゃん×筋肉のコラボを楽しめるかどうかですね。さすがにこの頃の肉体はターミネーター並です。敵が偉そうに「一緒に来てもらおう・・・協力するしかない」のセリフに対して、「なめるな!!」バンッと額を打ち抜くシーンは好きですね。ただ、その後のむちゃくちゃな展開に期待させておきながら、意外と中盤は落ち着いていました。後半に一気に銃撃戦に突入し、盛り上がりました。ヴァーノン・ウェールズ演じるベネット元大尉との一騎打ちは最高。しかし、肝心の黒幕の元大統領は存在感ゼロ。カービー将軍もまったく動いてなかった。子役次代のアリッサ・ミラノを見ることが出来ます。成長した彼女は、ちょっと顎がね・・・。個人的にはもうちょい捻りが欲しかったところですけど、暇なときに見る分には十分な完成度です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-17 17:09:32) |
108. 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
《ネタバレ》 TVアニメ版は未視聴で原作も最後まで読めていません。そんな状態で鑑賞しても内容についていけないでしょう。 やはり映画化するということは、単品でもたのしめる作りにしなければいけない。ファンだけをターゲットにする作品だったので、非常に残念です。血の描写やグラトニーとの戦いは良かった。しかし、それよりもウィンリィが可哀想で仕方がない・・・。少年漫画が原作でありながら、娯楽性が少なく、後味の悪い作品です。 [地上波(邦画)] 5点(2011-07-17 02:27:08) |
109. 劇場版 銀魂 新訳紅桜篇
《ネタバレ》 原作はほとんど読んだことがないのですが、それでも小ネタ満載でそこそこ楽しめました。ただ、ちょっと演出がオーバーだったり、SFに偏りすぎているのが受け入れがたいかな。「るろうに剣心」のような、シナリオにもっと重点置けば、良作になったかな。原作の問題なので、この映画がどうのって話ではないですけどね。 [地上波(邦画)] 5点(2011-06-19 17:04:57) |
110. ブルドッグ(2003)
《ネタバレ》 ファン・フェルナンデスが演じていましたどうでも良い犯人と自己中心的な主人公に感情移入できず、鑑賞後に何も残らなかったですね。嫁さんの復讐劇とはいえ、仲間を犠牲にしすぎ。仲間にも家族はいるんだから、その点も考慮しないと・・・。個人的にヴィン・ディーデルより、ジェイソン・ステイサムに演じてもらいたかったところです。アクションシーンも中途半端な弾け具合で、見所というシーンはなかった。B級映画として、暇潰し程度で鑑賞をオススメします。 [地上波(吹替)] 5点(2011-06-19 16:52:46) |
111. 影なき男(1988)
《ネタバレ》 予想以上の良作。シドニー・ポワチエとトム・ベレンジャーの白黒コンビは、息があっていて楽しめました。スティーブが次々と崖から客を放り投げた時は、「一気に殺してしまうのかよ」って思いましたね。もう少し客のキャラを立ててから、じっくり調理していった方がサスペンス的要素が深まって、雰囲気出たのにな。雪山での男臭い二人が、狭い空間で裸のお付き合いをするシーンは、私にはかなりインパクトがあり、悪い意味で記憶に残っています。命を守るためとはいえ、したくないですね・・・ほんとに。山でのサバイバルアクションは、個人的にツボなジャンルなもので楽しめましたが、あれだけ必死に追いかけて、あっさり犯人にトラックで逃げられるって、なんだかね。山でクライマックスを迎えた方が、盛り上がったかなと思います。それでも、海にでてからでも緊迫感はきれていなく、テンポよく楽しめる内容。山登りがブームな今、「山を舐めるなよ」って意味でも見れますね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-19 16:41:07) |
112. コップランド
《ネタバレ》 豪華俳優の中、非常に地味な作品。スタローンには肉体俳優のオーラはなく、萎れた中年親父と化しています。ロバート・デ・ニーロなんて必要だったのかとも思えましたね。「プリズン・ブレイク」で名が上がった、マイケル・ラパポートも出演しています。汚職警官の実態と正義に目覚める警官を描く本作。その正義が中途半端で感情移入できないし、相棒のゲリー・フィックス刑事も正義を見せたように勘違いさせようとしてるが、保険金を狙った殺人者に変わりはない。ラストの銃撃戦も淡々と終焉を迎え、見所なし。オススメはしません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-06-18 18:31:56) |
113. 劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
《ネタバレ》 前作よりパワーダウンしていてあまり笑えない。主演2人の絡みを除けば、全体的に非常に暗い作品。夏帆は作品にマッチちているし、佐藤健の田舎っぺも悪くない。双子のトリックはちょっと強引。相変わらず矢部の出番は少ないね。暇つぶし程度と考えれば十分に楽しめるレベルです。 [地上波(邦画)] 5点(2011-06-13 20:33:47) |
