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恭人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 593
性別 男性
自己紹介 最近ブログ始めました。ジェレミーなる名前で、シナリオ分析を行う予定です。といっても、まだ日記みたいなものしか書いておりませんが^^;。お時間のある時にでも是非覗いてみて下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/i_jeremy_19

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141.  卒業旅行 ニホンから来ました
実は俺は筋金入りの鶴田真由ファン。だから、あの鼻にかかった声も、一本調子の台詞まわしも無条件に受け入れられる。そんな俺には垂涎ものの一本だが、一般的にはヒロインに魅力がないと感じられることだろう。プロットは一色伸幸らしいギミックにあふれ、なかなか楽しめる。現場で織田と金子監督がぶつかったとの醜聞が流れたが、映画としては出来がいい方だろう。鹿賀丈史がコメディリリーフとして効いている。
7点(2003-12-02 20:35:51)
142.  卒業(1967)
母親と寝るはストーキングするは・・・このダメ男に感情移入してしまう俺はやっぱりダメ男なのかな。批判が多いのもわかるが、男って案外こんなものなんだよな。下半身の人格って別物だし・・・(下品になりすぎるので以下、自粛)。M・ニコルズが男のもろさを上手く描いていてなかなかの傑作。そうそう、俺はつき合っている女には、本作の主人公の気持ちなど全く理解できないと言っている、ここだけの話。
8点(2003-12-02 20:29:43)
143.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 
ドミニク・セナの演出は大味で空回り気味だが、冒頭のトラボルタの独白がイカしていて(死語)、最後までひきつけられてしまう。作品内のトラボルタは整形した姿であるというのが真相なのだろうが、ラストカットが気にかかる。整形をするべきなのだが、トラボルタはトラボルタのまま登場する。どうしてあの顔にこだわるのか? 実ははじめからトラボルタは一切整形などしていないのではないかと深読み。単に撮影上の都合なのだろうが。
7点(2003-12-02 20:17:54)
144.  千里眼
水野美紀のアクションヒロインぶりはなかなかに見事なのだが、如何せんプロットが迷走しているのが難点。原作自体がハリウッドに目を向けたものなのだが、無理に表層ばかりを真似ていて、中身がスカスカなのが観ていて悲しい。まぁ、本家も今では大したことはないのだが、それでももっと観客をノセる努力をしている。麻生監督、急遽の代役登板は大変だったとは思うが、あともう一ふんばりしてほしかった。
4点(2003-12-02 19:54:29)
145.  千と千尋の神隠し
大風呂敷を広げた割には尻すぼみのラストにがっかり。しっかり構想ができてから製作にとりかかるべきだと思うのだが。それでも6点の評価を与えるのは、独自の世界観の構築が素晴らしいことが一つ。そして、もう一つは涙をながしながらおにぎりを食べるシークエンスの見事さ。劇場でついついもらい涙を流してしまっているのを隣の席の見知らぬ子供ににたにたと見つめられ、思わず殴りそうになってしまったことが思い出される。
6点(2003-12-02 19:49:36)
146.  戦場のメリークリスマス
R・レッドフォードに出演を断られた結果、D・ボウイが参加することになった本作。演技のプロではないが、それぞれの分野で活躍するキャストの味をひきだした大島演出にはさすがと唸らされる。基本的に俳優ビートたけしはあまり好みではないが、本作ではなかなかの味わいをかもしだしている。これでもう少し脚本が整理されていたならば・・・惜しまれる作品である。
7点(2003-12-02 19:44:25)
147.  戦艦ポチョムキン
どんなに斬新な手法を生み出した作品であろうとも、今観て面白くなければ評価は低くする。これが、批評家でもない一映画ファンとしての俺の基本姿勢だが、本作品は「モンタージュの祖」などという蘊蓄を知らずとも引き込まれてしまう。あまりに平凡な感想で恐縮だが、やはりオデッサの階段のシークエンスは編集のすばらしさゆえ身震いが起きてくる。エイゼンシュタインは新手法を生み出しただけでなく、最高の使い手だったことがわかる。
9点(2003-12-02 19:37:24)
148.  戦火の勇気
おそらく今後のキャリアを考えてM・ライアンが熱望したために本作に出演できたのだろうが、やはり違和感をぬぐうことはできない。『羅生門』スタイルの構成は嫌いではないが、あぶりだされる真相が予想の範疇を越えず、今ひとつ効果をあげていない。しっかりと謎を構築した上でプロットの組み立てをしてほしいものだ。E・ズウィックの演出も手際がわるくもたついてしまている。
5点(2003-12-02 19:27:43)
149.  セブン 《ネタバレ》 
フィンチャーの底力を痛感させられる力作。詳細はanemoneさんのレビューで語り尽くされていて、俺などが付け加えられることは一つもない。では、なぜ低評価なのか。犯人を最後まで正体不明とすることで、普遍的な悪と感じさせる手法は評価できる。しかし、ならばミステリーの文法を持ち出してはいけない。前半のプロットが謎解きをメインと据えているために、観客はラストに至って肩すかしをくらう。全体を見据えたプロットの構築をお願いしたい。
6点(2003-12-02 19:19:26)(良:1票)
150.  11'09''01/セプテンバー11 《ネタバレ》 
作品間にレベルのばらつきが大きいが、非常に意義のあるオムニバス。なんといっても秀逸なのは今村作品。無意味に人を殺すことに耐えられなくなった男が蛇に変身。彼は生きるための本能の殺しは行うが、決して感情での殺しは行わない。恐怖にかられ魔女狩りのように決起する村人の姿に、テロ後のヒステリックなアメリカへの批判が読みとれる。ラストのテロップはまさに蛇足だが、もっとも示唆に富んだ傑作。
7点(2003-12-02 19:02:20)
151.  絶体×絶命
A・ガルシアは顔の濃さに比べて存在感が薄い役者なんだろう。おかげで、終始M・キートンに目がいってしまう。コメディアン出身ではあるが、M・キートンは狂気をにじませる演技が非常に上手い。プロットは平板で盛り上がりに欠けるが、M・キートンを観ているだけで充分に楽しく時間が過ぎていく。キートンよ、『バットマン』新作で悪役としてリベンジしてみてはいかがか?
