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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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1361.  パッション(2004)
ローマ法王が「極めて正確だ」と述べたとか述べないとか。地獄行き決定の無神論者の私には正確かどうかは判りませんが、「極めてリアル」には感じられました。まず、歴史物でいつも違和感を持っていた英語を排したことが大きい。そして描写にも容赦の無かった鞭打ち(この辺は「ブレイブハート」にも被る)。「ここまで見せる必要があるのか?」という問いももっともだと思いますが、ここには底無しの寛容と底無しの残虐、つまり人間が描かれていると思います。全人類の苦役がこの程度のことでは軽過ぎると思ってしまった罰当たりな私は、もちろんキリストのパッションを感じることは出来ませんでしたが、代わりにメル・ギブソンのパッションはひしひしと感じました。それにしても、手の穴だけがどうして残ってるの? 6点献上。
6点(2004-07-03 22:39:53)
1362.  天国の口、終りの楽園。
【ともとも】さんが「死期を悟った者が生の輝きに引き付けられた」と書かれてますが、成る程とは思いつつも、それは私にとって後知恵でしかない。私は本作から別の悲しさを感じました。それは「大人になる」ということは「身の程を知る」ということである悲しさ。周りが見えず自己中で生きているから彼らは馬鹿に見える、と同時に輝いてもいる。が、一たび周りが目に入り、その中での自分の位置を知ってしまうと、その輝きは途端に翳り始める。それが大人になるということ。ルイサの本心がどうだったのかは私には判りませんが、罪な女であったことは間違いないでしょう、4点献上。
4点(2004-07-03 22:39:21)
1363.  ドニー・ダーコ 《ネタバレ》 
もっとSFチックな映画を想像してたんですけど、ドニー自身の壊れていく様子を描く内的映画でした。そして役者が意外にも豪華だったので驚きました。それにしても皆さんの高評価にもびっくり。それは、私にはとても深読みする様な映画には見えなかったからです。これって見たまんま以外の解釈なんてあるんでしょうか? こりゃどう見ても単純な夢落ちでしょう。そしてドニーは単なる統合失調症です(胸から伸びる「アビス」みたいなヤツは実際の患者の幻覚にもあるそうです)。何か全てのアイテムが意味あり気ではありますけど、全てまやかしでしょう、5点献上。
5点(2004-07-03 22:38:24)
1364.  セイブ・ザ・ワールド
破天荒な男に堅物の男が巻き込まれ、反目し合いながらも最後は友情を確認し合う、そして家族は大切だねってゆー、アメリカ人が好きそうな毒にも薬にもならないファミリー向けコメディ映画(オリジナルの「あきれたあきれた大作戦」は未見)。アクション・コメディと謳われてますが基本的には「コメディ」なので、「アクション」で楽しめる部分は皆無(特にパラシュートのシーンなんか、オリジナルと何ら変わらないであろう合成映像)。昔の映画主題歌(「死ぬのは奴らだ」「男と女」「雨にぬれても」等々)も取って付けただけの様な感じで全く映像と合ってませんでした。ということで、4点献上。
4点(2004-06-17 23:10:48)
1365.  イノセント・ボーイズ
原題は「侍者達の危ない生活」って訳だから中身通りだし、天衣無縫に思春期のエネルギーを発散しまくるガキ共に対し、この邦題も中々マッチしています。本作の真の主人公は(クレジットの順番からも判る通り)かなりヘビーなリアルを生きているティムとマージーで、フランシスはその語り部。だから比較的「普通の子」であるフランシス自身のストーリーは物語から省かれ、それをアニメ・パートが請け負っているのです。確かに物語的には非常にありがちなものですが、日本の陳腐な青春ドラマではあり得ない、この見せ方(トッド・マクファーレンのアニメも凄く本格的に仕上げてあります)と結末には好感が持てました。それにしてもジェナ・マローンちゃんって、どんな映画に出ててもホントにスケベそうに見えるなぁ…、6点献上。
