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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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141.  ビヨンド・ザ・マット
WWFが飛躍を遂げたのは、「プロレスはスポーツではなくショーである」とカミングアウトした時。何故そんなことをしたのかと言うと、スポーツ興行よりもエンターテインメント興行の方が税率が安かったから。これにより会社自体が「異業種に移る」という大転換を果たし、運営する事業は全く同じでも、会社の方針としてエンターテインメント指向を明確化することに成功したのです。そう、プロレスはショーなのです。しかし、リングも、技も、強靭な肉体も、パイプ椅子も、流される血も全てが本物。プロレスラーという選ばれし者達は、試合の勝敗とは違う所で命懸けの真剣勝負を戦っているのです(マンカインドの家族が試合を見守る所は、こっちも目を背けたくなった。こんな幼い子達を試合に連れて来ることこそ反則ですよ)、7点献上。
[地上波(字幕)] 7点(2005-07-23 00:09:44)
142.  デトロイト・ロック・シティ
「悪ガキ4人組がキッスのコンサートに行く」というだけの単純なプロットで、青春時代の輝きと少年の成長を描ききった傑作青春コメディ。例えどんなに馬鹿に見えようと、障害に向かってがむしゃらに突き進む姿は気持ち良く、ラストは主人公達と感動を共有できます。それに【showrio】さんご指摘の「ジーン・シモンズの口の中から見た映像」なんて、普通の人は思いつかんゾ。こりゃ監督自身が相当なキッス・ファンと見た。一々大袈裟な演出と共に、男性ストリップ場の司会者として何気にロン・ジェレミー御大を登場させたりするのもセンスが良い。そういうことで、つい8点献上。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-23 00:09:14)
143.  200本のたばこ
身勝手でありながら愛すべき大勢のキャラクター達が、1981年の大晦日の晩から翌元日にかけて繰り広げる、他愛ないすったもんだを描いた恋愛群像劇。ありがちな設定ですけど、巧みにまとめられた脚本と個性的な登場人物達によって、私は最後まで楽しく鑑賞できました。ラストは、ほぼ乱交に近い形で無理矢理カップルを成立させますけど、これも収まる所に収まった感じがして納得です。それにしても、「小さい」とか「早い」とか「下手」とかいうのではなく、理由は判らないが「とにかく良くない」ってのはキツイ。これじゃ自分で改善できないもんね…。そんなことで、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-23 00:08:50)(笑:1票)
144.  I love ペッカー
濃い監督と濃い役者達による、出がらしの紅茶の様な何とも薄い一本。初期設定ではかなり変わった登場人物達を想定しつつ、しかし製作段階になり、その一歩手前で留めてしまった様な中途半端さを感じる。これなら始めからキャラクター設定を作り直すべきでした。だから大都会やアート・シーンへの毒も薄まっただけ。薄まった分にも、何も加えていないみたいなので、パンチの足りない寝惚けた味になってしまいました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-23 00:08:25)
145.  リアリティ・バイツ
タイトルに反してちっともリアリティを感じられない、学生気分の抜けない新卒男女を描く甘ったれた青春映画。本作のイーサン・ホークもウィノナ・ライダーも頭でっかちなだけで、人生に真剣に向き合ってる様には見えない。個性や才能も確立されておらず、全く現実も見えていない内から自分の主張だけ繰り返すことを、日本では「駄々」と言うのです。因みにレニー・ゼルウィガーはホークを泊めていた女友達として、序盤に白いバスローブ姿で10秒くらい写ります。それが10年後には、ウィノナが足元にも及ばない大女優になってるんですから、諸行無常を感じます…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-23 00:07:57)
146.  KAFKA/迷宮の悪夢
役人がテロ組織に巻き込まれ、やがて役所の中枢に迷い込む…って、「未来世紀ブラジル」そっくりだなぁ。頭の中を覗き込んでるシーンも、モロに「ブラジル」の拷問部屋の雰囲気。若しくはあっちがカフカ的なのか? ま、どっちにしたって、映画としては「ブラジル」に遠く及ばない出来。一番の驚きは監督がスティーブン・ソダーバーグだったってこと。「翻弄されるジェレミー・アイアンズ」という図には全く新味が無く、テレサ・ラッセルも何も無いまま退場しちゃうし、物語も本当に何も無いまま終わってしまう。それに、「カフカ好き」がそんなに多いとも思えないんですけど…、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-23 00:07:28)
147.  悲しみよさようなら
自分は有名女性スターの隠し子で、いつか母親が迎えに来てくれるという「ありえねー」妄想を抱いて現実逃避を続ける女の子を描いた青春映画(ウィノナ・ライダーが、常に膨れっ面で不満を垂れてる根暗なキャラクターを確立した作品か?)。とにかく、この主人公は他力本願の極致。自分は世界で一番不幸だと思い込み、やることと言えば「夢見て」「待つ」の二つだけ。幼い子供ならまだしも、いくら思春期と言えど15歳でこれじゃ、人間として植物状態と同じです。田舎町に住む思春期少女特有の閉塞感を描くにしても、もう少しマトモな女の子を描いて欲しいもんです、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-23 00:06:59)
