141. エド・ウッド
エド・ウッドは過去を振り返らず、その場で撮りたいものを撮る。世間の目なんかお構いなし。実に単純だったんだな~と思います。この映画を監督したのが、ティム・バートンだったなんて全然知りませんでした。異端児が異端児の伝記を撮る。ティム・バートンにも記するところが有ったのでしょうか!登場人物の中で一番偉いと思ったのは、キャシーですね!生涯連れ添ったというところに感動してしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-26 17:16:27) |
142. サブウェイ・パニック
《ネタバレ》 何故にこんなに点数が高いのか判りません??地下鉄をジャックされたってのに、あの緊迫感の無さはなんだ?運行管理室のダラダラ感、人質にされた乗客の危機感の無さ、市長のやる気の無さ!この映画ひょっとしてコメディ?と思ってしまった。だいたいウォルター・マッソーのあの衣装はなんだ?黄色いチェックのシャツに黄色いネクタイって・・・コメディアンじゃないんだから!無線交信の度に“お大事に”って!アホか!と思っていたら最後のあのオチの為にだったのですね!最後のあの表情は結構良かった。“みーつけたぁ”みたいな表情がなんとも言えず頭にこびりついた。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-22 13:08:30) |
143. フラガール
内容なんてどうでもいいんですけど、ジェイク・シマブクロのウクレレが聴けるだけで大満足!以前からハワイアンミュージックに興味が有って、ジェイクの音楽も結構聴いてたんですが、彼がこの映画の音楽を担当するって聞いた時に“うわー観てぇ~”と思っていたのに観損なってました。サントラだけ先に買って有ったので、これらの曲どんな所で使われてんだろ~ってワクワクしながら鑑賞。いや~よかったですよ!特に“On The Road”をバックにダンスの練習を始める場面!思わず観てるこちらも体が動いてしまいました。そしてエンドロールで流れる“Hula Girl”。しっとりと余韻を楽しむのに素敵なメロディータッチです。やっぱり映画って音楽の力は重要ですね! [DVD(字幕)] 7点(2007-03-19 20:12:41) |
144. サンバーン
ファラ・フォーセット(当時はファラ・フォーセット=メジャースと名乗っていた。個人的な意見を言うと“メジャース”が付いた方がしっくり来るのだが!)が出演している、と、いうだけの映画。もちろんセクシー女優が出演しているというわけで、肌の露出度は高いが、内容は陳腐。物語を楽しもうなんて思ったら眠くなること請け合いです。因みにわたしは当時のファラー・フォーセットにお熱を上げてまして、チャーリーズ・エンジェルTV版をかぶりつきで観ていた世代です。1年程で降板してしまったのが非常に残念でした。但し余談ですが、その後を引き継いだ、シェリル・ラッドも結構お気に入りだったので、それ程ダメージはありませんでしたが・・・ さて、彼女はチャーリズ・エンジェル降板後映画の世界に活躍の場を移しその後数本の映画に出演しています。その中の一本がこの作品。しかしこの映画を今更ながら観ると演技も台詞回しも下手くそで、とても映画の世界で生きて行ける女優では無かったんだな~って事がよく判ります。悲しいかな映画の世界では容姿だけではダメなんだな~と改めて思いました。でも、ファラーがわざとらしく白い歯を見せて笑う笑顔に、当時夢中だった自分が甦ってきましたね! 最近、ニュースで彼女が癌に犯されたものの、それを克服したとの噂を聞きました。本当に良かったと思います。いつまでも元気なファラでいて欲しいと願うばかりです。【追記】残念です。懸命な治療にも関わらず 2009/6/25 に亡くなったとのニュースが飛び込んできました。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-14 12:14:39) |
145. ナイト ミュージアム
《ネタバレ》 子供はもちろん大人も楽しめるファンタジックな映画です。思わず“おもちゃのチャチャチャ”の歌詞を思い出しました。夜中に展示物が動き出すなんて恐ろしくもあり、楽しくもあります。ドタバタコメディーですが、ホネホネの恐竜が動いてるとこなんか大迫力だし、ルーズベルト大統領がアメリカ先住民の女性に恋するところなんか微笑ましいし、フン族を慰めるラリーには笑ってしまった。外へ飛び出した、動く展示が朝を迎える前に博物館に帰るところなんか哀愁を感じてしまった。も~大満足です。 [試写会(字幕)] 8点(2007-03-12 22:19:23) |
146. エクソシスト ディレクターズカット版