6点(2004-06-17 23:09:41)
1366.  姉のいた夏、いない夏
既にこの世に存在しない幻を追いかけ、その過程で現実を知り大人になっていく少女。定番中の定番の成長ストーリーでありながら、本作には真実探求のミステリー的面白さも、出会いと別れのロード・ムービー的面白さも無い。本作では主人公の旅は、姉の昔の恋人に会った時点で終了してしまっているのです。あとの物語は文字通り蛇足でしかない。姉の恋人が旅に同行したのも、ただ単に18歳の娘とヤリたかっただけ(と、私には見える)。この旅で彼女が成長した様には全く見えない。一番良かったのは、タイトル・バックのキャメロン・ディアスの腰振りダンスでした、4点献上。
4点(2004-06-17 23:08:43)
1367.  グリーンフィンガーズ
何故か近年日本で公開されるイギリス映画はダメ人間の奮闘をテーマにしたものばかりで、一つのシリーズと化している感さえあります。本作もその一連のシリーズ(?)として、究極のダメ人間・囚人を主人公とした人生再生コメディとなってます。どこまでが実話なのかは知りませんが、塀の中から女王陛下謁見までのサクセス・ストーリーが爽やかに、そしてシニカルに描かれています。しかし、作りも近年のイギリス映画らしく、かなり軽いノリ。物語から主人公達の努力が相当省かれてるから、成功のカタルシスも相当小さい。ラストの行進は中々良かったですけどネ…、5点献上。
5点(2004-06-17 23:07:47)(良:1票)
1368.  クリムゾン・リバー
この低評価から想像していたものよりは楽しめましたけど、受けた印象は最近のフランス映画らしく「ジェヴォーダンの獣」にかなり近い。そして【四次元大介】さんが指摘されている様に、世界観はまるで横溝正史のそれ。猟奇連続殺人、辺境の村、閉鎖的な社会、名家・名門、近親交配、怪しげな老婆、そしてとどめの双子ちゃん(フランスにもこんなドロドロした話があるんですね)。こーゆー話はそれらが最後に一つの線で繋がるから面白いのであって、本作はそのどれもが最後までバラバラのまま。謎に解答を用意していないのではなく、これでは謎自体に意味がありません、4点献上。
4点(2004-06-17 23:06:42)(良:1票)
1369.  ポネット
確かに平和な時代の「禁じられた遊び」って感じですね。平和な時代だけあって退屈は退屈だし、【もちもちば】さん同様、私も基本的に子供ものってダメなんですが、出ずっぱりのヴィクトワール・ティヴィソルちゃんのお陰で始めっから終わりまで見入ってしまいました。これってこの子が天才なのか、演出が神懸り的なのか、それとも、何度も何度も唯ひたすらカメラを回し続けた努力の成果なのか?(しかも彼女の演技は良いカットを繋ぎ合わせたのではなく、どれもが長回しの1カットです!) あと、もう一つ気になったのが、この幼児達の醸し出す性的匂い。これが奇異に映るのは私が日本人だから? フランス人はこれを観て性的印象は受けないんでしょうかねぇ(アメリカでは即カットでしょうけど)。う~ん世界は広い、6点献上。
6点(2004-06-17 23:05:31)
1370.  カーマ・スートラ/愛の教科書
監督がミーラー・ナイールということなので、本作も純粋なインド映画ではありません。そして、スタイルが西洋的なのはいつも通り(と言っても、他には「モンスーン・ウェディング」しか観てませんが…)だとして、本作は何と完全英語劇になってます。また、カーマ・スートラによって成り上がったり身を持ち崩したりといったことがテーマではなく、ストーリーはもの凄くありふれた時代物のメロドラマ。そこにインド風の装飾を施し、「カーマ・スートラ」という、人(主に男)が興味をそそりそうなタイトルを付けただけの代物でした。とにかく人間の描き方が弱過ぎて全く面白くありません、4点献上。
