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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1615
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1581.  呪われた修道院 《ネタバレ》 
ナンスプロイテーションというジャンル自体は、70年代を通して流行して⇒で80年代に入って急速に衰退した…てコトだと思うので、ワリとそのジャンル終盤に於ける作品…というコトになるのかと思います。で、監督があの(節操の無い・恥知らずな・The 劣化コピー機&B級ホラー界の面汚し、な~んて)ブルーノ・マッティ a.k.a ヴィンセント・ドーン(他)なんで今作もやっぱ当時の流行りホラーのパッチワーク的なコトにも(また)なってもーてますね(+その上でのナンスプロイテーションだと)。大まかに言うと、舞台が修道院な『サスペリア』すね。殊に、ショックシーンの画ヅラに赤を多用してるトコなんかと、あといちおう全編通して謎・トリックが仕込まれていて⇒でソレが部分的にはやや不可解なトコロも、でしょーか(⇒コレは、イタリア製宜しくジャーロ風…と言っても好いヤツかも)。んで他方、ショック描写の部分的なトコロは例えばフルチだったりロメロだったり、あと話のキモ or トリックの部分は少し『オーメン』ぽかったりもします。まあ、全体としては別に全然面白くはない平凡な作品だとは思います(⇒ケド、確かに大いに時代相応+時代っぽさ・時代の風ってのを感じられる作品だ、とも)。  しかし乍ら一点、極めて意外で失望だったのが、今作て(こんな感じなのに)エロがほぼ入ってないのですよ。で、こちとらソレを多少は期待して観てるんで(⇒ナンスプロイテーションてそーいうヤツでしょ!)だから裏切られてとてもとても哀しいので更に一点引いておきます。やれやれ…
[ビデオ(字幕)] 2点(2023-08-30 09:40:52)
1582.  ハウス・シャーク 《ネタバレ》 
あの『ジュラシック・シャーク』『デビルシャーク』級…とも風の噂には聞いていたのですが、その手合いに比べれば全然チャンとした映画ではありましたね(勿論、あの連中に比べれば、ですよ!)。でも、根本的にストーリーも一貫してますし、主役も3人誰が誰だか分かる状態で最初から最後まで出続けますし、んで彼らの(劇中での)本職・実際のキャラ・武器その他&サメ映画としての展開運び、も含めて『ジョーズ』をかなりキッチリと明確にオマージュした作品でもありますし、他にも観てると色んな名作映画の香りが其処彼処で微かに匂い立つコト…も踏まえると、何となく監督自身が好きな映画を自分でも撮ってみたくなったからだよ!とまで思えましたかね(+コレも何となく、監督の年齢も分かっちゃいそーな気がするな…とも)。  しかし「無能な働き者」のハナシだ…とまでは言いませんが、モチベーションと方向性を持って頑張ってつくったから好い…というワケでねーのもまた確かでして、まず一つ、第一に期待したトコロの「ハウス・シャーク=家の中にサメが!」というコンセプトの達成度は、正直ゆーて精々3%くらいかと思います。ジャケ写の様な画ヅラは(当然の如くに)影も形もありませんし、壁や天井をブチ破る派手なシーンも在ったか無かったか分からないレベルで、唯々サメの「着ぐるみ」が家ン中をうろついてるという映画…でしかなかったのですよね。。(モンスター=恐怖の対象としてはナニもかもが「ヌルすぎ」ですね。。)二つ目、全編通しても特に「下半身」の方面の全方位に対して極度に品性下劣な映画…でもありましてですね。。(好きくない。。)  そして何より、ココに関しては最初に述べた2作品=映画史に輝く極・超・最底辺サメ映画、にも明確に大幅に激烈に劣る!とゆーのが、シンプルに尺が長すぎるんですよこのサメ映画……百億万歩譲って、ハウス・シャークの存在が明確になって⇒かつ主役3人がグダグダを極めながらもタッグを組んで恐怖の家に踏み込んでゆく…迄が1時間掛かるのは(ホラー愛好家の端くれとしては)好しともしますよ。でも、そっから先が何故にまた50分も掛かるのでしょーか?この50分に関しては全てのシーンが(また当然の如くに)下らなすぎ、そしてどのシーンも揃って同様に冗長で長すぎ・タルすぎなのですよね。。結論、ひとつダケ、せめてこの後半がこーじゃなかったら=50分じゃなくて半分の25分に圧縮されて居たなら、たぶんもう1点は高く付けたかな、と思いますかね。。
