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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1481.  ゴジラVSビオランテ
平成ゴジラシリーズで一番面白かった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2005-03-04 23:28:09)
1482.  座頭市千両首 《ネタバレ》 
若山富三郎との兄弟対決が見もののシリーズ6作目。対決シーンは西部劇タッチで描かれ、馬に乗った若山演じる十四郎が座頭市を引きずり回して苦しめる。残念ながらこのシーンと座頭市と十四郎が賭博勝負をするシーン以外の印象は薄いが、面白かった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2005-03-04 22:45:53)
1483.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
前回見たときは沈没シーンがすごくてほとんどそこばかりが印象にあったのだが、今回久しぶりに(15、6年ぶり)見てみると、ジャックとローズのラブストーリーにほとんど魅力を感じなかったせいか、とくにタイタニックが沈みはじめるまでを描いている前半がけっこう退屈に感じた。以前見た時も前半はあまり記憶に残らなかったのだが、今回見てそれがなぜかよくわかった気がした。舞台が豪華客船という不特定多数の人物が登場する映画なのだから、グランドホテル形式の群像劇にしてしまったほうが絶対に良かったと思う。(ふたりのラブストーリーはこの中の一つでいい。)実際、主役ふたりのラブストーリーよりも、後半の沈み始めた船のなかでパニックを抑えるために最後まで演奏を続ける楽団や、沈みゆく船に残された端役の乗客のほうが印象に残ってしまい、彼らの背景のドラマが見たかったと思ってしまう。それだけにエピソードを主役ふたりに絞ってしまったのはもったいなかった。ラブストーリーをやりたいなら別に背景がタイタニックの沈没という「史実」でなくてもいいだろうに。しかしどうやらそうではなく、最後のビル・パクストンのセリフからもキャメロンはラブストーリーよりもタイタニックの沈没を映画にしたかったようで、確かにタイタニックが氷山にぶつかってから沈没していくまでの過程は今見てもかなりリアルに出来ている。だからそれだけに、それが出来れば背景のストーリーは客受けが良ければ何でもいいのかという感じ。でも、取り残されたジャックを助けにいくローズというのはやっぱり今見てもキャメロンらしさがいちばん感じられるシーンで、ここが主役ふたりのシーンでいちばん印象に残る。キャシー・ベイツが出ているが、画面に映るたびに「ミザリー」を思い出して怖かった。(2018年1月21日更新)
[CS・衛星(吹替)] 6点(2005-03-04 20:07:51)
1484.  のび太の結婚前夜 《ネタバレ》 
感動短編シリーズ第2作。久しぶりに見たが、20年以上前に知り合いの薦めで初めて見た時はあまりピンと来なかったのび太たちの関係が大人になっても何も変わらないという部分に思わずグッときた。やはりこういうのは見る側が大人にならないと分からないのだろうと思う(飲み会から帰るのび太を見送るジャイアンのセリフに思わずジーンとしてしまった。)し、見ていて昔の友人たちはどうしてるだろうということを思わず考えてしまった。もうこれだけで本作は名作だと思うし、やはり学生時代の友人との関係は現実的には理想論になってしまうかもしれないが、こうありたいと願う。そしてやっぱりしずかちゃんのお父さんの娘にかける言葉。小津安二郎監督の「晩春」を見た時、本作のこのシーンを思い出してこれかと思ったのだが、やっぱり娘の幸せを思う父親の気持ちが優しく伝わってきて、ここは本当にいつ見ても感動してしまう。(「STANDBYEME ドラえもん」の田原アルノも悪くなかったが、本作の久米明の演技の味わい深さがやっぱり何とも言えず良い。)それとのび太が土手で出会った先生が彼に「明日は遅刻するんじゃないぞ」と言い、のび太が去った後に「ありがとう」と呟くシーンもやっぱり好きだ。エンドロールのバックで描かれるのび太としずかちゃんの結婚式に出木杉がいるのが嬉しかった。(2023年3月3日更新)
[DVD(邦画)] 9点(2005-03-03 21:06:06)
1485.  街の灯(1931) 《ネタバレ》 