148.  アンドリューNDR114 《ネタバレ》 
原作は読んだことがあるんですけど、なにぶん随分と昔のことなので細部の記憶はありませんが、この映画はどうしてもラストが引っかかる。オープニングでお馴染みの「ロボット3原則」を華々しく紹介してますけど、これではアンドリューが「自身の破壊」である寿命を設定する行動と第三原則とのパラドックスが解決されてません(あと、どうやって「老化」を実現したの?)。それに、ガラテアがポーシャの生命維持装置のスイッチを切るのも、第一並びに第二原則に反する行動の筈。こういう肝心な部分をないがしろにしてしまっては、感動も伝わってきません、4点献上。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-17 00:07:11)
149.  ファントム(1998)
超常現象ホラーからモンスター・アクションに姿を変えて、尻すぼみで劇終を迎えるという、全く以って最近(と言っても何年も前の作品ですけど…)のB級映画らしい標準的仕上がり。要するに標準的につまらない映画ってこと。ベン・アフレックの間抜け面に加えて、クライマックスのチープなCGも寒々しいばかり。それにしても、脚本をディーン・R・クーンツ自身が書いてるのには驚き。もうこれは、キャリアを捨てる覚悟ですね、3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2005-07-17 00:06:43)
150.  ミ・ファミリア
1920年代にカリフォルニアに渡って来たメキシコ移民の、二世代に亘る家族の物語。移民としての苦労や迫害、家族の死、それぞれの道を歩む兄弟達の反目や連帯等が、時にコミカルに、時にシリアスに描かれていきます。確かに個々の話は有りがちですけど、充分見応えのあるヒューマン・ドラマになっています。その中でも、嫌々ながら偽装結婚させられた末っ子のジミーと、強制送還を免れる為の偽装でも「結婚」を尊重するイザベルの、浅田次郎の「ラブ・レター」風エピソードは印象的。初めて二人がお互いを理解するシーンでは、流石に目が潤んでしまいました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-17 00:06:13)
151.  ザ・ビッグ・ワン
全編、マイケル・ムーア面目躍如のアポ無し取材(てか、単なる嫌がらせ)で構成されてるので、「華氏911」よりは遥かに面白く観れました。本作の事例で、ライブドア問題で一躍注目を浴びた「企業は誰の物か?」という命題の答が明確になります。我が国のアンケート等では、未だに「従業員の物」と答える愚か者が多いのに驚かされますが、企業は間違いなくオーナーの物。株式会社では株主がオーナーです。本作に登場する莫大な利益を上げてる優良企業の、不必要に思えるリストラの目的は利益そのものではなく、収益性の拡大によって株価を上昇させ、株主の利得を最大化すること。最近はCSR等も叫ばれる様になりましたが、現状ではオーナーへの経済的責任は社会への道義的責任に勝るのです。ところで、私もラジオのシーンには納得。「“The United States of America”なんて説明的な国名はカッコ悪い」って、確かに言われてみればそうですよね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-08 00:05:04)
152.  どこまでもいこう 《ネタバレ》 
本作では舞台を団地の生活圏に限定したのではなく、小学生の彼らにとっては、ここが全宇宙なんだと思う。大人には精々団地の一角にしか見えない場所でも、彼らにとっては「史上最大の作戦のマーチ」が似合う冒険の舞台。毎日が新鮮なことの連続なのです。特に私には、プラモ名人の子のエピソードが衝撃的だった。初めて入る友達の家の緊張感、自分が持っていないものを持ってることへの羨ましさや敬意、そして新たな友人を知る新鮮な感覚。だから「あの子はあの母親に殺されてしまったんだ」ということがリアルに胸に迫ってきて悲しかった。普通は劇中で人が死んでも屁とも思わないんですけど、私も主人公達と一緒にあの子の部屋の中で目を見張り、はしゃいでいたからかもしれません、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-01 00:06:58)(良:2票)
153.  Love Letter(1995)
韓国人に人気が高いということが非常に納得できる、ノスタルジーと純愛のファンタジック・ラヴ・ストーリー。後年の「花とアリス」同様リアリティの欠片も無い、なかなか小っ恥ずかしい内容ですけど、こういうオーソドックスな恋愛話を日本を舞台にして、このレベルの作品に仕上げられるのも一つの才能だと思います(クレジットやキャプションに英語を使うのはカッコつけと言うより、私には「照れ」に感じられる)。岩井俊二にしては無駄な部分も少ないし、彼の作品の中では、確かに最も完成された長編映画じゃないですかね。今、暑さにやられて私は元気じゃないですけど、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-01 00:06:26)
154.  裸足のピクニック