[インターネット(字幕)] 2点(2023-05-25 23:35:28)
1583.  ゲロゾイド 《ネタバレ》 
原題ではありませんが英語タイトルにしても、かつ内容(とゆーか演出の諸々)にしてもやはり『死霊のはらわた』を相当に意識しているヤツですね。特に、地を這うかの様な悪霊目線のカメラワークとか、そしてその悪霊?のチープながら生理的嫌悪を催すグログロな見てくれとか…にその「パクリごころ」が全く隠しきれてない…と言いますか。しかし、観終わるととにかく「それだけ」の映画だったとゆーか、唯々『死霊のはらわた』ぽく+あとは流れで…位しか企画書に書いてなかったんじゃねーか⁉とゆーか、実にごく高度に「やっつけ」なホラーの仕事だと思われましたね。ストーリーは当然の如くに皆無・空虚ですし(⇒コレを元ネタリスペクトだとはワタシ認めませんよ!)何より肝心の終盤30分のショック展開にも明確なる意図やコンセプトが全く見出せませんのですね(=「やりたいコト」ってのが何処にも見当たらぬ…)。よしんばやっぱし、ソレは敵方の主役の(ジ・Oみたいな隠し腕を備える)妖怪女だった…としたトコロで、翻ってじゃあ何故にソレがこーいう取り留めの無い展開運びになってまうのでしょーか?と。。ロケ地がまあまあ風光明媚+レトロで好い感じだからソレを活かしたシーンとゆーのが無くもねーのですが、個人的にはソレすらもまた「やっつけ」だなあ…と思われてしまいました(思い付きだろ!と)。画質が激ワル+単純に暗くて分かり難いシーンが(特に終盤は)多すぎる、というごく物理的な事情も含めて、ちょっと低めに寄せたこの評価としてしまおう…と思います。残念作。
[インターネット(字幕)] 2点(2023-05-25 23:19:11)
1584.  悪魔のかつら屋 《ネタバレ》 
確かに、ホラーだと偶に結構在るんですケド「ああ、このシーンが撮りたかったんだな…」≒「他は正直全部どーでも好い=取って付けなんだな…」という現象なのでして、まあゆーてハーシェル・ゴードン・ルイスってのは何なら全部そーだ、とも言えるのですケド、今作は中でもソレが際立ってる…というヤツですかね。ショックシーンは計4回(犠牲者の女性3人+オーラス)で、ソレ以外のシーンは本当にマジでドコまでもひたすらにどーでも好い…のですケド、にしてもナ~ンだコレ?という超・陳腐で激・くっだらないシーンばっかなのですよね。逆に、ソレが(も~シュール・コメディばりに)ちょっと笑えちゃう…て始末なのですわ。  件の探偵ごっこの(失笑せざるを得ないという意味での)微笑ましさも然るコトながら、続く劇中映画シーン=こんな史上最高レベルにつまらない映画の中でソレよりも更につまらない映画を表現するという高度なメタ芸術、は久方振りにも~エド・ウッドの「風」をすら私に感じさせてくれましたよ(『グレンとグレンダ』以来のアヴァンギャルドっぷり)。あと、ま~た本当に何の意味・脈絡も無くレース場のシーンが挿入されたりするのですケド、コレも何故だか「夜」なのですよね(だから正直、車もナンもよー見えん…という)。コレとて何故に単に昼のレースを撮らなかったのか…とも~一晩は問い詰めたいです。  もう一つ、その女性殺害シーン3回についてもよ~く観ると、コレ場面の順序と画角が全部同じなのですよね(応接間⇒作業場⇒現場の倉庫のドア外側⇒ドア内側⇒作業台でのメインのスプラッタ、が全部カメラ位置が同じ…)。私もよーやく気づきましたがコレってハーシェル・ゴードン・ルイス「流」だったのですね(⇒だから『血まみれ農夫の侵略』でも全く同じコトをやってたのは立派な「オマージュ」だったんだな、と)。う~ん要らないと思うケドな~そーいうこだわり…(もっと違う人の違うモンを参考にせーよ…と)
[DVD(字幕)] 2点(2023-01-22 19:32:02)
1585.  ターミネーターX<OV> 《ネタバレ》 
