141. イージー・ライダー
《ネタバレ》 当時のアメリカのヒッピーや若者の風俗・思想なんかを知れてよかったけど、延々と続くバイクシーンといい唐突な終わり方といいストーリーは正直あんまり面白くない。当時は価値があった作品だろうけど、今じゃあ出来の悪い自主制作映画にしか思えない。挿入歌は全部かっこよかった。 [DVD(字幕)] 4点(2011-12-08 22:13:00) |
142. 殺し屋1
《ネタバレ》 バイオレンスコメディの感覚で鑑賞。細かいことは置いといて、残虐なバイオレンスやスプラッタ描写、浅野忠信演じる垣原が素晴らしい!寺島進の拷問シーンと、舌を切るシーン、ラストの1との対決シーンでの「うおっ…!あぶねっ!」がお気に入り。 [DVD(邦画)] 8点(2011-12-08 21:55:22) |
143. GONIN
《ネタバレ》 超豪華なキャスト勢がみな良い演技をしており、かつキャラが立っていて観ていて飽きない。竹中直人演じるリストラサラリーマンの自宅のシーンとレストランの客が消えるシーンは下手なホラー映画より怖い。 [DVD(邦画)] 8点(2011-12-08 21:49:18) |
144. その男、凶暴につき
終始殺伐とした雰囲気が流れており、緊張感たっぷりのカメラワークに、一体次は何が起こるんだろうとビクビクしながら鑑賞した。監督デビュー作で作風が完成されていたことに驚き。 [DVD(邦画)] 8点(2011-12-08 21:24:10) |
145. ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~<TVM>
新しくキャスティングされた声優陣やキャラクターデザインは素晴らしかったけど、肝心のストーリーが後半からグダグダな感じで一気に面白くなくなってしまった。新世界の神ってアンタ・・・。 [地上波(邦画)] 4点(2011-12-08 21:13:36) |
146. うつしみ
《ネタバレ》 全編に渡って詩的な台詞や字幕に溢れ、写真家の荒木経惟、舞踏家の麿赤児、ファッションデザイナーの荒川眞一郎、園子温の撮影準備風景などのドキュメンタリーが挿入されるなど、アーティスティック(…悪く言えば 変 )な作品となっている。 フィクション部分の役者の開き直ったような全力の演技や、愛・性などのテーマは「愛のむきだし」に通ずるパワーを感じたが、「愛のむきだし」ほど娯楽に徹底していなかったためあまり楽しめなかった。 [DVD(邦画)] 4点(2011-11-17 18:40:27) |
147. ルディ/涙のウイニング・ラン
サクセスストーリーとしては「遠い空の向こうに」に敵わず・・・。 いや、アメフトのルールを把握していない僕が悪いのです。 [DVD(字幕)] 5点(2011-11-11 21:12:56) |
148. カラフル(2010)
《ネタバレ》 原恵一が監督しているだけあり、とても細かく演出が行き届いており、丁寧に展開していく。 ただ、丁寧すぎるあまり、かなり説明的で説教臭くなってしまったのが残念。 また、売春・不倫なんかを絡めている割にあっさりとしか触れず解決した感じになったのも残念だった。 やはり良くも悪くも中高生向けの作品だと感じた。 批判意見としてよく挙がる、アニメである必要があるのか、とか、オチが読める、とか、そういうことはこの作品に関しては個人的にあまり減点対象にはならなかった。 [DVD(邦画)] 8点(2011-11-06 12:53:18) |
149. 家族ゲーム
《ネタバレ》 唯一無二の雰囲気を纏った良質コメディ映画。独特なカメラワークもセンスに溢れている。 ラストの食卓シーンはゲラゲラ笑ってしまった。 [DVD(邦画)] 9点(2011-11-03 21:10:24) |
150. 丑三つの村
《ネタバレ》 本当は8~9点はつけたいような題材の作品なんだけど、主人公の描写が浅すぎてストーリーに入り込めない。期待していたラストの三十人殺しのシーンも思ったより抑え目で微妙。カメラ目線で「皆様方よ、今にみておれでございますよ。(首を絞めて)エッエッエッ。」はやり過ぎ。 もっと三十人殺しの作戦を練るシーンや、銃器を購入するため借金をするシーン、結核を治すため試行錯誤するシーン、阿部定事件への興味、自殺前に書いた遺書など、主人公の苦悩や奮闘を史実に基づいて細かく描いてほしかった。 そして音楽がバリバリの80年代風で作品の雰囲気をぶち壊しているのも痛い。 [DVD(邦画)] 6点(2011-11-03 14:56:15) |
151. 怪談(1964)
精巧な美術、豪華かつ芸術的なセット、不気味な音楽、センスあるカメラワークなど、あらゆる点で素晴らしく、日本的な美しさに溢れている。原作の3~4ページほどの話をここまで深いものに昇華させた脚本も見事。 [DVD(邦画)] 9点(2011-11-03 14:30:50) |
