121. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 物語冒頭、屋上シーンでの銃撃戦に痺れました。すっげえクール!おっさん助走付けはじめたからどうするのかなぁって思ってたけど、大勢の敵を倒すまでの一連の動作がカッコいい!~凄すぎ。アクション自体は、流れるようなカメラワークのカースタントがGood!かなり現実離れしっちゃってますが、きれだけはっちゃけたほうが観ていて気分良いですね。後半、真実が分かってから、敵地に単身乗り込む辺りの銃撃戦はいくら何でもそりゃ無理でしょっていう感じ、ノベルの世界とうより漫画の世界でしょ?少々だれ気味でした。でも、ラストの360度自決シーンはクールだけど泣けた。。結局のところ組織の概念そのものも矛盾してると思いましたが、特に肝心な脚本にもう少し説得力を持たせて欲しかったと思います。映像センスは個性がありイイ!これからに期待! [映画館(字幕)] 5点(2008-09-16 11:04:26) |
122. ハンコック
《ネタバレ》 ハリウッドにしては珍しくオリジナルヒーローって事とCMを観て、暇つぶし程度には楽しめそうと思い鑑賞。ハッキリ言えばスーパーマン。超人的なノリでしかヒーローを描けないのが現状か。。ま、その辺りは想定内。物語が矛盾している点はさておき、女スーパーマンが現存していたことが一番驚いた。いや、騙された。そして、このへんのやりとりが非常に面白かった。思わず噴出してしまった(笑)一番の見所じゃないかと正直思います。まぁ1800円は高いかもしれないけど、普通に楽しめます。 [映画館(字幕)] 5点(2008-09-13 23:07:37) |
123. ベオウルフ/呪われし勇者
《ネタバレ》 まるでファンタジーゲームをプレイしているかのような感覚でした。通常では不可能なカメラアングルを駆使した特撮は見事でしたが、内容があまりに薄っぺらくて、見ごたえがあるのはそういった特撮を駆使した戦闘シーンのみ。“呪い”とやらも終盤になって態々明かさなくても、中盤あたりで推測できてしまう。肝心のベオウルフもキャラとしての厚みが無く、感情移入は愚か、主人公らしさが無いのが辛い。とここまで散々な評価ですが、終盤のドラゴンとの一騎打ちは手に汗握る展開で面白かった。さらに贅沢を言えば、怪物の母親(アンジェリーナ・ジョリー)の出番をもっと多くして欲しかったかな。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-10 09:55:52) |
124. チーム・バチスタの栄光
《ネタバレ》 原作は未読ですが、ミステリー色の深い作品だと思っていたのですが、ちょっとした笑いがあり、意外とあっさりした作りだったのに拍子抜けでした。おかげで肝心の手術シーンにもあまり緊迫感が伝わらなかったのが残念。どんでん返しの結末もいきなりそうきたか!?という感じで、劇中それとない伏線もなかったんで、尺を考えてのことだと思いますが、とってつけたような終わり方でしっくりこない。最後も、握手して終わってくれたほうが余韻に浸れたのに、ソフトボールは余分かなぁと。それにしても吉川晃司がよく似合っていてかっこよかった。あの表情がいい。 [映画館(邦画)] 5点(2008-02-18 19:56:14) |
125. 地獄の変異
《ネタバレ》 同じく洞窟が舞台となる作品「ディセント」とほぼ同じ時期にでた作品ですが、知名度は圧倒的に「ディセント」でしょう。邦題のネーミングは賛否両論あると思うが、セールスがいまいちだったのか人知れず世に出てしまった感がある。しかしながら出来栄えは非常にしっかりしていて好感が持てる。極々普通の怪物パニック映画なのは間違いないが良い意味で裏切ってくれました。 [DVD(字幕)] 5点(2007-12-07 12:42:24) |
126. イタリアン・チェーンソー
《ネタバレ》 意外な掘り出しものですよ!これは!物語はすご~く陰鬱なんですが、かなり楽しめました。色んな映画へのオマージュがみてとれますが、冒頭からして明らかに「サスペリア」を意識してるかなぁと。ヒロインよりも馬鹿な若者3人組が良い味でていて、これがけっこう重要な展開に絡んできたりするんだな。この辺は、ふりっぱなしのアメリカンホラーに比べて賞賛できる点だと思います。スプラッター度も満点、過激な描写も盛りだくさん。倫理観を問われかねない内容もあり、見るにはそれなりの勇気が必要っす。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-16 17:37:39) |
127. 悪夢探偵