まだ無声映画など見たことがなかった中学生の頃、国語の授業で見た。しかも先生が教育テレビで放送したものを大分前に3倍録画したものだったため、非常に見にくかったことを覚えている。でも、声がないのを逆に新鮮に感じたし、酔っている時とシラフの時とでは主人公への対応が違う大富豪は素直に笑えた。そしてラストでは号泣しそうになった。授業中だったから、大泣きすることはなかったが、それでも目には光るものがあった。それほど素晴らしいラストシーンだった。今の映画だったらあのラストシーンの後ももう少し話が続きそうだが、あそこで終わってあとは見ている者の解釈に任せて正解だと思う。そのほうがいつまでも余韻に浸れるから。なぜ授業中に見せてくれたのかは分からないけど、当時の国語の先生に感謝したい。
[地上波(字幕)] 10点(2005-03-03 14:45:43)(良:2票)
1486.  釣りバカ日誌スペシャル 《ネタバレ》 
シリーズのマンネリを打破しようとしたのか、監督がいつもの栗山富夫から森崎東に交代し、内容も愛妻家の浜ちゃんがみち子さんの不倫を疑うというシリーズでも異色の作品になっている。なお、この監督は「男はつらいよ」の3作目「フーテンの寅」も手がけていて、松竹の看板映画である2つのシリーズ両方を演出したことになる。
[地上波(邦画)] 5点(2005-03-03 14:00:14)
1487.  キングコング対ゴジラ
1作目をぬきにしてこの評価。前半は高島忠夫&藤木悠の珍道中が見所で後半は日米2大怪獣の世紀の対決が見所。しかし、有島一郎の存在も見所と言っていい。彼がいなければこの映画の「喜劇」としての魅力は半減しただろう。タコ部長は最高の傑作キャラだ。
[ビデオ(邦画)] 10点(2005-03-03 12:53:39)(良:2票)
1488.  ゴジラ(1954)
ゴジラ映画は小学生時代にハマッていて、ほとんどの映画を見ていたが、この1作目だけは白黒(2作目もだけど。)ということで見てなくてずっと後になってから見たのだが、怪獣映画というよりは普通の映画として非常に完成度が高く、脚本もよく出来ている。昭和29年という時代性もあり、映画には戦争未亡人が出てきたり、ゴジラが去った後の被害者が運ばれる病院が野戦病院さながらの雰囲気でリアルであり、長崎の原爆から命拾いしたというセリフもあり、当時はまだ戦争が人々に暗いかげを落としていたことが想像できる。この映画は大人の方にこそ是非見ていただきたい怪獣映画の傑作である。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2005-03-03 12:26:04)(良:1票)
1489.  ローマの休日 《ネタバレ》 
中学生の頃、ラブストーリーは食わず嫌いでほとんど見たことが無かったが、先生から「今度テレビで『ローマの休日』あるから見て。」と薦められ見てみたら、感動してしまい、その放送を録画したビデオを10回近く繰り返し見た。王女が髪をショートにするシーンや、真実の口のシーン、そして何よりも別れのシーンとラストの記者会見のシーンが好きだ。その後、ラブストーリーも見るようになり、映画の好みも少し変わった。文句なしの満点!!。
[地上波(吹替)] 10点(2005-03-02 23:25:09)(良:2票)
1490.  バトル・ロワイアル
初めて見た深作欣二のバイオレンス映画だったのだが、70歳の老人が監督にしてはパワーを感じるし、面白かった。僕はこの映画を遺作だと思いたい。生徒役の俳優に関してはこの映画で初めて見た藤原竜也や柴咲コウ、栗山千明などが印象的。とくに相馬光子役の柴咲コウは怖すぎて今でもテレビなどで彼女を見ると相馬光子を思い出してしまう。桐山役の安藤政信もそれまで見た映画の印象とは違う一言も喋らない狂気に満ちた生徒役を好演している。それから、説明ビデオのシーンとビートたけしの役名が笑える。
[ビデオ(邦画)] 8点(2005-03-02 22:51:36)(良:1票)
1491.  バトル・ロワイアルⅡ 【鎮魂歌】レクイエム 《ネタバレ》 