114. トランスポーター3 アンリミテッド
《ネタバレ》 セーム・シュルトのファンなので、登場シーンは格好良くてテンション上がりました↑↑せっかくのK-1チャンピオン起用なのに、もっと尺を伸ばしてアクションをみせて欲しかったです。批判の的になっているロシア人のナタリア・ルダコーワの容姿に関しては、個性的で良いと思いましたけどね。ただ、続編が製作される際には、キャストから外しても問題ないかと・・・。ロバート・ネッパーを見ると、ティーバックのキャラが頭に思い浮かんでくる私ですが、今回も例外ではなくティーバックそのもの。ロバート・ネッパーが善人役で良い演技が出来るわけないでしょう。相変わらずカーチェイスのシーンはスピード感があって楽しめますし、ジェイソンの鍛え抜かれた体もインパクト大!!女に振り回されている感はマイナスかな。テンポよくストーリーが進む、アクション映画なので、そこそこ楽しめました。 余談ですが、せっかくウクライナのオデッサを舞台にもってきたのなら、「ポチョムキンの階段」で一暴れしてほしかったところです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-12 01:12:05) |
115. アナライズ・ミー
《ネタバレ》 弱弱しいデニーロとジョー・ヴィテレッリの名脇役が良い味だしてます。ただ、ゲラゲラ笑う作品ではないので、悪魔でもデニーロのギャップ等で軽く楽しむ一作です。血をむやみに流すような作品でもないので、女性でも見やすいかな。作品の流れは強引だし、ベン・ソボルのキャラに感情移入できないけど、そこそこ楽しめたのでこの点数!! [地上波(吹替)] 7点(2011-06-11 10:17:57) |
116. ブーリン家の姉妹
《ネタバレ》 現在の日本と同じく、なんとも頼りない国の長。その周りではどろどろした権力争いと女の喰い捨てが起きてる模様。娘を政治の駒として使う親はよく聞く話ですが、駒に使われる娘も権力に飢えたなかなかの強欲さ・・・。この手の歴史はあまり知らないので、どこまでが事実なのか知りませんが、どろどろとした攻防は単純に日本女性受けが良いのかもね。ただ、この手の歴史に厳しい方たちには、どうなんでしょう??私的にはナタリー・ポートマンが綺麗だったし、少しなりとも歴史の勉強になったので良かったです。一言で纏めれば「欲の持ちすぎは、身を滅ぼす」ということでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-06-07 23:16:56) |
117. ミラクル7号
《ネタバレ》 ミラクル7号は、女性受けしそうなキャラで、とても良いやつ。これだけで、楽しめた人も多いでしょう。私はそれよりもキティ・チャンがすごくスタイルよく、美人で見とれてましたね。演じたユエン先生のキャラも「教師・女性・人」として完璧すぎ!!過剰なぶっ飛び演出もあり、香港版の学園コメディ。ジャイアンとジャイ子の対決は見所です。シリアスなシーンが少ないので、肩の力を抜いて気軽に見れます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-06-03 23:35:36) |
118. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
《ネタバレ》 レトロな映像は綺麗で、私好みの雰囲気のSF映画。アンジーが完全な脇役に徹しているあたりやこの手の映画でボスが不在なのも斬新。この作品内のグウィネス・パルトローは、ちょっとうざいヒロインを演じていたので、あまり魅力感じなかったですな。中盤の飛行船は迫力があり一番の見所です。ロボットのモデルは、チープに見える人もいるだろうが、個人的には不気味さが際立っていて良かったかと。ノアの箱舟を題材にしている割には、動物達のシーンや見所が少なかったので残念。全体的に楽しめましたので、満足です。 [地上波(吹替)] 9点(2011-05-31 01:12:08) |
119. 88ミニッツ
《ネタバレ》 アル・パチーノが渋く良い演技をしている作品。サスペンス要素が高く、緊迫感を維持していましたが、犯人のネタばらしはインパクトなかったですね。そもそも登場人物の描写が薄いのが、駄目だったんでしょうね。キムを演じましたアリシア・ウィットは、長身で魅力的な女性でした。他の出演作も見てみたいです。そこそこ楽しめたので、この点数で。 [地上波(吹替)] 7点(2011-05-28 22:06:34) |
120. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 戦争の風刺の映像化ですが、ちょっと地味すぎて退屈です。ラストの取り残された兵士が不憫でならなく、かなり後味が悪い終わり方でした。マスコミや戦場カメラマンのネタにしか興味のない態度や民間兵どうしの幼稚な戦争理由等、表現できていたと思います。先程も述べた通り、非常に地味で解り辛いので、オススメしません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-05-28 17:48:55) |