《ネタバレ》 塚本監督が描くダークヒーロ像に何故か共感できちゃうんですよね。 宿命に逆らえない陰気な主人公を演じる松田龍平がマストだった事もありますが、思想的であり衝動的でもある主人公の行動原理に魅力を感じたからです。 反して、共演のhitomiにはがっかり。まぁこういうぶっきら棒な役柄を割り切れば、いや、思ってた以上に酷い、酷すぎる。悔しいです。 作品は予想以上に血みどろ満載で、ホラーよりですが、なんというか得体の知れない何かが向かってくるという疾走感や臨場感。そのあたりの演出は塚本監督ならではのものがありますよね。けっこう好きです。 くどいようですが、共演者の演技のせいで集中できない。夢から現実に一気引き戻されます。。やはり豪華なメンバーを揃えた話題性先行、商業作品はインディペンデント向きの塚本監督には荷が重過ぎたかもね。 [DVD(邦画)] 5点(2007-10-14 11:39:26) |
128. HAZE ヘイズ
記憶喪失、暗闇、閉所、苦痛、揃いも揃った極限状態に疲れました。いわゆるシチュエーション作品なのですが、観てる側の想像を掻き立てられ、ぐいぐいと物語に惹きこまれました。丁度よい作品時間でこの手のモノが好きな自分は退屈しませんでした。 [DVD(邦画)] 5点(2007-08-21 20:20:32) |
129. ダンテ01
《ネタバレ》 ジュネとキャロは2人揃ってこそお互いの持ち味が活かされ、本領発揮できるクリエーターだと思うんだけど。ビジュアルセンスは良いんだけど、演出面がやっぱりねぇ、雰囲気は「エイリアン3」や「サンシャイン2057」辺りに似てるような、まぁでも、キャロのチャレンジ精神だけは認めます。 ダークな世界観のSFが好きな方は観てもいいかも。 [DVD(字幕)] 4点(2012-05-01 01:04:40) |
130. P2
《ネタバレ》 リアリティを求めたシチュエーションだろうけども、 深夜の駐車場というロケーションを生かしきれてない。 怖いというよりキモい変態ストーカーに目をつけられた不運なOLさんだけど、 行動パターンがアホ過ぎて共感できないんだよなぁ。 雰囲気は悪くないんだけど詰めが甘かったかな。 [DVD(字幕)] 4点(2012-02-01 00:04:18) |
131. パーフェクト・ゲッタウェイ
《ネタバレ》 すっかり騙された! ラストは意外性があって驚いたのは確かです。しかしながら、最後のどんでん返しの一点に集約したいがために、些か無理矢理すぎる脚本なのはズルいぞ。あまりに唐突すぎて、反則に近いネタばらしのような気がします。 辻褄のあった伏線をしっかりして欲しかった。 でも、ティモシー・オリファントはかっこええ! [DVD(字幕)] 4点(2011-08-01 21:16:02)(良:1票) |
132. unknown アンノウン(2006)
《ネタバレ》 物語の進行にあわせて「被害者はこいつで、犯人はこいつだ」とう説明をうけてる流れのようで「そうですか、ふ~ん」という感じです。観客に推理させるような要素を織り交ぜるなど、観客目線で練り直せばもっとよかったと思う。 詰まらなくはないのですが、終盤への盛り上がりに欠ける、全体的に物足りたない印象。 ラストの真犯人証しはとってつけたようなもので、悪くはないけど、さっきも述べたように 観客目線が欲しいところ。伏線でもあればねぇ。 余談ですが、誘拐された被害者のコリンズさん(短髪の)、どうみてみ悪人面だよね(笑) 犯人グループかも?っという先入観をもたせる演出意図だったのかなぁ?ありがちですがw でも低予算のわりにはよくできてる作品だと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2011-05-15 21:06:56) |
133. パブリック・エネミーズ
《ネタバレ》 題材もキャストも申し分無いのに消化不良な感じ。 印象に残ったのは、銃撃戦とマリオン・コティヤールの美しさ。 期待していた物語は実に希薄、単調。 冒頭の脱獄中に射殺されたウォルターの教えって何?ちょいちょいでる名前だけど、 深い関係だったのか? 素性も分からんデリンジャーと会ってすぐ相思相愛の関係になれるビリーってお馬鹿さん? それともこの時代の風潮かな? そもそも主人公もよく分からない。パートナーを信頼してるのはみてとてるけど それ以外がまるで無い。 要は、ドラマの掘り下げが足りないように思えました。 そこがしっかり描けていればラストはまた違ったものになったかもしれない。 [DVD(字幕)] 4点(2011-03-26 09:50:45) |
134. 板尾創路の脱獄王
