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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1981
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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141.  レネットとミラベル 四つの冒険 《ネタバレ》 
エリックロメールの映画は、つべこべ言いたくない。もうロメールの映画の女性に、ただただゾッコン。
[ビデオ(字幕)] 9点(2015-05-23 23:20:20)
142.  さすらいの航海 《ネタバレ》 
世界史を知らないので、映画が創られたのがニューシネマの頃もあり、ラストは気の毒なんだろうなと思って、ずっと観ていた。なので、船長の座礁をしようという決断、そしてラストの各国が入港を認める声明をしたという結末に、思わず涙ぐんで、この世も捨てたもんじゃないな、と思った。何よりこの映画は、政治の前に、個人は無力だと思い知らされる展開。不当であっても政治判断なら、従わざるを得ないお役人は、頼りにならないな~と思わずにいられなかった。この映画で、変化球を投げて、まず二人の娘を上陸させたのは、娼婦だったというのは、自分の足で立ってる人が一番強いということだろうか。(まぁ映画ですけどね・・笑)・・にしてもセントルイス号!・・歴史は信じられないことがあるものだね。何よりナチの厭らしさが露骨だった。やはり、先の大戦は、正義の戦いだったのかもしれない。すると日本は、悪の方だったのか・・と、皆の寝静まった深夜にしみじみと思い至った一本だ。何より3時間もの長編をだれることなく最後までひきつけたのは、脚本、はたまた原作の力だろう。力作。名作である。
[ビデオ(字幕)] 9点(2015-04-21 02:00:27)(良:1票)
143.  her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 
自分のことですが、職業訓練でプログラミングを勉強したとき、思ったこと。あぁ、コンピューターって言葉が分かるんだねぇってこと。そのせいか、この映画、ちょっとしゃべりすぎな気も・・。いや、それにしても、こんなに見ごたえあるとは・・。娯楽作品かと思ってたけど、いやいや、中々考えさせます。映画の進化もここ極まれり、って感じもするけど、俺はまだまだ映画を観るぞ~!!
[DVD(字幕)] 9点(2015-03-29 06:54:55)
144.  ひとりぼっちの青春 《ネタバレ》 
人生の縮図のようなマラソンダンス。どこの世界もこうだろう。自分はリストラ競争に巻き込まれた自分を見てた。それにしてもシドニーポラックは「追憶」といい、男役に自分がないのが多いね、この作品も・・。ジェーンフォンダは何故、挫折したのか?そもそもがこのレースを人生ととらえるなら、パートナー選びが彼女は雑だ。ルールの壁の前で、単身いきり立つ。結局、反体制なだけなんだね。まさしくニューシネマ。そして彼女は自分があるようでいて、結局自分がないのだ。このマイケルサラザンがただの風来坊だったからか・・。ここにアメリカの男性の象徴的存在を見るのは穿った見方だろうか?ベトナムに反対できぬ国内の世論に、ジェーンフォンダを代表としたアメリカの女性たちの不満が描かれてるのかもしれない。シドニーポラックは、こういうの好きだね。女性受け狙った?
