101. ルパン三世 ルパン暗殺指令<TVM>
悪ふざけのような展開が何ヶ所かありますし、見せ方としてどうにも頂けない箇所があったりと減点材料が多い、 [DVD(邦画)] 5点(2007-10-19 09:36:35) |
102. 遠い空の向こうに
どれほど意識的かはわからないが、しっかりと構成や設定が施されている良作。 事実に基づくという後押しと同情を誘う設定だけで突走っている駄作たちに見習ってもらいたいものだ。 ただ、ラストの親子の描写や会話はちょいとあざとすぎるかな。 [地上波(吹替)] 9点(2007-10-18 15:38:21) |
103. ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎<TVM>
《ネタバレ》 メイン・ストーリーはルパンの盗んだ宝の在り処を示すもの(ヘミングウェイ・ペーパー)を敵対者に奪取される。しかし、その敵対者にも敵がいて共倒れ。よって宝はルパン達へ。 整理するととんでもなく無意味・無駄な要素や描写のある作品。 プロット上でのルパン一味の活躍は殆どなく、漁夫の利的処理に過ぎない(それ自体は構わないが、殆ど無意味のルパン一味を無理に絡ませ、膨らませ、掘り下げるべき部分は随分と雑多に扱われているのが何とも・・・)。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-16 19:45:52) |
104. GHOST SOUP
不可解要素で引っ張っておいて、世界観の説明で終わるだけ。 まるでジョナサン・キャロル作品のよう。 画面へのこだわりはさすが岩井俊二というものがあるものの、ゴテゴテの作り物感を醸し出す演劇芝居がどうにも安い。 昨今のコメディ風テレビドラマでも相変わらずよく見掛ける演技ですが、誰が求めてるんだろう? [DVD(邦画)] 1点(2007-10-16 18:25:34) |
105. 20世紀ノスタルジア
説明のないまま、勝手に始めて勝手に終わらせてしまうような内容。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-16 17:52:30) |
106. わが街(1991)
社会的な問題をちりばめただけ。しかも何とも冗長な仕上がり。 情操教育の教材としてはそれなりの価値があるのかもしれないが、何とも芸のない内容。 ただ、二人の男の出会いはそれなりに救いとなり、変化を齎すので文芸としては成立しているかな。 [DVD(吹替)] 3点(2007-10-16 11:56:27) |
107. クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
《ネタバレ》 「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」て、たまにどんな感じに仕上げてるんだろうと観てみるのですが、やっぱり大人の視聴には耐えられないというか、ある部分諦めているんだな、という処理が見えるのでガッカリさせられることが多い。 大概が状況解決のために設定を追加するなんて御法度を平然と行われていたりする。 今作は自宅で両親がおかしくなるシーンの描写が妙に真に迫っていたのと単身でヘンダーランドへ立ち向かうしんちゃんの描写が素晴らしかったのを思い出すものの、やはり子供向け。 ムードで盛り上がれる人はそれでも納得するんでしょうね。 まあ、しんちゃんのキャラクターのおかげで楽しく観れますけどね。 [地上波(邦画)] 3点(2007-10-14 13:00:16) |
108. Shall we ダンス?(1995)
ぼんやりした文芸ですが、コメディ要素で心地よく観れる。 [地上波(邦画)] 6点(2007-10-13 18:32:39) |
109. エド・ウッド
単なる伝記。 ティム・バートンはつくづくストーリーに興味のない人なんだなと思う。 [地上波(字幕)] 1点(2007-10-13 18:12:15) |
110. アルマゲドン(1998)
同情を誘う設定を組んだだけの内容。 ムードで盛り上がれる人は普通になけたりするのかな? [地上波(吹替)] 1点(2007-10-12 08:55:06) |
111. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
