Menu
 > レビュワー
 > tottoko さんの口コミ一覧。6ページ目
tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2013
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678910111213
投稿日付順12345678910111213
変更日付順12345678910111213
>> カレンダー表示
>> 通常表示
101.  天国の門 《ネタバレ》 
なるほど、一映画会社を潰したトンデモ作品は忍耐を強いられる長さだった。よほどダンスシーンが好きなのかチミノは。くるくると良く(しつこく)回る 人も馬も。 ストーリーが動き始めるのもおっそいし、主要3人のキャラの描き込みも充分とは思えないので特に誰にも入れ込めずだし。どうでもいい役に突如M・ロークがキャスティングされて画面浮きが激しく、脳が混乱するとか、ウォーケンがなんでか宝塚の男役に見えるとか、冒頭のK・クリストファーソンとJ・ハートが老け過ぎてて大学生に見えないとか、まあ大きいことから小さいことまで色々と問題の多い映画ではある。歴史の恥部をことさら演出のために改変されたアメリカ人は腹に据えかねただろうしなあ。 でも、そんなに“ひどい”映画ではないですよ。顰蹙をかうほどの大金を注ぎ込んで作り上げられた19世紀末のアメリカ社会のその姿!ライフルの手触り、むせかえりそうな人いきれ、乾いた空気、娼館の不潔で貧しい佇まいまでが それはリアルに感じられ、映像の格としては一等級もの。光ひとつにしても、柔らかな室内のそれと屋外での屈託の無い陽射とは違った色をしている。 苦労は多いけど(?)、観終えた時には100年前のアメリカを旅してきたような気持ちになれますよ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-14 01:02:42)
102.  ワンダとダイヤと優しい奴ら 《ネタバレ》 
モンティ・パイソンのスタッフが関わってるのかあ。どうりで笑えないと思った。モンティとは笑いのツボが全く合わないんですわ。 動物殺し 老人殺し オヤジは裸になるし(誰得)、ケビン・クラインの頑張りは認めるが可愛げが無さすぎてただの変人だ。それに個人的にJ・L・カーティスが美人だと思えない。キリン顔だし変な花柄のワンピというファッションも似合ってないし。この人に男たちがみんな巻き込まれていくというのが、どうにもさっぱり。
[ビデオ(字幕)] 3点(2015-03-31 00:27:59)
103.  バタリアン 《ネタバレ》 
もっと馬鹿なコメディかと思ったら、意外と脚本もセットもちゃんとしてた。お墓は何かのPVみたいだったけど。 ターゲットになるのは馬鹿な若者連中で、まあゾンビのえじきになるには申し分なく、おネエちゃんは惜しみなく裸をさらすし何の屈託も無く町一個ふっとばすラストの乱暴具合といい、純正なB級作。そこそこ面白い。 一番笑ったのは初めの方、黄色い元死体がドアから出てくる場面。ドア近くに二名社員を配置して自分は遠いとこに陣取った社長。しかしドアが手前に開いた瞬間、ヤツはまっすぐ社長に向かうではありませんか。あの正面撮り、あのアングルは何故ああいう撮りかたをしたの?緊迫感ゼロ、コント感炸裂でぽかん、の後爆笑。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-03-19 00:23:19)
104.  サルバドル/遥かなる日々 《ネタバレ》 
人間が悪魔たりうる証明のようなフィルム、おぞましいし救いが無い。右も左もしまいには生活のためにと立ち上がった農民ゲリラすら、殺戮に突き動かされるように殺す殺す。敵を捕虜を女を子供を。 O・ストーンの怒りはいつでも真っ当で、直球だ。ごもっともすぎるきらいもあるけど、こんな凄惨な出来事も伝えられないと、「無かったこと」にされてしまう。特に母国アメリカを糾弾する姿勢は立派だと思う。 非人道的なんてものじゃない地獄の中で顔も心も明るさが削がれてゆくJ・ウッズの熱演が印象的。酒をあびて女遊びにも明け暮れなきゃ、とても正気を保てない主人公を演じるのは消耗しただろうなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-09 01:10:47)
105.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 《ネタバレ》 
