121. 世にも不思議なアメージング・ストーリー
オチがおもしろかったからよかった。 5点(2003-11-16 22:23:18) |
122. 大人は判ってくれない
最後のアントワーヌの表情が忘れられません。子供の気持ちがそのまま伝わってくる見事な作品。 9点(2003-11-15 21:11:15) |
123. イヴの総て
マーゴが怖いです。最後の皮肉たっぷりのラストには唖然としてしまいました 9点(2003-11-14 23:38:13) |
124. 鏡
断片的に流れている映像から主人公の懺悔の気持ちやノスタルジーが伝わってきて、更にそれが私的なものから普遍的なものへと広がっていると感じた。また、惑星ソラリスと違って、この映画のノスタルジーは充足することがないまま終わってしまうので、時間というものは残酷であると強く感じずにはいられなかった。それにしても 言葉では表すことのできないような美しさがありますね。 10点(2003-11-14 23:34:03) |
125. ベニスに死す
ベニスという都市空間のイメージが完璧に視覚化された映画である。複雑な道路に象徴される迷宮のイメージ、商業都市として退廃した没落のイメージ、昔、娼婦小屋が並んだことによる官能のイメージ、疫病が流行したことからくる死のイメージなど、アッシェンバッハの精神世界の退廃が、ベニスという都市と完璧に照応している。まさにベニスはデカダンスを表現するには完璧な都市空間と言えるわけだ。そして、それはベニスへと行く船と海(理性の世界から欲望の世界への移行)、ホテルとその砂浜(理性と欲望の交差する場所、外界との交流のある場所とも言える)、そしてベニスの都市部分(欲望が頂点に達する場所、アッシェンバッハがタジオを追いかけて迷い込んでいく迷宮)と、空間論を駆使して、アッシェンバッハが意識から無意識の世界へと降下していく過程が完璧に描かれている。また、アッシェンバッハがタッジオに対して投げかける視線の演技が、気持悪いほどアッシェンバッハの抑えきれない感情を描き切っている点にも注目したい。規律を重んじたアッシェンバッハがタッジオという完璧な美の前になすすべもなく死化粧(「地獄に堕ちた勇者ども」のソフィーを連想させられる、まさに完璧な深層と表層の対比である)をして死んでいく、このデカダンスそのものを視覚化したこの映画の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものである。 10点(2003-11-09 23:55:55)(良:4票) |
126. フェリーニのアマルコルド
フェリーニの幼い頃の思い出を映像化した作品。しかし、思い出ではあるがノンフィクションではないのである。幼い頃の田舎町(フェリーニの地元はリミニ)で行われていた非日常空間というべき祝祭。普段の日常生活を外れて年に一回か二回、皆で歌って飲んで盛り上がる忘れがたい行事だ。記録としては年に数回程度のものだが、フェリーニ少年の記憶にはそれが思い出のほとんどを占めているのでしょう。だからこそ、アマルコルドにおいては、普通の生活ですら祝祭的空間へと変容している。映画全体が祝祭の場なのだ。そういった意味ではこの映画はフィクションであると言える。だから、アマルコルドというスラングを使い題名の意味を分かりにくくしているのでないかと思う。こういった芸当はフェリーニだからこそできるものではないか。高い想像力と発想力、そして、社会風刺、こういった要素を持つフェリーニの映画はほんとに素晴らしく、自分を捕らえて離さないのである。 ニーノ・ロータの音楽も哀愁を誘い、フェリーニ映画の屋台骨となっており、この映画の雰囲気を高めている点も素晴らしい。 10点(2003-11-09 23:51:48) |
127. のど自慢
役者の個性溢れる演技はよかったがそれまでだ。 5点(2003-11-09 23:49:48) |
128. 新幹線大爆破(1975)
すっげー緊張感あります。スピードよりいい 8点(2003-11-09 23:46:21) |
129. プラン9・フロム・アウター・スペース
あの円盤には大うけしたよ!話なんかどうでもいいって感じ。 ルゴシはやばい! 5点(2003-11-07 20:20:30) |
130. エル・スール