安直なタイトルですが、観てゆくと少なくとも終盤までは『ターミネーター』つーよりは明らかに『マトリックス』に近い感じ(モチロン「どちらかと言えば」の話ですよ)なのですね。年代的なコトもあるのでしょう。ただし、ラスボスは明らかにターミネーター(のバッタもん)ぽいし、終わり方もソッチ寄りですかね。まあ、どっちにしろ元ネタに比肩する…なハズも全然無くて正にC級!というレベルのクオリティです。例えばホラーとかなら、このレベルの低予算でもやり方次第ではナンとかなるコトも(稀に)あるのかも知れませんが、これがSFとなるとやっぱチョイとキビシイ…というよーにも思います(どーしたって世界観とか、或いはコミュニティ全体のパニック感とかでボリュームを感じさせないと雰囲気が出ない…て場面が出て来がちで)。  主人公その他も決して好くはないですが、おそらくモーフィアスのポジションな黒人の兄ちゃんがまたちょっと酷かったすね。ナニを言ってるのかも終始分からんし、謎の人物感もまるで無いし、見た目的にもモーフィアスつーよりはむしろ『ブレイド』の方だったですかね(んでもってオーラスでも弱くてまるで役に立たないし)。
[DVD(字幕)] 2点(2022-03-22 00:00:15)
1586.  死霊のいけにえ(2000) 《ネタバレ》 
定期的に記憶を整理しとかないと都度こんがらがる、とゆーのがあるのでして…   ・『悪魔のはらわた』:ポール・モリセイ(アンディ・ウォーホル)のシュールで変なホラー。 ・『死霊のはらわた』:サム・ライミの出世作。散々シリーズ化・リメイクもされてる良作。  ・『悪魔のしたたり』:ジョエル・M・リードのクソオブクソオブクソ映画。史上最低映画の最有力候補の一つ。 ・『死霊のしたたり』:ユズナ&ゴードンの良作コメディホラー。こちらもシリーズ化。  ・『悪魔のえじき』 :公開時は『発情アニマル』というタイトルだったリベンジスリラーの佳作。最近リメイクされてる。 ・『死霊のえじき』 :ロメロ(旧)三部作の三作目、原題『デイ・オブ・ザ・デッド』のこと。  ・『悪魔のいけにえ』:トビー・フーパーの出世作にして史上最高のホラー映画の一角。死ぬ程シリーズ出続けてる。 ・『死霊のいけにえ』:???   ※調べると他にも『悪魔(死霊)のシスター』とか『悪魔(死霊)のささやき』だとか、こーいうのは結構色々ある。  ※余談だが『悪魔のシスター』はデパルマのそこそこな有名作であり、私はこれを観ようとして『地獄のシスター』という全くの別作品を観てしまったことがある(『死霊のシスター』は割と最近の完全なる別作品であり、『死霊館のシスター』のバッタもんなのは言うまでもない)。  ※これも余談だが、アンドレアス・シュナースの代表?作『ヴァイオレンス・シット』シリーズも邦題は『悪魔のえじき』を基本としている(『悪魔のえじき+~』みたいにサブタイトル付くけど)。まあ、どれもどーでもよい出来ではあるのですが…   戯言・冗談はさておきまして、本題は今作『死霊のいけにえ』である。これまた割と最近、同じタイトルの別作品が出て来てしまっていることもあり、上で挙げた作品の中では格段に印象が薄いのも事実であろう。ただ観てみると、ある意味今作を「無かった」ことにしてこのタイトルを別作品に付けちゃった理由もすぐに分かるとゆーか、そもそも何故に今作にこのタイトルが付いているのかもすぐに分かるとゆーか、今作は一言で言うと『死霊のはらわた』の何十番煎じかのひとつ、でしかない(それもごく最低レベルの、という)。  個人的見解としては、殆ど丸パクリなのだからせめて元ネタの精神(スピリット)、つまり「グロ描写はあくまで派手に、それ故のチープさ・粗さはカメラワーク・見せ方といったトコロのテクニックでカバーする」というコンセプトは継承しておいて欲しい(でなきゃ「意味」が無い)と思うのです。今作はソレが全く出来てないのですよね。監督さんよ、お前さんはいつもどーいう心構えで他のホラーを観てるのか、と。(根本的に)中身の無いホラーを表面的に観て満足する、なんざまるでプロでも何でもないですよ、と。色々と「キビシイなあ~」と思っちゃう一作でしたすね。
[DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2021-07-17 12:33:32)