ある一日が繰り返される不条理、という題材は他作品(三崎亜紀氏の小説)でも触れたことがある。まさか84年にうる星のキャラですでに発表されていたとは。後年読了した小説の方はシリアスな現実感がずっしりと腹に溜まる感じだったけれど、アニメはなんといっても“うる星”なので暗くはならないのね。あたるの「それがどーしたのよ」的ないいかげん主義とラムの「毎日が幸せ」がベースになった現状では、さくらと面堂だけが真面目になってもからーっと明るい不条理だ。 画が凄い。映画の奥行きを活かした画の巧みさ。真実を知るさくらのこちらを見据えるアップ(ここ長い。びびった)、忍が入り込んだ鈴の重なる迷宮場面の陶酔感。飛行機でみるみる宇宙空間まで昇って知る、この世の(フザケた)全貌が現われるさまはまるでカメラで撮ったかのようななめらかな動き。当時のアニメとして最高の技術をふんだんに盛り込んだ画の力が、押井哲学ともいうべき難解なテーマに説得力を持たせ、かつうる星ファンをも納得させる作品にしていると思う。
[DVD(邦画)] 8点(2015-02-15 23:54:47)
106.  スターマン/愛・宇宙はるかに 《ネタバレ》 
カーペンターらしからぬ、まっとうで素朴な(?)純愛SFといった趣。真っ当すぎてなんか垢抜けないというか ヒロインは地方のミスコン上がりの容貌だし追手も迫力に欠けるし全体的にシャープじゃないというか。 だけど良いトコもありますよ。J・ブリッジスの表情1パターン宇宙人演技は悪くないし、バンビが生き返る感動小ネタを交えたり、ヒロインいきなり撃たれたり、と予期せぬ展開の連続でここらへんはさすがカーペンター、中だるみはいたしません。 ラストの予算切れを想像させるUFO登場場面の精一杯といったCGと、某アニメを彷彿とさせるサブ邦題はご愛嬌ですな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-09 01:25:49)
107.  悪魔の陽の下に
パルムドールが万人受けするものではないとは知っていたけど。こりゃあお手上げだ。正直言って良いも悪いもわからない、というか感想が無い。・・のででかい顔してレビュー欄にやってくる資格もないんだが、このお話の解釈をキリスト教圏の方にでもご教授願えたらと思う次第であります。くっそ寂しいフランスの寒い景色がとても印象的ではありましたのでその分の採点です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-01-31 23:48:46)
108.  戦場の小さな天使たち
大戦下の、英国の一家族の日常を記録したエッセイ風な作品です。ただ、エッセイは好きですが、一本の映画にまとめるには話の起伏が平坦なので、心にすとん、と落ちるといった読後感に欠けます。もう少し話を盛ろうという色気はなかったんだろうか。 主人公は男の子で、この子を取り巻く近所の悪がき達の戦時下にも関わらずといった伸び伸びぶりは良かった。爆撃で学校が焼けても、子供っていうのは喜んじまうんだなー。まったく大人とは違う時間を生きている奴らだ。原題とは大きく離れた苦心の邦題は、この子供たちを指しているんでしょう。子供パートの場面が一番印象としては鮮烈ですもんね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-04 00:52:19)
109.  ストリート・オブ・ファイヤー
時代の空気を色濃く纏って見事にハマる映画がある。これはまさに80'sの映画。当時だからこそ打ち上がる一発花火。残念ながらリアルタイムでは見逃してしまった。当時一緒に盛り上がりたかったなあー。ダイアン・レインもの凄い人気だったもんなあ。 30年という時に洗われると、お話のクサさ、ベタさ加減はもとより、D・レインの横顔があまり良くないなあとかM・パレの髪型が看過できないとか気付いてしまうのだ。無法のアウトローキャラなのに当時大流行のbratpackな髪型かあ。無骨な男のチョイスじゃないでしょ。おしゃれカットだもん。 音楽は、まだ生きている。華があってストレートなロック、聴いててわくわくする。 一本気な男気質のW・ヒル節を堪能するなら“ウォリアーズ”の方がおすすめ。シンプル故に、時代に流されず骨組みがしっかり残っています。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-28 00:29:13)(良:1票)
110.  ヘル・レイザー 《ネタバレ》 