152. オスカー・ワイルド
ワイルドの人生をぼんやりと把握するのには良かったけど、それぞれのエピソードがぶつ切りすぎて映画としてはすごい観づらかった。 若かりしジュード・ロウの美しさは必見。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-11-03 14:15:27) |
153. あんにょん由美香
林由美香という人物を全く知らず、また興味がない私みたいな人間は観ない方がよかったのかもしれない。 [DVD(邦画)] 4点(2011-10-29 20:32:41) |
154. 英国王のスピーチ
面白いストーリーだが、アカデミー賞作品賞を受賞したにしては軽すぎる内容。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-29 20:26:49)(良:1票) |
155. 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
《ネタバレ》 安定感のある娯楽映画。ゆえに意外性が皆無で緊張感がなく、ストーリー展開や結末まですべてが想定の範囲内。冒険活劇なのに全くワクワクさせられなかったのは致命的ではないだろうか。さらに、続編を仄めかす様な、個人的に絶対許されない終わり方をしたのでこの点数です。 [試写会(字幕)] 3点(2011-10-29 20:06:37) |
156. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 「完全なミュージカル映画」と聞いて期待していたのだけど・・・有名なテーマ曲のところ以外はそんな無理して歌わなくてもいいんじゃない?っていうシーンばかりだった。 ミュージカルシーンは語りを挟んでこそ輝くものだということを実感。 原色を多用したスタイリッシュな色彩感覚やカトリーヌ・ドヌーヴの美しさは素晴らしい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-13 20:45:45) |
157. サテリコン
映像の魔術師と言われるフェリーニだけあって、幼いときに観ていればトラウマになること必至な映像の連発はすごいモンだが、ストーリーが断片的すぎて面白くない。そしてあの不自然なカメラ目線はナニ・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-10 19:11:29) |
158. レインマン
《ネタバレ》 トムが潔いほどのクズっぷり。だけど最後は改心してジ~ンときたけど、ボロボロ泣いちゃうほど感動はできなかった。なぜなら中盤ダレてしまったから。ちょっと尺が長すぎる。 [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 19:01:38) |
159. (500)日のサマー
《ネタバレ》 アニー・ホールを髣髴とさせるようなスタイリッシュな映像と演出で描くしょっぱい恋物語。モテキにも引用されたミュージカルシーンがイイ!そしてゾーイ・デシャネル演じるサマーは男の好みのツボをしっかりと心得ているな(笑) 「私もザ・スミス好き!」と話しかけられて「To die by your side Is such a heavenly way to die~♪(君のそばで死ねるなら、それはなんて素敵な死に方だろう)」なんて歌われたら・・・そりゃ惚れるって。 あと、トムとサマーがアダルトコーナーに入ると「なんだよ・・」みたいな感じでおっさんが出てくるシーンがあるけど、おっさんの気持ちすごい良くわかるなぁ。カップルでアダルトコーナーに入って来ちゃダメだ!すっごい気まずい! [DVD(字幕)] 9点(2011-10-10 18:47:04) |
160. ノーウェア・ボーイ/ひとりぼっちのあいつ
《ネタバレ》 ジョン・レノンにはこんなに愛されてるのに孤独ぶったりして大人気ない時期があったのか・・・。学校の友人、バンド仲間に恋人もいるなんて全然ひとりぼっちじゃないじゃん。育ての親と産みの親がいる気持ちは分かりかねるけど、それにしてもわがまますぎじゃないか?年齢的に仕方ないか。殴られたポールかわいそう。 実母のビッチぶりを演じたアンヌ=マリー・ダフがうまい。 DVDの特典を見て知ったんだけど、アーロン・ジョンソンってこの作品の(23歳年上の)監督と結婚してしかも子供もできちゃったんだねぇ。アーロンと同い年の僕は驚愕してしまいました・・・笑。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-10 18:01:31) |