1587.  ナイト・アンド・ザ・シティ 《ネタバレ》 
コ・レ・は………名作リメイクというジャンルとしては、私が嘗て観てきた作品の中でも実にワーストかも知れません。何がしたかったといって、傑作フィルム・ノワールであった元ネタの「良かった点」というモノをひとつ残さず全て念入りに擦り潰してやったぜ!とでも言いますか(ワザとやってるとしか思えないレベル)。何ですかね、今作のスタッフはジュールズ・ダッシンになんぞ恨みでも有ったのですかね?  元ネタとの比較、という観点を含め、突っ込みドコロは余りにも多すぎてとても拾い切れません。3つだけ言わせて下さい。  ①要するに、戦後直後のハナシを90年代に持ってきたというのがそもそも無理筋すぎる、というのが最大の敗因だといって過言でないのでしょーが、ボクシング興行で一花咲かせよう、という大元の部分にとにかく今どき無理がありすぎます。どだい、カネが足りない!つーて数千ドルの調達に悪戦苦闘してるようでは、儲けだって高が知れています。何をそんな小銭稼ぎのお遊びに必死になってるのだろう、というコトに加え、そのささやかな企てすらデニーロの手際が悪すぎて最初から上手くいく気が全然しないのですよ。あの手この手で何とか一攫千金が目の前に…という状況なくして一体何のスリルが生み出せると思っているのでしょうか?  ②フィルとヘレンというのは、元ネタでは「如何にもな脂ぎった金持ち」と「そんな夫が死ぬホド嫌いだけど夫と別れたら生きていけない女」でした。これも今どき(90年代)そんな夫婦はそこら辺にゃ居ないだろ、とは言え、そこの設定を崩してしまったらヘレン側のお話は全く成立しないというのは誰にでも分かるコトです。今作はそれをやっちゃってる、というか、これならヘレンはハリーと仲良く裏工作など企まずに、とりあえずただフィルと離婚すれば好かっただけなのではないのでしょーか?ヘレンについてはもう一点、彼女のキャラクターを元ネタのジーン・ティアニーの役とミックスしてしまったことにより、キャラとしてのキレ・凄みがまるで失われてしまってるのも非常に残念に思います。  ③何より私が一番致命的だと思うのは主役のデニーロです。全体の出来が悪すぎて、彼の出来自体が良かったのか悪かったのかを論ずる必要があるとも思ってないのは確かですが、ハリー・ファビアンというのは要するに「詐欺師」の属性なのですから、軽薄で、口(だけ)が上手くて、無駄に愛嬌を振りまく三枚目の風情を纏っていなくてはならない人物です。前述どおりデニーロ自体の出来が悪かったとか成立してなかったとか言うつもりも無いのですが、これは流石にちょっとミスキャストが過ぎるでしょ、とも思います。結局今作はややコメディタッチに終わらせるという方針を採用していますが、であれば尚更、もっとフツーにコメディアン系統の役者を使うべきだったと私は信じて止みません。  もし、こんな本作を観たいという人が居るならば、一点だけ忠告させて下さい。必ず元ネタから先に観てください。一番やってはいけないのは、本作がつまらなかったからといって元ネタを観ない、ということです(それは貴方の人生の価値の喪失に他なりません)。更に、元ネタと本作を見比べることによってリメイクという映画ジャンルについてのある種の知見というものが深められる、その部分に、本作が製作されたことの価値というものが生じてくる、のではないかと思っています。
[DVD(字幕)] 2点(2021-03-07 02:58:23)
1588.  デビルズ・メイド/死霊家政婦 《ネタバレ》 
再生ボタンを押して3秒後には「あ、これB級のレベルに達してないヤツだ」と気づいたワケですが(今回は狙ったのではなく、ホントに知らなかったんですって)オープニングロールを観てゆくと(パペマで有名なあの)製作総指揮チャールズ・バンドと来た…というワケで今作、全体的な質感はかつてのパペマ、或いは『チャイルド・プレイ』的なチョイ低年齢層向け(=少し子供騙し)な雰囲気をいくぶん醸してるのを、これでもかと滅茶苦茶チープにした、という感じですかね(実は私、パペマの旧シリーズって観たことないんですけど、大体そんな感じじゃねーかと思ってます)。  しかし、内容は極めていい加減ですね。