4点(2004-06-17 23:04:29)
1371.  未知空間の恐怖 光る眼
村の時計台から鳴り響く鐘の音だけをBGMにした秀逸なタイトル・バックで期待に胸を膨らませると、以下、余りにも説明不足でショボい物語が展開するので胸は萎んでいくばかり。SFと言うよりはホラーの体裁であるにも関わらず、怖さは皆無。これは現在の目で観た所為ではなく、例えいつの時代に観ようとも同じ印象を持ったと思う。白髪の子供達(実際はプラチナ・ブロンドらしいけど白黒だから白髪に見える)の光る眼のビジュアルがちょっとばかり有名なだけの、所詮B級SF。昔の映画が意味も無く神格化されてしまうという良い例です。という訳で、目を白黒させつつ4点献上。
4点(2004-06-17 23:04:00)
1372.  地球の静止する日
流石は名匠ロバート・ワイズ、本作は半世紀以上も昔の作品ということを全く感じさせません。上空からの俯瞰で描かれる円盤の着陸シーン、そして円盤の側面に忽然と現れる扉と階段(凄いセット!)。目的の判らない一見紳士的な宇宙人と不気味なロボット。ここから一気にミステリーとサスペンスを存分に楽しめるストーリーが展開していき、お約束の美女の悲鳴も忘れてません。この映画が名作として伝えられているのは、そのメッセージ性にもあるのかもしれませんが、私は映画としてのクオリティの高さ故であると思います。ということで、クラートゥ・ボラーダ・ニクトー、7点献上。
7点(2004-06-17 23:02:17)
1373.  アカルイミライ
数々の解説や監督本人の弁によると、本作は未来に対するポジティヴなイメージを描いているらしいのですが、私も本作から「明るい未来」を感じることはとても出来ませんでした。逃げ込める先(=わがままの通る場所)が「夢の中か刑務所の中だけ」の「生きてるのか死んでるのかも分からない」クラゲ達。そんなクラゲが大量発生する未来が明るい筈が無い。彼らは社会人として生きる覚悟もヤクザになる根性も無く、唯々ぼんやりと光りながら上澄みの中を漂うだけ。「目的意識を持って努力すること」が美徳だとはとても思えないですけど、彼らよりはマシかもしれません、5点献上。
5点(2004-06-17 23:01:10)
1374.  21グラム
「アモーレス・ペロス」同様、運命に翻弄され、それに抗うことさえしない人間の弱さを徹底的に描く人間ドラマ。一つの交通事故に交錯する三つの人生が…って、あれれっ? これ「アモーレス~」と全く同じモチーフじゃないですか?! それに、新鮮味の無いスティーブン・ソダーバーグにクリソツの映像と演出。時間軸を無視した編集構成も単純な話を複雑に見せたいだけで、そこにニコラス・ローグの「ジェラシー」の様な知的面白さを見ることは出来ない。知った役者ばかりが出ていて、その全員が熱演だった分「アモーレス~」より観応えはありましたけど(ベニチオ・デル・トロのこの貫禄は凄い)、映画、そして物語自体からは胸に迫ってくるものがありませんでした。特に、移植を受けてまで生きようとしながら、生を授かった途端に生に執着しなくなるショーン・ペンのキャラクターの描き方が弱いと思います。という訳で、ちょっと長くなりましたが5点献上。
5点(2004-06-11 16:12:23)
1375.  抹殺者
欧米では小説の題材として良く取り上げられる、キリスト教の根幹を揺るがしかねない歴史的発掘物が巻き起こすエスピオナージュ物の一本。アントニオ・バンデラス演じる元軍人の牧師が大活躍のアクション映画なのかと思いきや全然違い、この牧師、ユダヤ教のラビにまでボコられてしまう始末。が、新鮮なイスラエル・ロケと、教皇庁にパレスチナも交えた政治的状況も描いてあって、私は中々面白く観れました。それにしても、いくら何でもこの映画に「抹殺者」は無いんじゃないの(一体、本作の中の誰が抹殺者だったの?)。「聖骸」くらい付けられなかったんでしょうか、5点献上。
5点(2004-06-11 16:11:24)
1376.  ノンストップ・ガール
