141. ツインズ・エフェクト
”ヴァンパイアアクション”ってのもだいぶ溢れてきたし、物語には目新しいところは感じませんでしたが、アクションはまあまあで、標準点は行っているんではないでしょうか。しかもそれをアイドルがやっているんだから香港作品は侮れません。まあ、ドニー先生のアクション監督の賜物だとは思いますが。ジャッキーも特別出演のわりには結構なモノ見せてくれていると思います。 6点(2004-11-10 01:11:15) |
142. 探偵物語(1983)
奥州亭三景さんと同様、わたしも松田優作の「探偵物語」が映画化と知った時、てっきり日本テレビで放送していた松田優作演じる工藤俊作の「探偵物語」だと大喜びした覚えがある。で、あとで赤川次郎原作と聞き、やっぱり幻滅した。しかし今では角川映画全盛期の中でも間違いなく上位に来るくらい好きな作品です。物語上、実は大した働きをしていない松田優作は、TV版の探偵とも、それまでの映画の松田優作とも違った演技でとても好きである。薬師丸ひろ子もまた角川の看板スターとして板についてきた感じではないでしょうか。ラストのキスシーンもシンプルながらとてもイイ出来だと思います。あ、最後も奥州亭三景さんとかぶっちゃった(汗。 8点(2004-11-10 00:39:42) |
143. 着信アリ
《ネタバレ》 ホラー作品の好きなわたしでも、毎度の事で嫌になる展開というものがある。たとえば、事件などに気がついた人がいくら回りに訴えても誰もまともに聞いてくれなかったり、頭がおかしい奴だと思われたり。まあ、訴えてる奴もアホで「もっと違う言い方あるだろ!まんま言ったら誰も信じねーに決まってんだろ!」ってツッコミたくなるような奴が多いしね。もうそういうのイライラするんですよ。そうした結果面白くなる作品も結構あるけど、大体はイライラするだけ。でもね、この作品は違いましたねェ~。だってTVで呪い殺される所を放送しちゃうんだもん。これで一気に劇中の人々は呪いの存在に気がついたんだから、スッキリしたね。殺され方もなかなか残酷でイイですね。さすが三池監督ですね。でも良かったのもそこまででしたね。その後の展開といったらもう、どっかで見たような展開だし。またイライラ~なところ出てくるし。ラストも意味ぜんぜんわかりませんでした。原作読まなきゃわからなの?続編見なくちゃダメなの?そんなの狙ってるんだったらコレは酷い作品だな。 6点(2004-11-09 16:13:28) |
144. 北京原人の逆襲
ギラーミン版「キングコング」に、当時小学生だったわたしが、何を求めてじいちゃんに劇場まで連れて行ってもらったかと言えば、それはきっと怪獣映画のノリだった思う。 いや~ギラーミン版「キングコング」よりこっちの方が遥かに面白く感じるんだから、あれから30年近くたつっていうのに、わたしの求めているものはあまり変わっていないようだ。象の大群や人食いトラの襲撃、底なし沼に断崖絶壁とお約束の展開はもちろんだが、それ以上に素晴らしいのは、やはり”金髪の女ターザン”の存在だろう。幼い頃からジャングルで北京原人に育てられた割には身なりがきれい過ぎるなんてどうでもいいことだ。きわどい格好で豹やトラと少女のように戯れるパツキンの女ターザン。見えそうで見えないオッパイのナニを気にしているだけでもどんどん時間は過ぎていくのではないだろうか。 おっと、そして一番肝心なコング、じゃなくて北京原人のシーン。こちらはまさに子供の頃のわたしが求めていた怪獣映画のノリで満足するものだった。ミニチュアなんか、今見てもかなり精巧な出来ではないだろうか。さすが日本から特撮のスタッフを招いて撮っただけのことはある。気になるところと言えば、あの香港特有のいきなりな終わり方だ。数ある香港映画の中でも1,2を争えるほどのいきなりの「終劇」ではないだろうか。 7点(2004-11-07 16:10:24)(良:4票) |
145. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 いや~面白かったですよ。クライマックスのバンドバトル?のシーンとか、スカッとしたしね。あれだけ怒り狂っていた親たちが演奏見て、あっさり認めちゃったり、ありえんけど見てるこっちは気分がいいね。 個人的に好きなシーンは、大会の主催者?に病気のウソをつくシーンで、路上に寝ていた生徒かな。 それにしてもジャック・ブラックってなんでしょうね、これは「愛しのローズマリー」でも言えるんですが、面白いことをして笑いをとるという感じではなく、真面目にやればやるほど面白い。カッコつければつけるほど恥ずかしい所が好きですね。でも、全部の演技がそうではなく、カッコイイ!ってところもちゃんとあるんですよね。 7点(2004-11-04 15:15:13) |
146. ゾンビ/ディレクターズカット完全版
これは確か”ダリオ・アルジェント監修版”より24分くらい長いんですよね。で、ダラダラ時間だけ延びて嫌だって意見も聞きました。でも、わたしはこれも”ダリオ・アルジェント監修版”同様ぜんぜんOK。いや、もしかすると24分もロメロゾンビを多く官能できるという事で、ある意味こっちの方が好きかも知れない。でもココでは10点までしかつけられないので”ダリオ・アルジェント監修版”と同じ10点ですが気持ち的には11点です。あ~いかん、ロメロゾンビには思い入れがありすぎて、まともに評価できません。まじめに読んでくれた方々すんませんでした。 10点(2004-11-03 03:50:19) |
147. 死霊のえじき
最初に謝っておきます。すいません。もう、ロメロゾンビと言うだけでまともに評価できません。だって好きなんですもの!コレも何回見たことでしょう・・・まあ、そんな事はどうでもいいんですけど。あ、でも完璧な(オレにとっては)前作に比べたら、ちょっと不満なところもありました。”みんな仲良くしようよ、残り少ない生存者なんだからさァ~”なんて思ったところでしょうか。っていう事で1点減点。 9点(2004-11-03 03:21:12)(良:1票) |
148. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 いや~冒頭、3人の少年時代から引き付けられて最後まで夢中で見ましたよ。「真相はどうなんだあ~」ってね。これって映画には大切なことですよね。世の中にはつまらないと途中で見るのやめる人だっているんだから。でもね、あの最後はいけませんよ。ジミーもショーンもそれでいいんか?デイブの末路になんの意味があるんだ?まったくラストで台無しの作品でありました。 6点(2004-11-03 00:40:30)(良:1票) |
149. ティコ・ムーン
映像は綺麗ですねェ~。世界観も独特なセンスでキッチリ固めています。普段そんなこと言わんわたしでも書いてしまいますよ。でもそれ以外わたしの気をひいたものが無いのも事実です。正直このテンポもあまり好きではないですね。ちょっと眠くなったりして。 5点(2004-10-31 02:48:40) |
150. クイーン・コング
「キラーン、キラーン」って何回やるんじゃ!いや~その酷さは、いろいろなサイトで読んでいたんで覚悟はしていたんですが・・・というか、その酷さを体感したくて見たんですけどね。”広川太一郎氏の力で実は結構面白いんじゃないの?”なんて淡い期待も軽くブッ飛びましたね。ここまでスーパーショボい作品だと吹き替えくらいじゃどうにもならないってことですよ。でもですね、見て損したとは思いませんでしたね。良い話のネタが出来ましたから。「キラーン」しつこい! 4点(2004-10-31 00:22:41)(笑:2票) |
151. バタリアン