そもそも邦題が超絶いい加減で、主役のババアはデビルですがメイドでは更々ありません(じゃあ何なんだ、と言われてもサッパリ分からないのもまた事実ですが)。要は、このババアは人間の皮を被った悪魔で、だから背中に皮を閉じ合わせる時に出来た「紐の結び目」が在るのですよ。原題の『STITCHES』というのはそれを指しています。  とにかく、何の目的だかは分からないけどみんなが集まってる家に、このババアが特に説明も無く紛れ込む所から話はスタートします。が、あとはほぼこのババアがやりたい放題やってるだけで、家人は抵抗も疑いも為す術も無く毒牙にかかってゆく…というだけです(マジで)。諸々の描写のチープさは極め付きで、普通のホラーなら絶対あるハズのババアが正体を顕すシーン(=皮を脱ぐ)も無いという肩透かしぶり。ほぼ観る価値の無い正真正銘のC級作品に間違いはありません。
[DVD(字幕)] 2点(2021-02-17 10:58:51)
1589.  食人族2 《ネタバレ》 
とにかく強く感じるのが「既視感」。大半がどっかで(主に前作『食人族』で)観たことのある描写・展開で構成されてゆくというか、むしろ何か自分で縛りでもかけているかの様な。これはもしかして大いなるオマージュなのだろうか(それとも最早ネタを考えるのすらメンドくさいということなのか)?  更に痛いのが、そのパクリ描写のいずれもが以前に観たものよりショボいクオリティに為り下がっているという点。一番はかの有名な「串刺し女」だろう。オリジナルの方のそれは確かに流石に有名になるだけの迫力やリアリティを備えていたのだが、今作ではそれがただ血塗れの女が棒に紐で吊るされている、というチャチなシーンに変わってしまっていたり(話の中で出てくるタイミングが同じだから何とか「コレはアレなんだ」と気づけたケドさ、多分単純に撮り方が分かんなかったんとちゃうかね)。問題の動物殺戮シーンも2000年代にもなってま~だ入ってるのだが、申し訳程度にちっこいワニを殺すだけになってるし(別にこれは喜ばしいコトかとも思うケドね)。  要するに、前作のネームバリュー以上の価値というものが皆無な極めて程度の低い続編です。逆にこの進歩の無さは(23年も経ってることを考えれば)奇跡に近い、とも言える(だからなんなんだ、としか言い様は無い)。
[DVD(字幕)] 2点(2021-01-28 20:19:43)
1590.  ヘルブレイン/血塗られた頭脳 《ネタバレ》 
『悪魔のサンタクロース』シリーズの3作目。前作の犯人リッキー(彼は第1作の犯人ビリーの弟である)が昏睡状態になっている所から物語はスタートする、が………結論から言うと、とにかくタルい、まだるっこしいねコレ(これはもはや全身が痒いっす)。  通常のスラッシャーよりも早め、開始30分くらいで犯人が目覚めて主人公のテレパシー少女(盲目)を追っかけ始めるのだけど、そこから全くもって展開がスピードアップしてゆかず、犯人が先回りして主人公の実家でばーちゃん殺して待ってるのに、主人公は暢気に映画観てるわ、連れの兄貴は彼女と散々イチャついてるわ(一緒に風呂入ったりだの散歩したりだの)、緊迫感も何もあったもんじゃねーというか。特に真ん中30分間の存在意義が私には皆目分かりませんです。  展開運びのみならず、個々のショックシーンのつくりもタルい&ヒドい。モタモタもそうだが、一部はショックシーンなのに音楽すら入れてなかったり、兄が襲われてるシーンでは助けもせず主人公がただ逃げちゃってたり、犯人は素手で扉とかぶち破りまくり(そらいくらなんでも無理でしょ、と)だし、あと普通のホラーだったら電気落としてるべき場面でも灯りが煌々と点いてたり、ホラーとしていくら何でもやる気が無さ過ぎる。もう一点、主人公と兄貴の彼女が双子かってぐらい外見がソックリなんだけど、何故こういう意味の無い妙なことをするのでしょうか(見分けにくいから髪型くらい変えといてくれよと)。  監督は全くホラー畑の人ではないのだけど、恐らく戦前のホラー映画しか観たことなかったのでしょうね(この人、今作のあと21年間も長編監督作を撮れなかったらしく、その意味ではちょっと笑えないすケドね)。
[DVD(字幕)] 2点(2020-11-09 06:41:30)