この邦題から、楽しいドタバタ・ラヴ・コメディを想像してたら、ちっとも笑えない、何か危ない女の危ない話を見せられてしまった。これはある意味「ベティ・ブルー」に近いかもしれない。夫の方はどーしょーもない男な訳で、でも、これじゃヘザー・グラハム(相変わらずのお人形さん顔)の方にも同情や感情移入が出来ないゾ。ということは、どーしょーもない人達が繰り広げるどーしょーもない話でしかなく、これが面白い訳ないじゃん。ところで、このラテン美女見たことあるなぁと思ってたら、何と「ハムナプトラ」のアナクスナムンだったんですか? この点数は彼女に捧げます、3点献上。
3点(2004-06-11 16:10:32)
1377.  4thフロアー
これも原題のままなんですが、字的に何とも語呂の悪い邦題にしたもんですね(助数詞に必須の定冠詞が省かれちゃってるけど、「アパートメント・フィアー」なんてのよりはマシですか)。これは「フォース・フロアー」と読むのだと思いますが、では「13F」は皆さんどう読んでますか?(私は「ジュウサンカイ」と読んでます) と、関係無い話は置いといて、本作はいつものジュリエット・ルイスのノーブラが楽しめつつも、かなり「パシフィック・ハイツ」に近いものがある、並みのサスペンス映画となってます。6.1chを楽しんでる私も部屋に発泡スチロールを敷き詰められてしまいそうです、4点献上。
4点(2004-06-11 16:09:45)
1378.  隣人は静かに笑う 《ネタバレ》 
後味悪いって言えば悪いんでしょうけど、これはある意味、すっきりと腑に落ちるラストと言えるのではないでしょうか(それに、ジェフ・ブリッジスのアップからフェード・アウト、次の瞬間ニュースのシーンに変わる…なんて編集ではなく、爆破シーン自体があることでも衝撃度がアップしてると思います)。また、話題になるラストばかりでなく、そこまでのサスペンスの盛り上げ方や微かな希望の残し方等も近年稀に見るほど巧みだったと思います。しかし、野暮を承知で腑に落ちない点を上げてみると、①ティム・ロビンスの息子の怪我は偶然? ②前回の爆弾犯の父親に辿り着かなかったら? ③そこでボーイ・スカウトの共通点に気づかなかったら? ④宅配便の車を追わなかったら? ま、野暮は言わずに7点献上。
7点(2004-06-11 16:08:58)
1379.  ニューヨーク デイドリーム 《ネタバレ》 
この無国籍感同様、映画自体もどう評価してよいものやら…。前半から中盤にかけてはそこそこ面白かったし、ミラ・ソルヴィーノの七変化も中々楽しかったのに、急に不条理劇に持っていかなくてもいいんじゃないの? 死神が死ぬって言ってんだから金城武が死ぬのは運命だったんでしょうけど、その運命に必然や説得力がまるで無いじゃん。前半の物語が伏線になる様なことも無いし、特に追い詰められた感じも無いのに、いきなり切腹?! 「日本人=切腹」なんて、欧米人監督なら笑い話だけど、韓国人監督がこれじゃ、日韓友好の道は遠いよ…、3点献上。
3点(2004-06-11 16:08:03)
1380.  折り梅
前半は救いの無い位に悲惨(と言っても物理的悲惨さはほとんど描かれず、精神的悲惨さだけを強調)なのに、後半は打って変わって、現実感を無視した甘々の展開でハッピー・エンド。そして吉行和子の達者な演技と、原田美枝子お得意の悲壮な演技が観る者を引き込んだ所で、今度は逆にトミーズ雅の台詞回しが観客を白けさせる。本作は余りにもバランスが悪過ぎます。何でもっと「普通」に映画化できないんでしょうか? これじゃ「こんな大病を患いましたけど、こういう治療に出会って克服しました」とかいう、毎回同じ展開のカネボウ・ヒューマン何とかと変わらない出来です(私は実在する患者とその家族について書いているのではなく、あくまでも映画とTVドラマに持った印象を書いているので、悪しからず)、4点献上。
4点(2004-06-11 16:07:00)
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