一部では異様に評価が高かったんで期待したんですけど、私もそんなに面白いとは思えませんでした。矢口史靖の持ち味は「爽快感」と「貧乏臭さ」だと思うので、これは予算の大小の所為じゃない。本作を殺してしまったのは偏に、主人公から一切の自主性を奪ってしまったこと。一見、快作「ひみつの花園」と同系統の映画にも感じられますが、本作の主人公は「ひみつ~」とは正反対で、最後の最後まで自ら行動を起こさない。主人公の「普通」なキャラクターは秀逸だし、不運のスパイラルも面白いですけど、物語の流れが一本調子なので後半は飽きてきます。ここは自分からドツボにハマって行くとか、逆襲に転じるとか、何かスパイスが欲しかったです。そんなことで、唯一大爆笑してしまった人体切断シーンに、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-01 00:05:58)
155.  カードキャプターさくら
【バカ王子】さんの弁を借りれば、これが「カードキャプターさくら」か…。観終わっても「カードキャプターって何?」という疑問は解消されず。原作もTVシリーズも知らないなりに、「美少女戦士セーラームーン」をも越えた今風な何かを期待したんですけど、色気づいた小学生、関西弁を喋る得体の知れない生き物、お嬢様言葉の友人、優しい憧れのお兄さん、etc.…と、二昔以上前の魔法少女モノと呼ばれる分野と全く設定が変わってないのが凄い。そこにコスプレと「遊戯王」を足しただけって感じ。これは男の子向けの戦隊ヒーローモノと同じ不変性ですね。また、やけに0.1チャンネルが響く音響に比して、肝心要の作画レベルが非常に低かったのにもがっかりでした。これじゃファン以外は全然満足できないと思います、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-06-27 00:37:16)
156.  キリクと魔女
これには中々唸らされました。非常にシンプルなお伽話ではありますが、作品を構成する全ての面に於いて、誰が観ても満足できるハイレベルな品質です。教訓的で少しシュールな物語。ゴーギャンの絵の様な美術。頭の中でリフレインするアフリカ音楽。そして何より、完成された人物デッサンによるキャラクター・デザイン。動き的にはもう少し滑らかにすることも可能だったと思いますけど、このレベルで抑えて、「絵」であることを強調したのにもセンスを感じます。私は特に、一人だけ異様にテンションの低いキリクのお母さんがツボにハマりました。これはお薦めです、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-27 00:36:55)(良:1票)
157.  うる星やつら いつだって・マイ・ダーリン
か…顔が違う…。本作の印象はこれに尽きる。劇場版「うる星やつら」の基本ストーリーは「ビューティフル・ドリーマー」を除いて、全作品「あたるかラムに実は幼少時の思い人がいて、そいつが地球に来て大騒ぎになる」というもの(だったと思う)。ま、今回は許婚じゃないにしても、毎回似た様な話じゃ流石に飽きる。特筆すべき部分も見当たらない。おまけに顔が違うし…。シリーズもののキャラクター・デザインは重要ですよ、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-27 00:36:33)
158.  ショー・ミー・ラヴ
映像のインディ臭さを音楽の使い方で中和した、「エヴァとステファンとすてきな家族」よりは楽しめる青春映画。この頃の女の子って、セクシャルな意味じゃなく同性愛的傾向があると思う。だから彼女達が真性のレズビアンかどうかは判りませんが、この友情譚は「下妻物語」にも通じますね。私が一番リアリティを感じたのは、アグネスと車椅子の子のやり取り。この二人は共に嫌われ者だから一緒にいる訳で、決してお互いを好きじゃない。嫌われ者も嫌われ者は嫌いなんです。ところで私には、アグネスはアンナ・パキン(「アミスタッド」のスペイン女王の頃)、エリンはスカーレット・ヨハンソン(「モンタナの風に抱かれて」の自閉症児の頃)、エリンの姉はエリカ・クリステンセン(現役でもいけるか?)に見えましたよ、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-20 00:39:25)
159.  クロッシング・ガード 《ネタバレ》 
最初「クロッシング・ガード」という意味が解らなかったんですけど、日本で言えば交通指導員、通称「みどりのおばさん」のこと。つまりこのタイトルは、本作のジャック・ニコルソンを心の安全地帯へと導いたデヴィッド・モースのことを指してたんですね。ところで、最初から全く普通の人に見えないニコルソンは、本作では明らかなミス・キャスト。この役は「イン・ザ・ベッドルーム」のトム・ウィルキンソンみたいな人でないと、普通の人が背負わされた悲劇に見えない。そんなこともあって、中々興味深いテーマではありましたけど、今一つ感動には至りませんでした、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 00:38:56)
160.  インディアン・ランナー
とにかく凄いのが、映画から滲み出てくる、とても90年代の作品とは思えない古臭さ。これは60年代末を舞台にした物語の所為ではなく、明らかに70年代臭さを狙って作ってある。正にアメリカン・ニュー・シネマの匂い。しかし私に言わせれば、それも今となってはアメリカン・オールド・シネマ。一貫してアメリカに於ける社会的弱者に視線を注ぐショーン・ペンの姿勢は素晴らしいと思いますけど、そのテーマをニュー・シネマ的に演出するという手法は、私には古臭く映ってしまう。現在の浮ついた演出に前面賛同はしませんが、映画には同時代的な視点も求めたいです、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-20 00:38:23)
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