1591.  サイレン FORBIDDEN SIREN 《ネタバレ》 
元ネタのゲームとゆーのは『バイオハザード』『サイレントヒル』と並ぶ日本産ホラーゲームの世界的スーパーメジャーで、かつ、その「怖さ」とゆーのが最も「日本的」である作品だと思われる。他2作品は映画化もある程度成功しており(まあ『バイオ』の映画化はホラーじゃねーけど)、その意味でも今作に掛かる期待というのは、決して小さく無かった筈だと思われる(しかも今作は邦画な訳だし)。  元ネタというのは、禍々しく呪われた土地を舞台に、そこに住まう怪しげな人々が織りなす陰謀を解き明かしていくというミステリー要素を多分に含むものだったと思われる。翻ってこの映画では、その前半1時間近くを使って、とりあえずその不気味な舞台設定の方をある程度しっかり説明してくれる。そこで説明される設定自体(人魚伝説と不老不死の住民とやら)は、そこそこ元ネタの雰囲気も醸しているし、率直に別にそんなに悪くはない様にも感じられる。  しかし、そこから先はと言うと、これがひたすら怪物と化した住民が襲ってくるだけ、という単純極まりないホラーになってしまう。「何故」彼らが、しかも「このタイミングで」襲ってくるのか、という部分が全く謎であり、加えてどうもそれを説明する気もまるで無いよーな感じなのだ。なので正直、ホラー展開開始から最終盤までは、これは「お話が成立していない」と思って観ていた。  そこで、あの妄想オチだ。確かに「お話が成立していない」ことについてはこれで説明がつく。罪深いのは、ここで何から何まで全部妄想でしたあ(=舞台設定も全部ウソでしたあ)、としてしまったことだ。正直、これでは『SIREN』でも何でもないではないか。これは、元ネタの外皮を纏った極めてレベルの低いサバイバル・ホラーだ。何故「極めてレベルが低い」かと言えば、サバイバル・ホラーとしてすらもお話に整合性を付けることを放棄して妄想オチにしてしまっているからだ(加えて、何故そんな妄想を抱くに至ったかという理由の部分も極めていい加減だからだ)。これはリメイク以前の問題だし、リメイクとしても前述どおりリメイクと呼ぶのが憚られる様な有様だ。雑で手抜きで魂の入っていない、酷い映画だ。  ※実は、どうもラストに少し仕掛けがあるようなのだが、とにかく主人公の妄想設定がご都合主義すぎて、そういう仕掛けを施せる様な整合性が物語に存在しないので取って付け感が甚だしい。ラストでそんなこと言われても、残りほぼ全部のつくりの悪さは挽回できねーよ、という感じ。  例えそんな今作でも、多少なりとも「怖い」なら、ホラーとしては存在価値が無いとは言えない。しかし、これが全く怖くない。目から血ィ出した人間がワラワラ襲ってくるだけで、今どき何が怖いというのか。そのうち一人は何故かココリコ田中だし(お笑い芸人がやったらそれはコントでしょ、と)。そもそも、何で原作準拠の禍々しいクリーチャーを出そうという努力すらしないのか。原作の「日本的な」怖さを実現する、とかいう以前のレベルで、つくづく魂が込められてないのだよね。。
[インターネット(邦画)] 2点(2020-07-26 22:44:33)
1592.  ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります 《ネタバレ》 
ラストにフリーマンは呟く「この数日は、ローラーコースターだった」と。正にその如く、のっけから犬が腰抜かしただのテロルだの、家を売ったり買ったりも含めて、とにかくま~忙しないコト。「アレ、これシニアな映画ですよね?」という強烈な違和感の源泉は、年甲斐も無く元気「すぎる」主演の二人の若々しさに在る(それ自体は喜ばしいことなのかも知れないが)。そう、この二人、どー見てもこの家を売る必要なんてないのだ。その意味ではこの結末、確実に予定調和なボンクラだと断言できる。  しかし、ま~不愉快な年寄り夫婦でしたね。家を売るってえのも、結局単なる思い付きでしょ?要は暇潰し、小人閑居して不善を為す、てえヤツですよ。他人の迷惑も気遣いも全く己の眼中には無く、自分の感情のみを優先して行動することに微塵の悪びれもせず、その癖カネにだけは小汚い。怖気が走る程にリアリティの在る、正に「老害」そのものでしたね。  リリーがキレるのも無理はねーですよ(てか、彼女にしか感情移入できないすよ本作)。結論、観たかったのとは一周回って更に180度真逆の映画でした。やれやれですね。