シリーズ第2作。深作欣二監督が撮影の途中で亡くなってしまい、脚本を担当した息子の深作健太監督が後を継いで完成させた作品だが、前作のヒットに気をよくした東映が味を占めてもう一山当てようと企画した典型的なダメな続編という感じしかしない映画になっている。冒頭部分は前作と同じような感じになっていて、序盤部分はまだそれなりに見れるし、最初に参加を拒んで死ぬのが前作の七原(藤原竜也)と同じ出席番号の生徒(黄川田将也、あじゃ)なのは狙ってやってるんだろうけど、最初に前作の主人公と同じ出席番号の生徒をあっさりと死なせるのは前作と続けて見るとなにか印象に残るものがある。(でも、あじゃの死ぬシーンはすごくギャグっぽい。)しかし、今回生徒で死にざまが印象に残るのはこの二人がピーク。オリジナル脚本である今回はテロリストになった七原を殺すために40人の生徒を七原率いるワイルドセブンが立てこもっている島に送り込むという設定自体に無理があり、前作では基本的に1クラスの生徒42人と教師しか出ていなかったわかりやすい構成だったのに対し、今回は登場人物も多く、とても一本の映画内で描ききれるというものではない。作っているほうもそれを分かってか首輪が連動して爆発する設定は明らかに生徒ひとりひとりの個性を描くのを放棄しているように見えるし、人員整理という脚本上の都合というのが垣間見えて冷めてしまう。島への上陸シーンは「プライベート・ライアン」まるパクリでいかにもハリウッドかぶれだが、自身の脚本とはいえいきなり超大作を任されてしまった新人監督の余裕のなさが感じられてしまい、没頭できない。生き残った生徒たちがワイルドセブンと合流してからはよけいに失速して本当にグダグダで、変に社会派のような話になるのも、それこの映画でやるの?という感じで面白くもなんともない。前作と同じく今回も生徒が死ぬシーンで名前と残り人数を示すテロップが表示されるのだが、それももうここから先は意味のないものになってしまっている。教師を演じる竹内力は怪演だが、キャラとしての描き込みがされておらずほぼ危ない人にしか見えないので、終盤突然ラグビーのユニフォームを着てトライと叫びながら爆死するのもあっけにとられるばかり。ラストシーンもはっきり言ってよく分からず、終わってみればやっぱりグダグダな駄作だったなあという感想しか出てこない。続編をやるにしても前作と同じパターンのほうがまだ良かったような気がする。(2024年11月11日更新)
[DVD(邦画)] 1点(2005-03-02 22:06:00)
1492.  釣りバカ日誌14 お遍路大パニック! 《ネタバレ》 
高島礼子演じる長距離トラックの運ちゃんの引きこもりの息子が出てきたときに「用心棒」のポスター探してしまった。あの設定ってこの映画の脚本家の山田洋次の監督した「学校Ⅳ」のパロディーだよな。
[地上波(邦画)] 5点(2005-03-02 18:10:40)
1493.  ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 《ネタバレ》 
これは円谷プロがタイの映画会社と提携して製作したウルトラマン映画。しかし、ウルトラマンはあくまで脇役で、主人公はハヌマーンとかいう猿に変身するコチャンという少年。コチャンがハヌマーンになる経緯が冒頭に描かれるのだが、開始早々コチャンは仏像泥棒に銃殺されてしまい、それを見ていたウルトラの母が空から手を伸ばし、コチャンの死体をつかんで消える。まずこのシーンがこわい。さらにウルトラの国でハヌマーンになったコチャンは自分を殺した仏像泥棒に報復。「仏様を大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」とか言いながら踏み潰す様は絶対にトラウマを生む。そして、渇水のため太陽を説得しに行く。「そう言えばそうだ。」とあっさりひき下がる太陽が情けない。そして最後はウルトラ兄弟と協力して怪獣軍団をリンチするという暴挙に出る。最後のゴモラが哀れ。個人的にウルトラマン映画と認めたくない作品である。
[ビデオ(吹替)] 1点(2005-03-02 17:24:22)
1494.  大巨獣ガッパ
冒頭、タイトルバックで流れる変な主題歌が見てから12年近く経った現在でも耳に残っている。内容は思い切りB級の怪獣映画で、出てる俳優も地味目な人ばかりだ。熱海に上陸したガッパは何故かタコを口にくわえていて笑えるし、子供ガッパの間抜けな造形といい、松竹の「宇宙大怪獣ギララ」と並んでとりあえず怪獣ブームだから作りましたというノリの珍作。
[地上波(邦画)] 4点(2005-03-02 15:16:24)
1495.  男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
旅館の番頭役で芦屋雁之助が出演している。なので渥美清と一緒の画面に登場すると寅さんと山下清のツーショットにしか見えない。
[地上波(邦画)] 6点(2005-03-02 14:02:16)
1496.  トラ・トラ・トラ!
