141. らせん
《ネタバレ》 『リング』のテンションで観たら痛い目に遭うが、「呪いのビデオ」解決篇としては悪くない出来。前作では「呪い」の一言で片付けられていた現象を科学的に解明しようとする試みは面白く、「ウィルスによる人類の進化」というテーマも意外性があって良かった。前作は死ぬこと自体が恐怖だったが、今回は生き残ってしまった者たちの苦悩が描かれる。佐藤浩市の演技に助けられている部分は大いにあるが、「Jホラー」ブームの今だからこそ、再評価されるべき作品。 [DVD(邦画)] 5点(2008-06-17 21:55:42) |
142. エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS
《ネタバレ》 吉野きみ佳のパンチラ、ブラチラに萌える。菅野美穂の高笑いもグッド。 [DVD(邦画)] 5点(2008-06-17 21:41:27) |
143. 富江 tomie
《ネタバレ》 ここでの評価、相当低いようですが、そんなに悪い出来だとは思わなかった。田口トモロヲの刑事同様、観ているこちらも富江の魔性に取り憑かれ、破滅すると分かっていても彼女に会いたくなってしまう。バラバラにしても死なない富江を、桟橋で燃やしてしまうラストシーンが印象的。あの画は綺麗だな。菅野美穂はホラー映画がよく似合う。 [DVD(邦画)] 5点(2008-06-17 21:31:24) |
144. ひみつの花園
面白い映画ない?と訊かれたら、とりあえずこれをオススメする。 [DVD(邦画)] 9点(2008-06-08 06:20:41) |
145. スワロウテイル
この独特の世界観が好き。日本映画でここまでやった作品は後にも先にもこれ一本だけ。 [DVD(邦画)] 10点(2008-05-19 07:23:29) |
146. PiCNiC(1994)
《ネタバレ》 岩井俊二の映画は、好きな部分と嫌いな部分がいつも混在しているが、本作はその振り幅が最も大きい。物凄く不快でありながら、同時に、魂を揺さぶられるような感動を味わえる。観るときのコンディションに激しく左右されそう。あの先生は本当に気持ち悪いな。首の骨が折れる音も、インパクト大。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-15 23:00:52) |
147. HANA-BI
何というか、小さな子供が、自分の描いた絵を他人に見せて、「どう?上手でしょう?」と言っているような感じを受けた。巧みな編集も、たけしの絵画も確かに上手いのだが、表現者としての「我」が先に立ちすぎたような気がする。ぼくたちは美術館に来たのではなく、映画を観に来たのです。初期の集大成的作品だが、これを観るなら、デビュー作『その男、凶暴につき』で痺れろ! [DVD(邦画)] 7点(2008-05-15 22:54:58) |
148. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
ラストのドクの台詞が全てを言い表している。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-13 09:36:46) |
149. クロウ/飛翔伝説
ブランドン・リーの死という事実が、この映画に言い様のない哀しみを刻み付けている。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-08 21:19:36) |
150. GODZILLA ゴジラ(1998)
この映画を観て素直に面白いと感じてしまった私は、オリジナル版の『ゴジラ』を(当時)まだ観ていなかったのだが、果たしてここで低評価を下している人のどれくらいが本当に『ゴジラ』を観ているのだろう?これだけの映像クオリティで、日本でも新作『ゴジラ』を作って下さいよ。文句を言うのはそれからにしてほしい。 [映画館(字幕)] 6点(2008-04-29 23:07:23)(良:2票) |
151. 岸和田少年愚連隊
『キッズ・リターン』も良いが、これもいいよ。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-29 22:35:36) |
152. 地上より何処かで