グロテスクと肉体的痛みと黒魔術要素の合わせ技。当時は画期的な脚本だったのかな。 しかし21世紀になって観賞したワタクシの感想としてまず来るのはホラーには若いのを使え、ということだった。若いお姉ちゃんがキャーキャー言ってパニくらないと娯楽として成立しないということを本作で知る。あの後妻にはもう10才年若なのを使っても話の流れでは問題ないはず。ほうれい線が目立つ顔でのベッドシーンは見せられる方がキツイ。何度もあるし。 あとさあ、フランクが逃げたって事 魔導師の皆さん、知らなかったよ?カースティがチクるまで。異界の者としてこんなぼんやりで良いのだろうか。 挙句「我々を騙したらお前の魂を引き裂いてやる」ってメキシコマフィアみたいな脅し文句。あまりに人間ぽい安っぽさ、勘弁してくださいよ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-09 00:26:44)(笑:1票)
111.  モンティ・パイソン/人生狂騒曲 《ネタバレ》 
コメディってセンスが合うか合わないか、なので駄作か否かという議論が成立しないジャンルではあります。私が笑えたのは最初の短編のみ。ビルごと他社に突撃、キャビネットで応酬、防戦するビジネスマンたちと襲い掛かるじーさん達。あとの話はゲロやグロだったりで、笑うツボから見事に逸れてしまったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-09-22 00:00:10)
112.  容疑者(1987) 《ネタバレ》 
この手の法廷ドラマは、弁護人と被疑者との関係を丁寧に描くのがセオリーかと思うんだけども。なぜかシェールとドラマを展開するのが陪審員のD・クエイド、リーアム・ニーソン放ったらかし。聾唖者にした設定もほとんど活きてない。デニス側の人間関係をやけに描き込むのも蛇足気味。票集めに女議員と関係を持つくだり、要ります?シェールを手伝う探偵も一瞬で消えちゃうし、同僚の弁護士ももっと何かしてくれるのかと思わせておいて特に何もなし。雰囲気ばかり出そうとして、人物の置き方、絡み方の配置が雑だという印象を受ける。判事が自ら弁護士を殺害に行くって、そもそも無理がありすぎじゃないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-29 00:30:47)
113.  ザ・フライ 《ネタバレ》 
グロくて気色悪くて、そして哀しい。あまりといえばあまりに酷い、愛が引き裂かれるお話。 余計な枝葉を落として、時間の経過とともに科学者の異変が加速する描写に絞り、ダイナミズム溢れるストーリー展開とG・デイビスの泣き顔。色白の肌に目も鼻も唇も赤くして衝撃と混乱に耐える表情。とても美しいと思った。いくら好きでも見た目が生理的に耐え難く変容したら、自分の心にすら手の施しようが無いだろう。なにしろハエに移行するその姿のおぞましさといったら当時の映像技術に賛辞すら送りたくなるほどだ。耳がぼろん、と取れる場面は失神もの。 しまいにはポッドと融合した化け物を撃ち、崩れ落ちるジーナ。肉片と血しぶきを悲恋にまぶすとは、もうさすがクローネンバーグ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-26 00:25:50)(良:1票)
114.  バーディ 《ネタバレ》 
田舎のぱっとしない若者二人を演じたN・ケイジとM・モディーンがまぶしいくらい若々しい。青春の終わりにベトナム戦争を経験してしまった為に心に傷を負った場面からスタートするのだけど、べトナムで何があったのかは詳細には語られず、もっぱら過去の輝いていた日々が綴られる。どんなにバーディが鳥好きだったか、それを生暖かく見守るアルの奮闘ぶりは涙ぐましいやら笑えたりやらで、ちょっと変わってるけど紛れも無く二人とも精一杯青春しているのだった。そんな日々を戦争がこっぱみじんにしてしまったのだなあ・・、と切なくやり切れない感慨にふけろうとした寸前にひょい、と転換してみせたラストのあの瞬間。やられたー、と呆気にとられ次の瞬間には思わずふふっとなりますね。鮮やかでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-20 00:29:58)
115.  ブロブ/宇宙からの不明物体 《ネタバレ》 
この手のB級作品のネタを山ほど盛り込んでありますが、観すぎてしまってもはや驚かないんですわ。何か新しいアイデアが欲しかったところ。見事に一人も知らない俳優陣によって、一般社会のリアリティを感じさせる、というより映画自体に華が無いというマイナス現象も痛い。実は軍事兵器だったというスライム状のアイツ、寒さに弱いんじゃそもそも当時の仮想敵国のソ連相手には使い勝手悪いんじゃないのかなー。
