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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2017
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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101.  冬のライオン 《ネタバレ》 
とにもかくにも熱のこもった台詞の応酬が見どころ。いかにも舞台劇っぽい。独特な言い回しや言葉の多さ、役者はやりがいのあることだろう。 しかし映画は舞台と違って、表情のアップだとか過去の映像だとかその場面の空気や天候に至るまで、観る者に送られてくる情報量が多いのでのべつ幕なしにしゃべる必要があまり無い媒体であります。なのでえんえんと夫婦の口げんかが続く中盤などは飽きがきてしまった。 時は1183年、プランタジネット朝初期の王ヘンリー二世の家庭内不和のお話。家族なのにのっけから険悪な雰囲気だが、その原因・詳細は語られずけんかしっ放しで話が進む。同じネタで繰り返し諍っているので「この人たちは言葉で罵り合うことでストレス発散しているのでは?」とも思う。ラストに至っては塔に戻る王妃を見送る王も、送られる妃も何やら晴れ晴れと手なんか振っちゃって、好敵手に対して「一旦休戦す」の趣き。ほんと英王室ってけったいやなーと思った次第であります。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-17 00:28:01)
102.  寒い国から帰ったスパイ
うおぉ、渋い。激渋。ル・カレぽい。愛嬌含有率0%のリチャード・バートンの佇まいも、非情に過ぎるラストシーンも、まあ悪くないんだけどなんかこう、もう少し映画的な色気とか華やぎが欲しい。女優もぱっとしないし。 モノクロの中、仏頂面のおっさんたちが淡々と役割をこなし、音楽の盛り上げも無縁でこちらの体調によっては眠くなる。とにかく暗い・重い・渋い。この重力で眠気に引っ張られないコンディションでの鑑賞をおすすめします。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-23 00:51:53)
103.  スパルタカス(1960)
壮大にして退屈な活劇。凝りに凝ったセットとか、大掛かりなロケとかエキストラ大量動員とか、公開当時なら客も喜んだのかもしれないが。自動的に息子の顔が浮かぶカーク・ダグラス、かっこ良いのかどうなのか今いち微妙なルックスがそっくりだ。史実をなぞってはいるんだろうけど、話をふくらまそうという気概が作り手に無いのでなにもかもさらーっと進んでゆく。スパルタカス、怒ってるかはりつけに遭ってるかのどちらかだなあ。勉強しましょう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-24 00:52:57)
104.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 
この映像作品は“ジバンシィ・カタログ”。洗練された衣装を見事に着こなすオードリー・ヘプバーンの目の覚めるような美しさが、これまた極上の音楽とともに展開する。冒頭の、タクシーから降り立ったオードリーがティファニーのショーウィンドウ前で紙袋から出したクロワッサンを手袋のまま口にする、このシーンはおしゃれカタログの扉絵として完璧。ほぼ永久保存版なモードの美。 だけど映画はドラマとしては全く心掴まれない三文恋愛劇。“自分さえ良ければ他人が泣こうが知ったこっちゃない”バカップルにしか見えない。都会でコールガールをやっているホリーという女の持つべき後ろ暗さのような影がオードリーには全然無くて、単なる自由人型の不思議ちゃんになってしまっている。オードリーの相手としては珍しく若手のG・ペパードも今ひとつ。ドラマ性はほぼ0点だけど、半世紀も名を高く売っていけている麗しきヘプバーンの完成度の高さに点数全てを捧げます。 
[映画館(字幕)] 5点(2013-12-06 00:54:33)(良:1票)
105.  真実の瞬間(1965) 《ネタバレ》 
一攫千金とばかりに闘牛士を夢見た男が見事スター・マタドールに成り上がり、しかし日々命をすり減らすショービジネスに徐々に消耗してゆく・・、と話はややありきたりではあります。でも闘牛のシーンは迫力があり、主人公の彼の牛をかわす身のこなしが流麗でセクシーで見惚れます。闘牛の人気って命がけのハラハラ感のほかに、刹那的な美しさも魅力なのかなあ、と新しい発見でした。マタドールの素敵さはよく分かったんだけども、でも牛が血まみれで絶命するのにやんやと喝采はできないなあ・・ヒト様の文化なので何も言えませんが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-19 01:02:55)
106.  赤い砂漠
意識が遠のきそうになるほどのストーリーのツマラナサと、心がどんどん滅入っていく究極に寂しい画。汚染された川に鉄錆の浮いた船体、蒸気を上げる石油コンビナートのパイプ。誰にも笑顔が無くて、なんかもう勘弁してくださいと言いたくなるくらい心が寒いよ。にも関わらずこの映画が強烈な印象を残すのは、モニカ・ヴィッティがいるから。モニカが綺麗で、コートが素敵で似合っていて、脚のラインが見事で、髪形が古くさくなくて、声も表情も全部とんでもなく美しいので最後まで観れた。イタリアの至宝とは彼女のことかしら。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-21 00:55:10)
107.  ワイルドバンチ 《ネタバレ》 
