121. 隠された記憶
途中まではハラハラとさせてくれます。音楽を排したリアルさも、心地よい虚無感を感じます。でも後半は、勢いが失速する感じです。ここで終わり?という居心地の悪さは、残ってしまいますね。 [DVD(字幕)] 5点(2007-07-25 23:35:22) |
122. ダイ・ハード4.0
ここ最近のアクション映画の中では、アクションの見せ方もマクレーンというキャラクターもやはり抜きん出ておもしろい。ダイ・ハードとしては、「1」のはりつめた緊張感が失われているのが悲しいです…悪役が前3作に比べて薄いというのも大きいでしょうか。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-25 14:31:09) |
123. ソウ3
どんな残虐シーンを入れるかに趣向が凝らされていて、ストーリーは大雑把な感がしました。「1」のストーリーに惹かれた人は、このシリーズから離れてしまうのでは…。 [DVD(字幕)] 5点(2007-07-25 11:14:58) |
124. あるスキャンダルの覚え書き
内容は重たいが、教師と生徒のスキャンダルよりも、一人の老女の歪んだ感情(愛情?)に焦点が当たっており、胸をえぐられる展開ではなかった。やはりこれは、デンチとブランシェットの演技を堪能し、舞台を鑑賞しているかのような迫力を楽しむ映画です。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-25 11:07:24) |
125. プラダを着た悪魔
存在感ありありのメリル・ストリープと、いまだ初々しいアン・ハサウェイの組み合わせが成功です。ファッション業界の内幕ということでは、アルトマン監督の「プレタポルテ」と比べてシニカルさが足りないのですが、ある女性の成長物語としては十分楽しめます。スタンリー・トゥッチやエミリー・ブラントなどの脇役のキャラも楽しめます。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-25 10:14:15) |
126. ボルベール/帰郷
「トーク・トゥ・ハー」「バッド・エデュケーション」とシリアスドラマの続いたアルモドバル映画ですが、今作はかつてのユーモアが戻ってきた感じです。殺人、近親相姦、死とテーマは重いですが、その中で生きる女性たちが笑いを忘れないところに強さを感じ、元気をもらいますね。ペルロペの美しさも光っています。 [映画館(字幕)] 9点(2007-07-25 09:54:53) |