作り手の熱意はすごく感じる。 が、物足りない。それが第一印象。 単純なエンターテイメントを目指してるんだと思うけど 肝心の脱獄シーンにもう人捻りというか工夫が欲しい。 映画のタイトルにしているくらいだから そこの見せ方を頑張って欲しかったなぁ。 でもそれ以外の部分は初監督にしては次第点、 特にセットはいい味がでていました。 次回作はあるなら期待。 [DVD(字幕)] 4点(2011-01-03 21:47:53) |
135. 処刑人II
《ネタバレ》 1作目に比べパワーダウンしたのは否めない。 当時めっちゃカッコよかった主演の2人しかり、 ウィレム・デフォーの替わりの女捜査官しかり。 一言で言うなら凄みが伝わってこない。 作品も出演者も物語もただ年老いただけ。 演出や作風も変わらずやってる事は同じで 焼き直し程度の出来。進化がない。 これならもっと昔に公開してもよかったんじゃないかな? [DVD(字幕)] 4点(2010-10-23 20:55:44) |
136. フェーズ6
《ネタバレ》 まず始めに言いたいことはレンタル店の特集陳列について。 この作品を「サバイバル・オブ・ザデッド」「30デイズ・ナイト」「ハロウィンⅡ」とかと並べて“帰ってきた絶叫グランプリ”特集はないだろ。 他のレビュアー方の前述にあるとおり、どちらかというと人間ドラマに趣をおいた作品だと思います。絶対、絶叫などしない。 物語はなんの前触れも無く荒廃してしまった時間軸から始まりますが、「28日後…」のような激しいパニックホラーだと思っていると肩透かしを食らいます。 自分の愛する人、家族が致死率100%のウイルスに感染してしまったら、あなたはどうしますか?或いは、自分が感染してしまったらマトモでいられますか?というテーマを投げ掛けており、そういう意味では考えさせられた。 [DVD(字幕)] 4点(2010-10-15 13:30:20) |
137. 長い長い殺人
原作では擬人化された財布が主観となって物語りは進む。その語り口は小説らしく読者の想像力を掻き立て、ありがちなサスペンスを意味深いものにしている。そして、各登場人物のエピソードと重なり事件の全体像へと進む過程をじっくり推察できるのが魅力なのだ。あくまで文字だけの世界だから成し得る面白さなのであり、そのまま映像化すれば=面白いことにはならない。この手の作品の映画化は非常に難しいと思うし、脚本や演出にしたって相当な技量が要ると思う。ただ、それ以上に感じたのは「観客をどう見てくれるか」という配慮がかなり欠けていた点である。 そういう意味で原作を単に映像化しただけに過ぎないのが残念で勿体無い。 [DVD(邦画)] 4点(2010-04-17 12:21:19) |
138. ダレン・シャン
《ネタバレ》 吹替え版で鑑賞したのがこの作品で初めて。(てか、吹替えオンリーだったんで選択の余地もなかったけども。。)でも正解。この手の作品は、概ね中高生向けに作られてる気もします。ストーリーは至って単調かつ一本道で気楽に楽しめましたが、字幕だったらと思うとしんどかったかも。原作本はチラッとみた程度ですが随分端折ってる模様。映画化する際は止む終えないことだけど、なんでもかんでもシリーズ前提で作品を作るのはどうかと思いますね。「エラゴン」「ライラの冒険」の二の舞にならないよう期待してます。 [映画館(吹替)] 4点(2010-04-03 10:33:34) |
139. シャッフル(2007)
《ネタバレ》 すべては彼女の夢の中の出来事だったのでは?とも解釈できなくもない。 いままでの出来事が断片的かつ不規則な順番で記憶としてよみがえってきて、病院のベッドの上で悪夢にうなされながらも自問自答していたのかもしれない。 観客は当然ハッピーエンドを期待するのだが結果は不変の事実。 歴史を変えれるような不条理な力など存在しないのだと、都合よくは上書きできなんだと、思い知らされた感じ。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-28 20:58:15) |
140. Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
《ネタバレ》 二重人格の殺人鬼、殺しの際の掟や手順、話しかけてくる父親の幽霊、主人公がカウンセリングをうけている点などなど某海外TVドラマ「デク○ター」にそっくり。シーズン1とシーズン2の部分部分を2時間程度にまとめたって感じかなぁ。 先に某海外ドラマを観てしまっている分、出来栄えは断然デク○ターに軍配。 全体的によくまとまっていたしじっくりと鑑賞できたので悪くはないけど「トゲ」がない印象。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-30 09:27:36)(良:1票) |