101. ジェネレーションズ/STAR TREK
自分はこれを見てスタートレックのテレビ・シリーズを見始めた。ストーリーは地味だが、カーク艦長とピカード艦長が時間の壁を越えてであうというロマンは映画のエピソードにふさわしい。トレッキーとトレッカー(すなわち第1シリーズと第2シリーズのファン)同士を仲直りさせようというあざとい作戦だという意見もあるのは確かだが・・・。 8点(2002-03-24 04:43:42) |
102. 34丁目の奇跡(1994)
サンタが裁判にかけられるという点がユニークであり、さすが訴訟の国アメリカと思ってしまう。オリジナルとは判決の根拠が異なるが、賛否両論あれど自分はこっちの方が好きだし、昂揚感がある。疲れたとき何も考えずに見たい映画。 8点(2002-03-24 04:37:45) |
103. GODZILLA ゴジラ(1998)
自分は特にゴジラに思い入れがないので、それはそれでアクションとして楽しめればよしと思っていたが、映画の出来自体が芳しくなかった。特に『ジュラシック・パーク』との相似点は問題で、ミニラ(まさに!)がうろつく姿はラプトル以外の何者でもない。巨大ゴジラのCGががんばっているだけによけいこういう部分が気になった。 5点(2002-03-24 04:25:32) |
104. 獄門島(1977)
横溝正史は『本陣殺人事件』の水車やこの作品の釣鐘など、実に映像的なトリックを得意とする人だが、それをきっちりと映像化してさらに格調高くした市川監督の力量は凄い。ただし他の金田一作品と一線をかいする『獄門島』の動機という点で本作品は決定的に弱い。要するに犯人が原作と違うのである。もう映像化は無理(トリックにどうしても差別用語が必要)だと思うのでこれはかなり惜しい。首が飛ぶのもちょっと調子にのりすぎかな、と思う。 7点(2002-03-24 04:17:34)(良:1票) |
105. 007/ゴールデンアイ
007シリーズ中、一番面白いのではないか。いい意味で爽快だし、「自分のためだ」という決めゼリフの演出も冴えているし。ただボンドカーを乗り換えてしまうために小道具としてまったく生きていない、その点でー1. 8点(2002-03-24 04:08:10) |
106. グレイスランド
グレイスランドとはエルヴィス・プレスリーの邸宅がある敷地の名前である。ハーヴェイ・カイテルはエルヴィスを自称しているが本人にちっとも似ていない。だが彼を見た人々の反応は・・・。最後まで彼が「本物」かどうかわからない、という点が面白いと思うのだが、本編内で結論をつけてしまったため、せっかくの話がこじんまりとしてしまった。あと、プレスリー伝説に思い入れがある・ないで大きく感想が変わると思うので、日本人には不利か。主人公のトラウマにはちょっとした仕掛けがあるので、ミステリー映画としても楽しめる。カイテルのステージは不思議にエルヴィスに見えてびっくり。 8点(2002-03-24 03:57:09) |
107. クリスタル殺人事件
映画化の出来がどうこう云々を抜きに、何気なく見ていると引き込まれてしまう。それはアガサ・クリスティーの力量に他ならない。ちなみに原題は『鏡は横にひびわれて』(赤川次郎はこの映画タイトルが気に入らないって言ってたっけ・・・)。 7点(2002-03-24 03:48:48)(良:1票) |
108. グリーン・カード
悪くない作品だし、自分も好きだが、もう少しがんばればもっといい出来だったのに、という印象が強く残る。ドパルデューが本当にピアニストだった、というのは出来すぎだと思うし、めちゃくちゃにピアノを弾いて「前衛です」と本人が語る場面は、観客には彼がとっさにごまかしたのだとしか見えないに違いない。 6点(2002-03-24 03:45:26) |
109. グーニーズ
自分的にはシンディ・ローパーというと『グーニーズ』なんだが、ベスト盤には入ってないのよね確か。版権の問題だと思うけど。ここまでみなの記憶に残っているのは印象的な主題歌の力が大きいと思う(ファミコンのゲームも同じ曲使ってるし)。 7点(2002-03-24 03:40:38) |
110. がんばっていきまっしょい(1998)
田中麗奈はじめ、女子学生が何とも田舎くさくて(失礼)映像によく合ってる。よく見ると仮面ライダークウガの妹さんも混ざっていたりする。 6点(2002-03-24 03:31:37) |
111. 俺たちは天使じゃない(1989)
ショーン・ペンの演説は聞く価値があると思う。ところで自分が見落としているだけかもしれないが、本当の神父たちはどうなったの? 6点(2002-03-24 03:24:53) |
112. エルム街の悪夢(1984)
まだ無名のジョニー・デップがデビュー。彼はのちに手がハサミになるんだけど確実にフレディとは関係ない。有名なのに借りようと思ったら意外になかったりする点で『13日の金曜日』に似ている。 6点(2002-03-24 03:20:28) |
113. M(1931)
ドイツ映画で、下に英字幕があるという珍しい尺で見た。トーキー初期の名作の一つだが、犯人が捕まるまでが少し冗長。私刑裁判のシーンとピーター・ローレ(犯人役)の名演技が目を引く。犯人のモデルになったのは殺人鬼ピーター・キュルテン。 7点(2002-03-24 03:14:18) |
114. エクソシスト ディレクターズカット版
見る前はもっと単純な善悪二元対立のようなものを想像していたが、悪魔つきが本物か偽者かわからなかったり、悪魔払いが過去のものになっていたりと、設定が現実的で興味深かった。ただそのため神父がパズス退治に乗り出すまでが冗長過ぎる。これを今完全版として出す意義についてもちょっと疑問。 6点(2002-03-24 03:09:33) |
115. 駅馬車(1939)
淀川さん垂涎の一本。「クライマックスが二度ありおいしい!」との評だが、駅馬車のシーンがかなりもりあがるために後のシーンが目立たなくなってしまっている。記念碑的名作として、映画ファンなら一度は見ておきたい作品です。 6点(2002-03-24 03:03:57) |
116. エアフォース・ワン
家族を人質にとられ、結果的にテロに屈して将軍(だったか)を釈放、彼が自由になる前に射殺。問題は何も解決してないのに、結果オーライとは・・・。 5点(2002-03-24 03:00:59) |
117. 運動靴と赤い金魚
たしか原題は『天使のような子どもたち』であるはずだが、ここは日本の配給会社の勝利である。こういう映画を見ると、社会や宗教がどうであろうが、人間の暮らし、家族の愛情というものは、世界のどこも変わらないものだと実感。 9点(2002-03-24 02:56:37) |
118. 裏窓(1954)
「一番面白いヒッチコック映画を紹介して」と言われたら、自分は『裏窓』と『サイコ』を推す(一番好きなのは『ロープ』だけど)。それだけ問答無用の演出テクニックと面白さがある。 9点(2002-03-24 02:52:36) |
119. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
『スライディング・ドア』『ラン・ローラ・ラン』と同じく、ストーリーが分岐するという珍しい映画(本作は確かTV用作品だったが)。奥菜恵の美少女ぶりに注目。小学生には・・・見えないかなあ・・・。 8点(2002-03-24 02:48:01) |
120. イレイザー(1996)
原語タイトルを見て「消しゴムかよ!」とつっこんでしまった。あんまり印象に残っていないが、二度見るほどの価値がないことだけは一回見ただけで充分わかった。 5点(2002-03-24 02:43:45)(笑:1票) |