1401. SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム
《ネタバレ》 追い込まれても、別に現状が良くなるわけでもなく、それでも「私」は歌い続ける。とても素敵なラストの「みんなどこにいる?」のラップに「俺はここにいる!」と心の中で唄い返しました。 [DVD(邦画)] 7点(2013-05-08 06:29:48) |
1402. ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人
《ネタバレ》 このカワイイ「欲張り」なおじさんに対して、やさしい目線で描かれています。またこの人物に対するコメントも実に鋭く、このおじさんが自分で思っている以上に周囲の人はこの人のことを分かっているんだなぁと思いました。素敵な二人です。だんだん、奥さんの方が元気になっていくのが面白くもあるんですが・・・ [DVD(字幕)] 8点(2013-05-08 06:26:30) |
1403. 森崎書店の日々
《ネタバレ》 とても素直になれる作品です。人として大事なことは何か?ということがゆったりとした時間の中で丁寧に描かれています。この映画を観た次の日、古本市で大枚はたいて、散財してしまいました。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-08 06:22:59) |
1404. SR サイタマノラッパー
《ネタバレ》 とても好き!こういう映画。地方の夢見る青年の挫折を描くわけだが、魂だけは譲らないという姿勢を、この太めの青年が実にカッコよく演じている。ラップも見事で、実に好青年。これを観終わって、連休の夜にこのシリーズ全巻、市内のレンタル屋を探して回ったのが、いい思い出になった。有難う! [DVD(邦画)] 7点(2013-05-05 03:03:53) |
1405. アタック・ザ・ブロック
《ネタバレ》 B級であるが、ちょっと一風変わったエイリアン映画。最初はスピルバーグの「宇宙戦争」のように、エイリアンの地球征服を一家族の視点からはみでることなく、描いた作品かと思っていた。どんな落ちになるだろうか?と・・。でもこの映画のエイリアンはメスの匂いだけに寄ってくるという実に低知能。それで最後はメスの匂いで一か所に集めて、ドッカ~ンと行くわけだが、この映画はここに青春映画の様相も体してる。不良たちの青春も描いてて、そこがとても新鮮だった。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-05 02:59:53) |
1406. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 俺的にはラストのあのテーマ曲で許されてしまう。まぁボーンシリーズの魅力というのは、いかにも役人面したのが殺しを指示したり、体育会系風が暗殺者になったりするというとこなんだが、この映画では、あの手ブレのカメラでのカーアクションをバイクでまた撮りたかったのかな?なんて感じたが・・。それにしても「ハートロッカー」からジェレミーレナーはよく出てるね。サングラスかけたジョンベルーシー面に快哉!を心の中で叫んだのは俺だけか・・ [DVD(字幕)] 7点(2013-05-04 03:51:33) |
1407. 心中天網島
《ネタバレ》 篠田監督の「無頼漢」にならぶ、古典モノ。 さすが篠田監督、古典をこねくり回して、自分の映画にしてしまう。 こんな監督、令和の今、いないね。残念です。 古典を掘り起こせば、ボロボロ傑作が出てきそうなのにね。 岩下志麻が、二役。その演出がまた効いてる。 奪う女と奪われる女。 両者に交わされた、女の意地の勝負。 もはや男の魅力とかじゃないんだね、女にとって大事なのは・・ そこを篠田監督が思う存分に料理する。 見応えある一本です。 昔観た時は、演出に目がチラチラして、イマイチのめり込めなかったけど、 年齢重ねて観ると、いいんだなぁ、これが・・ この時代は、黒澤、溝口を追いかけて、さらなる才能がしのぎを削ってた。 篠田さんもその一人ですね。 [DVD(邦画)] 6点(2013-05-04 01:54:47)(良:1票) |
1408. かぞくのくに
《ネタバレ》 骨太な映画。特に物語に起伏があるわけではないが、あの国とこの国の違いがよく出てる。それを一番、鮮明に描いたのが、安藤サクラのラストのお兄ちゃんの腕を離さないとこ。ものすごい演技だと思った。あのシーンだけで、キネ旬主演女優賞が安藤サクラだということに納得した。 [DVD(邦画)] 7点(2013-05-04 01:51:47) |
1409. ナインハーフ
《ネタバレ》 ウォール街などの非人間的な仕事につく人間のおかしな部分をすぐさま取り入れたエイドリアン監督。「フラッシュダンス」で僕らの世代には神様みたいな監督だった。だから影響も大きかった。そしてこの映画のせいで女性関係がむちゃくちゃになった知人がいる。文化のもたらす毒というものを真剣に考えるべきかもしれない。よく映倫通ったな~!!まっとうな人間が眉をひそめるシーンをもっと大きく描写すべきだった。ラスト、一人の女性をここまで貶めた、この男がもっとひどい仕打ちを受けるとこまで描くべきだった。元夫がおかしいと感じて、行動するとこまで描くべきだった。じゃないとこんな壊れた男女関係を、思春期に見た人間がどうなるか?この後、「運命の女」で似たような話を創り、ちゃんとした映画にエイドリアンはしたてている。やはりお叱りを受けたんだろうね、いろんなとこから。まったく!(・・と言えないほど、酷い事態になってんだよね、俺の知人) [DVD(字幕)] 6点(2013-05-04 01:46:00) |