この作品、劇場に見に行った時から数えて今回で6回目(5回目かも・・・)の鑑賞になるんですけど、いや~やっぱり面白い。特に序盤のタルを壊してから”新鮮な死体”を始末するところまでなんか何度見ても面白い。とにかく考えられたセリフと間の取り方が実に絶妙で、さすがダン・オバノン、脚本と演出はずば抜けたものがありますね。煙が上がっていく所や地面に雨水がしみ込むシーンなどは、実にわかりやすーく説明してくれる。しかもそのチープな映像が妙に作品にマッチしていて良い感じだし、ラストの投げやり感も実に良いね。あるサイトで知ったのだがこの作品、シリアス路線でいったらロメロの「ゾンビ」には勝てないという事でコメディ路線になったと書いてあったが、わたしもそれは正解だったと思う。とにかくこの作品、ダン・オバノンの監督としての最高傑作と言えるだろう・・・まあ、他に1本しか撮ってないけど。 8点(2004-10-25 02:00:33)(良:3票) |
152. タイムライン
1人助けるのに何人死ぬんだ?まあ、そういうことやいろいろあるツッコミどころは、この手の作品には付き物です。細かい事気にしていたら「T2」だってまともに見れないですよ。気にしないで楽しみましょう。だから、わたしは結構楽しめました。バレバレの伏線も最終的にまとまるとやっぱり気持ち良いです。以外にテンポ良いし、最後まで楽しめました。 7点(2004-10-19 17:27:17) |
153. 現実の続き夢の終わり
”台湾版「二キータ」”と公開当時言われておりましたが・・・そうかなァ~。まあ、まったく違うとも言えないですけど、それで変に期待して見てはいけませんよ。で”台湾版「二キータ」”っていうからには、それなりのアクション、銃撃シーンがあるわけですが、そんなに派手ではありません。どちらかと言えば地味かもしれません。でもなんかリアルです。撃った時の反動とか。で、なにかナマナマしいです、妙に。これが台湾パワーなのか!とちょっと思ってみたりします。でも、やたら額に命中、一発死にが多いのは頂けません。それに街中で顔も隠さずバンバン撃ち合いして通行人からヤクザまで死人が出ているのに、その後も普通に生活、普通に歩いていますけど、みんな。「やっぱり台湾こえ~な~」なんて思いました。ラストも嫌だなァ~。でも、エンディングのイエモンの曲は妙にハマッていて、ファンじゃないけど「いいなァ~」と思う。 5点(2004-10-18 22:00:40) |
154. 阿修羅のごとく
まあ、普通に鑑賞できましたけど、コレ劇場作品でしたよね?確かに俳優陣の顔ぶれ見ると劇場作品って感じだけど、その他、さほど劇場作品らしさを感じることは出来ませんでしたね。唯一の豪華な俳優陣もなんか無駄に豪華というか・・・確かにわたしは、その豪華な俳優陣につられて見たのですがね。でも見終わった今、まとまりが無いと言うか・・・作品的にはあまりプラスになってないような気がするんですよね。確かに大竹と桃井の争いシーンや小林薫が奥さんの黒木瞳を押し倒すシーンなんかは結構来ましたけどね。でも、それだけかなァ~。母の病室で父を責める次女のシーンなんかTVドラマ並?いやそれより酷いかも。 5点(2004-10-18 14:24:39) |
155. ジャッキー・チェンの醒拳
7、8年前のことでしょうか。いつものようにレンタル店の中をうろついていると一本のジャッキー作品が目に入った。「大笑拳?」それまでジャッキーの出演作はすべて網羅していると自負していたわたしは慌ててそのパッケージを手に取った。裏の説明には「製作1983年」・・・1983年と言えばマイジャッキーブームのピーク時ではないか!しかもこのタイトル「笑拳」の続編か?まあ、その後よく説明を読むと怪しい香りがするもんで早速借りてみる。ようはジャッキーが撮影途中でいなくなったため、偽ジャッキーと他の作品の流用や未公開シーンのツギハギ作品。さすがにツギハギだけでは辛くなり、途中で別に主人公が登場。偽ジャッキーと別の主人公が力を合わせて・・・みたいな感じです。まんま「笑拳」のシーンなんかも入っているんでジャッキーの作品と思って見たら怒りだす人もいるかもしれないが、「ジャッキーもなんも知らん」って人なら意外に見れるかもしれない。 5点(2004-10-15 16:00:11) |
156. デビルマン