6点(2003-12-02 18:53:54)
152.  セックスと嘘とビデオテープ
女性の心を具現化しようという試みは確かに興味深いのだが、如何せん作品にリズムがない。観客の目を意識したプロット展開を心がけてくれないと、観客は退屈するばかり。批評家受けはいいのだろうが、思えば本作からすでに俺のソダーバーグアレルギーが始まっていたのだろう。観る人を選ぶ作品で、残念ながら俺は受け付けなかった。
4点(2003-12-02 18:49:57)
153.  絶叫屋敷へいらっしゃい
C・チェイス、D・エイクロイド、J・キャンディとコメディファンなら垂涎もののキャスティングにも関わらず、やっちゃったね、エイクロイド。面白くしたいという意気込みはわかるのだが、すべてが空回りで、まさに本作自体が『Nothing but Trouble』だった。
3点(2003-12-02 18:46:03)
154.  ゼイリブ
主演俳優がプロレスラーであることも知らず観たが、B級ものとして開き直っていて素直に楽しめた。いくらでも料理できそうな設定を格闘一本勝負でぐいぐいと演出していたのは、主役がプロレスラーだったからなんだな。本当はK・ラッセルあたりで映画化したかったのかもしれないが、この人選もなかなか。
7点(2003-12-02 18:41:26)
155.  ゼイラム
最新のSFX技術が使われた傑作との評判を聞き、劇場にて鑑賞。正直言って、自主制作映画の延長といった感じで、当時としてもさほど驚くような映像ではなかった。しかし、思いの外ストーリーが面白く、最後まで楽しめた。蛍雪次朗は本作や『ガメラ』シリーズで、なぜかSFものでは好演。また、あつむさんの言う通り、アニメファンに支持されていて、アニメにはあまり興味のない俺は、ちょっと劇場では肩身が狭かったのも記憶に残っている。
6点(2003-12-02 18:36:53)
156.  スワロウテイル
金が人間性を狂わす現代社会にメスを入れた作品。しかしながら、欲張りすぎのまとまりのないプロットに、一つ覚えのセピアがかった映像処理で、全てが中途半端に終わってしまった失敗作。ごった煮ムービーもノリがよければ観られるが、気取りまくった映像美にはうんざりしてくる。チャラの歌がよかったので、甘めに採点。
2点(2003-12-02 17:59:56)
157.  スリー・リバーズ 《ネタバレ》 
公開直前にコメディアン(公開版で真犯人役だった男)が生放送で真犯人をばらしてしまい、急遽テスト試写で不評だった別バージョンのラストが採用されたという話を聞いたことがある。真偽のほどは確かではないが、あながちデマではなさそうなほど本編のラストはお粗末である。サスペンスもアクションも中途半端で、今となっては『Sex and the City』のS・J・パーカーのベッドシーンが拝めるのだけが本作の見所となってしまっている。
4点(2003-12-02 17:54:45)
158.  スリーメン&ベビー 《ネタバレ》 
赤ん坊にふりまわされながらも、次第に愛情をもって、というよりももちすぎてしまう3人の男達が愛らしくとても楽しいコメディ。珍しく、オリジナルにも負けない出来に仕上がっている。噂の「少年」は、見学に来ていたスタッフの子供が映りこんでしまったという説明をかなり前に聞いた気がするが、そうは思えぬ怖さが漂っていて、『リング』より怖い。
8点(2003-12-02 17:34:50)
159.  スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 
いつもながらのT・バートンワールドを堪能できる点では、とりたてて文句を言うべきではないかもしれないが、やはりバートンとA・K・ウォーカーの組み合わせは今ひとつ相性が悪かったように思う。謎解きの面白さが全く味わえないのは、バートンにはその資質がないからだろう。それにしても、C・ウォーケンは首がなくても存在感抜群なんだなぁ(笑)。
6点(2003-12-02 17:29:34)
160.  スリーパーズ
重いテーマを扱っているため、観賞後どっと疲れが出てしまう。もう少しプロットを練り省略をうまく使っていけば、よりストレートに彼らの苦しみが自分のもののように感じられたかもしれない。役者ではベーコンはもちろん、パトリックが好演。彼には『スピード2』ではなく、このようなドラマこそ似合う。逆にデニーロは場の雰囲気にそぐわない演技で浮いてしまっている。素晴らしい役者だが、度々このようなミステイクを犯してしまうの残念。
6点(2003-12-02 17:25:15)
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