[ビデオ(字幕)] 9点(2015-03-08 03:04:41)
145.  こうのとり、たちずさんで 《ネタバレ》 
素晴らしい。政治映画は(ドキュメンタリーを除いて)アメリカとかでもよく創られるが、ここまで魂にひびく映画はそんなにないと思う。正義感より詩情に訴えた映画のほうが観終わった後、心に来るものが大きいと思う。しかし、あまりに感動し、アンゲロプロスの本を読んだら、彼の撮影中の役者の接し方があまりにも厳しいので(嫌なジジィだなぁと思うくらい)、やはりこれだけの映画を創る現場は、凄いものだと思いました。彼がいなくなった今、これから彼のような作家が出てくるだろうかと心配になった。何度も観たい映画。DVDが欲しい・・。
[DVD(字幕)] 9点(2015-02-05 11:03:50)
146.  ビッグ・ウェンズデー 《ネタバレ》 
伝説の兄貴たちは多くを語らない。ただ"その時"が来たら、ちゃんとそこに現れる。ベタベタの友情ではない。共に戦い、そして終わりが来ると「また」と残して、みんな日常に戻って行く。新しいヒーローを温かい目で見守りながら・・。青春映画の傑作です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-15 02:58:45)
147.  ハンナ・アーレント 《ネタバレ》 
2014年夏、書店などでチラチラその名を見かける女性政治哲学者ハンナ・アーレント。自分も彼女についての新書を1冊買った。その読書の理解が進めばと、この映画に期待していた。観終わって、残念な気持ちがした。新書を買って、損したとも少し(ほんの少しです)思ったが、何より誠実な思索者であることができる彼女は、恩師ハイデガーの軽率な行為のために、思索の迷路に入り込んでしまい、死ぬまでさまようのである。彼女はそれでも思索をやめず、恩師との対決も辞さない。しかしかつての大思想家(?)ハイデガーは、自分のことをベラベラしゃべるだけの爺さんだった。映画の最後の彼女の講義は迫力があった。それは彼女の孤独な闘いが静かではあるが、凄まじいものであったことを伝えている。彼女は最後言う。「何が過ちなのか言えないのよ。」ここに彼女の「悪とは何か」についての出発点があり、そして最終地点でもあったのだろうと僕は思った。人間であること。それが危ういとき、思索は何とか繋ぎ止めることに一役買えること。かつての同僚たちは皆、彼女に厳しかったが、僕は彼女は立派な人間だったと思う。そしてこの孤独な闘いに挑む彼女の周りにいる、女性友だちが皆とても魅力的に思えたのが、映画的に良かった。今の日本の世相が考えることを放棄しているのは何故?そしてそんな時だからこそ、人間であるために思索が役に立つとも言っているのか・・。やはり本を買って良かったぜ、とここまで来て、やっと思えた。「人間じゃない貴方。思索なさい。じゃないと・・・」とこの映画は言ってるのかもしれない。
[DVD(字幕)] 9点(2014-08-07 04:52:06)
148.  エル・トポ 《ネタバレ》 
ホドロフスキーといえば、バンドデシネのメビウスの原作者。だから映画冒頭は、画面をメビウスのマンガの絵に置き換えて、観ていた。でも話が案外、面白い。そして、その世界が最後まで、どんでん返しとか、宇宙人とか、アクション・CGとか一切そんなのに頼ることなく、だれずに展開する。ホドロフスキーの世界観は、一流の芸術家のそれだ。世界は広い。人間の芸術は凄い。ホドロフスキーが新作を発表するという。我々は、彼とリアルタイムに接することができて、後の世代に羨ましがられるかもしれない。
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-07-28 21:45:22)
149.  革命前夜 《ネタバレ》 
ベルトリッチと言えば、自分的には「空っぽ」人間を扱った監督ということで納得している。この映画はまさに空っぽ人間誕生のようなテーマだ。叔母と甥の、年上女性と大人になりきれない青年のラブストーリーである。さすがイタリア!首相がスキャンダルを起こすくらいの恋の国なんでしょう。実に成熟した恋愛映画を、もうこの時点で誕生させてる。カラーの白黒映画で、映像もきれいし、ベルトリッチお得意の音楽も実に小気味いい。生意気なことを言う青年に好意をもった叔母さんは、愛してしまうが、その生意気さは師匠の言ってることそのままだった。叔母さんはそれが分かった後、取り乱してしまう。そして青年の前から消えるのだったが、青年は結局、大人になりきれず、別の女性と結婚式をあげる。師匠は結婚式に出ないのだが、この青年は結局、結婚しちゃう。そしてベルトリッチと言えば、空っぽ人間で、その誕生までが描かれるのだ。叔母さんと書いたが、実に美しい女優が演じていて、見とれてしまう。ベルトリッチの映画はDVDを買わずにはおれないのだ!