[インターネット(字幕)] 2点(2020-07-22 22:53:19)
1593.  ドイツチェーンソー大量虐殺 《ネタバレ》 
見た目の話だけをすると、ドイツ版『悪魔のいけにえ』、ただしチェーンソーは出て来れどレザーフェイス的なのは出て来ない。グロ描写も総じて超チープなスカタン(量は結構多いけど)。展開運びも全体的に相当に訳ワカメで、単純に映画として観る場合の価値は決して高くない(頭に火を付けるウド・キアーが多少ユニークなくらい)。  真の問題・論点はやはり、無辜の東独移民を西独民が無差別に虐殺しまくると言うテーマ部分のインモラルさであろう。ドイツの東西統一直後の作品ながら、本作には東独民に対する純粋な憎悪(彼らの西への流入によって雇用が奪われることへの理性的な批判であるとか、分断された民族の同族嫌悪的なエクスキューズだとかを感じさせない、ゴキブリに対するかの様な根源的で救い様の無い感情)しか感じ取れない。本作のグロ描写は、シンプルにグロ映画が好きだから映像的にチャレンジしていると言うよりは、本当に東独民が憎いが故に奴等を挽肉にしてやりたいという意味で挿入されているのであり、だから描写のチープさはある種問題の外なのである。  何故、シュリンゲンズィーフは本作をここまでラディカルに撮ったのであろうか(売名行為ならばまだ「救い」はあるが、本気でやっているなら間違い無く彼は病気だし、彼を生んだ西ドイツ映画界・社会も病んでいるのだと思う)。放送禁止系の映画としては、ある意味で稀代の一作。
[DVD(字幕)] 2点(2020-02-24 23:55:33)
1594.  犬鳴村 《ネタバレ》 
ぬ~ん、何から指摘してよいものやら…ヒッドイわこれ。。。  我慢してマジメに観ていたが、人間だか人外だかよう分からんハンチングの兄ちゃんと映写機回し始めた辺りで諦めた。そもそも該当のシーンは、どこで映写機回してんのかもどこからフィルム持って来たのかも、つーか何であんな(秘匿すべき行為の)映像が残されているのかも全てが判然とせず、ストーリーとして全く繋がらない。ここまで取って付けな展開運びでOKだと思ってるのは、正直観客をナメている。全体的にシナリオはしょーも無いアイデア(というか単なる思い付き)の寄せ集めレベルの超絶テキトーな代物であり、整合性も必然性も何も在ったものではない。例えばそれは、実際の犬鳴村の都市伝説の構成要素を碌に検討・取捨選択もせずに根こそぎ放り込んでいることからも見て取れる。締切間際で1ページも書けておらず、3日徹夜した挙句に変なテンションでやっつけで書いた様な脚本、てな感じ。  例え話が意味不明であっても、本作はホラーである以上、恐怖描写に観るべきモノが有ればそれだけで充分なエクスキューズたり得るとも言えるのだが、コッチの方面も至極微妙な出来としか言い様が無い。恐怖描写は奇怪、と言うよりどれも妙ちきりんで、センスの欠片も感じられない。これに関しては、冒頭、霊障でトチ狂った女子が「犬が西向きゃ尾は東♪」とか歌ってる時点で気付くべきだったと大いに反省している。  正直結構期待していただけに、極めて残念。ご覧になるなら、ご覚悟を召されたい。
[映画館(邦画)] 2点(2020-02-08 02:58:33)
1595.  リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》 
ショボい特撮も相当に薄ら寒いが、シナリオも所々意味不明だったり、あっちゃこっちゃ行ったり来たりと定まらなかったりで、なんとも酷い有様。見所も皆無。エンドロールを確認すると、監督・脚本・製作がワンマンっていう作品。コンセプトもアイデアも無いのに、仕事が無いからただただ続編作りましたってのが一目瞭然、正に自己満足の極み。そんなのに付き合わされるこっちの身にもなってみろと(前作がヒットしてるならまだしも、完全に自業自得だが)。
[映画館(字幕)] 2点(2020-01-16 23:46:37)
1596.  ラストサマー3 《ネタバレ》 