ココの評価の低さにビックリ!もう、我慢できなくて見に行きました。2時間ほど前に見終えたばかり。いや~劇場まで見に行ってホント良かった。ちゃんと金払って見てきたんだから(メンズデーで1000円だったけど)思ったことバンバン書かせてもらいますよ。もう点数どうり”ある意味貴重”な作品です。まずねェ説明的なセリフが入りながらの強引な展開に驚かせられます。やっぱり原作を2時間ほどに収めるということが無謀だったことがよ~く表現されています。そして役者が演じる芝居部分。これがもう演技が酷いのか脚本が酷いのか・・・まあ両方酷いんでしょうけど、まあ幼稚なセリフはある意味永井豪作品っぽいと言えばそうなんですが、とにかく、かなりの破壊力です。そしてCMやメイキングで散々見せられたデビルマンやシレーヌ、その他もろもろのCG。まあ、この辺はがんばっていると言えばがんばっているんですけど・・・戦闘アクション少なすぎ!シレーヌは?もう出て来ないの?ジンメンにいたっては・・・。アクション自体もCGの方はいいとして、役者によるアクションがヘタクソで迫力まるでなし!いや~どうしようホントに。ツッコミどころ満載で書ききれないです。はじめに「デビルマン」映画化が決まった時「日本で撮ってくれて良かった」と思ったものだが、今では実際に来ていたハリウッドからのオファーにまかせた方が良かったのかな?と思ってみたりする。さあ皆さん、レンタルなんか待たないで劇場で金を払って見ませんか?そしてココに本音をぶつけましょう♪ 2点(2004-10-14 15:32:18)(笑:3票) |
157. スペースボール
これ当時、結構話題だったからね、劇場には行けなかったけどレンタル開始されてすぐ見ましたよ・・・でも、その時は期待しすぎたせいなのか全然ダメだったんです。で、今回DVDで改めて再見したわけですが、どうでしょう・・・面白くないと思ってみたからか今回はなかなか見れました。しかし、こんだけギャグ連発された割にはそれほど爆笑の連続ともいかず、10個のうち1個笑えると言った感じでしょうか。でも、もともとパロディって日本人にはわかりづらい笑いだと思うし、わたし自身メル・ブルックス得意じゃないので、それにしてはイイ出来の方といえるのかな。続編の話が出ているそうですがどうなるでしょうね。ちょっと期待します。 6点(2004-10-11 03:36:54) |
158. ファイナル・ファイト 最後の一撃
もう何も言いません。とにかく倉田先生とヤン・スーの戦いを楽しみましょう。いや、やっぱり言いますけど、突っ込みどころ満載のストーリー、どこかで見たようなシーン(ベストキッドやロッキー4)、ストロング金剛のダメダメな腕立て伏せ、そんなものは小さい事です。とにかく倉田先生のマーシャルアーツを堪能しましょう。ヤン・スーの肉体美?を堪能してください。Gメン75の香港編が大好きだった方々なら楽しめるはず。それ以外の方にはオススメしません。 7点(2004-09-27 12:47:42) |
159. アイ,ロボット
わたしにはアシモフどうのこうと書く事もないし、メッセージ性なんかもどうでもいい(初めから映画にそのようなも求めていませんし)。でもこれだけは言いたい。面白い。娯楽作品として大変満足いく出来で、劇場まで見に行く価値は十分ある作品でした。あ、それとウィル・スミスを官能するにも最高の作品ではないでしょうかね。 8点(2004-09-26 23:32:09) |
160. 星に願いを。
突っ込みどころ満載ってのは、すでに何人かの方が書かれているようなので、わたしはあえて触れないことにします、と。それで天見笙吾が事故にあうまでの書き方が悪かったのか、時間が足りなかったのか、とにかく互いの愛情の深さをちょっと表しきれてないような気がしますね。事故後も何度か回想シーン入りますが、それもわたしにはあまり効果はありませんでした。それでもまずまず・・・いや結構良い作品でした。その理由の一つに各役者さんたちの好演によるところが大きかったですね。竹内結子演じる看護婦なんか、ちょっと行き過ぎてるくらい良かったですし、國村隼なんか少ない出番の中でめちゃめちゃ良い演技してます。特に吉沢悠を殴るシーンはジ~ンときましたね。それにしてもこの作品殴るシーン多くありません? 7点(2004-09-26 03:24:38) |