[DVD(字幕)] 9点(2014-01-25 06:18:30)
150.  シャンドライの恋 《ネタバレ》 
ベルトリッチの粋な小品。イタリアの密集した住居の中の官能の愛、といえば「ラストタンゴ・イン・パリ」を思い出すが、私はあの作品はあまり好きではなかったが、こんなに楽しい愛と官能の閉鎖した空間を描く監督の作品ならば、もう一回観直さねば・・と思う。二人の目とピアノのテンポと悩ましいカメラの動きで、二人の愛の高まりを描く。官能とは裸で表現するだけではないんですね。
[DVD(字幕)] 9点(2013-12-15 08:34:49)
151.  バレット(2012) 《ネタバレ》 
若い頃、夢中になったウォルターヒル節が全然、枯れてないのに感激!しかも、まだまだ3本も製作を予定しているなどのフル回転ぶり!「引退」など決して言わないだろう、この監督は・・
[DVD(字幕)] 9点(2013-10-14 22:13:17)(良:1票)
152.  愛に関する短いフィルム 《ネタバレ》 
好きです。短編だけど、良い作品だと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2013-06-14 21:52:33)(良:1票)
153.  キングス&クイーン 《ネタバレ》 
素晴らしい!重厚な世界観に逃げることもなく、大きな歴史の渦をえがいて見せ場を創るわけでもなく、弱い人間たちの世界を実に丹念によく描いてる。監督の体験を素にしたとのこと。そうだろう。地味な話である。それを前半をサスペンスタッチで2人の男女を描き、それが交わった時、思わずこの作品を「素晴らしい!」と心の中で喝采した。弱い人間たちであるが、要所要所に強者を配してる。そうだろう、それじゃなきゃ、破綻している人たちだ。しかし、それが「普通」なんだね。最初から強い人なんていないもの。それでも生きていき、見守られながら、愛されながら、皆落ち着いていく。そのことが最後の詩で見事に謳いあげられる。とても好きな映画です。でも10点ではなく、9点が似合いそうなので、この点数にしました。  最後の詩 「水はのどの渇きが 陸は越えてきた海が 恍惚は苦痛が 平和は戦いの物語が 教えてくれる  愛はその記念碑だ もはや渇きはない 2本の脚で大地に立ち 今、私は安らぎのなかに」
[DVD(字幕)] 9点(2013-06-14 01:08:19)
154.  東京公園 《ネタバレ》 
なるほど、東京を舞台にした映画は数あれど、都内の多くの公園をとりあげたのは珍しい、なんて感心して観てたら、ギャー!話がドンドン分解していって、どこに連れて行かれるんだぁと思ってたら、なんと最後は人間関係の距離がきれいに収まって、映画的にも納得のストーリーだった。人間関係がぎこちない時に展開する話は、青山真治の映画ギークぶりがさく裂!まるでニューヨーク映画のように、はたまた榮倉奈々の半月眼がキョロキョロぶりがなんとキュート!そして時には高橋留美子のマンガみたいに愛らしい幽霊が隣にいたり・・。それでもそこで終わらないのが三谷幸喜映画との違い。才女ぶりを発揮してきた小西真奈美が柔らかい表情になる、それ自体がもう映画!(いや、実際映画なのだが、まるで本人も解放されたんじゃないかと思うほどの演技・・つまりそれほどのイイ女!)鑑賞後はとっても気持ちが楽~になりました♪10点!と言いたかったけど、それでも1点減点したのは、俺はまだまだ映画を卒業したくないニャ~なんて感じで・・(笑)。青山監督、凄~い!!
[DVD(邦画)] 9点(2013-05-23 02:54:28)
155.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 
このシリーズ、大好きなのです、自分。リアルタイムでテレビシリーズ観てて、どれほど生活に張りがあったか・・。ファイナルなんて言わないでさぁ。「男はつらいよ」シリーズみたく長寿シリーズになってほしかった。普通、映画って主人公がどういう人か描写するのに手間取るじゃない。でもこのシリーズは、人のいいみんなの掛け合いがいきなり始まり、心が温かくなる。あまり映画雑誌では言わないが、この監督、僕は只者ではないと思ってます。見せ場のために、無茶あり、ありえん展開あり、それはしっちゃかめっちゃか。映画としての品すら壊れそうになってしまう時も。それでも、声を大にして言う!「躍る大捜査線」だいすきだ~~~~!!もう一声!みんな愛してるぞ~~~~!!!