今観るとたいして怖くは無いのですが、公開当時オリジナルを劇場で観た人はグロイ演出に免疫が無い分怖かったんだろうな~と思います。物語の基本は悪魔VS神父(神)だと思うんですが、この映画あまり細かくその辺のストーリーを解説してないんですよね!2人の神父の奥底にある部分が読み取れないと全くもって単なるホラー映画に映ってしまうんです。特にカラス神父の母親に対する思いの部分は結構重要なファクターなんじゃないかと思います。予断ですが、カラス神父のファーストネームは“ダミアン”って例の666に通じるのは何故? [DVD(字幕)] 7点(2007-03-12 11:56:50) |
147. マイアミ・バイス
良くも悪くもマイケル・マンらしい映画。漢(おとこ)を撮らせたらこの人の右に出る者はいない。が、いつもの通り脚本に遊びが感じられない。よって彼の過去の作品と同じくあまり引き込まれなかった。劇中“イエロ”が“ソニー(コリン・ファレル)”に言った「こいつは顔が気に食わない」には激しく同意。あっしも『同じく奴の顔が気に食わん』です。 [DVD(字幕)] 4点(2007-03-11 13:43:29) |
148. マイ・ライフ(1993)
《ネタバレ》 子供の成長を見てあげることが出来ないなんて、なんて残酷なんだろう。更に子供の成長に少しでも助けになればとビデオに父親としてのメッセージを納めるとこなんて、もう泣けてきた!涙腺が緩んでるところに来て、成長した子供が父親が残したビデオを見てパパと言った時点で、目から滝のように涙があふれ出た。何度観ても泣ける映画です。 [DVD(字幕)] 9点(2007-03-10 20:49:44) |
149. エアポート’75
《ネタバレ》 前作『大空港』と比べると、人間模様に関しては、かなり落ちる感じがしますが、対比してパニック性に特化しドキドキ間は増している感じです。それにしても、最初に救助に向かった少佐が飛ばされてしまったとき、誰も気にしてないような展開はどうなんでしょう?気にしてないどころか「俺が行くって!」C・ヘストン、チョット空気が違うんじゃないのかい?それじゃあまりにも救助に向かった少佐がかわいそう。あともう一人かわいそうな人はあのジャンボ機の機長、着陸後、みんなさっさと逃げたけど、先に重傷の機長を助けろよ!まさか助けるの忘れてるんじゃないだろうね? [DVD(字幕)] 6点(2007-03-06 12:43:29)(良:1票) |
150. ルディ/涙のウイニング・ラン
《ネタバレ》 凄いね!最後の試合それも勝敗を決した最後の数十秒だけのために青春の全てをかけた。「それで満足だったかい?」とルディに聴いたらきっと「満足だったよ!」と応えるだろう。普段、外から観ているスポーツだって、観ている側からは大した事でもない事実が、本人にとってはとてつもなく大きな夢の実現だったりするんだろうな!と思った。 [DVD(字幕)] 8点(2007-03-04 11:59:15) |
151. ロボコップ3
《ネタバレ》 くだらないけど面白い。「B級映画だけど文句有る?」という製作者側の開き直りが感じられました。しかしロボコップシリーズ全てに出演したナンシー・アレンをあんな形で殺してしまうとは残念である。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-03 21:23:08) |
152. キャプテン・ウルフ
笑いが中途半端なんだよな、てか、ほとんど笑えなかったし、コメディなんだろうけどコメディになりきれてない、ヴァン・ディーゼルにはワイルドのままでいて欲しかったが・・・ [DVD(字幕)] 3点(2007-02-27 15:14:26) |
153. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 家族全員が問題を抱え、負け犬人生まっしぐら、最後にオリーヴがやってくれるのかと思ったら、なんと違う意味で“やってくれました”もう笑った笑った!オリーヴにあんなダンスを教えてるとは、じいさんあんたステキだったよ!教えてもらったダンスを素直に踊るオリーヴも健気で可愛いし、そのダンスを続けさせようと舞台で一緒に踊る家族みんなが良かったぁ~負け犬だっていいじゃない、家族がいれば。 [映画館(字幕)] 8点(2007-02-25 22:06:29) |
154. カサンドラ・クロス
《ネタバレ》 まず観終わって思ったことは、列車を橋から落とすとなんで完全に封印したことになるんだろ~?生存者が居るかどうか確かめないのか軍は?てか、たくさん生存者居るし!次に、マッケンジー大佐が観ていた列車の位置を確認する装置はいつ付けたんだ?あの線路廃線だろ?そんなシステムが付いてるわけないし~まさかあの時代の列車にGPSが付いてるのか?あの時代、民間の列車に付いてるわけ無いよ・・・なんだか色々矛盾点に気が付いて最後まで乗れずに観終わってしまった。もうちょっとシンプルに抹消しようよ、ミサイル落とすとか・・・それじゃ物語にならないか・・・ [DVD(字幕)] 5点(2007-02-25 15:23:40) |
155. グッドナイト&グッドラック