観てると口の中がじゃりじゃりしてきそうなほどの埃っぽさと汚れ具合。女もキレイじゃないが男たちの汚さもハンパじゃない。皆さんロケの間ほんとに風呂に入ってないでしょ?ああ真正ワイルド。仲間を助けに行ったのに、けっこう長いこと放っておいて女と遊んでるのは何故なんだ。ヤケクソがスパークしたような銃撃戦をはじめ、おとこを“漢”と書く世界観がどうやらこれなのですね。そ、そうなのか。フランキーたちが男の子文化で盛り上がっているのをしーん、と見ているナミとロビンの気分・・かな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-19 01:41:29)
108.  甘い生活 《ネタバレ》 
結局のところ、「オレはこんなコトに甘んじている人間じゃないんだー」という鬱屈を抱えるゴシップ記者が刹那的になったりヤケをおこしたりする、そのエピソードがぼつぼつと語られるだけなんだけども。“誰とでも寝る”A・エーメの誘いやアメリカ女優のわがまま、聖母出現の大騒ぎにどしゃ降り、心通わせた友人の心の闇。正直、これらのひとつひとつに意味とか哲学とか感じるのはとても難しい。82/1同様、またもどん詰まりのマストロヤンニ。若い頃観たときは、バケツで水ぶっかけてやろうかと思ったけど、年を経ると人生のもどかしさとか、老いてゆく親の姿に胸を衝かれたりとか、彼の心情にちょっと寄り添えるような観方ができた。意外だった。
[ビデオ(字幕)] 5点(2012-09-08 17:27:53)
109.  気狂いピエロ
まるで美的センスの塊みたいな映画だなあ。冒頭の本屋さんの1ショットからいきなり鮮やかな本の背表紙や店看板がわっと迫ってくる。何者かが死んでいる白い壁の部屋には計算済みな配置の絵と真っ赤なランプシェード。脱帽するほどの色彩の妙だけどもゴダールは好きじゃない。この人のユーモアの無さにはいつも疲れる。自分を笑う勇気の無い人じゃないかと思う(多分)。ゴダールがフェリーニかと言われれば愛嬌のあるフェリーニをとります。比べる意味も特に無いんだけど。どっちもなんか分かりづらい映画、という雑な区分ですが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-07-01 00:42:01)
110.  世界殺人公社
良かったこと・オープニングがおしゃれ。画に重厚感あり。 でもよくわかんなかったこと・結局007もどきなコメディ?にしたかったのかな。あんまり面白いとは思わなかったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-28 00:57:10)
111.  シシリーの黒い霧
モノクロなのに印象強烈な陽光。影がくっきりと黒く濃く、舞い上がる砂埃に乾いた空気を感じる。映像は鮮烈なのだけど、ではお話はというと人物の見分けにも失敗し、古きイタリア映画特有の寡黙さに忍耐力もぎりぎり、シチリア独立戦争の知識もはなはだ乏しいときて、なんの感想も抱くことできず、つまり完敗した映画でありました。
[ビデオ(字幕)] 4点(2012-08-14 15:01:24)
112.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 
うわー、これは一体。ショーン・コネリーのキャリアに燦然と傷跡を残すすっとこどっこいな怪作ですね。あーあ日本が絡んでるなんて(泣) 冒頭からアヤシイもんな。エド・ウッドに毛が生えたレベルの宇宙船があろうことか敵艦(?)をぱくっと食べちゃう。自分でも何を言ってるんだか。 あとはもう、ボンドを女とイチャつかせるために話が展開していくみたい。太ったコネリーは数少ないアクションシーンもキレが無く老け込んだ感が強くて魅力的じゃありませんでした。誰ですかボンドの首に手ぬぐい巻くよう指示したのは。 日本の描写についてはもう何をかいわんや。「日本の女は胸毛が好きだ」って丹波さん何言ってるんすか。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-01-31 22:48:37)
113.  去年マリエンバートで
まるでガマン大会のごとき2時間でした。えー、女のひとのイヤリングがきれいだったです。あとお庭も白いお部屋もきれいだったです。私ゃ小学2年生か。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-06-24 12:20:40)
114.  地下鉄のザジ
うう、だめだ。頭の中が?でいっぱい。監督の巨匠度の前にふざけてんのか、という怒りも不完全燃焼になってストレスがたまる。わからない。完全に白旗上げた映画。
[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-02 07:02:00)
115.  彼女について私が知っている二、三の事柄
なんでこの監督はこんな独りよがりを許されているのだろう。私は見事なまでに何の感想も抱けなかった。色彩のセンスがカラフルでこの人らしいですけど、「お話」を聞きたくて映画を観る者には不向き。「俺にだけ分かってりゃいいんだ」ということかい?少なくともワタシは90分時間を提供したのだ。ただただ困惑と退屈の90分。なんでこんな目に。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-11-26 17:28:25)
116.  卒業(1967)
あれっ こんなに名作との誉れ高い作品なのに全然受け付けなくて自分の鑑賞眼に不安を抱いたものでした。だってキモチワルイんだもの。無理だよこんなストーカー男も欲求不満なおばさんも。逃げないって一緒になんか。音楽が違ったら評価急降下するんじゃないかな。
[地上波(字幕)] 2点(2011-07-19 14:54:34)(良:1票)
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