141. CUBE
CUBEという限定空間。 何で私達がこんな所に? このCUBEは何?結局何がしたいの? 意味を求めたくなるが、それは野暮。 そういう意識を捨てて観ましょう、そうしましょう。 不思議に始まり不思議に終わる。 [DVD(字幕)] 7点(2003-12-09 14:17:45) |
142. セブン
ラストシーンのブラピの迷い、その葛藤がこの作品の全て。 演技よろしく雰囲気暗く救いも無い、終始雨が降ってるのでジトリとします。 単純に殺人で七つの大罪を表現してしまいこじんまりとしてしまった感がある。 終始、それに振り回されて結局どうなのよ的な消化不良感。 でも冒頭の一文で納得できちゃうから、良いのかな。 [DVD(字幕)] 8点(2003-12-09 14:10:10) |
143. CURE キュア
ふと自分の内にある潜在的な殺意というものを考えた。 これは誰にしもあるものだと私は思うのだが、どうだろうか。 キレる若者であったり動機ある殺人を犯してしまう人たち、 私と彼らとではどれほどの違いがあるのだろうか。 その違いは些細なものでしかないのかも知れない。 催眠術、それ自体を軸として見てしまうのは良くないのではなかろうか。 ふとしたキッカケ、後押しでこういった事は現実に起こりうるかも。 そういった非現実的な現実、矛盾した世界の内包、そこから滲み出る異常性。 一般的なホラーとは一味違った恐怖がそこにある。 [DVD(字幕)] 7点(2003-12-09 13:50:45) |
144. アイズ ワイド シャット
仮面だとか乱交パーティーだとか妖艶な雰囲気と世界が好感触。 だったのだが如何せんその先を期待していたので正直ガッカリ。 何を伝えたかったのかが、ちと不明でした。 グダグダ言うな、まずは”fuck”ってこと? [DVD(字幕)] 5点(2003-12-09 13:22:40) |
145. スリーピー・ホロウ
デップは少々ズレた情けない役のほうがマッチしていると思う。 バートンの作り出す映像世界も雰囲気が良く個人的には楽しめた。 が、バートンの映画っていつも何か足りない。 何が足りないのか、具体的な答えは未だに出ないが・・・ちくしょう。 ウォーケン最高!って出番それだけかいっ! [DVD(字幕)] 6点(2003-12-09 13:05:27) |
146. 羊たちの沈黙
レクター博士のインパクトは強く他作品で彼を見ると博士のイメージが・・・。 とにかく悪役キャラとしての魅力を如何なく発揮している。 今なお色褪せぬほどだ、というわけでバッファロービルの薄さに合掌。 知能と美貌を併せ持つジョディーの存在も大きな柱。 静的な怖さが際立つ、珠玉のホラーサスペンス。 [映画館(字幕)] 8点(2003-12-09 11:13:01) |
147. ショーシャンクの空に
暗く静かな調子でありながらスカッとする爽やかさがある。 しかしトントン拍子の展開、永い時が流れてるというのに変化が感じられない、 無実の罪という設定に必要性を感じられない。 (無実だったからこそ希望を捨てず生きて来れたというのもあるけど) 少々、思うところはあるが楽しめたので良し。 [映画館(字幕)] 7点(2003-12-09 11:03:32) |
148. マトリックス
自分の住む現実世界が仮想世界であったら。結構設定は面白い。後に同じようなアクション映画を量産することになるワイヤーアクションによる格闘もなかなか見応えあった。ネオが救世主じゃないながらも・・・というので押し切っちゃえば個人的には良かったなぁ。 6点(2003-12-08 12:35:06) |
149. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
美術の綺麗さ、西洋の美しい世界観が良かった。 トム演じるレスタトは吸血鬼を上手く表現していた、 同様にブラピもいい具合だったのだが、彼には長髪とか雰囲気がマッチせず 妙な違和感を出してたかも。今では無理そうな豪華な配役、 その存在が強すぎて美しさ先行な感もあるが逆にソレに助けられてる面もある。 全ての人物の関係描写が半端に感じられるのと 悲哀がテーマだが伝わってこないのが残念。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-08 12:18:15) |