[ビデオ(字幕)] 5点(2014-06-25 17:04:07)
116.  ヴィデオドローム
こんなにも生理的嫌悪感をよぶ描写を厚塗りした上に、一般商業路線で興行してしまう。間違いなく反社会的な奴、と後ろ指を指されるであろうクローネンバーグ監督の、でもそんなこと知ったこっちゃないと言わんばかりの制作姿勢に衝撃を受けたものです。あっぱれというか、真正の変態というべきかそれともアーティストか。人間てこんなものを創作できるんだ、脳に描いたものを映像にできるんだ。意味もわからないし、好きでもない。だけど観たら、脳の奥底に澱みとなって沈んで消えてくれない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-06-11 00:24:44)
117.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
コロンボ警部でも、孫に物語を聞かせる祖父でもないP・フォークが口八丁のマネージャーを好演、実にしっくりきてます。ほぼ無名の女優二人のプロレスラー、ドールズの懸命さも良く伝わる人物描写のおかげで、ラストの大一番の大会までにはすっかりドールズびいきになってしまう。ここでがぜん輝くのが海千山千のP・フォークの根回し演出。投資とばかりに札びら切って、反則すれすれのヤラセ応援あり、過剰コスチュームあり。いや楽しい楽しい。資金源がイカサマ博打(とカツアゲ)というのもいかがわしくて良いですな。ストーリー展開は王道なれど、茶目っ気あふれる逸品であります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-06 00:21:55)(良:1票)
118.  女と男の名誉 《ネタバレ》 
昔観たんだけどすごく印象が弱かった作品。結局落とし所がピンと来なかったストーリー。キャスリーンのミステリアスな演出もニコルソンの破天荒なキャラも最終的に生きてこないという、なんか焦点の当て方間違ってんじゃないのかなと、もやもやする筋運び。頭のキレる女殺し屋なんですよ、K・ターナーは。ニコルソンまで振り回されるんだ、悪女の気配がぷんぷん。絶対組織に一杯食わせるはず、と期待して観るじゃないですか。こちらのヨミはてんで外れ、結局印象に残ったのは珍しいJ・ニコルソンの半べそ顔だけだったのでした。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-04-30 00:24:11)
119.  フットルース
明るくてイキオイがある、80年代って確かにそんな時代でした。明るい原色のスーツ、デビューしたての若いマドンナ、ふるさと再生だといってお金がばらまかれた日本の田舎。この映画はまさしくそんな記憶の中の一ピースであり、優良ポップスである主題歌と若きK・ベーコンの生真面目な瞳に出会うと、あの賑やかな時代が蘇り、ちょっと軽薄ではあったけど悪い時代じゃなかったよな、と個人的な思いにひたってしまうのでした。お話は、この時代を誇張したみたいに単純明快、わかりやすいことこの上なし。
[映画館(字幕)] 6点(2014-04-02 23:34:15)
120.  ブルーベルベット 《ネタバレ》 
リンチお得意の変態耽美映画。でも彼の作品にしてはぐっと理解可能なレベルです。冒頭のシーンがこの作品のアイデンティティを語りつくしています。咲き誇る花々に美しい芝生、飛び交うミツバチ。しかしその足元を深く探ってゆくと得体の知れないグロテスクな蟲がうごめいている・・、つまりこういうことなのだ、この世界は。 ここでぎょっとしていてはまだまだ。のどかな原っぱには人間の耳を配置したり、変態D・ホッパーの手元には吸入マスクとベルベット生地など、リンチの奇天烈なセンスが冴え渡ります。特に屋外に突如として現われるI・ロッセリーニの退廃としか言いようがない裸体には言葉を失います。光と闇、人物もこの二択にキレイに配置されるものの、光パートであるローラや母親らもなにかズレている印象を受ける。観たあとは三日ほどざらーっとしたヤな後味が残る名作であります。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-02-16 00:08:17)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS