121. 人喰族
「史上最低の食人映画」と言われてるようですが、元々食人というカテゴリからして最低と見られがちなので、このような銘を打たなくても充分最低として通用したと思いますけどね(笑)ま、自分の世に言う“最低映画”ってのを結構見てきたし、そのカテゴリだけで映画を判断するような事はしないようにしてるんで、ここは普通の作品として評価しますが、とにかく痛い描写が多い。その他は…ストーリーがいちいちいい加減。主人公も4人のうち2人は殺されても当然な事やってるし、人喰族の人々が怒るのも半ば当然と言った感じ。展開にも少し中だるみを感じるし、食人族と比べればそれほど面白いともいえない。 2点(2004-03-30 14:04:29) |
122. ドラゴン特攻隊
凄い。冒頭の設定がどんどん変わっていきアマゾネス軍団や幽霊屋敷など、1つの映画で何回も楽しめる要素だ。ただ悲しい事に、この勢いに振り落とされてしまった…。 4点(2004-03-24 14:08:54) |
123. ネバーセイ・ネバーアゲイン
初期ジェームズ・ボンド風な作りは良いんですけどね、どうも敵にばれてるスパイって云うのが気になるんですよ。いきなり「007!」なんて、隠密行動しなきゃいけないのにこれはありえないでしょう。それがこのシリーズの特徴だといわれれば返す事も無いんですけどね。ラストはラストで、もう少し敵のお頭にも頑張って欲しかったねぇ、という事で5点。 5点(2004-03-20 20:33:45) |
124. インナースペース
これって要はミクロの決死圏のリメイク(というよりはパロディ?)みたいなもんだよね?確かに約40年前の映画である前者と比較すれば体内の描写はリアルかもしれないけど、元が物凄い傑作だから今更な感じが否めない。ジョー・ダンテも、ハウリングやグレムリンは面白かったのに、これはイマイチな出来だったし。まさに可もなく不可もなくって感じかな。 5点(2004-03-17 13:39:30) |
125. コクーン2/遥かなる地球
何故にあんた等また戻ってくんの?という突っ込みはさておき、前作よりもパワーダウンするというのは続編の性のようなものなので半ば仕方ないでしょうね。前作で描ききれなかった老人たちの葛藤などを描いているので普通の続編モノよりは良いんですけど、今回は研究所に捕獲された仲間を救うというアクション要素(といってもそれほどでもないけど)が少し強い作品になってるので、前の作風が好きだったものとしては少しマイナスかな…と。 5点(2004-03-13 03:24:04) |
126. コクーン
余生幾許も無いであろうお爺ちゃまお婆ちゃま達がコクーン(繭)の浸かったプール(命の泉)に入って段々と若さを取り戻していくところではぁ~、若いって良いなぁなんて思ってしまいました。病気も老いも無い人生ってどんなものなんでしょう?永遠の命を求めるか、限りある命を選ぶか、自分だったら…その時にならないと判りませんね。宇宙人=侵略というレッテルが貼られてしまってるので、たまにはこうした交友的な宇宙人が居ても良いんではないでしょうかねぇ。泣かせるシーンもあったりとなかなか面白い映画でありました。友情と若さに7点。 7点(2004-03-13 03:19:34) |
127. マグノリアの花たち
《ネタバレ》 暖かい映像が醸し出す雰囲気や家族愛、女性同士の友情を描くという設定や話は好きなのですがこれはどうもイマイチでした。後半のシェルビーが死んだ後からは段々良くなってきたんですが…もう一度見たら評価が変わるかもしれません。 5点(2004-03-06 18:59:50) |
128. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 こういう感じのロード・ムービーは好きなんですがこれは正直「…」でした。ストーリーや設定などは結構好きだし十数台ののパトカーとの迫力のチェイス・シーン等、デ・ニーロのどこかだらしない賞金稼ぎ、グローディンの少しとぼけた会計士、コットーのいつも出し抜かれて地団駄を踏むFBI捜査官など、魅力的な登場人物も揃ってるんですが、ストーリーがありきたり…というか深みが感じられず、メリハリも少なかったような気がします。決して悪い映画ではないんですが個人的には少し物足りないという事で5点、+ラスト、マデューカスと分かれた後がとても感傷に浸れるシーンだったので総合6点という事で… 6点(2004-03-01 03:53:23) |
129. ミッション
原住民に無理やり違う信仰を押し付けようとする試みには少し共感しかねるけが、それを通して原住民を守ろうとすることには大いに共感できる。そして弟殺しの罪を償おうと改心し、自ら苦行に励む主人公や、その姿を見たインディアンたちが、かつては自分たちの敵であった主人公を仲間として迎える心の広さには心打たれた。主人公メンドーサを演じるデ・ニーロも深みのある演技をしてるし、そこにジャングルの雄大で美しい自然、モリコーネの優しくも明るい旋律等、実に奥深い映画だと思う。 7点(2004-02-19 01:47:12) |
130. ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ・・・
本人(へザー・オルーク)死んじゃったよ…!。結構好きだったので、その後の元気な姿が見れなくて残念です。家族が出てこないのは、親父か母親役のどちらかが死んだからなんでしょうか?それにタンジーナ、あんなに活躍したりしたのに、あんな最後はあんまりでしょう。最後に、シリーズを通してお亡くなりになったスタッフ、キャストの皆さんに、ご冥福をお祈りします。 5点(2004-02-17 18:34:30) |
131. ショート・サーキット
最初、2を見て興味がわき、見ました。2共々好きな映画です。 8点(2004-02-06 19:09:26) |
132. ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5
小学校の頃父親が見ていて、とても面白いと思ったので早速ビデオ屋に行って2作一緒に借りた覚えがあります。いやぁ、好きな作品です。前作で心があるということが証明されたジョニー5が、今回は都会に行った友人を助けに行き、そこでさまざまな人と出会い、最終的に市民として認められるまでがコミカルに、そして時に感情的に描かれています。警官に手錠を掛けられ、警察署で一人本を読むジョニーは本当に可哀想に思えたし、ラストの1シーンは自分の事のように喜びました。1作目共々大好きな作品です。 8点(2004-02-06 19:08:55) |
133. ロジャー・ラビット
いかにもアメリカ人が喜びそうなドタバタコメディですね~。ある意味トゥーン(アニメ)の裏事情なんかも知れて面白い?みたいな感じです。子供向けとは思うんですが意外にストーリーはしっかりしてると思いますよ。しかしやはりこのノリについていける人とついていけない人がいるのもうなずけます。僕?それなりには面白かったですよ。 6点(2004-02-05 02:43:13) |
134. バグダッド・カフェ
《ネタバレ》 僕はこういうロードムービー、ヒューマンドラマが大好きです。砂漠のど真ん中にある寂れたカフェ。そこに一人の女性がやって来ることによって徐々にそこに温かみが戻ってくる。砂漠ののどかな風景と心地よいBGMが一層この映画に温かみを加えています。初めは、ラストに少し不満があったんですけど、良く考えたらあれこそ最高の終わり方です。もしあそこでイエスといってしまったらこれまでの作品と同じ殆どマンネリ化した作品に成り下がっていたでしょう。久しぶりに良い映画に出会えました。 8点(2004-02-03 00:36:08) |
135. エクソシストの謎
リンダ・ブレアは自分を貶める為にこの作品に出演したんだろうか?と思いたくなってしまう。相変わらずのインチキ邦題も、【エクソシスト】のリンダ・ブレア主演ってことで付けられたんだろうけど、実際にエクソシストなんてどこにも出てこないばかりか関連性ゼロ。ほぼ定番の設定で斬新な映画を作るなんてことはよっぽど才能が無ければ無理。本当に退屈であります。そしてそんな映画のラストで、リンダ・ブレアはジェイソン・ミラーの代わりに自ら窓を突き破るのであった… 3点(2004-02-02 00:06:56) |
136. マッドマックス サンダードーム
いや、“サンダードーム”てあまり関係ないじゃん!はめられた…前作、前々作は好きだけどこれは今までと趣が違って云うかマッドマックスじゃなくてマッチョマックスになってる~!でも、それでもサンダードームでの死闘や最後のチェイス・シーンなんかも見ごたえあるからそんなに損もしてない…かな。ティナ・ターナーは強い姉御を好演してましたな。 6点(2004-02-01 23:36:06) |
137. レジェンド/光と闇の伝説
なんてったって映像が綺麗です。今じゃロード・オブ・ザ・リングなどの大物ファンタジーの登場によりその存在感は物凄く薄くなってますが、映像の面でみたらそれらにも引けをとらないくらい綺麗ですし、その世界がちゃんとその中に“存在”してると思います。ストーリーの面でも、生命を司るユニコーン、人間の勇者、お姫様、小人、妖精、闇の魔王(デビルマンにしか見えねぇ…)等々、ファンタジーの基本要素はきっちり備えてます。ただ…難を挙げるとすれば冒険が少ない。せっかく要素や世界がきちんと構成されてるのだからもっと“存在する世界”を堪能させて欲しかったです。 5点(2004-01-18 23:35:16) |
138. ラストエンペラー
広大な紫禁城や途方もない数の臣下など、中国ってのはやはりでかい。さすが華の中の華=中華思想のもつ国ですな。かつては世界を統括するほどの強大な力を持った大帝国だけに、その衰退もどことなく物悲しいもので、その大帝国の最後の皇帝、宣統帝・溥儀ってのは運命に弄ばれたなんと哀れな人物でしょう。その溥儀を演じるジョン・ローンも、彼の家庭教師を演じるピーター・オトゥールも、皆が皆役にはまった深みのある演技をしているし、ぐいぐいと引き込まれるストーリー展開など、長さを感じさせない演出などはすばらしいです。 7点(2004-01-10 03:12:00) |
139. 男はつらいよ ぼくの伯父さん
寅さんというより満男がメインの話になっているような気がするけど、それでもこれは面白かった。同世代というのが惹かれる理由なんだろうな。なんとなく満男が家出したくなるのもわかる気がするし、学がないといってもそれが必ず良い人間ではないというわけでもないと思うから、その分、寅さんの言葉一つ一つに深みが感じられる。 7点(2004-01-10 02:42:00) |
140. ベスト・キッド2
ダニエル…というよりは半ばミヤギさんの話になってるような気がするけど、結構面白いと思います。それにしても、日本の描写は相変わらずなんか間違ってるなぁ。それに何故ダニエルは茶道の作法を知ってる!?前作のE・シュー扮する彼女はどうなったんだ?サトウさん、40年以上前の事まだ根にもって、相当しつこいね。でんでん太鼓の動きが極意?ど…どこが極意なんでしょう…?ん~要するに、深いこと考えずに見るのが良いって事でしょう。多分…。 6点(2004-01-08 02:18:51) |