アメリカのシーンはリチャード・フライシャー、日本のシーンは黒澤明に代わって、日活の舛田利雄と当時まだブレイク前だった深作欣二が監督した日米合作の戦争映画。それだけに日米双方の視点で物語が描かれていて偏りがない。ところで、「パールハーバー」で山本五十六役だったマコ岩松がこれにも役は違うが出ていて驚いた。渥美清のカメオ出演が笑える。もし、黒澤が最後まで日本側監督をやっていたらどういう描き方をしたかも少し気になる。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-03-02 13:41:20)(良:1票)
1497.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 
黒澤映画では珍しい前作「用心棒」の続編的作品。加山雄三、田中邦衛、小林桂樹、平田昭彦ら当時の東宝の各人気シリーズのレギュラー俳優が脇を固めるどちらかといえばプログラム・ピクチャー色の強いのも黒澤映画では異色な感じ。それでもじゅうぶんに楽しめる。中でも小林演じる見張りの侍が人質なのに敵である若侍たちと一緒に喜んでしまうシーンは笑える。そしてやはりラストの三十郎と室戸の対決シーンの衝撃は初めて見た時から忘れられない。
[地上波(邦画)] 10点(2005-03-02 00:03:45)
1498.  仮面ライダー対ショッカー 《ネタバレ》 
仮面ライダーシリーズ劇場版第1作。劇場版ということで最初からダブルライダーが協力してショッカーと戦っていたり、大量の再生怪人が登場していたりするなど、ならではの豪華さを出そうとしているが、ショッカーがやっていることは今回の計画に必要な装置を開発した博士(伊豆肇)からその方程式を奪おうというテレビシリーズとあまり変わらない感じ(計画自体はいかにも劇場版という感じのものなのに。)のもので、ここで一気にテレビと同じような印象になってしまい拍子抜け。新怪人であるザンジオーも出番が少なく、再生怪人たちと一緒にいるシーンは少ないものの、新怪人としての個性はあまり見られず、再生怪人の中に埋もれてしまった感じがしてテレビシリーズに出てくる怪人より扱いは良くなかった気がする。一方で、谷に再生怪人たちが集合して名乗りをあげるシーンは見ていてなかなか爽快で、このシーンがいちばんのみどころかも。冒頭の博士の娘の誕生日パーティーのシーンで、ケーキのろうそくを吹き消したらケーキが燃え始めるくだりは今見ても笑ってしまった。(2023年3月20日更新)
[インターネット(邦画)] 5点(2005-03-01 14:47:57)
1499.  ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
親父が何か映画を見に行こうというので、見に行ったのが当時再放送を見てはまっていた「ケイゾク」の劇場版。はっきり言ってドラマを見ていてもわけが分からなかったし、全然面白くなかった。それに途中で帰りたくなった。ドラマを見ている僕がこれなんだから、ドラマを見ていない親父はさぞ退屈だったに違いない。ごめんな、親父。
[映画館(邦画)] 1点(2005-03-01 13:19:19)(良:1票)
1500.  真田風雲録 《ネタバレ》 
昔にも一度見てそのハチャメチャなぶっ飛び感が強烈に印象に残っていた加藤泰監督の映画なのだが、17年ほど経った今久しぶりに見てもやはりそのハチャメチャぶりというか、隕石落下の影響で赤ん坊の時に超能力を身に着けた猿飛佐助(中村錦之助)や、お霧(渡辺美佐子)という女性の設定の霧隠才蔵、時代劇なのにギターをかき鳴らしているミッキー・カーチスなど登場人物をはじめとした荒唐無稽さ(本間千代子演じる千姫などもコミカルに描かれていて好感が持てる。)が強烈な印象に残り、まさにこれぞカルト映画と呼ぶに相応しいと思える映画でやはり今見ても非常に面白かった。それに以前に見たときは加藤監督の映画をそれほど見ていなかったせいか、そこまで意識しなかったのだが、今見ると加藤監督はこの荒唐無稽で風変わりな異色時代劇の中にあってもあくまで真面目な視点で演出していることが分かり、ぐるぐるさんの書かれている通り、当時の学生運動といった社会への風刺を取り入れていて、終盤では戦に敗れた佐助と半蔵の個人的な一騎打ちが描かれているところなどは加藤監督らしいところか。また、佐助や真田幸村(千秋実)の生きざまがしっかりと描かれていて、ここがしっかりしているからこそ、どんなに荒唐無稽でハチャメチャでも全体を通した統一感があり、それが本作をただのキワモノ映画に終わらない青春ドラマとしての魅力も感じられる映画になっている。「やりてえ事をやりてえな。てんでカッコよく死にてえな。」というテーマ曲の歌詞とそれを歌いながら行進するシーンが実に心地良く、本作でいちばん好きなシーンだ。カッコよく死ぬことを望んでいた真田幸村がカッコ悪い無様な死にざまを遂げるのは今見てもブラックで笑えるのだが、今回改めて見たらそれ以上にどこかやるせなさも感じることができた。癖のある映画なので好き嫌いははっきりと分かれるかもしれないが、見ると元気になれる部分もあると思うし、やっぱり好きな映画の一本だ。(2021年12月12日更新)
[DVD(邦画)] 9点(2005-02-28 22:27:31)
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