漠然とした家族単位で綴られた群像を見せているだけ。 物語を求める人には不向き。 [DVD(吹替)] 1点(2007-10-12 06:18:16) |
112. ジュラシック・パーク
アトラクション・ムービーに徹した姿勢はある意味正しい姿な気もする。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-12 06:16:31) |
113. スピーシーズ/種の起源
久々に設定だけの駄作を観た。 [地上波(吹替)] 0点(2007-10-11 23:46:07) |
114. ドクター
《ネタバレ》 いたって普通の反応を見せているだけだし、だらだらしすぎ。 てっきり途上で夫婦の話に展開させるのかと思いきや、そちらの問題はほったらかし。にもかかわらず何となく解決させちゃうし。 それにあのおっさんの術後の態度や行動を見ると本質的なことには何も気付けていないとしか思えない。 何とも浅はかなドラマ。 個人的には死んじゃう女性は少女の方が適任だと思う。 あんなおばさんがあんな青臭いことを言うのにはどうにも違和感がある。 [地上波(吹替)] 0点(2007-10-11 16:25:02) |
115. シンク
人が感動するのは自分の存在を実感させられた瞬間なんだろうな、とつくづく思う。 テレパシーという精神的に直結している状態によって、自分を知る人の存在を感じることができる。それはある意味自分の存在を実感できる状態でもあるだろうから、随分と心地良いのかもしれない。 そして、そんな力も消えてなくなるのかもしれないという不安が生まれる。いつか死ぬのを知りながら生きているように。 答えを探してもしょうがない。 その状態を楽しめという姿勢は、唯一の処世術なのかもしれない。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-11 11:50:43) |
116. レオン(1994)
初見の時は好きな材料が揃っているのに何故だかピンと来なかった作品。 ロリコンの素養がないからかな、と不思議でしたが、何年かの後観てみるとやはり傑作。 それでも、自分にはロリコンの趣向は全くないんだなと実感させられる。 いくら愛を知らずに育ったからといって、あんなオッサンになるまで生きた野郎が・・・と思ってしまう。 [地上波(吹替)] 8点(2007-10-11 11:32:39) |
117. サイダーハウス・ルール
《ネタバレ》 顛末に賛否が別れたりするのでしょうが、彼が自ら職業を選んだということに意味があるのでしょう。 それにしてもアーヴィング自身が脚本を担当しているのを知って驚き。 [DVD(吹替)] 7点(2007-10-11 10:09:46) |
118. ギター弾きの恋
《ネタバレ》 文句を言わず(言えず)、ただ愛してくれた女性に逃げてくると相手は既に子持ち。 失ったものの価値を覚り、自身のダメっぷりをしみじみ悟る。 何ともストレートな内容。 ダメ人間の生き様をみて、何か学習した気になった人には価値があるんでしょうね。 ただ、人間性と才能の良し悪しは関係ないという当然のことをはっきりさせているのに好印象(そのふたつを一緒にしてドラマを作ってしまう不条理をよく見掛けるので)。 ウディ・アレンもそういうドラマに嫌気がさしてたんだろうな~。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-11 08:38:30) |
119. 夫たち、妻たち
《ネタバレ》 社会的概念からの脅迫により「愛」だの「結婚」だのに陥ってしまった人達。 「愛」と「結婚」、「愛」と「セックス」を結びつけるのは果たして正しいのか。 そもそも「愛」なんて・・・。 さて本作は、破綻しかけた友人夫婦をなだめていた夫婦が別れることになり、破綻しかけていた方は結局別れなかった、という漠然としたアウトラインだけを作って満足しちゃったような内容。 [DVD(字幕)] 3点(2007-10-11 07:41:47) |
120. バッファロー'66
この作品で凄いと思ったのは主人公には何の解決も成されていないにも拘わらず、何やらハッピーエンドな雰囲気で終わっていること。 彼は絶対また繰り返すというのがありありとわかる。 あくまで他者がいることでの可能性を示すということで、それなりの評価を。 [DVD(吹替)] 6点(2007-10-11 04:44:57)(良:1票) |