1作目の謎解き重視なスタイルでの続編と見せかけて、犯人は例の漁師のゾンビでしたあ、という、無責任極まりない支離滅裂な酷いシナリオ。これは酷い。
[DVD(字幕)] 2点(2020-01-16 23:39:09)
1597.  呪怨 -ザ・ファイナル- 《ネタバレ》 
どれも凡庸な出来の脈絡の無い恐怖シーンをグダグダと垂れ流しているだけで、ストーリーも無ければコンセプトもアイデアも見所も全てが皆無の酷い映画。平愛梨やらヒカキンやらおのののかやらの有象無象共の起用もはっきり言ってこの映画に何ももたらしていない。作るだけ無駄であった映画としか言い様が無く、なので、観るのも単なる時間の無駄でしかない。
[インターネット(邦画)] 2点(2019-11-24 09:45:23)
1598.  着信アリ2 《ネタバレ》 
大して出来の良くなかった前作の設定を更に無理やり押し広げて制作した続編だが、(ある意味当然)余計に訳分からん話になっただけで出来は更に劣ると言う他無い。特に意味が分からないのが日本と台湾の話を無理やりクロスオーバーさせる謎展開。また、残り40分以降は最早完全に意味不明の滅茶苦茶。ホラー描写の出来の悪さに言及するまでも無く、駄作の中でも最低レベルのクソ映画。演技面では瀬戸朝香は可もなく不可も無く程度だが、ミムラはそこそこ良いかも(ルックスも好き)。
[インターネット(邦画)] 2点(2019-11-20 21:28:59)
1599.  マザー!(2017) 《ネタバレ》 
寓話的な不条理劇だが(解説によれば聖書のメタファーらしい)元ネタとの細かい附合はさておき、まずはとにかくネガティブなモノしか感じ取れない映画である(端的には人類の愚かさ、だとか)。前半はこれでもか!と言わんばかりの不愉快さで、秩序が崩壊する後半は余りのコトに段々どうでも好くなってくる。個人的な結論(ポリシー)として、映画は「人間性に対して」ポジティブにあるべきだ、と思っているので(私にとって映画とは「人間賛歌」なのですね)正直、最高レベルに嫌いだ、という作品です。ただし、暴力・残虐シーンのキレ味や、随所における不安を煽る演出の巧みさ、なんかは流石と言って好いクオリティか、とも。
[インターネット(字幕)] 2点(2019-11-19 21:04:10)
1600.  血まみれ農夫の侵略 《ネタバレ》 
雰囲気や、ホラー的なコンセプト(=ドルイド邪教の儀式)だとかも含め、諸々とハーシェル・ゴードン・ルイスの『血の祝祭日』にチョイと似てるかな…なんて思ったりもするのですが、ソレでもアッチとコッチじゃあだいぶん知名度にも差があんだよな~てのが(団栗のナンとやらとは言えの)二作品の間のクオリティそのものの明確な差、というコトでもあるかなと。ゆーて、5段階に分けるならドッチも最下層ですが、100段階だったらアッチは98番目でコッチが99番目…てなコトではありますケドね。そもそも『血の祝祭日』が1963年の作品なのに対してコッチは1971年製ですからね。比べるなら1972年の『ゴア・ゴア・ガールズ』の方であって、だからソッチでは見られるテクニックの(微かな)向上・軽いエロ描写・かなりドギツくなったグロ、こーいったモノが今作にはほぼ含まれてないってのは、単純に一体どーいうコトなのさ⁉と。  前述どおり、エロもグロもマジで全く大したコトないという圧倒的な拍子抜け以外にも、も~とにかく映画技術の稚拙さが随所で目に付きまくりますのですね。基本ナニやってんのか分かんない(まるで伝わらない)展開運び、纏めて撮りたいのは分かるケドも同じ場所での違うシーンをなんで全部同じ画角で撮ってんだ!という低級なカメラワーク、等もかなり高度に酷いのですが、個人的にいちばん許せなかったのが音楽の使い方ですよね。多分、既存のナニかを流用してるのですケド、だから毎回シーン終わりの変なトコロでブツ切れるわ、んで次のシーンは無音で始まるからその意味でもブッタ切れた感しかしないわ…てガッカリが(コレも)何箇所あったコトか!結論、下には下がある…とはこのコトでさーね。
[DVD(字幕)] 1点(2022-09-28 20:02:46)
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