[DVD(邦画)] 9点(2013-05-17 03:28:31)
156.  SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者 《ネタバレ》 
よく主人公がいろんな経験をして、それが自己表現の芸にむすびつく、という話は多い。古くは「イグアナの夜」、最近では「ポエトリー」。しかしこのような映画が日本で生まれるとは思わなかった。第1作でバンドを離れたマイティが地獄を経験した後、最後かなでるラップは、奥が深く、観る者を唖然とさせる。そして、芸のレベルに凄みが加わったと確信する。まるで新しい芸術誕生の瞬間に居合わせたかのような経験であった。これはもう一人のバンドのラッパー駒木根との比較が興味深い。魂を譲らぬ王道を行く駒木根に対し、マイティは挫折も挫折、何度もラップを捨てた男が最後に、真の意味でのラップをかなでるという、この話は今までの映画人生、初の経験と言っていい。自主映画のような映像の映画から、こんなものを観せられるとは、油断も油断。幸せな映画を見つけた興奮で、思わずバイクで町を走った。
[DVD(邦画)] 9点(2013-05-13 04:58:32)(良:1票)
157.  千利休 本覺坊遺文 《ネタバレ》 
勅使河原監督の「利休」を先に観ると、話の流れが見えやすい。 利休、古田織部、山上宗二の三人の茶室でのやり取り。 そこから始まり、利休の切腹のときの気持ち。 なぜ秀吉の許しをこわなかったか? このミステリーが死者をももてなす茶室でのやりとりで語られる。 熊井啓、渾身の一作。
[ビデオ(邦画)] 9点(2013-04-28 06:07:23)
158.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 
たけしの闘いは、かくもすさまじいのか?ここまで精神的に追い詰められたの、映画でははじめてだ。やっぱたけしは天才だわ。少なくとも表現者で、ここまで世界と闘ってる人は少数派だと思う。あ~疲れた。たけしさんが楽になった時、どんな作品ができるのか、楽しみです。
[DVD(邦画)] 9点(2013-04-21 09:24:33)(良:1票)
159.  残菊物語(1939) 《ネタバレ》 
芸の完成そして広く認められること、それが愛する人との別れともなる。それを淡々と描くこの溝口映画。芸が認められることは、家柄を重視する、歌舞伎の世界では、お徳との別れともなる。それが分かっていても、お徳は亭主を世に出す。その最初の口火の公演のとき、舞台とそれを見守るお徳の両方をカメラは捉える。こんなに切ない場面ってあるだろうか?献身的に尽くしたあの人が見事に仕事をやってのけている。しかしそれが別れともなるのだから・・。そして世に出た亭主を東京に送り出して、お徳は実家に帰り、あんなつまんない男とは別れたとさらりと言ってのける。こんな見事な女性描写の映画があるだろうか?まだ数本しか観てない溝口映画だが、観るたびに色んな感慨を受ける。実に日本映画は色々観れば観るほど、鉱脈が豊かに流れてることに気づかされる。
[DVD(邦画)] 9点(2013-04-10 09:04:26)
160.  小川の辺 《ネタバレ》 
静かな映画ですが、藤沢さんの原作と同じ時間の流れ方ではないでしょうか?骨太な小品です。自分的には9点!藤沢さんの映画は全部、観ましたが、この作品の殺陣が一番鳥肌が立ったです。山田洋次のは映画的で、「必殺剣」はアクションで、「花のあと」はスポーツで、「蝉しぐれ」はちょっとドタドタしすぎかな?東山君って武士やらせたら一番似合うアイドルのような気がしました。
[DVD(邦画)] 9点(2013-02-24 01:15:26)
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