タルコフスキーのノスタルジアに少し似ているだろうか?南を捨てた親父に対する娘の想いが監督独特の詩的な映像で綺麗に描かれている。昔の女を忘れられずスペイン内戦の暗い過去のなかで苦悩する親父 その親父を子供独自の視点と成長した視点から見る娘の描き方がうまい。 8点(2003-11-07 20:00:29) |
131. ストーカー(1979)
この映画の主題は二つある。一つはタルコフスキー映画全般のテーマである「時間」である。それは、ストーカーの家のテーブルにあるグラスが揺れるシーン、長回しで淡々と撮った前半の滑車で走るシーン(観る者はストーカーたちと同じ時間を共有させられてしまうのがおおきなポイント)や、後半、トンネルを作家が歩く場面(すさまじい時間の緊張が伝わってくる)、そして三人が、肉挽き機から難を逃れて、砂が敷き詰められた部屋に到達して、休む場面などで象徴されていると思います。こういった場面から分かるように、この映画での時間の次元の中心は過去の回想ではなく、現在進行形の時間の流れである。それをタルコフスキーお得意の水の描写を絡ませながら描いている。この水の描写で特に印象的なのが、望みが叶えられる部屋に入ることを断念し、座り込む三人の前で降り注ぐ癒しの雨である。そして、もう一つの主題は現実主義と理想主義の対比であろう。ゾーンという理想主義が渦巻く場所にしか自分の生きる意味を見出すことのできないストーカーは、同じような不幸な人間をゾーンへと導くことで生きる目的、一種の優越感を感じている。しかし、ストーカーの妻はゾーンにいくストーカーに嫌気がさしており、現実的な生活を望んでいる。妻は夢が叶うゾーンを否定し、普通の生活は苦しいけれど、そこに一筋の幸せがあると思っている現実主義の人間である。そこに理想と現実の対比があると思われるのだ。それはまた徹底的なリアリズムで描かれたストーカーの家と幻想的で不思議なゾーンの対比でもあるわけである。そして圧巻なのは、最後、こんな絶望的な世界に舞い降りた一筋の光 それが娘の超能力である。この奇跡はは一瞬、歩いているかのような錯覚を受けた娘のショット(実は肩車してるだけであるが)というこれから起こる奇跡の暗示が示されてから発生するわけだが、これによって観る者は救われるわけである。 タルコフスキーはこの映画を通じて、絶対的に非可逆である時間の厳しさを提示したあと、一つの光をみせることで、我々に生きる希望を投げかけているのではないか。 10点(2003-11-06 23:40:04)(良:3票) |
132. スクリーム3
勝手にやってくれや。そろそろ、主人公の女死んでもいいんじゃない? 2点(2003-11-05 23:23:35) |
133. バットマン リターンズ
内面的な部分がうまく描かれている分、見ごたえがあります。 7点(2003-11-05 23:11:29) |
134. バットマン(1989)
ジャック・ニコルソンがいい味出しているからこそ成功していますな。なかなか面白かった 7点(2003-11-05 23:10:08) |
135. バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
こんなシュワちゃん観たくねー。全然役にあってねー。 2点(2003-11-05 23:08:51) |
136. 姿三四郎(1943)
うーム。途中、説明入ってるし、微妙だなー 大根役者の藤田進はいい味出してたんだが 6点(2003-11-05 23:06:16) |
137. ロボコップ2
はっきりいってつまらん 4点(2003-11-05 23:03:13) |
138. サンタ・サングレ/聖なる血
エル・トポやホーリーマウンテンに比べたらホドロフスキーらしさが半減するがいい意味では見やすいかなー。親父が妻の両腕ぶった切るシーン危なくてはかなり笑えたぜ。しかし、ホドロフスキーの教育観って一体何でしょうか、実の子供使ってるし、かなり問題あるな。 8点(2003-11-05 23:00:48) |
139. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
ジェフ・ゴールドゴラムが主人公に格上げされたのはうれしいが話はクソ以下だ。 5点(2003-11-04 23:52:24) |
140. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
ブラックな部分が満載で面白かったことは事実ですが、ただしんちゃんはあんまり好きではないからなー 6点(2003-11-04 23:49:55) |