評価低いようですが、結構好き。ナチュラルなナタリーが可愛い。これといった起伏もない純文学系のドラマなので、映画的な派手さを求める方には不向きかと。スーザン・サランドンとの母娘役というだけでも、観る価値はあると思うが。 [映画館(字幕)] 6点(2008-04-08 08:32:52) |
153. アパートメント(1996)
《ネタバレ》 ここでの評価が高いので申し訳ないんですが、主人公のマックスに感情移入できなかったので(あえてそうしてるんだろうけど)、あまり楽しめなかった。ろくな結末にならないことは最初の方で予測できたし、あまりにも行き当たりばったりで無責任な行動には腹が立つ。婚約者がいるのに、なぜ昔の恋人を探す?大口の仕事があるのに、なぜ約束をすっぽかす?せっかく昔の恋人に会えるのに、なぜ空港へ行く?彼女の愛を受け入れたのに、なぜ婚約者とヨリ(?)を戻す?全てが謎です。モニカ・ベルッチが宝石のように美しかったので、この点数。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-04-05 22:06:08)(良:2票) |
154. 13日の金曜日/ジェイソンの命日
《ネタバレ》 特に『13金』シリーズに思い入れはないので、これはこれで楽しめた。冒頭5分でジェイソンが木っ端微塵にされるというのは新しい展開。その後は『ヒドゥン』ですが…。内容はともかく、スプラッターシーンにはかなり力を入れていた。テントでH中の女を引き裂くシーンなんて良く出来てます。賞金稼ぎのおっさんがボーヒーズ家の秘密をどうして知っていたのかは謎。 [ビデオ(字幕)] 4点(2008-04-03 21:59:58)(良:1票) |
155. ポリス・ストーリー3
ミシェル・ヨーが凄いんだって!ジャッキーも真っ青。 [DVD(吹替)] 8点(2008-04-02 11:40:30) |
156. ポストマン・ブルース
面白いんだけど、なんだろう。さんざん馬鹿げたギャグで押しといて、最後にホロリとさせるのはちょっと反則。というか、非常に観ていて居心地が悪い。また、『レオン』や『恋する惑星』のパロディはいかにも時代を感じさせます。大杉漣は良かった。 [DVD(邦画)] 6点(2008-04-02 11:22:16) |
157. ブレイド(1998)
『マトリックス』の前年に作られていながら、既に「マーシャルアーツ」「ワイヤーアクション」「弾丸よけ」を取り入れた先駆性。ウェズリー・スナイプスがキメキメにキメてくれる。カッコイイ!! [DVD(字幕)] 7点(2008-04-01 11:55:06) |
158. Helpless
インディーズ臭さがプンプンしてるんだけど、「これぞ映画!」という感じ。まだ若い浅野さん良かったです。むしょーにコーラが飲みたくなった。 [ビデオ(邦画)] 8点(2008-04-01 11:20:16) |
159. レザボア・ドッグス
《ネタバレ》 スーパークールな傑作。タランティーノの脚本に惚れ込み出演を快諾したハーヴェイ・カイテルの審美眼は流石。デビュー作にしては異例のキャスティングで、マドセン、ロス、ブシェーミと豪華な顔ぶれが揃っている。マドンナの曲についてギャングたちが無駄話を垂れているオープニングはまさに絶品。ちなみに、ストーリーのプロットは『友は風の彼方に』、黒ずくめのファッションは『男たちの挽歌Ⅱ』から頂いている。 [DVD(吹替)] 9点(2008-03-25 13:08:48) |
160. デモンズ’95
《ネタバレ》 これは名作。『デモンズ』なんて邦題がつけられているのが可哀相。アルジェントの弟子ミケーレ・ソアヴィが監督しているということ以外、『デモンズ』とは何の繋がりもない(そもそも本作は、ソアヴィがはじめてアルジェントの手を離れて撮ったオリジナル作品)。死者が甦る墓場で、夜毎襲い来るゾンビの群れを退治していく管理人とその助手。何ともいい味を出しているのが助手のナギ。知恵遅れのようだが、実は天才(らしい)。首だけのゾンビ花嫁とラブラブになるところが可愛い。また、暴走族ゾンビに恋する少女が自分の肉体を差し出すところが非常に印象的だった(フツーは恋人がゾンビになって襲い掛かってきたら即行で逃げる)。「死と愛」という永遠のテーマをゾンビ映画という枠組みで描いた、異色作。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-06 08:49:36) |