観始めてから約30分位経ったところで観るのが苦痛になってしまった。マッカーシズムについて殆ど知識が無く、エド・マローという人物が何者なのか?という事前知識が無いと楽しめないと思います。よって一旦DVDを止め、知識の習得に入りました。そうするとこの作品は実に面白い、この作品はマッカーシズムを主体に扱っているのでは無く、エド・マローと言う人物をヒーロー化しようとしているのでも無いのです。これらは単なる材料なのです。その証拠に、マッカーシズムが行われている場面は殆どなく、当時の映像がそのまま使われていたり、番組スタッフの台詞のみでその背景が語られているのです。エド・マローの人物像に関しても、確かにカッコよく撮ろうとはしていますが、マッカーシズムに対する実情を訴えているのみで、自分がマッカーシズムを潰してやるとの意気込みまでは感じられない。この映画の主体はエド・マローという人物を使って報道メディアとはいかなるものなのかを訴えています。冒頭パーティーの席でエド・マローが壇上で言い放つ、テレビとは如何なるものか・・・どう有るべきか・・・との演説には日本の放送局にとって耳の痛いメッセージになったのではないでしょうか? [DVD(字幕)] 8点(2007-02-23 11:34:33) |
156. ウルトラヴァイオレット(2006)
ミラジョボ、かっくいー!映像も若干輪郭をぼやけさせてステキィー!でもなんでこんなに面白くないんだろ~!映画はビジュアルだけじゃダメってゆう代名詞みたいな作品ですな!がっかりだよぉ! [DVD(字幕)] 3点(2007-02-20 10:38:29) |
157. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 温かな映画ですね!普通ロードムービーともなると、1回や2回は危ない場面があるもんですが・・・例えば、中古車ディーラーのおっちゃんにだまされて有り金取られるとか、モーテルのオカマちゃんに荷物盗まれるとか、インディアン系のおじさんにいきなり斧を振りかざされるとか、途中立ち寄った民家のばあちゃんにライフルぶっ放されるとか、公道をあのバイクで走っていたとき警察につかまって留置所に入れられるとか、と、“ま~こんなことになるんじゃないかな~”と思っていたら、なんと逆に意表を突かれた感じ、実に温かい展開!みんな協力的だし、本番ではみんなの応援をいっせいに浴びてるし、心温まる作品でした。あのポンコツバイクもよく走りましたよね!走るじいさん“インディアン・スカウト”と操るじいさん“バート・マンロー”の意地の張り合いと信頼関係を表しているようで、どっちのじいさんも負けるな~みたいに応援してました。 [映画館(字幕)] 8点(2007-02-19 11:49:28) |
158. 大空港
《ネタバレ》 飛行機のパニック物だとばかり思っていたので、あまりの前置きの長さに「あれ~?これって単なる人間模様を描いた作品だったのかぁ~」と観ていたら、上映時間の3/4にさしかかったところでやっとパニック映画らしくなった。それにしても飛行機の胴体に穴が開くまで長いこと、その前に描かれているドラマが若干コミカルに描かれているからとてもパニックになりそうな雰囲気ではなかったが、そのギャップが意外に新鮮だったりする。 [DVD(字幕)] 7点(2007-02-17 18:52:33)(良:1票) |
159. 夢駆ける馬ドリーマー
もうね、サラブレッドが走っているだけであたしゃ涙々なわけですよ、もう映画に限らず、有名な競走馬のレース経歴を伝えるDVD観ただけで感動しちゃうんです。本作だって「んなわけないじゃん?」みたいなストーリーなんだけど、レースのシーンになると、ウルウルきちゃうんです。サラブレットが健気に走る姿ってどんなものより美しい、ましてあんだけ綺麗に撮られたら、ソーニャが勝とうが勝つまいが号泣きっす! [DVD(字幕)] 9点(2007-02-17 18:27:35) |
160. 大地震(1974)
この作品が製作された70年代前半から中盤は実に多くのパニック大作映画が作られている(まぁ~パニック映画を作るとなれば必然的に大作となってしまうのだが)。例えば“大型客船の転覆”“高層ビルの大火災”“ジャンボ旅客機と小型機との衝突”等、これらの作品にはその災害の描写も凄いのだが、実に人間関係としてのストーリーも上手く描かれている為、そのストーリーに引き込まれて行く、これはある閉ざされた空間の中から“逃げる”もしくはその状況に“挑む”というテーマがあるからなのだと思う、しかし、これらの作品に対して本作品はそこのところの描写が非常に薄く、“逃げる”も“挑む”も細切れになってしまっていて、作品自体に入りこめないのである、更に“地震”というテーマを扱っている関係上その背景があまりにも広く一つの場所での出来事を集中的に見せる事が出来ないのも物語が薄くなってしまっている原因ではないかと思う。但し製作された年代を考えると、災害(地震)の見せ方や音響効果などは当時の水準以上であると感じた。逆に言うとこの映画はセンサラウンド(体感映画とでも言うべきか?)ありきのえいがなんだろうな~と感じました。 [DVD(字幕)] 6点(2007-02-16 11:15:05) |