1410. 殯の森
《ネタバレ》 ドキュメンタリーでもなく、おすましでもない、そんな女性をうまくカメラに捉えてます。自分はこの映画を観て、今一番観たかった映画だと思いました。 [DVD(邦画)] 10点(2013-05-01 22:47:11) |
1411. 探偵はBARにいる
《ネタバレ》 あっはっはっは。楽しい、楽しい。娯楽エンタメばかり観ていたらバカになるが、たまには良いね!松田龍平の笑い方が良い!人の好さを感じさせる。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-01 22:43:36)(良:1票) |
1412. 千利休 本覺坊遺文
《ネタバレ》 勅使河原監督の「利休」を先に観ると、話の流れが見えやすい。 利休、古田織部、山上宗二の三人の茶室でのやり取り。 そこから始まり、利休の切腹のときの気持ち。 なぜ秀吉の許しをこわなかったか? このミステリーが死者をももてなす茶室でのやりとりで語られる。 熊井啓、渾身の一作。 [ビデオ(邦画)] 9点(2013-04-28 06:07:23) |
1413. アイガー北壁
《ネタバレ》 氷壁ものにはずれなし!ということで近所のレンタル屋の店員に薦められて観た。良かった!でもラストの非情さに真実をベースにした話ってきついね、と思った。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-28 06:04:58) |
1414. アベンジャーズ(2012)
《ネタバレ》 楽しかった~!ヒーローばっかりでまとまらないが、最後一気にまとまるのがいいね。 それにしてもあの空母、あんなにもろいなら、空飛んじゃいかんよ。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-28 06:02:08) |
1415. 風の中の子供
《ネタバレ》 子どもをとらせたら清水宏は抜群!この他にも「みかへりの塔」も最高です! [DVD(邦画)] 7点(2013-04-28 05:58:30) |
1416. 有りがたうさん
《ネタバレ》 清水宏の肩に力の入らない作風に、ぼくもほっとしてます。「よし!今から映画観るぞ」と気構えることなく、ほんじゃ観るか、という感じで観られるので気持ち的に楽です。「たかが映画、されど映画」みたいなスタンスが、ちょっとそこまで、というノリで観られるんですよね。今の映画にもこんなスタンスの作品、欲しいな。でもほのぼのしてる割には、会話の内容の悲惨さと言ったら・・。当時の人はあまり悲壮感持ってなかったのかもね。これくらいの気構えでいいんじゃないかしら?生きるって・・ [DVD(邦画)] 7点(2013-04-21 09:36:11) |
1417. アウトレイジ ビヨンド
《ネタバレ》 たけしの闘いは、かくもすさまじいのか?ここまで精神的に追い詰められたの、映画でははじめてだ。やっぱたけしは天才だわ。少なくとも表現者で、ここまで世界と闘ってる人は少数派だと思う。あ~疲れた。たけしさんが楽になった時、どんな作品ができるのか、楽しみです。 [DVD(邦画)] 9点(2013-04-21 09:24:33)(良:1票) |
1418. 信子
《ネタバレ》 素敵な作品です。今のように観せるだけの学園物が多い中、このようにハートフルな話を観せられると、泣いちゃったよ、俺。清水宏の力量もあるんだろうけど、こういう本来の人間を描いた映画を、再上映でもなんでも今の時代に再放映する必要あるんじゃないか?「お約束どおり」という言葉が大嫌いだ!人間のあり方は今も昔も変わらないはず。是非!こういう静かな学校映画をもう一度!たとえば最近の「桐島、部活やめるってよ」のような映画だったら、映画部の顧問の先生の頑張りようをもっと描いて、映画青年がまっすぐ感性を伸ばすなんて言う話もあるはず!今の学園物は「告白」のように生徒をワルにしすぎ!子供を恐れる今の学園映画は、子供を寂しくしてると思う。「おっぱいバレー」みたいな佳作もあるにはあるんだけど・・今の時代こそ、この映画のような愛を持った先生に焦点をあてた映画を創って欲しい! [DVD(邦画)] 8点(2013-04-17 11:18:40) |
1419. ジャッカー
何という低予算!でも最後まで一気に観ました。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-17 09:07:52) |
1420. フォロー・ミー
《ネタバレ》 名匠キャロルリードのカワイイ小品。オシャレな作品かと思ってたら、古くて新しい人間関係の問題を扱った、音楽とロンドンの街並みがいつまでも心に残る職人技の光る作品でした。ミアファーローってやっぱ魅力あるね。女の子の気持ちをいつまでも大事にしてる役どころも見事にこなしました。「華麗なるギャッビー」「ジョンとメリー」といろんな役を演じるけど、なんかミアファローがいるってだけで何となく映画になっちゃうほど、肩に力を入れない女優さんですね。 [DVD(字幕)] 8点(2013-04-15 01:13:06) |